勉強の中身と勉強の形 父母講座 1冊主義――1冊を軸にしてすべてに対応する 作文力の本質は思考力、思考力の本質は語彙力 難しい問題と、難しそうに見える問題

記事 2224番  最新の記事 <一つ前の記事 一つ後の記事> 2017/12/15 
国語力をアップさせるコツと付箋読書
森川林 2014/09/22 17:20 


 国語が苦手という生徒には、(1)毎日の読書、(2)課題の長文の音読、(3)感想文の課題の予習、そして、(4)余裕があれば問題集読書をと言っています。
 更に、その上に、毎月の読解問題を全問正解になるようにじっくり解くように説明します。

 すると、必ず国語の成績は上がります。その上がり方も、かなりはっきりしています。
 小6のとき国語がいちばん苦手だったという生徒が、中3になるころには、国語の成績がいちばんよくなるということも実際にあります。そして、第一志望の難関高に受かった子も何人もいます。

 だから、国語の力をつけるというのは、実は平凡なことの積み重ねなのです。

 しかし、小学生のときまでに国語が苦手だったという生徒の中には、読書の習慣がついていないことも多く、受験に合格すると、ついそれまでの勉強法を忘れてしまい、読書から離れてしまう生徒も多いのです。
 すると、高校生になったばかりのころは国語が得意だった生徒が、高3になるころにはまた国語が苦手になるということもあります。

 だから、いつでも本を読む生活を忘れてはいけないのです。
 読書は習慣ですから、1日読まなければ、1日分読書から遠ざかります。そして、何日か読まない生活が続くと、読書をしない生活が普通の生活のようになってしまうのです。

 これは、大人でも同じです。毎日10ページでも読むと決めておけば、読書のある生活から離れることはありません。
 しかし、読まない日が何日か続くと、そのあと新しく本を取ることが億劫になるのです。

 この毎日の読書を続けるのに最もよい方法が、付箋読書です。
 毎日どんなに忙しくても最低10ページは読むと決めておけば、10ページを読むのにかかる時間はせいぜい10分ほどですから、読書から離れることはありません。

 読み終えたところに付箋を貼っておくと、わずか10ページでも、確実に読み終えたという実感が残ります。これがもし付箋を貼らずに読むとなると、10ページほどでは張り合いがない気がするので、「いつか時間のあるときにじっくり読もう」と思って、結局読まないことになってしまいます。

 人間は、中身よりも形を基準にして生きています。
 読書も、読んだ形を残すことで続けやすくなるのです。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
国語力読解力(155) 読書(95) 問題集読書(33) 

コメント欄

コメントフォーム
国語力をアップさせるコツと付箋読書 森川林 20140922 に対するコメント

▽コメントはここにお書きください。
 ハンドルネーム又はコード:

(za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
メルマガの配信
▼バックナンバー
○一般用 ダイジェスト版
○生徒用 完全版

Facebookページ
言葉の森作文ネットワーク
いいね! 16,511件
新着コメント1~10件
コメントは24時間以内に表示
■■12月4週 nane
 江戸時代の寺子屋では、席書と言って、子 12/14
■■12月4週 森川林
 オンラインで勉強している生徒は、せっか 12/14
来年の夏合宿の nane
 以前、教室で行ったキャンプでは、参加者 12/11
来年の夏合宿の 森川林
 先の話になりますが、今から夏合宿のいろ 12/11
子育ての原点を nane
 仕事も同じ。  売上とか利益とか黒字 12/10
子育ての原点を 森川林
 原点を忘れないというのは、難しいことで 12/10
長所を伸ばすの nane
 欠点をいくら直しても、ほかの人と同じに 12/6
長所を伸ばすの 森川林
 子供は、基本的に褒めているだけでいい子 12/6
【重要】12. nane
 最近は、オンラインの勉強が限りなくリア 12/6
【重要】12. 森川林
 思考発表クラブというのは、作文の構想図 12/6
……次のコメント

オープン教育 1~10件
オープンの川
過去の記事

過去の1~30件目を表示
■勉強の中身と勉強の形 9月21日
■父母講座 9月20日
■1冊主義――1冊を軸にしてすべてに対応する 9月19日
■作文力の本質は思考力、思考力の本質は語彙力 9月18日
■難しい問題と、難しそうに見える問題 9月17日
■低学年の漢字力、計算力をどうつけるか 9月16日
■寺子屋オンエアのページを更新。skypeも利用して個別指導を 9月15日
■変化の時代の子育てと、仕事の力をつけるための勉強 9月13日
■寺子屋オンエアと自然合宿の組み合わせによる勉強 9月12日
■子供に自分で○付けをさせたら、答えを先に見てしまうのでは、という心配をしないために 9月11日
■寺子屋オンエアに見る新しいネット教育 1 9月10日
■小中学校の勉強は、意欲、教材、方法、かけた時間に比例。考える力をつける本質的な難しさは読書と対話から 9月9日
■英語学習の方法 9月8日
■世界のシナリオは、経済変動のあと、社会の大きな代謝に 9月7日
■奪い合う社会から与え合う社会へ 9月6日
■勉強はのんびり気長にやるほど得意になる 9月5日
■思考力は、答えのない世界を楽しむことで育つ 9月4日
■将来のその子の仕事のための教育と子育て 9月3日
■家庭学習は、毎日少しずつ、丸付けは自分で、読書も勉強のうち 9月2日
■実力をつける全教科の勉強の土台の上に、思考力と創造性を育てる作文の勉強を 9月1日
■旧社会から新社会へ(2)自学自習の本質的な勉強と、未来の学力となる創造的な勉強 8月31日
■旧社会から新社会へ(1)江戸時代の寺子屋に見る未来の教育の姿 8月27日
■教えすぎ、教材の与えすぎが子供の学力を低下させる 8月25日
■記述問題に対応するための家庭学習の方法 8月23日
■学力テスト(模試)の点数が低くても気にしない 8月18日
■理屈で理解する勉強法から、まるごと自分のものにする勉強法へ 8月13日
■競争の勝ち負けよりも、自分の使命に合わせた創造 8月12日
■これからの世界、日本、教育 4 8月10日
■8月5~7日の夏合宿、終わる 8月8日
■これからの世界、日本、教育 3 8月6日
……前の30件
HPの記事検索
ホームページの全記事

 言葉の森新聞

Google+ページ
言葉の森作文オンエア

Twitter
言葉の森@kotomori

RSS
RSSリーダー

代表プロフィール
森川林(本名中根克明)

講師ブログ
言葉の森の講師のブログ

算数の通信教育
できた君の算数クラブ

カテゴリー
全カテゴリー
ICT教育(1)
遊び(6)
新しい産業(23)
暗唱(121)
生き方(41)
息抜き(19)
いじめ(1)
インターネット(25)
英語教育(10)
オープン教育(24)
親子作文コース(9)
オンエア講座(41)
音声入力(10)
音読(22)
オンライン作文(2)
外国人と日本語(4)
科学(5)
学問コース(1)
学力テスト(2)
合宿(14)
家庭学習(92)
家庭で教える作文(55)
漢字(17)
帰国子女(12)
教育技術(5)
教育論文化論(255)
教室の話題(26)
行事と文化(1)
ゲーム的教育(4)
合格情報(27)
高校入試作文小論文(10)
構成図(25)
公立中高一貫校(63)
国語問題(15)
国語力読解力(155)
子育て(117)
言の葉クラブ(2)
言葉の森サイト(41)
言葉の森の特徴(83)
言葉の森のビジョン(51)
子供たちの作文(59)
作文教育(134)
作文検定試験(4)
作文の書き方(108)
算数・数学(22)
自習検定試験(10)
自習表(5)
自然災害(1)
実行課題(9)
質問と意見(39)
受験作文小論文(89)
小学校低学年(79)
森林プロジェクト(50)
政治経済(63)
生徒父母向け記事(61)
生徒父母連絡(78)
全教科指導(2)
センター試験(7)
創造が価値の源泉となる社会(9)
大学入試(14)
対話(45)
他の教室との違い(22)
知のパラダイム(15)
中学生の勉强(21)
中高一貫校(11)
寺子屋オンライン(101)
読書(95)
読書感想文(19)
読書実験クラブ(9)
友達サイト(7)
日本(39)
日本語脳(15)
発達障害(1)
東日本大震災(15)
facebook(29)
facebookの記事(165)
プレゼン作文発表会(20)
プログラミング教育(5)
勉強の仕方(119)
未来の教育(31)
MOOC(2)
無の文化(9)
メディア(8)
森の学校オンライン(2)
森リン(103)
問題集読書(33)
読み物(1)
四行詩(13)
未分類(378)

QRコード






 
小学生、中学生、高校生の作文(2007年4月まで)
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。