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 作文検定 | 言葉の森 | 作文教室【公式】
 
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4月の森リン大賞(小1-小5) as/908.html
森川林 2010/05/20 09:38 
修 削
 4月の清書の森リン大賞が決まりました。

 生徒のみなさんには、4.4週の「山のたより」に、自分の点数の推移と併せて掲載しています。

 小5の「なぞのたびびと」君は、結びのダジャレをうまく工夫していますね。






4月の森リン大賞(小1の部34人中)

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1位●マーチきしせ6028738445680
2位●おともだちもっち6027241435287
3位●体育のこときゆけ5939742435284
4位●きゅうしょくきおら5932238435277
5位●きゅうしょくきよれ5926838435081
6位●バレエのリハーサルのこときけは5710837504880
7位●すなばくうり5510537504973
8位●コンビニうらら5510637504973
9位●だいめいなしきらお5510737504967



4月の森リン大賞(小2の部88人中)

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1位●矢田川たんけんたいみやまのはるかぜくん6747444466595
2位●さあ行くぞ、水泳大会へ!とらたいがくん6651039567684
3位●まちきれなかった遠足ハリーポッター6633241576889
4位●きょうはさむいねこまつな あやめ6639446445696
5位●なつかしかったしゃたくきりと6556242466380
6位●リトルシェフサークルきりる6543741466089
7位●おそうしきダイアナ6561041435986
8位●かみのけをきったよ!!おはなちゃん6548443445984
9位●春休みの思い出リリー6550148435787
10位●たのしかったな私の誕生日レオマワールドひゆあ6538941515687



4月の森リン大賞(小3の部136人中)

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1位●清書(十五分ゆめの中)ふうこ7172944597184
2位●がんばり坂の通学路レモネード7180446537187
3位●そうじですっきり!きけひ7076538537283
4位●新しいクラスおゆな6983147486976
5位●たくさん旅をする実や種ちーちゃん6954542506886
6位●学校へ行く道かなろ6956942546786
7位●お花見は楽しいすももちゃん6985141456484
8位●つう学ろりすっぴ6977338446090
9位●白いカラスひなた6973358455887
10位●宮内先生から大原先生にかわって~!ゆいゆ69110551455786



4月の森リン大賞(小4の部137人中)

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1位●きけんなミイラ取りさやか7687643588583
2位●イタズラ ラララメゾピアノ7587648498381
3位●ふしぎな時計レモン7492744517489
4位●庭そうじゆかり7486043506989
5位●北海道の思い出いかめしショコラ74124951496386
6位●不思議な料理スヌーピー73110447476577
7位●ミイラになったら困っちゃうクリスタル7384942466586
8位●ミイラはちょっときらいですなるちゃん7378946496286
9位●大事けん発生フックー72110242456981
10位●動物たちの大きらいなシャンプーなっち7272042516489



4月の森リン大賞(小5の部137人中)

くずかごのないくらし
なぞのたびびと

 くずかごを持たない人はいないだろう。でも、くずかごはやはりただのくずかごだ。大きなくずなかごを部屋に置き、不必要なものを捨てて、日々のくらしの姿勢を作るべきだと筆者は言うが、ぼくは筆者の書いた、『たくさん捨てる』ということに反対だ。なぜ反対かは、たとえば日本人全員が、一日に百個のゴミを一年出したとすると、約五兆個にもなる。そんなことをしたら、ちりがつもれば山となるということわざのとおり、日本がゴミの国になってしまうではないか。いくら海をうめたてても、うめたてる場所には限りがある。いつだったか、清掃工場を見学した時に、案内役の作業員が、
「東京湾の最後のうめたて場所は、計算ではあと五十年したらなくなってしまうのです。」
と話していたのを思い出す。ぼくたちの子孫はいったいどうなるのだろうか。

 しかし、筆者がなるべく手に入れないと書いたことには賛成だ。要るもの、たとえば、食料などは食べるためなら買っても良いだろう。なぜかというと、食べ物が無いとうえ死にしてしまうからだ。では、要らないものとは何だろう?月間お買い得品や、十個入りの商品など、まとめて買うとお得だからといって、まんじゅうでもチーズでも、今すぐ必要でないのに買ってしまうことがある。そして、食べないうちに賞味期限切れになる。それを捨てるのならば金をドブに捨てているようなものだ。それだったらそのお金をユニセフなどに寄付した方が、人が助かるのだからいいに決まっている。

 ぼくの部屋にはゴミ箱が無い。この間、ぼくが学校から帰ると、
「このゴミ箱、ちょっと貸して。」
母が勝手に持って行ってしまった。母になぜゴミ箱を持ち出したかを聞いてみた。
「雄介の部屋以外からはゴミがよく出るんだけど、雄介のへやからはまったくゴミが出ないのよね。リビングのゴミ箱もいっぱいで足りなくなったの。買い直さないでも、雄介の部屋のゴミ箱を使えばいいと思ったから。」
ハァー。どうせこんなことだと思った。

 「必要なとき、必要なものを、必要なだけ」というのがぼくの父の口ぐせだ。母は父の言うことを実行している。ぼくは、車を買うのに高い外車、家はお城みたいに広く、召使いさんまでついている家庭ではなくて良かったと思った。我が家のくらしがしゃんとしていることが、よくわかる。

「雄介。」
母が走って来た。
「クズクズしていないで、宿題しなさい!」
「ゴミんなさい。お母さぁ~ん。宿題、やるよぉ~。」


順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1位●くずかごのないくらしなぞのたびびと79102052699483
2位●何が必要で何が不必要かピッピ79109448547084
3位●わかれたって、いっしょだよ。ミント79110944536887
4位●九州最南端 鹿児島旅行さやの78761388011093
5位●さよなら四年四組リラックマ78110647628990
6位●目立たなくても大切な物まーりん78114651497083
7位●お別れ会シャーロック・ホームズ7780941658186
8位●くずかご学ぴょんぴょん76132846477093
9位●ピンチ!はなはな7681253556683
10位●くずかごの話を読んでらんら7690859516189


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森リン(103) 子供たちの作文(59) 

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国語のテストの見直し方 as/907.html
森川林 2010/05/19 15:23 
修 削


 国語の模試の結果が返ってきたときに、意外に点数が低くて驚くということがあります。それは、普段の学校のテストと比べて、傾向と難度が違うためです。

 模試のように難度の高い問題を、学校のテストのように易しい問題のつもりで解くと、ほとんど×になるという場合があります。だから、模試の準備ということは必要ありませんが、どういう難度で出るか知っていた方が、本当の実力がわかります。

 では、テストが返ってきたあとは、どのように見直しをしたらいいのでしょうか。

 例えば、選択肢の問題で、1、2、3、4とあって、3が正解の場合、「なぜ3が正解なのか」ということを理解するだけでは不十分です。「なぜ、1と2と4がそれぞれ不正解なのか」ということを、個別に取り上げて理屈で説明できるようにしておく必要があります。そこで、もし親が理屈で説明しきれないような問題であれば、それはできなくてもよい問題と考えておきます。

 そして、そのあと、子供がテストをするときは、いつも同じように理詰めに解くスタイルを守らせるようにします。

 中高生で、テストの問題部分がきれいなままの子がかなりいます。選択肢の問題の場合は、ひとつひとつの選択肢の文に、傍線や×や△や?をつけて、自分がどのような考えでその選択肢を選択したか、又は、選択しなかったかということがわかるようにしておきます。そういう解き方をして初めて、そのテストが返ってきたときに、間違いを次の勉強に生かしていくことができるのです。

 ですから、模試などの場合は特に、判断しかねる問題は勘で選ぶようなことはせず、空欄のまま残しておいて×にしてもらった方が実力がつきます。

 国語のテストは、解き方が半分、実力が半分です。ということは、実力だけでも、解き方のコツを知るだけでも十分ではないということです。

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国語問題(15) 国語力読解力(155) 

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新しい教育と学校の展望 as/906.html
森川林 2010/05/18 11:11 
修 削



 今日は、ちょっと大きな話です。

 言葉の森は、作文教室としてスタートしました。国語教室や学習塾のようなものではなく、作文教室として始めたのは、作文以外の勉強というものはほとんどが独学で可能だと思っていたからです。

 音楽やスポーツなどの分野は独学が難しい面がありますが、作文も同様に独学がかなり難しいという面があります。その要因はまず、自分では自分の書いた文章が評価できないということです。また、文章を書くというのは、あらたまったものになると大きな精神的エネルギーが必要になります。しかも、文章を書くということについての方法論が、「三多」や「起承転結」のようなもの以外にあまりありませんでした。

 しかし、その後、いろいろな試行錯誤の結果、現在その最も難しい作文指導で、基本的な道筋ができたと思います。まだ、意欲化という点で不十分なところがありますが、作文指導の大きな流れはもう既にできています。

 そこで、このあと考えているのは、作文以外のトータルな教育についてです。

 教育というものを大きく考えると、四つの分野に分けられると思います。

 第一は、科学的なものです。ここには、現在の勉強の多くが含まれます。特に、理科や社会の関係の勉強は、テキストを読んで内容を把握することが学習の基本になります。現在の無駄の多い、重箱の隅をつつくような教材を廃して、もっと精選された教材で能率よく吸収する方法があると思います。

 第二は、哲学的なものです。これは、現在の作文を発展させたもので、数学のようなものも一部に入る、考える力をつける勉強になります。

 第三は、工学的なものです。ここには、技術、美術、音楽、語学、プログラミングなどが含まれます。つまり、手足や道具やシステムを自分の意志と一体のものとして自由に動かす技能を身につける勉強です。これも、現在は、一部の才能ある人だけがその分野を楽しめるような狭い世界になっていますが、だれでも日常的にできるものにしていく必要があります。音楽も、絵画も、日曜大工も、料理も、プログラミングも、気ままに自由にハイレベルでできるようになるというのが、工学の教育のイメージです。

 第四は、心身的なものです。ここには、保健、体育、倫理、道徳などが含まれます。これは、人間の健康、幸福、愛、美、楽、笑などの分野です。

 これらの四つの分野で、今最も未開拓の分野が、心身の教育だと思います。

 心身の教育の目的は、ひとことで言えば、願ったことを実現する力を育てることだとも言えます。自分がもっと健康で、幸福で、美しく、楽しく生きたいという願いを実現する力を育てる教育です。それをファンタジーのレベルではなく、教育的な方法論をもって成立させることが、今後の課題です。

 人間というものは、考えてみると、不自由な存在です。それは、身体と言語と感情と感覚に制約されているからです。しかし、同時に、その制約が人間の創造性の源になっています。だから、それらの制約をうまく組み合わせるシステムとしての文化が必要です。

 生物の世界では、何十万年という歴史の中で、現在見られるようなほぼ完成された生態系が作られてきました。目に見えないようなバクテリアも含めて、地球上の生物が大きなシステムの中で多様に生きているのです。

 その生態系が、人間にあっては文化にあたります。今、欧米文明というひとつの文化的生態系の限界が明らかになりつつあります。それは、単に、環境保護の心構えや工夫だけで済む問題ではなく、欧米文明が立脚している根本的な哲学そのものに問題があるのではないかと思います。

 その欧米の哲学に対置できるのが、この島国で数千年に及ぶ平和と英知の文化を築き上げてきた日本の存在です。しかし、それを単に、日本のローカルな自慢にとどめるのではなく、日本文化を世界的なレベルにまで抽象化する必要があります。日本文化の特徴の一つは、言挙げをしないことでした。しかし、阿吽の呼吸というような世界は、すぐには普遍的な文化にはなりません。

 これからの新しい学校の目的は、トータルな教育に加えて、日本、それもローカルな日本ではなく、抽象化された日本を世界に伝えることにもなると思います。

 以上、やはりちょっと大きくなりすぎたか。(^^ゞ

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教育論文化論(255) 

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公立中高一貫校の作文試験対策-家族の対話で題材と主題を豊かにする as/905.html
森川林 2010/05/17 11:32 
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 公立中高一貫校では、作文の試験があります。言葉の森では、9月ごろから志望校の過去問に合わせた課題で作文を書く「受験コース」が始まります。このコースは、高校入試、大学入試についても同様です。

 作文は、答えというものが一つではない世界なので、自分なりに考えて書いていくことが大切です。

 作文の勉強には、字数、構成、題材、表現、主題、表記などの分野があります。このうち、字数、構成、表現、表記については、練習を重ねていけば力がつきます。しかし、題材と主題に関しては、生徒の側の事前の準備が必要になってきます。ここが、自分で考える要素になるのです。

 事前の準備でいちばんよい方法は、テーマを見て、お父さんやお母さんが一緒に対話をしてあげることです。「もし、お父さんだったらどうするか……」「お母さんも、子供のころ、こんな話が……」という話をしていくのです。

 ところで、小学校6年生以上でそのような話をオープンにできるようにするためには、小学校1、2年生のころから、家族での対話が日常生活で自然に行われている必要があります。

 小学校の低中学年では、暗唱や音読の自習を聞いてあげる時間があります。そのとき、お父さんやお母さんは、「次の週の課題で、作文はどんなことを書くのか」ということも聞いてあげてください。また、小学校3年生以上は、題名課題や感想文課題になっているので、次の週の課題を聞いて、それに関連した話をお父さんやお母さんがしてあげることもできます。

 このような家族での対話が、子供が自分で考える土台になっていくのです。

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5月15日(土)10時から17日(月)10時の間、サーバー故障でした as/904.html
森川林 2010/05/17 09:56 
修 削

 15日(土)午前10時から17日(月)午前10時まで、サーバー故障のため、要望受付などからのメールが受信できていません。
 もし、この期間に要望受付のページからメールを送られた方は、再度ご連絡くださるようお願いいたします。

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生徒父母連絡(78) 

記事 903番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/10/19
考える力を育てるために読書以外に必要なもの as/903.html
森川林 2010/05/16 11:43 
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 これまで、読書の大切さを書いてきました。ひとことで言えば、作業的な勉強、つまりできる問題をただ解くような勉強をするよりも、読書をする方が頭がよくなるということを説明してきました。

 しかし、ここで考える必要があるのは、読書だけでは考える力を育てるのには不十分だということです。

 例えば、よく本を読んでいる子の中でも、なるほどよく考えていると思わせる子がいる一方で、ただ読書の量が多いだけで、作文を読んでもあまり考えているようには見えない子がいるという問題があります。

 一般に、考える子は、本を読むのに時間がかかることがあります。考えながら読むので、速くは読めない本があるのです。ところが、そういう本でも同じペースで読み終える子がいます。それは、考えずに読んでいるからです。

 考えずに読んでいる子の作文は、下手ではありませんが、あまり面白くはありません。つまり、創造性が感じられないのです。(もちろん、それは固定的なものではありません)

 では、その創造性はどこから来るのでしょうか。その前に、創造性とは何かということについて考える必要があります。

 創造性とは、似ているものの異なる面、異なるものの似ている面を見る力です。両者の間にある隙間を発見することが創造性です。

 読書は、材料を提供しますが、考える力のない子は、AとBの二つの材料の間にギャップを感じません。AはAとしてそのまま受け取り、BはBとしてそのまま受け取り、AとBを並列的に読みます。それは、なぜかというと、ABそれぞれの読み取り方が浅いからです。

 例えると、ゾウという書物を読むのに、鼻と耳と脚を別々に読み取って、ゾウという全体像を読み取っていないということです。つまり、浅い読み方とは、狭い範囲で読み取ったことをただ集めたという読み方で、深い読み方とは広い範囲をひとつの全体として読む読み方です。この広く深く読む力は、別の言葉で言うと、抽象的なレベルにまで深めて読む力ということができます。

 現代の受験の仕組みでは、試験に受かるための頭のよさは、主に記憶力のよさと結びついています。しかし、本当の頭のよさとは、ディベートをする頭のよさです。これは、物事を構造的に抽象化して読む力です。

 では、そういう読む力はどこから来るのでしょうか。それは、1冊の本を何度も繰り返して読み、その本を全体的に把握することによって身につきます。

 何度も繰り返して、その本を全体的に読み取るためには、その本自体に本物の深みがあることも必要ですが、本のレベル以上に大事なことは、繰り返して読むことそのものです。繰り返し同じ本を読むことによって、広く深く本質的に読む力がついてきます。

 この繰り返して読む効果を抽出した勉強法が、言葉の森で現在行っている長文暗唱という練習です。

 人間の思考力は、生まれつきはそれほど変わりません。変わるのは、思考力を育てるコツを知っているかどうかです。そのコツとは、小中学生の時期に繰り返して読む力をつけることです。

 多読で材料を広げ、暗唱で思考力を深めるということが、これからの勉強の重要な柱になってきます。考える力を育てることによって、初めて読書の豊かな材料が生きてくるのです。

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暗唱(121) 読書(95) 

記事 902番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/10/19
構成図とOリングテスト as/902.html
森川林 2010/05/15 21:35 
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 構成図は、作文を書く前に、自分が考えついたことを全部並べてみるという方法です。

 考える分野が未知のものであるほど、途中でいろいろな仮説が出てきます。どのような理由や方法や原因や対策があるかという仮説です。

 ここでいくつかの仮説の候補が出てきたときに、Oリングテストを使えるのではないかというのが、今考えていることです。

 以前、「パワーかフォースか」(デヴィッド・R・ホーキンズ著)という本を読み、アメリカにキネシオロジーという手法があることを知りました。

 Oリングテストは、あるものが身体によいかどうかということを、筋肉の反応に聞くという手法です。ホーキンズのキネシオロジーは、これを身体だけではなく、社会現象にまで拡張したものです。

 しかし、社会現象まで広げると、恣意的な要素が出てきます。現に、ホーキンズのキネシオロジーは、アメリカ文化の影響を強く受けています。つまり、アメリカ人の価値観や集合意識に、結果がかなり影響されているのです。

 しかし、そういう限界を見きわめた範囲で使えば、これらの手法は、思考の無駄な遠回りを減らすことができるのではないかと思いました。つまり、間違った仮説で考えを深めることが少なくなるのではないかということです。


 ところで、Oリングテストやキネシオロジーがなぜ可能なのかというこは、まだ立証されていません。Oリングテストは、米国で特許を取得するなどその効果は実証されていますが、仕組みは実はよくわかっていません。科学として考えるためには、物理的な因果関係が必要になりますが、物理的な媒体がまだ見つかっていないのです。

 そこで、ここは発想を変えて、これらの手法を、科学の問題としてではなく、哲学と工学の問題として考えていけばよいのではないかと思います。つまり、理屈はまだわからないが、何しろ役立てばよいという考えです。


 では、具体的にどうするかというと、あることを考えるために構成図を書いた場合、途中で仮説がいくつか出てきます。すると、それらをOリングテストやキネシオロジーでチェックします。そこで、いちばん妥当性が高いものを中心に考えを進めていくということです。

 また、自分ではよい考えだと思っていても、Oリングテストやキネシオロジーなどでチェックをすると、それほどの結果が出ないことがあります。それは、まだ考えを深める余地があると見ることができます。

 Oリングテストやキネシオロジーは、ひとりでものを考えるときのよい相談相手になるという感じで使っていけるのではないかと思います。

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構成図(25) 

記事 901番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/10/19
読書指導を計画中―付箋読書、問題集読書を中心に as/901.html
森川林 2010/05/14 09:30 
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 今年の3月に、小5以上の希望者を対象に問題集読書と四行詩の練習を1週間分だけしました。

 2011年度用の問題集は、全国で6月前後に発売されます。それが発売されるようになってから、本格的に問題集読書の指導に取り組むことを計画しています。

 通学教室では、現在、教室にある問題集を貸出方式で読んでいます。小学校高学年や中学生以上の生徒は問題集読書ですが、小学校低中学年の生徒は、教室にある本を貸出して、普通の付箋読書をしています。小学校5・6年生は、普通の読書でも問題集読書でもどちらでもいいというようにしています。何しろ、毎日本を読むということが大事だからです。


 今、読書の大切さが再認識されるようになり、学校でも読書指導に取り組むところが増えてきました。しかし、子供たちの中には、「本は学校で読んでいるから、家では読まない」「家では勉強が忙しいから、本を読んでいる暇がない」というようなことを言う子がいます。これは、実は、さかさまです(笑)。学校は勉強するところで、家は本を読むところです。

 読書の結果がはっきり表れるのは、中学生になってからです。家で本を読む習慣のある子は、国語、数学、英語とも成績が上がります。本を読む習慣のない子は、その反対です。この傾向は、もちろん小学校時代からも表れています。

 しかし、家で本を読む習慣と、学校での本を読む指導との間に、相関関係はありません(特に中学生以上の場合)。本を読む習慣をつけるためには、家で独自に本を読む家庭の文化を作っていく必要があるのです。そのためには、親が日常生活の中で折に触れて本を読んでいるということが大事です。

 図式的に言えば、親が本を読まず、子供も本を読まず、勉強ばかりに力を入れている家庭の子は、次第に成績が下がります。逆に、親も子も本を読み、勉強は普通にやっているという子は、学年が上がるにつれて次第に成績が上がってきます。

 家庭で本を読む習慣をつけるためには、最初は、毎日の時間を決めて、家族全員が一斉にそれぞれ好きな本を10ページ以上読むというような意識的な取り組みをしていく必要があります。家庭の文化を変えるというのは、それぐらい気合いを入れないとできません。


 本を読む力のある子は、小学校高学年以上になると、問題集読書のような歯ごたえのある知的な文章を読むことに喜びを感じるようです。子供たちの書いた四行詩を読んでいると、そういうことが感じられます。

 しかし、本は毎日読んでいても、四行詩は二、三日しか書かないという子もかなりいます。それは、本読みは気楽にできるが、ノートを取り出して何かを書くという作業はなかなか気楽にはできないからという理由によるものだと思います。

 そこで、今考えているのは、本を読むときは読むことだけに徹底させて、付箋を貼りながら読むだけにするという方法です。そして、1週間たったら、付箋を貼った箇所をもとに四行詩をまとめて書くという形です。付箋を貼ること自体は、全く負担はありません。かえって、読んだ結果が残るので、読書がはかどるようになります。付箋を貼ってある箇所を見れば、四行詩はすぐに書くことができます。

 通信教室の場合は、先生が本を直接チェックすることができないので、小学校低学年の場合は、読んだ本の記録をシールなどを貼る簡単な形でお母さんに見てもらうことを考えています。小学校中学年は、付箋読書を中心に四行詩を書いて提出する形というです。小学校高学年、中学生、高校生は、問題集読書を中心に四行詩を書くという形です。

 以上のような読書指導の計画を現在考えています。

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小学生、中学生、高校生の作文
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中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
■小1から高3まで、年間の作文指導と結びついた作文検定
●評価サンプル
●知識偏重の教育から思考力重視の教育へ
AIと独自アルゴリズムを組み合わせた「日本語作文検定」がリニューアル


●【重要】7月の新学期から作文用紙と封筒用紙の配布を廃止します――手書きの人は作文ノートの利用をおすすめします
●森からゆうびん2026年2月
●思考力を育てる作文教育

●本で最も進んでいるオンライン教育――少人数の対話と個別指導 無料体験学習 受付中。
●詰め込む学習から、創造する学習へ。小1から高3のオンライン少人数教育。小1から高3のオンライン少人数教育。
●担任制で対話のある、5人以内の少人数オンライン教育

●小学1、2年生は作文を始める適齢期です
●小学3・4年生は、作文がいちばん伸びる時期です
●小5・小6から、作文は「考える作文」に変わります。

●高校入試につながる作文力を、中学生から
●入試小論文に対応した作文評価を提供する作文検定(高校向け)
●入試小論文に対応した作文評価を提供する作文検定(塾高校向け)

●学校のための日本語作文検定(学校向け)
●学年ごとの「書く力」が一目でわかる(学校向け)
●総合型選抜・小論文評価業務に関するご提案(大学向け)

●学習塾のための日本語作文検定(塾向け)
●「書ける」ことが塾の強みになる(塾向け)
● 小1からのオンライン作文で、「読む力・書く力・考える力」を一生ものにします(生徒向け)

全国初の本格的な日本語作文検定作文の客観的評価で、誰でも作文が好きになり実力がつく。特許取得の独自のアルゴリズムとAIによる対話型600字講評。(学校塾向け)
●担任制で対話のある、5人以内の少人数オンライン教育 言葉の森
●詰め込む学習から、創造する学習へ。小1から高3のオンライン少人数教育。

●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
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