読解マラソン集の問題の学年が、7月から一部ずれていましたが、先ほど正しく直しました。(2013年9月27日11時ごろ)
例えば、小4で入会し小3の課題で勉強している生徒の場合、6月までは現在の学年の小4の読解マラソン集をお渡ししていました。
7月からは、課題集の学年と同じ小3の読解マラソン集をお渡しするようになりましたが、読解マラソンのウェブの問題の学年が昔の現在学年のままになっていました。
https://www.mori7.net/marason/ki.php
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科挙は、1400年前の随の時代に、コネや賄賂によらない公平な官吏選抜試験として行われました。
最初は、その公平性に効果がありました。
しかし、全国の秀才がこぞって科挙に取り組むようになると、差をつけるための試験は「重箱の隅」化していきました。
初期の試験では、優秀な若者が合格していましたが、やがて勉強だけができて、たくましさや創造性に欠ける若者の方が合格するようになったのです。
同じことが、今の入試選抜にも表れてきています。
だから、この入試に過剰に適応しないことです。
大事なのは、勉強は一応できていればよいというぐらいにして、成績に表れない能力や感受性をもっと育てていくことです。
今、小中学生の子をお持ちのお母さんやお父さんは、周囲の同学年の子供とつい成績を比較してしまうと思いますが、今の成績などはあてになりません。
本人が自覚して取り組むようになる高校生以降がすべてです。
小中学生のころは、その土台を作るための時期です。
そして、その土台とは、勉強だけでなくバランスの取れた人間力なのです。
今日の夜明け前の空は、遠くまで透き通り、オリオン座が東の空に光っていました。
夏の間、たくさん咲いていた花々も、今はときどき足下にポツリと咲いているようになりました。
季節も世の中も、静かに移り変わっていくのでしょう。
それでは、今日も、いい一日をお過ごしください。
(中根)
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「創造する子供たち、対話のある家庭、自助の教育 3」
https://www.mori7.com/as/1573.html
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元気な人は皆同じように元気だが、元気でない人はそれぞれに元気がない。(どこかで聞いたようなセリフだなあ)
他人からいい方法を聞いて、そのとおりにやっても同じような成果が出ないことがあります。
それは、方法は同じでも、その方法以外のところで人それぞれに違いがあるからです。
そして、その違いは、本人でなければわかりません。
勉強でも同じです。
合っているところは、皆同じように合っていますが、間違っているところは人それぞれの理由で間違っています。
そのそれぞれの理由を見つけて、それぞれにできるようにするのが勉強です。
そういう勉強は、小中学生の場合は親が、高校生以上の場合は本人がやらなければできません。(高額の家庭教師なら別ですが)
だから、勉強は家庭でするのがいいのです。
▽関連記事
「国語の成績を上げるために――読解問題の解き方、記述の仕方」
https://www.mori7.com/index.php?e=1795
今日は、強風。
でも、涼しくていい気持ちです。
「風がないときは皆同じように静かなベランダだが、風の強いときはそれぞれに異なるものが飛んでいく」(レフ・トルストイ)
今日も、いい一日をお過ごしください。
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日常の生活は、普通に努力していればいいのですが、受験のような競争のときは、ただの努力だけでは足りません。
戦略や戦術のようなものが必要になってきます。
戦略とは、自分が人生でどういう目標を持っているかということです。
戦術とは、確率計算です。
文系の人は、気合いがあれば何とかなると思いがちですが、それは最後の競り合いのときだけです。
世の中のほとんどのことは、確率計算で動いています。
大事なことは、その計算を人に任せるのではなく、自分ですることです。
確率計算が自分でできるようになるために、無駄に見える遠回りや試行錯誤があるのです。
静かな連休が過ぎて、明日から9月の最後の週です。
夏が暑かった分だけ、実りの秋も豊富なようです。
それでは、明日もいい一日をお過ごしください。
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「中学生の勉強は、戦略や戦術を考える力を育てることも大事 」
https://www.mori7.com/as/1875.html
(写真は、去りゆく夏のニチニチソウ)
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内容がいまいちよくわかりませんが、戦略って普通、ある状況を作り出すことですよね。例えばシーレーン戦略であれば戦略目標は生命線の維持、核抑止力戦略であれば、自国に対する宣戦の抑止ですよね。人生で戦略と呼べるものというと、名声及び安定のための大資産家戦略や、技術不足により窮地に陥らないための技術維持戦略、知識不足で窮地に陥らないための情報コネクション拡大戦略ってなところでしょうか。こちらで書かれている目標ってのも同じ物を指しているんでしょうか。
人生の目的は、幸福、向上、創造、貢献を実現することだと思います。
戦略とは、そのための方法です。
その方法を更に具体化するための方法が戦術です。
それは方策ではないですか?
ある意味言葉遊びですが。
もし戦略という言葉で通すのであれば、戦術と戦略って同時に使うことって現実は無いですよね。戦術は開戦中しか使いませんが、戦略は戦時中の有無を問わず発生します。戦術兵器は戦時中どんどん投入されますが、戦略兵器は戦時中に使われることはまずありません。平時に於いても使われる事はありません。いつでも使えるというその存在だけに意味があります。さて人生において戦時と平時の切り分けはどこになるんでしょうか。
では、例として幸福を目標とした場合、方策( 戦略 )と戦術というのは、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。
幸福の戦略とは、身の回りの状況にかかわらず明るい気持ちでいられること、戦術とは、例えば朝早起きして太陽を見ることかなあ。
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物を節約したりリサイクルしたりすることも確かに大事です。
江戸時代は、その節約やリサイクルが高度に営まれていたので、清潔な省資源の社会が成立していました。
しかし、現代の日本の社会の第一の問題は、様々な無駄があることではないように思います。
節約やリサイクルが進み、省エネ、省資源の社会が広がっても、そこには未来の喜びはありません。
今の日本に必要なのは、新しい発明や発見や創造です。
企業が、借入をしてでも投資したくなるような何か、国民がローンを組んでも買いたくなるような何かが欠けているのです。
それは、もちろん日本に限らず世界全体に共通した課題です。
しかし、経済の成熟化の先端を行く日本だからこそ、より明瞭に自覚できる課題なのです。
未来への投資にはいろいろなものがありますが、その最も重要なもののひとつが、創造性を育てる教育です。
未来の社会は、子供たちの創造性教育を社会全体の共通の関心として営まれていくようになると思います。
秋とは言ってもまだ暑い日差しの中、紫のパンジーがお喋りしながら咲いているようでした。
「足があれば、歩けるんだけどね」
とか何とか。
明日もいい一日になるでしょう。
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