ゲストさん ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 4839番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/4/28
新しい教育の基準――子供の外にある成績や順位ではなく、子供本人を基準にすること as/4839.html
森川林 2023/11/07 09:37 

ホトトギス

 教育を評価だと思っている人がいますが、本当は評価ではなく指導です。
 しかし、長年教育に携わっていると、つい教育という仕事が評価だと思ってしまいます。

 評価は目的ではなく、次の指導の出発点です。
 では、何を指導し何を評価するかということです。

 これまでの教育は、子供の外にあるものを評価の基準にしていました。
 例えば、成績、点数、偏差値、順位、受験、結果など。

 これからの教育の評価は、子供の外にあるものではなく、子供本人を基準にします。
 例えば、思考力、創造力、共感力、そして、過程。

 今は、そのちょうど過渡期にあたります。

 過去に足を置きつつも、もう一歩先の足は未来に置いていくのです。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
教育論文化論(255) 

記事 4838番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/4/28
【合格速報】横浜国立大学附属横浜中学校 as/4838.html
言葉の森事務局 2023/11/06 16:23 
横浜国立大学附属横浜中学校(内部進学) M.Aさん

<担当講師より>
 試験には作文試験もありました。よく頑張ってくれました♪
 


この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
合格情報(27) 

記事 4837番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/4/28
森リンの採点は、「森リン採点」ボタンで――小6以上は86点を目標に。90点以上は東大レベル as/4837.html
森川林 2023/11/06 16:09 

ガーデンシクラメン

 森リン点は、作文を送信したあとに、「森リン採点」のボタンを押すことによって表示されます。
 森リンのプログラムは、作文のプログラムと別なので、送信したあとに、「森リン採点をする必要があるからです。

 森リン採点をあとから入れるには、「山のたより」の題名の右に青い印がありますから、それをクリックしてください。
 そうすると、その作文の森リン点が採点されます。

 なお、森リン点は、大学入試の小論文を基準として作られています。
 ですから、論説文は正しく評価が出ますが、生活作文は思考語彙の点数が低くなります。

 小6以上は、高校生と同じ基準で評価しているので、小6以上で86点以上になれば、よく書けていると考えてください。

 なお、高校生で90点以上を時々取れる人は、大学入試の小論文試験では、どこにでも合格圏内に入る実力があります。
 90点以上は、東大レベルと考えておくといいです。

森リン点の解説(1)――高得点の作文はどのようにして書くか
森リン点の解説(2)――高得点の作文はどのようにして書くか
森リン点の解説(3)――高得点の作文はどのようにして書くか
森リン点の解説(4)――高得点の作文はどのようにして書くか
森リン点の解説(5)――高得点の作文はどのようにして書くか

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
森リン(103) 

記事 4836番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/4/28
勝ち負けの世界は終わり、創造と祭りの世界になる――それから、本当の人間らしい教育が始まる as/4836.html
森川林 2023/11/06 15:38 

コスモス

 昔から、なぜみんな勝ち負けに夢中になるのか疑問に思っていました。
 野球、バスケット、いろいろなコンクール、コンテスト、学校の成績、入試などなど。
 みんな、勝ちでいいではないかと思うのです。

 人間は、勝ち負けでがんばるのではなく、創造でがんばるべきです。
 そして、みんなでお祝いのお祭りをするのです。
 勝って祝賀会ではなく、それぞれが個性的に発表したという祝賀会です。
 そういう世の中がやがて来ると思います。

 しばしば引用する「さかなクン」。
 さかなクンも、この世界に生きているから、勝ち負けに参加することもあります。
 しかし、本当の動機は、勝つことではなく創造を楽しむことにあったはずです。

 勝ち負けがもたらすエネルギーは、恐怖のエネルギーです。
 負けたくないから、勝たなければならなくなるのです。

 今の世界で生きていくためには、勝ち負けのエネルギーをうまく利用することも大切です。
 でも、それがピンとこない人も増えています。

 詩人の工藤直子さんが、先生から受けたアドバイスは、「自分よりひとつ上の人をライバルとして、その人に勝つようにがんばるんだ」。
 それを聞いた工藤さんは、そういう気持ちがわからなかったようです。

 だから、みんな勝ちでいいのです。

 創造発表クラスやプログラミングクラスは、数値の評価がありません。
 作文も、もともと数値の評価はありませんでしたが、目標が見つけやすいように、項目指導をしたり森リン点を基準にしたりしました。
 しかし、本当は、作文はもともと評価のないものです。

 では、どこでがんばるかというと、自分らしい創造の喜びとしてがんばるのです。
 そういう人が、これから増えてくると思います。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
教育論文化論(255) 言葉の森のビジョン(51) 

記事 4835番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/4/28
7月の森リン大賞(中3の部)――所有よりも機能に価値を持つという現代的な生き方の意見。体験実例が具体的で説得力がある。読書好きということがよくわかる作文 as/4835.html
森川林 2023/11/06 15:05 

ハナカタバミ

ものとの付き合い方
あああさ

 現代技術を特徴づけるのは豊富な工業製品の氾濫であろう。このような技術の持つ問題が、最近しばしば話題になる。とすれば、自然資源を有用な人工物に変換することによって豊かさを達成するという、あたかも自明と考えてきた命題は、多くの矛盾をはらむようになってきたと言わざるを得ない。技術による豊かな社会の実現という視点においては、製品所有は必然的なものではない。製品を所有するかレンタルするかの選択は、現代技術が持つ問題に本質的に影響を与えていく重要な視点である。私は、物の所有にとらわれない生き方をしていきたい。

 そのための方法としては、第一に、物を所有するという行為が最大の価値であると考えないことである。私の友人に、あるアーティストの方を熱心に応援している人がいる。彼女は、その界隈に蔓延するある意識に疑問を持っているそうだ。それは、「グッズを買わなければファンではない」という意識らしい。その友人はまだ学生で、お金を稼ぐことが不可能である。また、彼女はあまりグッズに執着しない人間である。そのため、グッズにかける費用は熟考の上で最小限に抑えているということだった。しかし、あまりにも高頻度で先ほどの言葉を耳にしたり、SNSでグッズを大量購入したことを自慢げに投稿している人を見たりするため、我慢ならず腹が立っているという。確かに、グッズを購入することで売り上げに貢献できたり、一体感が感じられたりといったメリットはあるだろう。応援の気持ちがわかりやすく可視化されるため、満足感を得ることも可能だ。しかし、グッズが原因でファンの間に格差意識が生まれていることは確かに問題である。応援の仕方は人によって様々であり、グッズを購入することが全てではないだろう。CDや雑誌ならば購入以外にも、レンタルという手段もある。それが自分にとって本当に必要なものであるか、購入理由が明確で一貫性があるかよく考えることが大切である。

 第二に、レンタルを習慣化することだ。私は幼い頃から読書が趣味であり、読書量も人一倍であった。しかし家の面積は限られている。欲しい本をその都度購入していては、いつか家が本で溢れかえってしまう。そのため私は、まずは図書館で本を借り、その中でお気に入りと認定した本のみ母に購入を頼むようになった。現在でも私は変わらずに読書家であるが、その習慣のおかげで私の家が本に埋め尽くされる事態は未だに発生していない。現物を購入することに慣れている人からしたら、レンタルに簡単に乗り換えることは困難であろう。しかし、レンタルは今後を十分に考慮した賢い選択であるため、進んで取り入れていくことが大切である。

 確かに、レンタルが可能なものには限りがある。しかし、『限られた人生で、大事なことは、「何をするか」ではなく「何をしないか」である。』という言葉もあるように、私はものの所有のみにこだわらず、レンタルを上手に活用して日々を過ごしていきたいと思う。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
森リン(103) 子供たちの作文(59) 
コメント1~10件
森リンベストの 森川林
じすけ君、ありがとう。 統合失調症のような、また似たような 4/21
森リンベストの じすけ
こわばんは 今日は元気一杯、体験発表をさせて頂きます。 4/20
国語読解問題の 森川林
 あるとき、高3の元生徒から、「国語の成績が悪いのでどうした 3/28
今日は読書3冊 森川林
苫米地さんの「日本転生」は必読書。 3/25
共感力とは何か 森川林
言葉の森のライバルというのはない。 森林プロジェクトで 3/23
3月保護者懇談 森川林
 いろいろ盛りだくさんの内容ですが、いちばんのポイントは、中 3/22
中学生、高校生 森川林
 意見文の書き方で、もうひとつあった。  それは、複数の意 3/14
【合格速報】栃 森川林
 おめでとう!  受験勉強中も、硬い説明文の本をばりばり読 3/13
受験作文と入試 森川林
将来の作文入試は、デジタル入力になり、AIで自動採点するよう 3/13
大学入試が終わ 森川林
大学生になっていちばん大事なことは学問に志すこと。 18歳 3/12
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
近所のローソン 森川林
毎日新聞を見たけど、記事はまだ載っていまでした。 4/25
毎日新聞に言葉 森川林
 しばらく前に、毎日新聞の人が取材に来ました。  そのとき 4/24
テスト送信 森川林
https://www.mori7.com/za2024d0 4/24
4月保護者懇談 森川林
シラン ●今後の「森からゆうびん」の学習デ 4/22
マスクにしても 森川林
マスクにしても、ワクチンにしても、消毒にしても、 自分たち 4/21
イエスも釈迦も 森川林
イエスも釈迦も、理想の社会を築きたいと思っていた。 しかし 4/21
日本復活の道筋 森川林
 工業製品を経済発展の原動力をした資本主義は終わりつつある。 4/17
メモ 森川林
https://www.mori7.com/za2024a0 4/16
単なる作業 森川林
勝海舟は、辞書を買うお金がなかったので、ある人から夜中だけ辞 4/8
勉強は、人に教 森川林
勉強は、人に教えてもらうのではなく、 自分で学べばよい。 4/7

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習