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記事 5442番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/2/18
AI時代になぜかけ算の九九をやるのか――それは教育の本質が身体化だから as/5442.html
森川林 2026/02/15 11:51 



https://youtu.be/JOMnEI5vho8

●AI時代に九九を覚える意味

 かけ算の九九を小学2年生ごろにやるときに、「AIで聞けばすぐできるのに、覚える必要はないのではないか」という声が出ることがあります。

 かけ算の九九を覚えるのは、大きい数の掛け算をやるときに便利だからというようなことは大した理由にはなりません。
 本当は、数字の概念を身体化することにあるのです。

●小学生時代の教育の本質は身体化

 小学生時代の教育の本質は身体化で、最も重要なものは言葉の身体化です。
 次に、数字の身体化です。
 さらに物の身体化というものもあります。
 例えば、絵を描いたり、積み木を積んだりすることによって、形と物が自分の体の一部として取り込まれていくのです。

●身体化とは何か

 言葉の身体化とは、言葉が自分の手足のように自由に動かせるようになることです。
 数字の身体化も同じです。
 考えずにできるレベルになるのが身体化ということです。

 確かに身体化をしなくても、感想文をAIに書いてもらったり、複雑な計算をAIにしてもらったりすることができます。
 しかし、それは答えがあらかじめわかっている世界の範囲でAIに任せることができるということです。

●未知の問題に向き合う力

 人間が未知の新しい問題に遭遇したときに必要になるものは、その問題をどう処理するかという創造的な発想で、その創造的な発想はひらめきともいうものです。

 ひらめきはどこから生まれるかというと、身体化された知識から生まれるのです。

●読み書きそろばんの現代的意味

 江戸時代の寺子屋教育の基本は、読み書きそろばんでした。
 これは現代でも通用します。
 読書と文章を書くことと計算をすることは、小学校時代の教育の基本で、この身体化の教育によって子供たちは創造性の土台を作っているのです。

●「書くこと」は作文に限らない

 読み書きそろばんの「書くこと」に関しては、作文ということに限りません。
 ちょっとしたメモでも詩でも俳句でもいいのです。

 書くことによる手と頭が連動していることが大事で、意識的に文字を書こうと思わなくても、考えたことに沿って手が自然に動いて書くというのが「書くこと」の身体化です。

 「書くこと」の身体化は、昔ながらの鉛筆やペンのような筆記用具でなければ身につきません。
 学年が上がれば、パソコンのキーボードで入力したり、スマホの入力で文章を書いたり、音声入力で文章を書いたりすることはできますが、それは子供時代に手書きで文を書いたという蓄積があるからこそできることなのです。

 大人はすでにパソコンで入力しながら考えることもできますが、それはその土台に小学生時代の手書きの蓄積があったからこそです。

●子供時代にこそ身体化を

 だから、子供時代にはまず手書きで書くことを身体化し、考えなくても書けるように、つまり、書くことが自分の手足のように動かせるようになることが大事なのです。

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記事 5441番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/2/18
集中力は鍛えるものではなく、育てるもの as/5441.html
森川林 2026/02/15 06:03 



https://youtu.be/HEjYA5-IhWg

●集中力を左右するのは環境と習慣

 勉強を能率よく進めるには、教材と学習法と時間配分が大切です。
しかし、忘れられがちなのが環境です。集中力は、本人の能力や気合いだけで決まるものではなく、環境と習慣のつくり方によって大きく変わります。

●中学2年生まではリビング学習を基本に

 まず、学習環境として大切なのは、中学2年生まではリビングで勉強することです。
中学3年生になると、子供は自然に勉強の自覚ができるので、自分の部屋で勉強することもできます。しかし、それまでは、みんなのいる中で勉強することが大事です。

 これは、あとから「リビング勉強に戻そう」としても難しいからです。小さいころから「勉強はみんなのいるところでする」と決めておくことです。

●リビング学習で気をつけたい「音」の問題

 ただし、リビング学習で注意したいのが「音」です。テレビやビデオやYouTubeなど、音声が出るものは勉強の妨げになります。音があるだけで集中力が途切れやすくなります。

 家庭で子供が勉強しているときに家族がテレビを見る場合は、ヘッドホンで音が外に出ないように配慮してあげることです。機械文明の中では、機械の弊害が出ないように、別の機械を利用する工夫も必要になります。

●集中力の土台は毎日の習慣づくり

 次に、集中力の土台としていちばん大切なのは、毎日決まったことをする習慣です。

 成績が上がらない原因の多くは、能力でも勉強法でも塾でも先生でもなく、ほとんどの場合、毎日勉強する体制になっていないことだけです。

 小中学生の勉強は、入試問題を解く勉強以外は、難しいことは何もありません。しかし、毎日ではなく、宿題があるときだけ、塾のあるときだけというやり方だと、必ずどこかで分からないところが出てきます。それが積み重なると、どこから手をつけていいか自分でも分からなくなります。

●「まとめて勉強」では力はつかない

 そこで、ある日突然、思いついて急にたくさん勉強を始めることがあります。けれども、学力は毎日の積み重ねでできるものなので、1週間分を1日でやって残り6日何もしないという形では力がつきません。短い時間でいいので、毎日同じ時刻に同じ勉強をする体制を作っておくことが大事です。

 勉強は、たくさんさせるよりも、毎日欠かさずさせることを重点にします。

●長時間勉強の落とし穴

 ただ、ここで親が気をつけたい点があります。小学校低中学年のころに毎日たくさん勉強をさせると、学年が上がるにつれて反動が来ることがあります。その兆候として多いのが、集中力の乏しい勉強を長時間だらだら続けるような習慣がついてしまうことです。
お母さんは、子供が長い時間勉強していると安心し、短い時間で終わらせると不安になるものです。しかし、短い時間で仕上げる姿勢の方が、集中力のある勉強につながります。低学年で親の話をよく聞く子ほど、長時間勉強できてしまうことがありますが、親はそれを見て満足せず、「もう勉強やめて、あとは自分の好きなことをして遊びなさい」と言ってあげる必要があります。子供の本当の心は、親にそう言われるのを待っているのです。

●だらだら勉強を生む三つの原因

 子供がだらだら勉強する原因も整理しておきます。

 第一は、早く終わると追加の勉強をさせられる可能性があるケースです。一度でも「早く終わったから追加」をすると、子供はよく覚えていて、なるべく早く終わらせないようになります。

 第二は、ページ数などの量ではなく「時間」で区切る勉強になっていることです。時間の枠を決められると、その時間を楽に過ごす方向に流れやすく、自分で能率よくやろうという気になりにくいのです。

 第三は、勉強する時間が長すぎる、量が多すぎることです。目の前に膨大な勉強があると、すぐに取りかかる気になれません。

●本当の集中力は成長とともに現れる

 集中力について最後に言えば、子供が成長して中学3年の受験期になったり、高校生・大学受験の時期になったりすれば、誰でも自然に集中力を発揮するようになります。その時期の内側から湧き上がる集中力が本当の集中力です。
小学生の間は、集中できないのが本来の姿です。ですから、小学生の勉強はなるべく短時間で終わるものにし、親は「気が散るのが自然」と考えて、無理のない勉強の仕方をしていくとよいのです。ちゃんと育っている子であれば、必要なときには必ず集中力を発揮します。今集中力がないのは、まだその時期ではないからです。

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家庭学習(92) 

記事 5440番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/2/18
なぜ、読書をする子は学年が上がるほど伸びるのか  as/5440.html
森川林 2026/02/14 16:38 



https://youtu.be/G0NxxzIu8is

●読書時間が取れない子の落とし穴

 真面目にきちんと勉強しているにもかかわらず、勉強のスピードが遅く、いろいろなことに手が回らない子がいます。そうした子は、ゆっくり本を読む時間が取れません。その結果、学年が上がるにつれて成績が下がっていきます。成績が下がるのは国語だけではなく、算数、理科、社会など、すべての教科に共通して表れてきます。

●小5から広がる読書力の差

 読書とは、日本語で文章を読むことです。読書を通して、日本語で考える力が育ちます。小学校4年生までの勉強は、やり方がわかれば誰でもできる、考える必要の少ない勉強です。しかし、小学校5年生からは、考える力が必要な勉強が始まります。このときに、読書力の差がはっきりと表れてきます。

●読書の効果は半年後に表れる

 ただし、読書を始めてすぐに効果が出るわけではありません。読書の効果が実感できるまでには、半年ほどかかります。だからこそ、気長に読書の習慣をつけておくことが大切です。読書力による学力の差は、学年が上がるほど大きくなります。小学生よりも中学生、中学生よりも高校生、さらに大学生になるにつれて、その差は広がっていくのです。

●家庭学習の中心は読書

 そのため、小学生時代の勉強で最も優先すべきことは、読書の時間を確保することです。読書の時間は、宿題の時間よりも優先されるべきです。宿題は多くの場合、単なる作業で終わってしまいます。できる問題はもともとできる問題であり、できなかった問題も、あとで繰り返さなければ身につきません。勉強の中心は家庭学習であり、家庭学習の中心は読書なのです。

●成績よりも読書力を育てる

 小学校4年生までの成績の差は、本質的な差ではありません。この時期に大切なのは成績ではなく、読書力です。読書力は目に見えにくいものですが、確実に学力の土台となり、学年が上がるにつれて成績として表れてきます。

●低学年は読み聞かせから

 小学1、2年生で自分から本を読まない場合は、保護者が読み聞かせをしてください。耳から入る読書は、目で読む読書の大切な土台になります。低学年の読書力は音読で判断できます。本をすらすら読める子は問題ありませんが、つっかえながら読む子は、読書の面白さをまだ感じられていません。ただし、音読をさせたときには、つっかえながらであっても、必ず褒めることが大切です。子どもは、褒められることで成長します。

●面白い本を選ぶ工夫

 音読が普通にできる子には、読書量を増やすことが必要です。そのためには、面白い本を与えることです。ただし、おばけの本や殺人の本など、刺激だけで引きつけるものは避けるべきです。読んで心がすがすがしくなるような、本当に面白い本を選ぶことが大切です。

●読書の幅を広げる段階へ

 本がよく読める子は、説明文や意見文へと読書の幅を広げていきます。図書館のノンフィクションコーナーや、中高生向けの新書シリーズなどから、興味の持てそうな本を探すとよいでしょう。ただし、読書力が十分でないうちに難しい本を読ませると、かえって読書量が減ってしまいます。複数の本を並行して読み、無理なく読書を続ける工夫も有効です。

●学年が上がるほど差が広がる理由

 小学生時代に身につけた読書力は、中学、高校での学力に直結します。学年が上がるにつれて成績が伸びる子と、逆に下がる子の違いは、読書力の差です。本当の国語力とは、漢字や文法ではなく、読解力です。その読解力の基礎にあるのが、日々の読書習慣なのです。

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読書(95) 

記事 5439番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/2/18
全科学力クラスの説明会と体験学習の募集 as/5439.html
森川林 2026/02/13 16:23 



https://youtu.be/YIYWvKNh6Ds

■これからの全科学力クラスの概要

 全科学力クラスは、AIを生かした新しい教育です。

 週1回45分で、国数英・暗唱・創造発表の学習ができます(プログラミングのできるクラスもあります)。

 自宅で国数英、暗唱、創造発表ができるワンストップサービスで総合的な学力を伸ばします。

 読書紹介、創造発表の授業で、テストの点数だけでなく読書力、創造力、発表力を育てます。

 教科の選択は自由で、全教科受けることも、指定した教科だけを受けることもできます。
 ただし、4週目の創造発表は全員参加です。
 また、毎月の国数英の確認テストは、学力レベルをチェックするために全員が受けます。

 対象学年は、小1から中3で、国語に関しては高3まで受講できます。

 学習の中心はAIを利用した家庭学習で、AIの利用の仕方を講師がアドバイスし、生徒の自立学習を促します。

 教材は、教科別の指定問題集を希望により別途購入していただきます。

 家庭での勉強を続けやすくするために、24時間運営のオンライン自習室をいつでも無料で利用できます。

 担当講師とコミュニケーションは、オンライン掲示板利用していつでもできます。

 全科学力クラスに関心のある方向けに説明会を行っています。平日土日の朝8:30から(約20分)。
 無料体験学習も受けられます。

■全科学力クラスの教科と学年

 勉強する教科は、小学123年生は国語、算数、暗唱の3教科です。
 小学456年生は国語、算数、英語で、英語には英文暗唱の授業があります。
 中学123年生の教科は国語、数学、英語です。

 週によって授業の重点が変わります。
 1週目は国語、2週目は算数数学、3週目は英語又は暗唱、4週目はプログラミングの発表も含めた自由な創造発表の授業を行います。

 4週目の授業は、そのクラスの生徒全員に共通ですが、1週目、2週目、3週目の勉強は、自分の好きな教科を選ぶことができます。

■教材の種類

 小学123年生の国数の教材は「ウィンパス」という標準的な問題集です。

 小学456年生の国数英の教材は「標準新演習」という標準問題なので学校のレベルと同じです。
 その代わり、学年を先取りして小学6年生のうちに中学生の勉強まで進めるようにします。

 中学123年生の国数英の教材は「標準新演習」と「発展新演習」のどちらの問題集を選ぶこともできます。
 標準新演習は学校のレベルと同じですが、公立トップ校の受験にも十分対応できます。
 中学生の場合もできるだけ学年を先取りして勉強を行い、中学2年生のうちに中学3年生の勉強まで進むことを目標にします。

 高校生の国の教材は「プログレス現代文」(高12)と「スタンダード現代文」(高3)です。
 高校生で数英を希望される方は、担当の講師とご相談ください。

■授業の進め方

 授業の流れは、最初にクラスの生徒全員で読書紹介を行います。
 その後、個別に学習を進め、先生がそれぞれの生徒の学習状況をチェックし質問や相談を受け付けます。
 最後に、一人一言の時間で、それぞれの生徒が自分の近況報告を発表して終了です。

 勉強は授業の中でやるだけでなく、毎日の家庭学習として行っていきます。
 授業の中では、家庭学習の進捗状況をチェックします。

 家庭で勉強を続けやすくするために、24時間稼働のオンラインの自習室をいつでも利用できます。


■AIを利用した学習

 家庭で勉強をしている際に、分からないことが出てきた場合は、ChatGPTやGeminiなどのAIに質問して理解するようにします。
 AIの利用の仕方はそのつど先生がアドバイスします。

 ChatGPTやGeminiは、中学生以上は自分のメールアカウントでアカウントを取得して使うようにしますが、小学生の場合は、保護者がAIと相談して勉強を進めるようにしてください。

 AIの利用の仕方については、生徒・保護者の質問や相談に応じて先生がアドバイスをします。
 また、AIでカバーできないものについては、先生が対応します。

■全科学力クラスの学年と教科の表示

 全科学力クラスの学年や教科の範囲は、担当する講師によって異なります。
 オンラインクラス一覧表の全科学力クラスの説明に、
小学生のみの受付は「小」
中学生のみの受付は「中」
小学生中学生共に受け付ける場合は「小中」
高校生の国語を受け付ける場合は「高国」
という表示をします。

 教科に関しては、
国語を受け付ける場合は「国」
算数数学を受け付ける場合は「数」
英語を受け付ける場合は「英」
プログラミングを受け付ける場合は「プ」
暗唱と創造発表は全クラスで行うので特に表示はしません。

 休んだ場合の振替は、オンラインクラス一覧表を見て、自分の希望する学年と教科を担当しているクラスに振替をしてください。

■未来の学習と教育

 全科学力クラスの特徴は、自分のペースで能率よく学習を進めることです。
 また、人に教わる勉強ではなく、自分で計画的に勉強する習慣をつけることです。

 これまでの勉強は、国語、数学、英語などの教科ごとに塾に通い、その教科の先生に教えてもらう形でしたが、そういう勉強は過去のものになります。

 これからはAIを利用して家庭で自学自習で進める勉強になります。
 ただし、自分ひとりで家庭で勉強するのでは、張り合いがなかったり、チェックしてもらう人がいなかったりするために学習を進めにくい場合があります。
 全科学力クラスは、学習チェックと生徒どうしの知的な交流を確保する場所として運営していきます。

■受講料、体験学習、初参加説明会

 受講料は現在1ヶ月8,800円ですが、4月から11,000円になります。

 必要な教材は、教材一覧表をもとに注文してください。
https://www.mori7.com/teraon/jgkyouzai.php

 現在の、国語読解、算数数学、英語、創造発表、プログラミングの各クラスは、しばらくはその名称のまま続けますが、将来的には全科学力クラスに統合する予定です。

 国語読解、算数数学、英語、創造発表、プログラミングの各クラスの受講料も、4月分から11,000円になります。

■各教科の教材について(2026年度より一部変更)

国語算数数学英語暗唱
小1小学ウィンパス小学ウィンパス言葉の森の暗唱文集
小2小学ウィンパス小学ウィンパス言葉の森の暗唱文集
小3小学ウィンパス小学ウィンパス小学ウィンパス言葉の森の暗唱文集
小4中学受験新演習上下標準新演習小学ウィンパス英会話ぜったい音読
小5中学受験新演習上下標準新演習標準新演習英会話ぜったい音読
小6中学受験新演習上下標準新演習標準新演習英会話ぜったい音読
中1発展新演習標準新演習標準新演習英会話ぜったい音読
中2発展新演習標準新演習標準新演習英会話ぜったい音読
中3発展新演習標準新演習標準新演習英会話ぜったい音読
高1プログレス現代文1
高2プログレス現代文2
高3スタンダード大学受験現代文


■教材の説明

  1. 暗唱練習をすると知能指数が上がります。また、英語暗唱で英語が得意になります。したがって、暗唱の練習は毎日行うようにしていきます。
  2. 小2小3のジュニア新演習はそれなりの難問があるのでよい面もありましたが、中に不必要に難しいと思われる問題もありました。
  3. 小2小3のウィンパスは標準的な問題ですが、昔からある問題集のため内容が充実しているので、新しい教材として採用しました。
  4. 小学生の英語暗唱で使っていた「英語好きな子に育つたのしいお話365」の中の英語童話はよい内容でしたが、本の全体のページ数が400ページ以上あるので廃止しました。
  5. 小4-中3の英文暗唱は、「英会話ぜったい音読」の入門編、続入門編、標準編、続標準編、挑戦編、続挑戦編を順に進めていくようにします。この本は、「同時通訳の神様」とも呼ばれた故國弘正雄氏が中学で習う文法を盛り込んだ英文として編集したもので定評のある教材です。
  6. 小456の算数は標準新演習で教科書レベルの問題です。例題をもとに1学年先取りの学習を目指します。
  7. 中123の数学は標準新演習で教科書レベルの問題ですが、完成させれば公立トップ校の受験に十分対応できます。
  8. 数学は得意教科にしておくと大学入試にも役立つので、中学生で数学の定期テスト90点以上、標準新演習の確認テスト毎月95点以上取れる人は発展新演習に切り替えることができます。
  9. 高3の国語の「プログレス大学受験現代文」は解答がウェブ表示になっていて利用しにくいので「スタンダード大学受験現代文」とします。
  10. 高校生の数学・英語の指導は言葉の森では行いませんが、担当講師によっては指導する場合があります。
  11. プログラミングは、小学生の間はScratchを中心にします。中学生以降はコードプログラミングでHTML作成を中心に行いますが、担当する講師によってJavaScriptなどの指導も行います。

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記事 5438番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/2/18
小学生のうちから育てたい、これからの入試に必要な記述力 as/5438.html
森川林 2026/02/13 12:03 



https://youtu.be/2iriK4KqPvI

●これからの入試は記述力が中心に

 これからの入試で評価の中心となるものは、主に記述力です。また、自分の考えをひとまとまりの文章として書き表すことのできる作文力、小論文力も重要になってきます。ひとことで言えば、記述力、文章力が、これからの学力の中心になってくるということです。

●選択式中心の入試とその限界

 これまでの入学試験は、多数の受験生を短期間で採点する必要があったため、選択式の問題が中心でした。選択式の問題の多くは、考える力よりも、知識を正確に再現する力を測る問題です。そのため、学校や塾でも、知識を覚えることを重視した勉強が主流になっていました。

●入試制度の変化と長期的評価

 しかし、入試制度は大きく変わりつつあります。東大や京大で導入された特色入試や推薦入試では、高校3年生の秋ごろから評価が始まり、その生徒の関心や思考力、表現力を長い時間をかけて見ていく形になっています。今後は、短時間のテストだけで学力を測るのではなく、その生徒がどのように考え、どのように表現するかを重視する入試へと移行していくのです。

●すでに進む記述式への移行

 実際、現在の国公立大学の入試問題は、すでに多くが記述式です。こうした流れを考えると、記述力や小論文力を育てることが、これからの小学生の勉強の重要な方向性であることがわかります。

●記述力はどのように育てるか

 では、記述力、文章力はどのようにして身につけていけばよいのでしょうか。

●第一の柱――実際に書くこと

 第一に、最も基本となる「書く力」は、実際に文章を書くことによって育ちます。文章の書き方を知っているだけでは不十分で、何度も書くことによって、手と目と頭脳が自然に連動する状態をつくる必要があります。文章を書き慣れること自体が、小学生にとっての大切な基礎学習なのです。

●学年が上がるほど書く機会は減る

 ところが、学年が上がるにつれて、家庭で子どもに文章を書かせる機会は少なくなりがちです。低学年では比較的取り組みやすくても、中学年、高学年になると、意識的に工夫をしなければ、書く練習の場が失われてしまいます。

●第二の柱――親子の対話で思考力を育てる

 第二に重要なのは、考える力の土台となる親子の対話です。子どもの思考力は、主に対話と読書によって育ちますが、小学生が自分から進んで難しい本を読むことは簡単ではありません。無理に読ませようとすると、かえって読書嫌いになることもあります。そこで、小学生のうちは、まず親子の対話の中で思考力を育てていくことが大切になります。

●作文課題が対話を深めるきっかけに

 この親子の対話に役立つのが、作文の課題です。特に高学年になると、考えるテーマが増えてくるため、事前に家族で話し合う時間を持つことで、書く材料が見つかりやすくなります。作文を通して思考力を育てると同時に、家族の団欒や対話の時間を豊かにすることができるのです。

●第三の柱――読書による語彙力と表現力

 第三に、記述力を支えるものとして、読書による語彙力、表現力の向上があります。作文がなかなか書けない、書くのに時間がかかる、何を書けばよいかわからないという子どもに共通して見られるのは、読書量の不足です。反対に、日頃から読書をしている子どもは、文章を書くスピードが速く、表現も自然で、書くことを苦にしません。さらに力がついてくると、文章を書くこと自体を楽しめるようになります。

●毎日読む習慣をつくる

 読書は、易しくて面白い本から始め、徐々に読み応えのある本へ進んでいくことも大切ですが、それ以上に重要なのは、毎日読む習慣をつけることです。

●小学生からの積み重ねが未来をつくる

 記述力、文章力は、特別な訓練だけで身につくものではありません。書き慣れること、作文を通して親子で対話をすること、毎日読書をする習慣を積み重ねることによって、少しずつ育っていきます。
 大学入試改革に対応する学力は、受験直前の短期間の勉強で身につけられるものではありません。小学生のうちから、日々の家庭生活の中で、時間をかけて育てていくことが大切なのです。

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手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●思考力を育てる作文教育
●本で最も進んでいるオンライン教育――少人数の対話と個別指導 無料体験学習 受付中。
●詰め込む学習から、創造する学習へ。小1から高3のオンライン少人数教育。小1から高3のオンライン少人数教育。

●担任制で対話のある、5人以内の少人数オンライン教育
●小学1、2年生は作文を始める適齢期です
●小学3・4年生は、作文がいちばん伸びる時期です

●小5・小6から、作文は「考える作文」に変わります。
●高校入試につながる作文力を、中学生から
●入試小論文に対応した作文評価を提供する作文検定(高校向け)

●入試小論文に対応した作文評価を提供する作文検定(塾高校向け)
●学校のための日本語作文検定(学校向け)
●学年ごとの「書く力」が一目でわかる(学校向け)

●総合型選抜・小論文評価業務に関するご提案(大学向け)
●学習塾のための日本語作文検定(塾向け)
●「書ける」ことが塾の強みになる(塾向け)

● 小1からのオンライン作文で、「読む力・書く力・考える力」を一生ものにします(生徒向け)
全国初の本格的な日本語作文検定作文の客観的評価で、誰でも作文が好きになり実力がつく。特許取得の独自のアルゴリズムとAIによる対話型600字講評。(学校塾向け)
●担任制で対話のある、5人以内の少人数オンライン教育 言葉の森

●詰め込む学習から、創造する学習へ。小1から高3のオンライン少人数教育。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく

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●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法

●父母の声(1)
●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)

●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)
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●高校受験作文の解説集

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