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学力は、読解力と語彙力と数理力で決まる――しかし、解ける学力のレベルから、使える学力にしていくことが必要 as/5535.html
森川林 2026/06/23 07:19 



https://youtu.be/X3TWMnCQWdI

◆◆学力の三つの土台

 学力は読解力と語彙力でほぼ決まるというタイトルの記事がありました。

「学力は“語彙力と読解力”でほぼ決まる?」東大受験で痛感した“伸びる子・伸びない子”の残酷な国語力格差
https://news.yahoo.co.jp/articles/76d5e756123bc09bf2895255290b4a0c5ba5141b

 これは、私が普段接している子供たちの実態とも合っています。

 しかし、もうひとつ付け加えるならば、学力は、読解力と語彙力と数理的な力を土台としていると言えると思います。

 数理的な力とは、計算力をはじめとする、物事を数理的に考える力です。
 これによって、数学が少なくとも苦手にならない、できれば数学が得意になる力をつけておくことが学力のひとつの要素になります。

 しかし、本当に大事なのは読解力と語彙力の方で、数理力は3番目の学力の土台と言っていいと思います。

◆◆読解力は読書によって育つ

 さて、読解力を育てるのは読書です。
 国語の問題集を解くことではありません。

 しかし、その読書は、ただ本を読んでいればいいというのではありません。
 最初は、多読が大事です。
 次に、熱中する読書が大事です。
 そして、もっと大事なのは、中学生や高校生になったときに、難しい本を熱中して読む力をつけておくことです。

 読書は最初は量が必要ですが、最後は質が必要になるのです。

◆◆語彙力は親子の対話の中で育つ

 では、語彙力はどう身につけるかというと、ことわざ辞典や漢字の問題集で身につけるのではありません。
 親子の知的な対話の中で身につけるのです。

 親子の知的な対話の機会を作るのに最もよい方法は、作文の勉強をすることです。
 毎週書く作文や感想文のテーマに合わせて、お父さんやお母さんが似た話をしたり、自分の考えていることを話したりするのです。

 それは、勉強のように話すのではありません。
 親子の楽しい雑談として話していくのです。

 家族で食事をするときは、みんなでテレビを見ながら食事をするのではなく、親子で楽しく話をしながら食事をするというのが理想です。

◆◆「解ける学力」から「使える学力」へ

 さて、読解力、語彙力、数理力が大事だと書きましたが、さらにその先の話があります。
 それは、読解力を、読み取るための読解力ではなく、使うための読解力にしていくことです。
 それが作文力です。
 読解力の先にあるのは、作文力だと考えておくことです。

 語彙力も同様です。
 その語彙を知っているという意味の語彙力ではなく、その語彙を自分の日常的な考えに使える語彙力としておくことです。
 知っている語彙力から使える語彙力にしていくのです。
 それはやはり、親子の対話や雑談の中で、自分の話をする習慣によって育ちます。

◆◆数理力を生かすプログラミング

 数理力については、数学の問題を解けるというレベルより先に、自分でその数理的な考えを生かせるということが必要です。
 その分野に最も近いのが、プログラミングです。
 プログラミングで自分の作りたいものを考えて作ろうとするときに、必然的に計算や図形を処理する考え方が必要になってくることがあるのです。

◆◆ペーパーテストの学力を超えて

 現在の学校での勉強では、学力は、ペーパーテストで測られるものに限られています。
 しかし、本当に大事なものは、自分が日常生活や仕事の中で使える学力なのです。


※言葉の森のnoteの記事もごらんください。
https://note.com/shine007

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森川林 2026/06/22 12:37 



https://youtu.be/_KQdVSW2E0w

◆◆ホームページのデザイン

 6月中旬からホームページのデザインを変えました。
 「よく使うリンク」が「言葉の森生徒リンク」の中に入ってしまったので、わかりにくかったと思います。
 申し訳ありませんでした。

 デザインを変えた理由は、言葉の森のホームページに外部からアクセスした人が、どこを見ていいかわからないということがあるようだったからです。

 生徒の方は、言葉の森生徒リンクをブックマークに入れるなどして、直接自分の行きたいページに行けるようにしておくといいと思います。

◆◆夏期休業のお知らせ

 8月11日(火)から8月17日(月)まで、言葉の森は夏期休業になるので、その時期の作文の授業は「休み宿題」という扱いになります。
 ホームページに8.2週から8.3週にかけての作文の課題のヒントの動画をアップロードしておきますので、それをみて取り組んでください。
 また、7月、8月、9月の間でご都合の良い曜日時間のクラスに振替で参加していただくこともできます。

 全科学力クラスなどの教科のクラスの人も、やはり休み宿題になりますので、他の曜日時間のご都合の良いクラスに参加していただけるといいと思います。

◆◆夏の期間の休会

 夏休みは、海外に行かれるなど長期間欠席する方も多いと思います。
 しかし、いったん休会という扱いにすると元のクラスに戻れない可能性もあり、再開事務手数料が3,300円かかります。
 できるだけ旅行先や帰省先で授業を受けるか、あるいは7月から9月の間でご都合の良い時間帯に振替で参加していただけるといいと思います。

◆◆全科学力クラス

 全科学力クラスが本格的に始まります。
 全科学力クラスは、小学1年生から中学3年生までの国語、算数数学、英語(小学1、2、3年生は暗唱)、そして4週目に創造発表の授業を行います。
 (文科省の方針で、算数と数学の名称を統一する方向のようなので、このあとの記事は、小学生にも数学という言葉を使います。)

 高校生の場合は1、2、3週に国語、4週目に創造発表という形で勉強を進めていきます。

 中学生は学習塾などで国語、数学、英語それぞれの授業を受けている人もいると思いますが、週1回の勉強で国語、数学、英語をすべてカバーできる全科学力の学習は、能率がいい勉強の仕方です。

 現在、全科学力クラスで学習している生徒は、家庭学習をきちんとしている生徒が多いので、成績の良い人が多いです。
 家庭で1人で勉強することがしにくい人は、自習室に入って学習する習慣をつけるといいです。

 家庭学習の教材は、「言葉の森生徒リンク」の中の「よく使うリンク」の4番の「教材注文」で注文できます。

 小学生の問題集は、標準問題を中心にしています。
 その理由は、受験問題の算数の難問は中学生以降の勉強にあまり結びつかないので、そこで時間を取るよりも標準問題で学年の先取りをして、小学6年生までの間に中学生の勉強に進んでいくと良いと考えているからです。

 中学生の勉強も、これまでは標準問題で学年先取りを考えていました。
 高校入試のある人は、中学3年生の夏休み前までに中学3年生の数学の授業を終えて、中学3年生の夏休みからは受験に特化した勉強をしていくことがいいと思います。

 中学生で標準問題よりも難しい問題をやりたいという人は、発展新演習の問題に取り組んでください。
 ただし、問題集は1冊を5回繰り返すことを基本にするので、どの問題集で勉強するかを決めてから毎日の勉強に取り組むといいです。

◆◆作文クラスから全科学力クラスへの一時的な移動も

 作文の勉強は考える力をつけるための勉強なので、読書と同じように学力の基礎をつける大事な勉強です。
 ところが、小学校高学年から中学生、高校生にかけては、学校での作文指導が、先生の指導評価の負担が大きいからという理由でほとんどなくなります。

 そのため、中学生の中には、学校の勉強をするために作文の勉強は滞りがちになるという人もいるかもしれません。
 そういう人は、勉強に集中できるように、一時的に、作文クラスから全科学力クラスに移動していただくことができます。

 全科学力クラスは国語、数学、英語、発表の授業ですが、自分が力を入れたい教科だけに集中して参加することができます。
 例えば、国語・国語・国語・発表とか、国語・数学・国語・発表とか、または国語・数学・英語・発表とかいうふうに希望に応じて取り組むこともできます。
(4週目の発表は共通)

 相談を希望される方は、事務局にお問い合わせください。

◆◆作文の勉強

 小学3、4年生は作文力が最も小学生らしく伸びる時期です。
 この時期は、小学生新聞などの作品欄に投稿する機会を作るといいと思います。

 また、夏休みはいろいろな作文コンクールがあります。
 言葉の森の生徒は1年間で書いた作文のストックがたくさんあるので、作文コンクールの内容と結びつく自分の作文を探して投稿してみるといいと思います。

 特に小学6年生、中学3年生、高校3年生はコンクールに入選した実績があると、志望校の志望理由書の自己推薦欄に書くことができます。

 しかし、コンクールに投稿する作品の添削は、担当の先生は行いません。
 どうしても希望される場合は、事務局で1人5500円で引き受けますが、できるだけAIを利用して文章のおかしいところなどを直してもらうようにするといいです。

 ただし、AIに直してもらう際は、「自分の元の文体を生かして、直した方がいいところを指摘してもらう」という形にするといいです。
 AIが直しすぎると、自分の文章でなくなってしまう面があるからです。

◆◆読書について

 小学校1・2・3年生までの読書は紙の読書が基本です。
 また、図書館を利用して読んだ本でも面白いものがあれば、家庭で独自に購入しておくといいと思います。
 そうすると機会がある時に繰り返し読めるからです。

 中学生にとって物語文の読書は、娯楽の面が強いものが多いです。
 物語文の本よりも、説明文・意見文の本を読んでいきましょう。
 また、短編の詰まった本よりも、ひとまとまりの長い話の本を読んだ方が読む力がつきます。

◆◆スマホの時間と学力、読書の時間と学力

 スマホの時間の長さが学力に反比例するという調査結果が出ています。
 しかし、これはスマホに原因があるというよりも、惰性でスマホを使うことで読書の時間が少なくなることが原因だと思います。
 毎日の読書をしている生徒は、オンラインクラスでの一人一言の時間にも、また読書紹介での説明でも楽に話をすることができます。

 毎日の読書は勉強と同じレベルで取り組んでいってください。

◆◆言葉の森のnoteのページ

 言葉の森のnoteのページがスタートしています。

 noteは、他のSNSと違い、交流のためではなく、長い文章を書きそれを読むためのSNSです。
 参考になる記事も多いので、noteのアカウントを取得していろいろな記事を読んでみるといいと思います。

 言葉の森のnoteの記事を見つけたら、できる人はフォローをしておいてください。
 よろしくお願いします。

言葉の森のnoteページ
https://note.com/shine007

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