ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 2231番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/3/3
子供時代のしつけ as/2231.html
森川林 2014/09/30 06:25 


 子供と犬とを同じように考えるのはやや問題があるかもしれませんが、子供としつけと子犬のしつけは、似通っているところがあります。それは、最初が肝心だということです。
 人間の場合は、まだ可塑性があるので、大人になってからの自覚によって自分を変えることができますが、それでも子供時代の影響はあとあとまで残るものです。

 子犬の場合は、例えば、吠えないしつけをすれば、吠えない犬になります。ストレスがたまるのではないかと考える人もいるかもしれませんが、子供時代にしつければ、そういうものだと思って不自由なく生きていきます。
 しかし、最初のしつけをしないと、成犬になってからではどんなに教えても、そのしつけが定着することはありません。最初の一歩がいちばん大事なのです。

 これは、暗唱の場合も少し似ています。最初にうっかり「てにをは」を間違えて音読してしまうと、その間違いはなかなか直りません。1回目の読み方が最も大事なのです。
 1回めに正しく読めば、2回めにも正しく読むようになります。そして、3回、4回と繰り返すにつれて、正しい読み方以外の読み方はしようがなくなります。
 これがもし1回目に間違えて読んでしまうと、2回めもそういう間違った読み方をしてしまうことが多く、3回、4回と重なるにつれて、どんなに気をつけても間違った読み方をしてしまうというようになるのです。

 子供時代のしつけの中で、第一に優先することは、正直に生きることではないかと思います。
 子供は、特に悪気がなく、嘘をつくような結果になることをすることがあります。子供ですから、その嘘も些細なもので、特に誰かに迷惑をかけるというものでないことがほとんどです。
 しかし、ここで、嘘はいけないことで、正直がよいことだという原則をしっかりと伝えておく必要があります。

 ここで大事になるのは、父親の役割です。
 母親は一般に、子供の感情を汲み取ることができるので、原則よりも子供の気持ちを考えてルール違反を見過ごしてしまうことがあります。
 父親はその反対に、原則を守ることに敏感で、些細なことでもルール違反は厳しく叱る傾向があります。
 褒めて育てることは、子育ての中心ですが、その背景に、いざというときは厳しく叱るという原則がなければなりません。

 だから、家庭では、父親の帰りが遅いことを考慮して、父と子が(もちろん母と子も)対話をする時間を1週間の生活時間の中で確保していく必要があります。
 その対話の時間のひとつが、長文音読とその長文をもとにした親子の対話です。

 父親が単身赴任の場合も同じです。子供の長文と同じものを父親がコピーして(又はウェブで見て)、電話で子供と話をするようにすればいいのです。
 こういう対話が重要になるのは、小学校高学年からですが、高学年になってから突然対話の習慣を作るということはできません。子供がまだ小さい低学年のころから、定期的に親子である一つのテーマをもとに話をする習慣を作っておくとよいのです。

 この場合、障害になりやすいのがテレビです。
 家族で話をするときはテレビを消すという習慣も、子供が小さいころからつけておけば、抵抗なくできるようになります。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
子育て(117) 

記事 2230番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/3/3
自習表の記入の仕方 as/2230.html
森川林 2014/09/29 07:17 


 自習表の記入の仕方を下記のページで詳しく説明しています。

▽「自習表Ver4.2」
https://www.mori7.com/teraon/jisyuu.php

 色塗りの仕方がよくわからないという人が多かったので、1マスずつの塗り方を載せました。
 10mmの方眼罫のノートを使えば、誰でもこの自習表を利用できます。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
自習表(5) 

記事 2229番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/3/3
省力化の勉強を超えて as/2229.html
森川林 2014/09/28 07:59 


 作文指導では、学年ごと学期ごとに目標の字数が決まっています。
 小学生は、大体学年の100倍から200倍が目安なので、小学3年生は300~600字、小学6年制は600~1200字が目標です。
 実は、字数が最も伸びるのは小学4年生のころで、この時期は小学生らしい作文が最もよく書ける時期です。
 小学5年生から6年生になると、逆に字数が伸びなくなる生徒が増えてきます。それは、作文の内容が考えて書くものになってくるからです。

 この目標字数に関して、子供たちに二通りの傾向があります。
 ひとつは、目標字数は意識しますが、その字数を超えても自分が書きたいところまで書く子です。
 もうひとつは、目標字数ぴったりに書いて終わらせる子です。書くことがまだあっても、字数ぴったりに終わらせるのです。

 目標字数ぴったりに終わらせる子の多くは、作文の項目についてもきちんと全部盛り込みます。だから、特に欠点はありません。
 しかし、勉強に取り組む姿勢に、省力、省資源、省エネルギーの雰囲気が漂っているのです。

 なぜ勉強に取り組むときに省力化の姿勢で臨むかというと、頑張ってやったのでは、あとが続かないと自分で思っているからです。
 そういう生徒の多くは、勉強のスケジュールが無駄なく決まっていることが多いので、低中学年のときは成績はいいのです。
 しかし、高学年になってもその省力化の姿勢が続くために、学年が上がるにつれてかえって伸び悩むことも多いのです。

 では、どうしたらいいかというと、勉強の目標を自分で決めさせることです。
 そして、それが親から見てものたりないものであっても、子供が自分で決めた目標を守ることを勉強の進め方の基準とすることです。
 こういう勉強の文化は一朝一夕ではできません。子供が小学校低学年のころから、物事を自分で決めて自分で実行するという仕組みを工夫していくことが大事なのです。(つづく)

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
小学校低学年(79) 自習表(5) 勉強の仕方(119) 
コメント331~340件
……前のコメント
基礎学力コース 森川林
幼長、小1、小2対象の基礎学力コースの無料体験学習は、1月1 12/19
記事 4383番
作文の上達度は 森川林
 作文力がどのくらいついたかということは、本人にはわかりませ 12/17
記事 4382番
幼長、小1、小 森川林
 基礎学力コースは、小1の子にはおすすめです。  国語と算 12/5
記事 4377番
即自存在、対自 森川林
 中学生のころは、たぶん子供が人生で最も打算的に生きる時期で 12/3
記事 4374番
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●【重要】7月の新学期から作文用紙と封筒用紙の配布を廃止します――手書きの人は作文ノートの利用をおすすめします
●森からゆうびん2026年2月
●思考力を育てる作文教育

●本で最も進んでいるオンライン教育――少人数の対話と個別指導 無料体験学習 受付中。
●詰め込む学習から、創造する学習へ。小1から高3のオンライン少人数教育。小1から高3のオンライン少人数教育。
●担任制で対話のある、5人以内の少人数オンライン教育

●小学1、2年生は作文を始める適齢期です
●小学3・4年生は、作文がいちばん伸びる時期です
●小5・小6から、作文は「考える作文」に変わります。

●高校入試につながる作文力を、中学生から
●入試小論文に対応した作文評価を提供する作文検定(高校向け)
●入試小論文に対応した作文評価を提供する作文検定(塾高校向け)

●学校のための日本語作文検定(学校向け)
●学年ごとの「書く力」が一目でわかる(学校向け)
●総合型選抜・小論文評価業務に関するご提案(大学向け)

●学習塾のための日本語作文検定(塾向け)
●「書ける」ことが塾の強みになる(塾向け)
● 小1からのオンライン作文で、「読む力・書く力・考える力」を一生ものにします(生徒向け)

全国初の本格的な日本語作文検定作文の客観的評価で、誰でも作文が好きになり実力がつく。特許取得の独自のアルゴリズムとAIによる対話型600字講評。(学校塾向け)
●担任制で対話のある、5人以内の少人数オンライン教育 言葉の森
●詰め込む学習から、創造する学習へ。小1から高3のオンライン少人数教育。

●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習