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記事 2135番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/4/29
森林プロジェクトで、家庭と地域の学習を広げる時代に as/2135.html
森川林 2014/05/05 04:39 



 小中学生の教育で最も大事なものは、教える先生の人柄です。
 学力は、勉強さえすれば誰でもつきますが、子供たちが先生を通して身につけるものは、知識ではなく、教える先生の生き方やものの見方や考え方や行動の仕方です。
 その意味で、子供たちの教育者として最もふさわしいのは、両親と地域で信頼される大人です。

 小中学生の勉強は、先生に教えてもらう勉強ではなく、自ら学ぶ勉強にしていく必要があります。また、教材に頼る勉強ではなく、シンプルな方法を徹底するような勉強にしていく必要があります。

 言葉の森では、これまでの30年間の作文指導のノウハウと、家庭学習のエッセンスをセットにして、両親が自分の子供や地域の子供を教えるという森林プロジェクトを始めました。
 これからの子供たちの学力を育てるのは、このような草の根からの教育です。

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言葉の森の作文指導が、ほかの作文指導と違うところ as/2133.html
森川林 2014/05/04 04:48 



 言葉の森は、最近のように、大学入試、高校入試、公立中高一貫校入試の作文小論文試験が広がるずっと以前から、作文教育に力を入れてきました。
 言葉の森が作文指導を始めた30年前には、作文教室と名のつくものはひとつもありませんでした。ですから、言葉の森の指導法も教材も、すべてオリジナルです。
 そして、言葉の森は、指導の当初から、大学入試の小論文に高い実績を上げていました。

 言葉の森作文指導は、小学生の生活作文にとどまらず、社会人になってからも役立つ論文を書く力を目標にしています。
 また、文章を書くだけでなく、書く力の土台となる読む力、考える力をつけることを重視しています。
 更に、文章を上手に書くだけでなく、個性的な内容を創造的に書くことに力を入れています。

 これからの子供たちの学力で大事になるものは、知識の力ではなく考える力です。
 しかし、現代では、学習塾、予備校、通信教材などは、知識の詰め込みで成績を上げるような教材や学習方法が氾濫しています。
 そこで、言葉の森では、子供たちが、塾や通信教材に任せる勉強ではなく、家庭や地域で自主的な勉強を行えるようにするための、自習検定、寺子屋オンエア、親子の対話重視の指導にも力を入れるようにしています。

 今、作文教室という名前の講座が、通信教材でも、学習塾でも行われるようになっています。
 しかし、それらの講座の目標は、作文を書くことに絞られているのがほとんどです。それでは、本当の作文力はつきません。
 作文指導は、作文を頂点としたトータルな日本語力をつけることを目標としていく必要があるのです。

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低学年の勉強は国語力と作文力が最重点 as/2132.html
森川林 2014/05/03 05:05 



 低学年の勉強は、国語力をつけることが最重点です。また、現代では、入試に記述式の問題や作文小論文の問題が出ることが多いので、作文力をつけることも重要になってきます。


 低学年のときの勉強は、勉強の仕方に慣れることを目標にしていきます。成績を上げるところまで考える必要はありません。

 低学年の時期に成績を上げようとすると、必要以上に無理をすることがあり、勉強に飽きるようになります。

 また、低学年の頃の成績は、どんなによくても、それがあとまで続く保証はありません。高学年での成績は、高学年での勉強によるものであり、中高生での成績は、中高生になってからの勉強によるものです。

 学年が上がれば誰でもできるようになることを、低学年のうちに先取りをしたり、必要以上に難しいことをやらせたりする必要はないのです。


 小学校低学年の時期は、勉強よりも読書と対話が学力の中心になります。その読書と対話のきっかけになるものが言葉の森の作文です。

 作文の勉強は、作文そのものを目的にするのではなく、作文を上手に書くために、読書と音読と対話に力を入れることを目標にしていくものです。


 低学年の時期は、つい目につきやすい漢字の先取りや、算数の先取りや、英語の先取りなど勉強をしがちですが、いちばん大事なのは日本語を読む力をつけることです。


 近年、幼児期からの英語の学習に力を入れすぎ、国語が苦手になるという子が増えています。英語ができても、国語力がなければ、学年が上がるにつれて英語力も伸びなくなります。

 算数は、低学年の時期に計算練習に慣れることは大切ですが、計算だけが速くなっても、文章を読み取る力がなければ文章題は解けません。

 国語力は、漢字の書き取りをする力ではなく、文章を読み取りそれを考える力です。だから、漢字ドリルや国語の問題集をやるよりも、作文を中心にして読書と音読と対話の力をつけていく必要があります。


 言葉の森では、この春から、三歳児からの幼児作文コースを始めました。まだ字が書けない子でも、お母さんと楽しく交流しながら、自然に作文の書き方を身につけていきます。

 この幼児期からの楽しい対話が、子供が高学年になったときの親子の知的な対話につながっていくのです。

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言葉の森の受験作文小論文で書きやすい構成の仕方を身につける as/2131.html
森川林 2014/05/02 07:15 


 言葉の森の作文指導は、身近な生活作文から始まりますが、小学校高学年になると受験作文にも対応するようになります。

 また、中学生の作文(意見文)は、そのまま高校入試、更には大学入試に使えるレベルになります。

 高校生の場合は、更に構成の仕方を発展させ、読み取りにくい課題文を読み取る力とつけていきます。

 塾や予備校で行われている作文小論文指導は、抽象的なアドバイスが多く、書けないときはどう書いていいかわからないということがよくあるようです。

 言葉の森の作文小論文指導は、具体的な構成をわかりやすく説明するので、苦手な子でも楽に書き出せ、得意な子は更に高いレベルの文章を書くことができるようになります。


 以前、桜修館中の受験作文指導を受けている生徒から、「学校説明会で、『パターン化した作文を書かないように』と言われた」と相談がありました。

 ここで大事なのは、その文章がパターン化しているかどうかではありません。上手か上手でないかという中身がすべてで、パターン化していようがいまいが、上手な作文は上手であり、下手な作文は下手なのです。

 そして、上手に書くためのいちばんの近道が、いくつかのパターンを使えるようになっているということです。「パターン化がだめ」というのは、文章を書く力のない人が言うことです。

 その相談のときに、ある学習塾関係の有名な先生が、パターン化しない書き方というものを、抽象的に詳しく説明していました。その説明をもとに、子供が実際に作文を書こうとしたら、まず全く書けません。上手下手以前に、どう書いていいかわからないという指導なのです。

 平成27年度から、東京都は学校ごとの問題作成ではなく、共通の問題になるようですので、もう特殊な作文のテーマは少なくなると思います。

 むしろ、いちばんの問題は、子供がどう書いていいかわからないという発想の時点でつまずくような作文試験の問題を出していた学校の方だったのです。

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国語力をどのようにしてつけるか as/2130.html
森川林 2014/05/01 15:10 



 国語の勉強というと、漢字の書き取りをしたり、国語の問題集を解いたりするというやり方が一般的です。しかし、それでは本当の国語力はつきません。問題を解いて、その解説を聞いても、それで問題が解けるようにはならないのです。これが、国語の勉強が、算数、英語、理科、社会などほかの勉強と違うところです。

 では、どうしたら国語力はつくのでしょうか。それは第一に読む力をつけることです。第二には、書く力をつけることです。そして、第三には選択問題を選ぶコツを身につけることです。

 言葉の森の勉強では、読む力をつける練習として、難しい長文を読み取る練習をしています。また、書く力をつける練習として、一定の構成をもとに文章を書く練習をしています。また、読解問題の解き方のコツを身につけるために、読解問題集を用意しています。

 算数も、英語も、もとになるのは国語力です。小学校低中学年のときは、算数の計算力が大事ですが、学年が上がると、計算力よりも文章題を論理的に考える力が要求されるようになります。

 また、英語も、中学生の間は英語の勉強だけで何とかなりますが、大学入試レベルになると、英語力そのものよりも、英語の文章の中身を読み取る力、つまり国語力が重要になってきます。

 国語力がないと、算数・数学、英語も、途中から伸び悩むようになります。逆に、国語力があれば、算数・数学、英語の勉強で力をつけるのは、比較的短期間にできるのです。

 読む力、書く力、問題を解くコツのうち、最も誤解の多いのが、読む力をつけることです。読む力をつけるためには、多読と精読の両方が必要です。

 多読をするためには、まず毎日本を読む生活をしていなければなりません。小学生の1週間の平均的な読書冊数は2~3冊と言われています。国語力のない生徒は、この読書量がまず不足しています。なぜ読書量が不足するかというと、問題を解くような能率の悪い勉強に時間をかけているからです。

 読書はしているが、難しい文章を読んでいないという生徒も、国語力が伸びません。難しい文章は精読する必要があります。しかし、多くの人が、精読とは、知らない単語を辞書で調べるなどしてじっくり読むことだと考えています。そうではありません。精読とは、じっくり読むことではなく、繰り返し読むことです。繰り返し読むためには、音読をする必要があります。

 言葉の森の音読は、精読のための音読です。音読を繰り返しするから、難しい長文が頭に入り、それをもとに家族とその長文に関する対話ができるようになるのです。


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