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 作文検定 | 言葉の森 | 作文教室【公式】
 
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漢字や計算の勉強より、読書と対話 as/1425.html
森川林 2012/02/01 20:16 


 実は、言葉の森に来ている子には、優秀な子が大勢います。受験直前まで普通に作文を書いていて、中学、高校、大学入試に合格するという子がよくいます。それも、最難関と言われる中学、高校、大学です。

 もちろん、そういうことをすすめるつもりはありません。受験の前は、受験に関係ない学習は少し休んでいいのです。

 しかし、勉強の基本は底力です。本当によくできる子は、勉強だけでなく、生徒会活動も、部活動も、趣味も余裕を持って熱心にやっています。



 言葉の森の最初の出発点は、作文教室ですが、それを国語教室のような勉強的なものにはしないという方向を決めていました。というのは、国語も数学も英語も、普通に学校で勉強していれば、みんなできるようになって当然だからです。

 しかし、作文はそうではありません。自分ひとりでは、評価も採点もできません。そして、作文が自分でも上手だと思っている子でも、それをどう伸ばせばいいかということがわかりません。だから、作文教室は、勉強の不足を補完するような教室としてではなく、新しい勉強を創造する教室として始めたのです。 

 だから、ほかの教室のように、中高一貫校の入試や、高校、大学の推薦小論文に対応するために、学習塾の一環として作文指導を始めたのではありません。(もちろん、受験にも十分に対応できるように、入試用のオリジナルな作文課題が既に1000近くありますから、どこの塾や作文教室よりも作文指導は充実しているはずですが)



 そして、長年の作文指導の試行錯誤ののちに、作文力の本質が読む力と考える力であり、それは、週に何回か教室に通うことによってではなく、家庭での日常的な生活の中にあることがわかってきました。

 国語力も同様です。よく、幼稚園のころから漢字や計算の塾に通い、学年で習う漢字や計算よりも何年も先まで学習している子がいます。その一方で、そういう塾には通わずに、家でのんびり自分の好きなことをして本を読み、家族と楽しい対話をしている子がいます。

 小学校低学年のころは、塾で勉強している子の方が進んでいるように見えますが、中学年、高学年になるにつれてその差はだんだんとなくなり、やがて、中学生、高校生になると、塾での勉強よりも家庭でのんびり読書と対話を楽しんでいた子の方がずっと力がついてくるのです。



 今日も、小学校低学年の子供のお父さんから、電話の相談がありました。「漢字や計算は小さいころからやっているからよくできるが、読解が苦手らしい」というのです。みんな、同じような勘違いをしています。漢字や計算は、普通に人並みにできていればそれで十分です。そんなところで先取りする必要はありません。

 そのかわり、勉強の点数にのらない読書や対話で子供たちの考える力を伸ばしていくことが大事です。それが、結果的に読解力、作文力に結びつき、子供たちの将来の学力の最も確実な基礎になっていくのです。

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日本を豊かにする新しい産業(facebook記事より) as/1424.html
森川林 2012/02/01 09:10 


 日本を豊かな国にするためには、
 ひとりひとりが、今の仕事とは別の創造する小さな仕事を始めることだ。
 そして、ひとりひとりが、今の消費とは別の小さな支出を
 その創造する仕事0にふりむけることだ。

 それは、お金の流れを、今の行き詰まりつつある無駄の多い化石化した経済から引き上げて、作る人の顔の見える生きた経済に回すことです。

 そして、生きた経済の中心となる価値ある創造の、最も深い源は、人間自身の創造性にあります。

 大人も子供も含めて人間の能力を開花させることが、これからの創造産業の中心になるでしょう。

 創造産業の対極にあるのは、ただ現状を維持することだけのために、人や資金を費やしている産業です。

 守るための産業から攻めるための産業へ。
 これがこれからの日本の目指す道です。

 欠点を直す産業から、長所を伸ばす産業へ。
 ここでも、子育てと同じ考え方が生きているようです。


 そこで、今日のテーマは、人間の能力の開花。

1、能力の開花についてひとこと、
 又は、
2、「のう、りょ、く」「か、い、か」で五七五、
 又は、
3、何でも自由にどうぞ。


 言葉の森では、今、森林プロジェクトで、お母さんやお父さんが、自分の子供や近所の子供たちに、作文、読書、暗唱を教える対話の教育を始めようとしています。

 春の花が咲き出すように、日本中にたくさんの小さな創造の花を咲かせていきましょう。

 今日は、暖かい風が吹いて、人間より本物の草花たちの方が一足先に開花しそうです。

 それでは、今日も明るい日を浴びて、気持ちのいい一日をお過ごしください。


言葉の森のfacebookページ
http://www.facebook.com/kotobanomori

http://www.facebook.com/photo.php?fbid=309711625741675&l=9bc7a85dfc

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手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
■小1から高3まで、年間の作文指導と結びついた作文検定
●評価サンプル
●知識偏重の教育から思考力重視の教育へ
AIと独自アルゴリズムを組み合わせた「日本語作文検定」がリニューアル


●【重要】7月の新学期から作文用紙と封筒用紙の配布を廃止します――手書きの人は作文ノートの利用をおすすめします
●森からゆうびん2026年2月
●思考力を育てる作文教育

●本で最も進んでいるオンライン教育――少人数の対話と個別指導 無料体験学習 受付中。
●詰め込む学習から、創造する学習へ。小1から高3のオンライン少人数教育。小1から高3のオンライン少人数教育。
●担任制で対話のある、5人以内の少人数オンライン教育

●小学1、2年生は作文を始める適齢期です
●小学3・4年生は、作文がいちばん伸びる時期です
●小5・小6から、作文は「考える作文」に変わります。

●高校入試につながる作文力を、中学生から
●入試小論文に対応した作文評価を提供する作文検定(高校向け)
●入試小論文に対応した作文評価を提供する作文検定(塾高校向け)

●学校のための日本語作文検定(学校向け)
●学年ごとの「書く力」が一目でわかる(学校向け)
●総合型選抜・小論文評価業務に関するご提案(大学向け)

●学習塾のための日本語作文検定(塾向け)
●「書ける」ことが塾の強みになる(塾向け)
● 小1からのオンライン作文で、「読む力・書く力・考える力」を一生ものにします(生徒向け)

全国初の本格的な日本語作文検定作文の客観的評価で、誰でも作文が好きになり実力がつく。特許取得の独自のアルゴリズムとAIによる対話型600字講評。(学校塾向け)
●担任制で対話のある、5人以内の少人数オンライン教育 言葉の森
●詰め込む学習から、創造する学習へ。小1から高3のオンライン少人数教育。

●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習