●
https://youtu.be/xvlLOHX92CE
2022年1月29日(土)、又は、30日(日)の午前9:00~10:00、ZOOM会場中庭で作文検定を実施します。
評価は、指導項目をもとにして行いますので、言葉の森の生徒が中心になると思いますが、外部の方も参加できます。
小学1、2年生は自由な題名課題で、字数の目標はそれぞれ小1が200字、小2が400字です。
小学3、4年生は、身近な題名課題で、字数の目標はそれぞれ小3が600字、小4が800字です。
小学5、6年生は、説明文の課題で、字数の目標は800字です。
中学生は、意見文の課題で、字数の目標は800字です。
高校生は、論説文の課題で、字数の目標は800字です。
時間はいずれも45分以内です。
小学生は手書きでもかまいませんが、中学生以上の方はできるだけパソコン入力をしてください。
また、小学生が手書きで書いた作文は、できるだけ保護者の方がテキスト化してください。
手書きのままの提出された作文は、言葉の森の方でテキスト化します。その際、テキスト化料は、550円になります。
受験料は、パソン入力でテキスト化された作文の場合は、1,650円です。
手書きのまま送られて、言葉の森でテキスト化する作文の場合は、2,200円です。
テキスト化する理由は、将来の作文試験は、パソコン入力が標準になるからです。
現に、入社試験のエントリー作文は、ほとんどがパソコン入力になっています。
また、テキスト化された作文は、森リンの自動採点で評価できます。
森リン点で評価すると、自分の作文力の進歩のあとが客観的にわかるようになります。
詳しい内容はおってご連絡しますが、1月29日又は30日は、予定を空けておいてくださるようお願いします。
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作文検定を実施します。
今回は森リン点で進歩のあとがわかるように、作文をテキスト入力して送っていただきます。
時間は45分で、字数は学年の200倍、ただし800字が上限とします。
作文力の客観的な評価ができるのは、今のところ、言葉の森の作文検定以外はないと思います。
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基礎学力コースは、国語、算数、理科実験、暗唱を週ごとに重点を決めて取り組みます。その中の国語と算数は、単に問題集をこなすだけでは物足りないので、国語は漢字の読み、算数は計算の練習も取り入れることにします。
これは、単に漢字が読めるようにするとか、計算ができるようにするとかいうことではなく、漢字の感覚を身につけることと数字の感覚を身につけることを目的にしています。暗唱の練習と同じで、こういう感覚を身につける学習は、小学2年生ぐらいまでが最も自然に取り組めます。
以下のページは、まだサンプルの段階ですが、こういう感じのプリントを渡して勉強を進めていく予定です。
▼漢字表(サンプル)
https://www.mori7.com/mori/kgkannji.php
▼計算表(サンプル)
https://www.mori7.com/mori/kgkeisann.php
(九九だけではなく、一九一九まで練習します。)
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●動画:
https://youtu.be/cI2aPnTKSTs
作文というものは、上手になっているのかどうかわかりにくい面があります。第三者が見てもわかりにくいのですから、書いている本人ももちろんわかりません。だから、ほとんどの生徒は自分の作文の実力を知りません。
そこで、言葉の森では、作文の実力が客観的にわかる方法として、項目評価と森リン評価を作りました。
項目評価というのは、作文に書く項目をあらかじめ指示して書かせる方法です。
小学生のころは、「たとえ」や「似た話」という表現項目、実例項目が中心ですが、中学生や高校生になると「複数の方法」や「総合化の主題」という後世項目、主題項目が中心になります。
この項目指導で、なぜ作文の実力がわかるかというと、例えば、小学校低中学年では、「たとえ」がなかなか書けない子がいます。中学生の初期には、「複数の理由」が書けない子がいます。「理由」という抽象的なことを書けずに、直接実例を書いてしまう人が多いのです。
森リン点というのは、茶筅(ちゃせん)という奈良先端科学技術大学院大学が開発した形態素解析を利用して作文の中の語彙を評価するオリジナルソフトです。森リン点の評価の分野は、字数、表現語彙、思考語彙、知識語彙の4つですが、作文全体の評価と特に相関が高いのが、字数と表現語彙なのです。
表現語彙というのは、語彙の多様性のことで、多様な語彙を使うほど点数が高くなります。例えば、意見文を書くと、普通は書き出しに書いた主題と、結びに書いた主題は同じないようのものになります。しかし、その同じ内容を同じ言葉で書くのではなく、違う言葉で書くことができるのは語彙力のある生徒です。
これは、実感としてもわかると思いますが、文章力のある人は、文章を書いていて同じ言葉が続くことに抵抗を感じます。できるだけ多様な表現で書こうとします。しかし、語彙力のないうちは、多様な語彙が出てきません。それで、表現語彙の多様性が、作文力の大きな指標になるのです。
意外なのは、文章力と字数の相関が高いことです。長ければいいということは言えないと思う人は多いと思いますが、これまでの生徒の作文を見ていると、よく書ける子は、書こうと思えば長く書ける子なのです。反対に、作文が苦手な生徒は、いくらがんばっても字数を伸ばせないところがあります。
そこで、わかりやすく作文の進歩の状態がわかるように、字数の推移を表示する仕組みを作ることにしました。この字数の伸びを基準にして、これからも毎週の作文をがんばっていってください。
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作文力がどのくらいついたかということは、本人にはわかりません。他人にもよくわからないのが普通です。
しかし、わかりやすいひとつの指標があります。それは、どのくらいの字数を書けるかということです。
一般に、小学6年生以上の生徒は、1時間で600字から1200字の文章が書けます。毎回コンスタントに1200字の作文が書ける子は実力があります。
しかし、本当はそれにも例外があります。それは、詩を書くような感性で文章を書く子は、上手ではあっても長くは書かないからです。
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12月の読解検定のお申し込みを受け付けています。
https://www.mori7.com/jform_pre.php?f=dks202112
読解検定の日程は、12/25(土)12/26(日)18:00~となっていますが、
12/22~12/28の間であれば、解答を送信できるようになっています。
国語読解クラスを受けている方は、この読解検定で100点を取ることを
目標にして勉強を進めていってください。
ただし、毎回40点以下の点数が続く方は、学年を何学年も下げて、読み
やすい文章で読解検定に参加してください。
お申し込みの送信をするときに、学年を変更することができます。
そして、100点を取るための解き方のコツを理解して、その上で、
難しい問題集読書を突けて読む力をつけていくようにしてください。
問題集読書は、毎日5ページ以上の音読を繰り返し、1冊の問題集を
5回以上繰り返し読むことが目標です。
繰り返し読むうちに、問題集の文章の面白さが感じられるようになったら
読む力がついてきた証拠です。
保護者の方は、お子様の毎日の問題集読書の音読を習慣にするようにして、
お子様が音読をしたあとは、いつも必ず褒め言葉をかけてあげてください。
褒め言葉は、こんな感じです。
「難しいのを、よく読んでいるね」
「だんだん、読むのが上手になってきたね」
子供は、身近な人の励ましの中で成長していきます。
問題集読書に限らず、どの勉強も、子供をたくさん励まして勉強を
進めていってください。
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最近、小学生の子の親御さんから、「子供の勉強が忙しくて余裕がない」という声をよく聞きます。
これが、今の受験体制のいちばんの問題です。
受験というものは、答えが決まっているので、その答えの解法を理解するために、知識を詰め込む時間が長いほど点数が上がるという傾向があります。しかし、ここで獲得した成績は、詰め込んだ成績ですから、それがそのままあとまで残るということはありません。
逆に、詰め込みの許容量が足りない場合は、この詰め込み勉強がもとで勉強嫌いになってしまうことも多いのです。
言葉の森でこれまで勉強してきた子を思い出すと、中学受験のころは勉強がよくできていたのに、その後伸びなくなった生徒や、逆に中学受験のころはのんびりしていたのに、高校生になってからぐんぐん頑張っていった生徒などが何人も思い浮かびます。
そして、小学校のときに勉強漬けだった子と、小学校のときに遊びほうけていた子が、結局同じ大学に合格したということもよくあるのです。
そこで、考えたのは、小学校低中学年までは頭をよくする勉強を中心にして、小学校高学年から中学生高校生にかけては思考力を伸ばす勉強をしていくという勉強の仕方です。
低学年のときの頭をよくする勉強とは、読書と暗唱と理科実験です。これらは、いずれの学校の勉強との直接の結びつきはありません。だから、学校や塾の成績を上げることを目標にして勉強している子と比べれば、成績は低くなることが多いです。
しかし、小学校低中学年のころの勉強の成績は、その子が高校生になるころには、意味がなくなってしまうことがほとんどなのです。
では、小学校高学年から、中学生、高校生にかけては何の勉強をするかと言えば、それは難しい文章を読める難読力と、考える文章を書ける作文力です。
この難読力と作文力も、中学や高校の勉強の成績とは、少しずれています。しかし、この難読力と作文力のある子が、いったん本気で受験勉強を開始すると、成績はぐんぐん伸びていくのです。
今、子供たちを見ていると、一昔前に比べて、読書力と作文力が大きく低下しているように見えます。
まず、長い文章を読み切れる子が少なくなっています。だから、近年の入試の国語は、長い文章を読ませることが多くなっています。
長い文章を読み切れなくなった原因は、ビジュアルな媒体が多くなったことと関係しています。書店に行くと、子供向けのコーナーには、学習漫画のような絵の助けを借りて読むようなものばかりが積んであります。
この読書力の不足は、国語の点数という形で現れるので、まだわかりやすいかもしれません。わかりにくいのは、作文力です。
かなり昔のデータですが、一般に小学生が授業時間で書く作文の字数は、学年の100倍から200倍でした。小学6年生では、600字から1200字というのが普通だったのです。
しかし、今、小学6年生で、コンスタントに1200字書ける子はかなり少なくなっています。実は、字数は、実力との相関が高いので、その子の作文力の目安となります。そして、600字しか書けない子は、いつも600字までしか書けません。
作文力の土台となっているものは、ひとつは語彙力で、その語彙力の背景にあるのは幅広い読書力です。
作文力のもうひとつの土台は思考力で、その思考力のもとになっているものは難読力です。
この作文力の低下は、将来、必ず大きな問題となってきます。今は、読解力の不足が問題となっていますが、それよりも大きな問題となるのは、作文力です。
私は、子供たちの将来の学力を考えたら、小学校低中学年のうちは、読書と暗唱を中心にして、高学年以降は、読解力作文に力を入れていくといいと思います。
そして、低学年から高校生まで共通しているのは、理科実験や創造発表という個性的な工夫をする勉強です。
数学や英語は、受験で差がつく勉強ですが、ある程度の時間をかければできるようになります。しかし、国語力と一口で言われる読解力と作文力と読書力は、短期間では育ちません。
だから、保護者が意識的に子供の読む力、書く力を伸ばす工夫をしてくことが大事なのです。
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