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【合格速報】茗溪学園中学校 as/3478.html
言葉の森事務局 2018/12/26 14:57 
茗溪学園中学校  K.H.さん

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実験・研究・創造・発表の学習で新しい学力を育てる【動画】 as/3477.html
森川林 2018/12/26 04:36 

 これまでの勉強は、聞く勉強でした。
 聞いて理解して、覚えたことをテストで確認するような勉強を、長い間人類は続けてきました。

 しかし、そういう勉強で得た知識は、これからの社会ではだんだん出番がなくなります。
 知識は、基本的なものと、自分が特に興味があるものだけに絞られるようになり、あとは必要に応じていつでも外にあるものを利用すればよいという考え方になるのです。

 以前、海外の大学入試で、受験生がスマホを使って外部と通信しカンニングするという事件がありました。
 対策は、試験会場へのスマホ持ち込み禁止と考えるのではなく、カンニングできるような知識はもうテストする必要がないと考えることなのです。

 では、そのかわり何が必要になるかというと、これからは「聞く知識」ではなく、「作る知識」や「発表する知識」が必要になるということです。
 それは知識というよりも、「作る学力」「発表する学力」です。

 寺子屋オンラインのクラスでは、いろいろな生徒が、自分のオリジナルな実験や工作をもとに、関心を持ったことを調査し研究し発表しています。

 その過程で、準備をしたり失敗をしたりやり直しをしたりするので、作る勉強は、聞くだけ勉強よりもずっと時間がかかります
 しかし、その時間の中で残るものが、これから必要になる本当の学力なのです。

 ところで、小学校低中学年の場合は、ここに親の関わりが必要になります。
 子供が何かに興味を持っても、その興味を「作る勉強」や「発表する勉強」に発展させるためには、親が準備を手伝ったりアドバイスをしたりすることが出てくるからです。

 現在は、共働きで遅くまで仕事をして帰るお母さんが多いので、子供の「作る勉強」の手伝いは、時間的にかなり負担がかかります。
 しかし、この時間を捻出して、子供と知的で創造的な時間を共有することが、あとになって必ず生きてきます。
 これからの勉強は、能率よく知識を覚えることではなく、時間をかけて自分なりに考えることになるからです。

▽はんこ作りの研究と発表(寺子屋オンラインクラスの発表の例)

 

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森川林 20181226  
 点数を上げるための勉強の秘訣は、出題範囲を繰り返し読むことです。
 しかし、これはあまり面白い勉強ではありません。
 だから、必要なときに集中して取り組めばいいのです。
 日常的に行う勉強は、もっと楽しいものであるべきです。
 楽しむための勉強の秘訣は、その勉強する対象の事物と関わり、親と関わり、友達と関わることです。
 これは、勉強を楽しむことであるとともに、その子の今の人生を楽しむことなのです。


nane 20181226  
 勉強は楽しいものであるべきです。
 その楽しさがあるからこそ、途中の過程の苦しさものりこえられるのです。
 これは、苦しいことを我慢するのが勉強だという考えではありません。
 我慢してやるようなことは、我慢する必要がなくなればやらなくなるからです。


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お父さんお母さんに聞いた話(寺オン作文の授業から)【動画】 as/3475.html
森川林 2018/12/25 06:52 

 小学3年生以上は、作文の題名が決まっています。
 題名が決まっている課題では、お父さんお母さんに取材することが大事になってきます。

 例えば、「私の好きなスポーツ」という題名で書く場合、自分の体験だけで書くこともできますが、それを両親に取材することによって実例が立体的になっていきます。
 その複数の実例を一つにまとめる感想が、作文の主題になります。

 実例が複数あると、主題はその複数の実例に共通する、より抽象的な主題になってきます。
 それが、小学校5年生以降の主題中心に考える作文の元になっていくのです。

 もし、自分の体験実例をひとつ書くだけでそのまま感想を書くとすると、その体験が面白かったとかつまらなかったとかいう、体験に密着した感想になってしまいます。
 それでは、深い感想というのは出てきません。
 感想を深めるために、複数の実例で立体化していくことが大事なのです。

 そしてまた両親に取材した話は、そこに両親の生き方や考え方が自然に盛り込まれています。
 そういう話を聞くことが、子供にとって作文を書くこととは別の考える勉強になっているのです。

▼お父さんお母さんに聞いた話(寺オン作文の授業から)


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森川林 20181225  
 難しい本で、しかし興味を持って読める面白い本というのはなかなかありません。
 難しくて面白くない本か、面白いが内容が薄い本が、どちらかであるのが普通です。
 しかし、両親との話は、難しい内容を興味を持って面白く聞けるように話してくれることが多いのです。
 だから、両親と話をする機会を増やすと、子供の考える力が育っていくのです。


nane 20181225  
 小学4年生までの作文の課題では、親がそれほど準備しなくても、子供にいい話を聞かせてあげることができます。
 しかし、小学5年生以上の課題になると、親が事前に似た話を考えておく方がいいのです。
 例えば、食事の習慣における日本と欧米の文化との違いなどという話を、お母さんが台所で大根かなにかを切っているときに突然聞かれても、すぐにはいい話は出てこないからです。

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記事 3474番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/4/19
習い事が多くて時間が取れない子 as/3474.html
森川林 2018/12/24 08:12 
△写真は、言葉の森事務局の新しいメンバー、文鳥のブン。誕生後1か月ですが、だいぶ飛べるようになりました。

 習い事が多くて時間がとれない、という子がいます。
 インターネットの情報過多と同じで、自然に任せれば、見なければならないと思うものが次第に多くなってくるのです。

 そこで、断捨離が必要になります。
 そのときの基準は、今の役に立つだけでなく、生涯役に立つものかどうかということです。

 もちろん、それは、あとになってみないとわからないことです。
 しかし、どの子にも基本的に大事なものは、読書と作文と対話と自由な時間です。
 要するに、理解力と思考力と表現力と創造力を育てることが基盤となって、ほかのものも生きてくるのです
 そして、そのほかに、自分がすごく好きなものがあれば、それを大事にしていくことです。

 始めてから3か月で成果が出て、次に移るという忙しいやり方ではなく、小学1年生から始めて、高校3年生まで、更には大学生、社会人になってからも続けられるものを第一の基準としていくのです。

 また、今の社会では、人工的な環境で一日を過ごしてしまうことも多いので、生き物を飼ったり、自然に触れたり、友達と遊んだりする時間も意識的に大事にしていくことです。

 学校の今の勉強に役立つかどうかということよりも、その子の将来の生き方にプラスになるかどうかということを第一に考えていくのです。

 以前、小学校低学年で、学校の宿題が多くて勉強が忙しいからと、読書は家でしないで行き帰りの電車の中だけで済ますという子がいました。
 低学年のころは成績がよかったのですが、高学年になるとどんどん成績が低下していきました。
 読書のような根を育てることを後回しにして、そのときのテストや宿題という表面に出る花や葉を育てることを優先していたからです。

 しかし、もちろん人間はいつでも変化できます。
 その子もたぶん、すぐには表面に出ないものの大切さに気づいて、いつか本格的に何かに取り組むだろうと思います。
 しかし、そういう遠回りをしなくて済むように長期的な目でものを見ることができるのが、人生経験のある親の役割だと思います。
(つづく)

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森川林 20181224  
 昔、塾で作文の宿題があるので見てほしいというお父さんがいました。
 それが塾の成績にも響くかもしれないというのです。
 その子は、まだ低学年です。
 親の気持ちはわからなくはありませんが、そういう短期的な視野で子供に勉強をさせていると、あとで大変だろうなあと思いました。
 というよりも、塾の宿題ならその塾で見てもらうのがいちばんいいと思ったのですが(笑)。

nane 20181224  
 今の子供たちは、全体に忙しすぎのように思います。
 受験勉強の1年間は忙しくても当然ですが、それ以前の時期はのんびり暮らすのが普通です。
 のんびりした生活の中で、自分の好きなことをしたり読書をしたりする方が、あとになって必ず生きてくるのです。


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小3の作文課題「どきどきしたこと」の発表例【動画】 as/3473.html
森川林 2018/12/24 07:59 

 12月4週は、作文の発表会です。
 参加者がそれぞれに自分の作文を発表して、そのあと、ほかの参加者が質問や感想を述べます。

 言葉の森の生徒なら誰でも参加できますが、これまでは準備の関係で、寺子屋オンラインのクラスの生徒中心に連絡をしてきました。
 しかし、運営の仕方も軌道に乗ってきたので、来年からは年に何回か全体でプレゼン作文発表会を行っていく予定です。

 今回紹介する動画は、小3、小4の題名課題「どきどきしたこと」の作文発表の例です。
 本当は、文章を表示するだけでなく、その文章の内容に関連した画像などを見せて発表するといいのですが、それは今後の全体の発表会のときによく準備して取り組んでもらうようにしたいと思います。

 作文発表会は、発表ももちろん大事ですが、そのあとのほかの生徒からの質問や感想のやりとりもそれ以上に大事です。
 作文は、書いたあと、先生や両親に見てもらうだけでなく、友達の前で発表することによって、よりよいものを書こうという意欲がわいてくるからです。

▼小3の作文課題「どきどきしたこと」の発表例

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森川林 20181224  
 作文発表会で面白いのは、真面目な話だけでなく、ふざけた内容や表現で発表する子がいることです。
 また、質問や感想も、普通に真面目な質問や感想だけでなく、面白いことを聞いたり言ったりする子がいることです。
 言葉の森の作文発表会は、点数をつけたり、賞を決めたりするわけではないので、楽しくやるのがいいのです。

nane 20181224  
 作文発表会は、ただ面白いだけでなく、受験にも役立ちます。
 それは、面接などの受け答えが上手になることです。
 入試に面接がある人は、寺子屋オンラインで友達や先生とのやりとりを練習しておくといいと思います。


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