ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 1507番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/12/17
国語力とは、多くの言葉を自分の手足のように自由に使える力(facebook記事より) as/1507.html
森川林 2012/03/30 13:19 



 国語力とは、
 言葉を自分の手足のように自由に使う力だ。
 手足を使うのに、手足に関する知識はほとんど要らない。
 使い慣れることが使いこなす力をつける。

 だから、国語の勉強は、音楽や体育の練習と似ています。

 ドリルを解くような勉強が、国語力をつけるわけではありません。

 ある技能を自分の手足のように使えるようになるには、その技能の典型的なスタイルを自分の体の一部となるぐらいまで徹底して身につける必要があります。

 だから、国語の勉強の中心は、まず第一に家庭となります。

 家庭における読書、対話、暗唱などが勉強の中心で、学校や塾はそのきっかけを作る場なのです。


 そこで、今日のテーマは、

1、国語と家庭についてひとこと、
 又は、
2、「こ、く、ご」で五七五、
 又は、
3、何でも自由にどうぞ。


 身につけるとは、丸ごと身につけることです。

 子供に泳ぎを教えるのに、船の上から海に投げ込んで、おぼれそうになったらロープで引き上げるという方法があるそうです。(されたくない(笑))

 でも、これは、手の掻き方はこうで、足の動かし方はこうで、息継ぎはこうで、と教えるのに比べると、誰でも教えられるという点で能率がいいのかもしれません。


 今日は、風の強い曇り空です。

 もうすぐ新しい4月のカレンダーにチェンジ。

 日本も世界も、目先の景気の上下とは別に、大きなところでいい方向に向かっているようです。

 今日も、楽しい一日をお過ごしください。


 もうひとつおまけ。

 国語力の中心は語彙力です。

 しかし、それは語彙力検定のような知識として勉強するものではありません。

 生活の中で身につけた自然の語彙の量が、その人の語彙力です。

▽NTTの語彙力数テスト
http://www.kecl.ntt.co.jp/icl/lirg/resources/goitokusei/goi-test.html

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
国語力読解力(155) facebookの記事(165) 

記事 1506番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/12/17
子供を創造姓のある子に育てるには親が創造的な生活の後ろ姿を(facebook記事より) as/1506.html
森川林 2012/03/29 09:43 



 ひな鳥が親鳥のあとを
 ついて歩くように、
 人間の子も親の後ろ姿を
 真似して歩く。

 子供がいちばん尊敬しているのは両親です。

 どの子も、親のような人間になりたいと思っています。(最初のうちは)

 子供を読書好きにさせたかったら、まず親が本を読んでいる姿を見せることです。

 子供のころ読んでいたと言って、今読まないのはだめ(笑)。

 子供は、親が楽しそうに本を読んでいる姿を見て、自分も親のように読みたいと思うのです。

 子供を勉強好きにさせたかったら、親がまず楽しく勉強を続けていることです。

 仕事上の必要に迫られて、嫌々、渋々やっているのはだめ(笑)。

 子供は、親が楽しそうに勉強している姿を見て、自分も親のように勉強したいと思うのです。

 親が、もう年だからと自分の人生をあきらめて、その分を子供の勉強に託すのでは、子供は楽しく勉強する気にはなれません。

 親がまず自分の人生を創造的にしようと思い、そのために勉強を始めるなら、子供もまたは同じように楽しく勉強を始めるでしょう。


 そこで、今日のテーマは、

1、親鳥とひな鳥についてひとこと、
 又は、
2、「お、や、こ」で五七五、
 又は、
3、何でも自由にどうぞ。


 子供を創造的な子に育てたいときも、親がまず創造的な生活を送ることです。

 創造的な生活に結びついて初めて読書や勉強も価値あるものになります。

 しかし、ここで問題なのは、読書や勉強まではだれでもできますが、創造する機会というのは、現代の社会では限られていることです。

 自分で自由に仕事をしているのでもなければ、創造する機会はなかなかありません。

 だから、これからの時代は、だれもが自分の小さな仕事を始めるようになると思います。

 最初は小さな仕事でも、それを続けていくうちに、やがて社会全体がそれらの仕事を回すようになり、今の子供たちが大人になるころには、だれもが生活の中に創造の機会を持つようになるでしょう。


 今日も引き続き快晴。

 子供のいる家庭では、春休みで、家の中もにぎやかなことと思います。

 今日も楽しい一日をお過ごしください。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
子育て(117) facebookの記事(165) 
コメント21~30件
……前のコメント
【合格速報】兵 匿名
すごい 3/26
記事 5281番
新しい教育のビ 森川林
 この勉強の目的は、どこかいい大学に入るようなことではありま 3/17
記事 5309番
これからの学力 森川林
発表広場に発表作品を入れています。 (カメラオフの発表のみ 3/5
記事 5306番
暗唱のコツは早 音楽
本当にありがとうございました。 テスト合格できそうな気がし 3/3
記事 700番
優しい母が減っ 森川林
あきろあさん、コメントありがとうございます。 子供は、もと 2/13
記事 979番
優しい母が減っ あきろあ
森リン先生の投稿をみて、母は甘やかしていいんだと、初めて気付 2/7
記事 979番
中根の担当する 森川林
YKさん、ありがとう。 私が子供にさせたいと思っていたのは 1/27
記事 5267番
中根の担当する YK
創造発表クラス面白くなりそうですね!イギリスの私立学校のカリ 1/27
記事 5267番
これからの学力 森川林
 書き忘れたけど、ひとりの先生が全教科、全学年を教えるという 12/9
記事 5233番
読解問題の解き Wind
面白かった 10/11
記事 4027番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
3I/atla 森川林
日本にはかつて穏やかに何万年も続いた縄文文明があった。そのよ 12/12
森川林日記
Re: 11月 森川林
 これは、解き方の問題ではなく、読む力の問題です。  読解 12/5
国語読解掲示板
Re: ICレ 森川林
 ChatGPT、あまり文章うまくないなあ(笑)。  音声 12/5
森川林日記
ICレコーダと 森川林
AI時代に子どもが伸びる――全科学力クラスという新し 12/5
森川林日記
noteのペー 森川林
https://note.com/shine007 12/4
森川林日記
11月分 4  あういと
問題7と問題8が分かりません。 キーワードはわかるのですが 12/3
国語読解掲示板
Re: 森川林
 字がきれいだったのは、そのあとの日記の内容を見ると、弟が葛 11/30
国語読解掲示板
Re: 11月 森川林
 お返事遅れて失礼しました。  易しい国語問題は、「同じ言 11/30
国語読解掲示板
ともとも
小5の11月の読解検定のBの問題が誕生日だから字が綺麗だと思 11/28
国語読解掲示板
2025年11 森川林
△ムラサキシキブ ●作文検定スタート  学校 11/26
森の掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習