ログイン ログアウト 登録
 作文検定 | 言葉の森 | 作文教室【公式】
 
記事 1556番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/6/26
朝から教室の片づけ―通学教室の今後の抱負 as/1556.html
森川林 2012/06/04 21:44 



 教室の床がへこんでいたので、3日間工事してもらった。教室がきれいになったのを機に、机の配置も普通の教室のような雰囲気にした。ここで、森林プロジェクトのモデル教室のような形の運営をして、全国の講師がいつでも見学に来られるようにする予定。

 教室を直したのでついでに、事務室の机も大移動した。電源コードや電話線やらLANケーブルがスパゲティ状態というか、カップヌードル状態で、最初は途方に暮れたが、それでも夕方には無事に片付いた。(それで今この記事を書いているところ)


 このあと、仕事の分担と年間計画を決めて、本格的にビジネスライクにやる予定。ということは、今までは、あまりビジネス的でなかったということか(笑)。


 これからいちばん力を入れていくのが、森リンテクノロジー。ちなみに、森リンとは、言葉の森の小論文自動採点システムの愛称で、「もりりん」と呼ぶ。由来は、言葉の森に棲むという七色のキリンの伝説から。というか、勝手に伝説を作った(笑)。


 森リンテクノロジーとは、子供たちの作文を小1から解析して、文章力や思考力の上達の度合いを科学的に表示する仕組みだ。

 今の小学生は、子供も親も、点数化される教科の成績にすぐ目を奪われてしまうので、そのような知識だけですぐに上がる点数ではなく、もっと学力の本質である思考力を数値化して対抗するという意図がある。

 今の子供たちの勉強の状況を見ると、点数化しなくてもいいようなところで点数が出るので、それに振り回されている感がある。小学校中学年までのテストの成績などは、ほとんど意味がない。むしろそれよりも、日本語の語彙の豊かさ(それがつまり思考力だが)を大事にしていく必要がある。それを追求するのが森リンテクノロジーだ。


 しかし、そのためには、作文の清書のときなどに、手書きで書いた文章をパソコン入力で清書する必要がある。

 昔は、ローマ字入力ができる小4か小5のころからパソコン入力の仕方(いわゆるブラインドタッチというかタッチタイピング)を教えてきたが、最近、日本語はひらがな入力、英語はローマ字入力と使い分けができることがわかったので、場合によっては、ひらがなが書けるようになったらすぐにパソコン入力を教えてもいいかもしれないと思っている。実際、ひらがな入力の方が、ローマ字入力よりも速い。

 私は、ひらがな入力、シフトJIS入力、ローマ字入力と三つの入力の仕方を経験している(現在はローマ字入力)。しかし、いま冷静によく考えてみると、日本人はひらがな入力がいちばんいいのではないかと思いつつある。話は変わるが、ケータイの親指入力はできない。(^^ゞ


 さて、言葉の森の通学教室運営で、森リンテクノロジーと並ぶもうひとつの柱は、作文発表会だ。作文というと、受験で作文・小論文があるから勉強するという発想を多くの人は持ちがちだが、そして、そういう対応はもちろん十分にできるが、作文を受験のための勉強と考えると味気ないものになってしまう。

 もっと、作文の勉強で、個性と知性と感性のあるいい文章を書くこと自体が目的になるような教室にしていきたい。イメージとしては、異なる学年の子供たちが、自分の書いた作文を暗唱して、みんなの前で身振り手振りを入れながら上手に発表するという形。スピーチという感じに似ているかもしれない。

 そして、日本に作文文化というようなものを作っていきたいと思っている。


 明日は、床を直した教室に、本や机を運び込む仕事がある。また、朝から力仕事だ。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
息抜き(19) 

記事 1555番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/6/26
国語の勉強は生活の中から―本当の国語力は作文の中に表れる as/1555.html
森川林 2012/06/02 19:36 



 学校では、国語も算数・数学も英語も理科も社会も、同じ勉強という名前で呼ばれています。

 だから、どの教科もできるようにしようと思い、同じぐらいの時間をとって勉強しても、国語力だけはかけた時間に比例して実力がつくわけではありません。国語という教科は、勉強ではなく、国語的な生活のことだからです。

 国語の塾に行って国語の問題を毎日何時間も解いて、しかし本をあまり読まない子と、国語の勉強はしていないがよく本を読む子がいた場合、国語の成績がいいのは、勉強をしている子ではなく本を読んでいる子の方です。


 小さいころ国語の力があった子でも、学年が上がるにつれて国語力が低下することがあります。小さいころは、お母さんが読み聞かせをしてあげたので、国語的な力がついていたのですが、学年が上がり自分で本を読むようになるころ、勉強の方も忙しくなります。すると、ほとんどのお母さんは、読書よりも勉強を優先させてしまうのです。

 小学校中学年までの勉強は、できてもできなくてもその後にほとんど何の影響もありません。そのころの成績の差は、学年が上がり中学生になるころにはほとんど解消してしまいます。しかし、今の時点で点数の差がつくために、ついその勉強の方に力を入れてしまうのです。

 本当は、勉強は適当に切り上げて、その分、たっぷり本を読んだり遊んだりしなければならない年齢なのに、点数の競争状態に置かれると、親も子もその競争の方に目を奪われてしまうのです。


 なぜ小学校中学年のころの成績の差が、学年が上がると解消してしまうかというと、例えば、小学校2年生のころに1時間かけてやっと覚えたようなことも、小学校5年生では10分で理解できるようになる、ということが勉強には多いからです。だから、低中学年で、勉強が人よりよくできるということはあまり意味がありません。そのころは、やればだれでもできるようになります。大事なのは、表面に表れる成績ではなく、表面に表れない考える力です。

 この考える力が、学年が上がったときの勉強の土台になってきます。そして、考える力は、主に読書や対話によって育ち、テストの成績ではなく作文の表現力の中に表れてくるのです。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
国語力読解力(155) 小学校低学年(79) 
コメント331~340件
……前のコメント
優しい母が減っ わんを
私の親も怖くて、友達も親とか家族関係で困っています。 そし 1/27
記事 979番
基礎学力コース 森川林
基礎学力コースの参加に際して準備していただくこと  昨日1 1/8
記事 4395番
子供はプログラ 森川林
 私は、プログラミングが好きです。  それは、新しい課題を 12/29
記事 4390番
言葉の森の作文 森川林
 久しぶりに作文発表会を行います。  日程は、1月29・3 12/21
記事 4385番
作文検定を実施 森川林
 作文検定を実施します。  今回は森リン点で進歩のあとがわ 12/20
記事 4384番
基礎学力コース 森川林
幼長、小1、小2対象の基礎学力コースの無料体験学習は、1月1 12/19
記事 4383番
作文の上達度は 森川林
 作文力がどのくらいついたかということは、本人にはわかりませ 12/17
記事 4382番
幼長、小1、小 森川林
 基礎学力コースは、小1の子にはおすすめです。  国語と算 12/5
記事 4377番
即自存在、対自 森川林
 中学生のころは、たぶん子供が人生で最も打算的に生きる時期で 12/3
記事 4374番
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
■小1から高3まで、年間の作文指導と結びついた作文検定
●評価サンプル
●知識偏重の教育から思考力重視の教育へ
AIと独自アルゴリズムを組み合わせた「日本語作文検定」がリニューアル


●【重要】7月の新学期から作文用紙と封筒用紙の配布を廃止します――手書きの人は作文ノートの利用をおすすめします
●森からゆうびん2026年2月
●思考力を育てる作文教育

●本で最も進んでいるオンライン教育――少人数の対話と個別指導 無料体験学習 受付中。
●詰め込む学習から、創造する学習へ。小1から高3のオンライン少人数教育。小1から高3のオンライン少人数教育。
●担任制で対話のある、5人以内の少人数オンライン教育

●小学1、2年生は作文を始める適齢期です
●小学3・4年生は、作文がいちばん伸びる時期です
●小5・小6から、作文は「考える作文」に変わります。

●高校入試につながる作文力を、中学生から
●入試小論文に対応した作文評価を提供する作文検定(高校向け)
●入試小論文に対応した作文評価を提供する作文検定(塾高校向け)

●学校のための日本語作文検定(学校向け)
●学年ごとの「書く力」が一目でわかる(学校向け)
●総合型選抜・小論文評価業務に関するご提案(大学向け)

●学習塾のための日本語作文検定(塾向け)
●「書ける」ことが塾の強みになる(塾向け)
● 小1からのオンライン作文で、「読む力・書く力・考える力」を一生ものにします(生徒向け)

全国初の本格的な日本語作文検定作文の客観的評価で、誰でも作文が好きになり実力がつく。特許取得の独自のアルゴリズムとAIによる対話型600字講評。(学校塾向け)
●担任制で対話のある、5人以内の少人数オンライン教育 言葉の森
●詰め込む学習から、創造する学習へ。小1から高3のオンライン少人数教育。

●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習