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帰国子女の国語力は、学校ではなく家庭で as/2446.html
森川林 2015/10/23 08:37 


 海外で子育てをしなければならない人は、子供の日本語教育の問題で悩まれることが多いと思います。
 これまで帰国子女の保護者の相談を受けていてよく感じるのは、日本語学校のような教育機関だけでは日本語の力をつかないということです。これが、同じ勉強のように見える算数数学、英語、理科、社会などと違うところです。
 
 海外で子育てをしながら、子供に現地の言葉も日本語もしっかり身につけさせている家庭に共通するのは、家庭で日本語を使う機会を意識的に増やしていることでした。
 中には、日本語学校が近くにないので、家庭だけで日本語教育をやらざるを得なかったという人もいました。しかし、その方がよい結果を生んでいたようなのです。
 
 家庭での日本語教育の方法は、youtubeで日本語のアニメを見る、近所の子供たちを読んで日本語のゲームをする、家庭の中では両親と日本語で話すなどでした。つまり、勉強として日本語を身につけさせるのではなく、遊びや日常生活の中で自然に身につけさせようとする工夫でした。
 
 このことは、帰国子女に限らず、日本で日本語で生活している日本人の子供たちでも共通です。例えば、親が子供に話しかけるときは、できるだけ断片的な言葉ではなく、ひとつの文がある程度の長さを持っているような言葉で話しかけることです。国語力は、こういう日常生活の中で育っていくのです。

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9月の森リン大賞より(小6の部) as/2445.html
森川林 2015/10/21 09:27 


 小6の部で、森リン点89点で第1位になった作品です。

 森リン点は、主に語彙の多様性を評価している点数です。
 多様な語彙が使われている作文は、内容が充実していて密度が濃いものになっているという相関関係があります。

 その多様な語彙の土台は、読書と対話です。
 作文の勉強をするためには、たくさんの本を読み、お父さんやお母さんとたくさん話をする必要があるのです。

文化というものは

らうみ

 僕は、”文化”というテーマについて似たような話がある。僕はアニメのキャラクターの置物を集めるのに没頭している。例えば、黒子のバスケのストラップや暗殺教室のフィギュアなどだ。イオンモールに行くと必ず一個は買うので、僕の引き出しの中は、フィギュアが散乱していてまるで一つの世界がそこにあるかのようだ。母は、
「そんな細々としたものは必要ないでしょ。」
と顔をしかめるが、僕はそうとは思わない。引き出しの中の世界から、フィギュアたちをこちらの世界へ招待し、ずっと眺めていると自然と笑みがこぼれる。たまには、あちら側の世界に招待してもらい、一緒に遊びたいものだが……。

 最近は、「生きるために必要ない」「買う意味が無い」という理由から物を必要最小限しか買わない若者が急増している。でも、僕は物理的に必要でもないものを買う事は意味のないことではなく、むしろ必要だと思う。僕は、フィギュアやストラップなどにも人間と同じように、個々の命があると思う。人間とは違い、表情が変わることもなく、動きもしない。でも、フィギュアたちなりに生きていて僕の、生きるために必要である力を与えてくれていると僕は考えている。毎日の生活も、役に立つことばかりだったら、みんな疲れてしまうだろう。それがないと、生きていけないという訳ではないが、ある方が元気に前向きに生きていけるだろう。

 母は、ボールペンを何本も何本もコレクションするのが好きだそうだ。買うボールペンは主に旅行へ行った時に買ってくる自分へのお土産だそうだ。それらを見てみるととても可愛らしいものばかりだ。ボールペンは一つで間がいく、何故多くのボールペンをコレクションしているのだろう。と疑問に思った僕は、疑問をそのまま質問した。母の話によると、母がボールペンを集め始めたのは十年前くらいで、ディズニーランドでかわいいミニーのボールペンを買ったことがきっかけだそうだ。今では、ボールペンの数は数十本以上となっている。母は、必要なくても、使わなくてもそこに旅行という思い出を集めているのよと言わんばかりに笑っていた。生活の役には多分、立たないがそのボールペンコレクションがあるという情緒のおかげで母はいつもニコニコ笑っていられるのかもしれない。

 文化とは、人間にとって生きていく上で必要ではないが、あるからこそ素敵な笑顔がたくさん生まれるのだと思う。「角を矯めて牛を殺す」ということわざのように、役に立たないから、人生に必要ないからといって切り捨ててしまうと、大切なものを見失ってしまう。生きるためには、役に立たない無駄にみえるものも必要なのである。


「森リンの丘」より
https://www.mori7.net/oka/moririn_seisyo.php

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子供たちの個性と創造性を育てるためのオンエア特別講座 as/2444.html
森川林 2015/10/15 19:43 


●オンエア方式で理科実験や工作の講座を行う企画

 子供の教育で大事なことは、個性を伸ばし創造性を育てることです。その創造性を支えるために、学力というものが必要になります。
 しかし、今はこれが逆転していて、学力をつけることだけが目的のようになっています。その学力も、真の意味での学力とはずれている、受験に合格するための、つまり競争に勝つための学力です。そのため、引っかかりやすい問題をうまくくぐりぬけるようなところに必要以上の時間を取って学習し、その結果、誰もが同じような価値観を持った、個性のあまり際立たない、そして本当の自分が何をしたいのかがよくわからない子供たちが生まれているのです。

 こういう教育が有効な時代は、工業化のために均質で優秀な労働力が必要とされていた時代でした。今、均質で優秀でしかも従順な労働力は、機械や人工知能に取って代わられつつあります。
 これから必要になるのは、機械や人工知能に取って代わられない人間の能力です。それが、個性であり、創造性であり、何もないところに問題を発見し、誰もまだ知らない世界に自分の好きなものを作り出していく能力です。その能力を発揮するためにこそ、学力をつける必要があるのです。

 では、子供の個性を発見し、創造性を育てるためには何が必要なのでしょうか。それは、その子がさまざまなことに挑戦する機会を、周りの大人が数多く作ってあげることです。
 人間は、自分が好きなものにぶつかれば自然に熱中します。この熱中によって、個性が創造性へと発展していきます。
 誰もが同じような勉強をして、その輪切りの評価の中で他人より1点でも上に行くことが要求される没個性の教育ではなく、基本的な学力をつけつつも、勉強以外の多様な経験をする自由な教育が必要になっているのです。

 言葉の森が、今後の企画として力を入れていくものは、まず基本的な学力をつける教育としての寺子屋オンエア教育、次に、人間性と創造性を伸ばす教育としてのオンエア特別講座です。
 このオンエア特別講座の内容としては、理科、社会、図工、音楽、体育などの教科に関連する、より実践的な講座の企画が考えられます。
 オンエア方式で、7、8人の小グループが、テレビ会議での先生の監督のものに、自宅でいろいろな実験や実習をするという企画です。

 子供たちに必要なのは、自分の興味や関心のある分野で、頭だけでなく手や足を動かし、それを友達との交流の中で行っていくことです。
 当面は、理科実験や工作のような取り組みやすいものから始めていきたいと思っています。

●子供の教育講座から大人の文化講座へ

 オンエア特別講座は、単に子供たち向けの教育だけに留まりません。子供向けのオンエア特別講座のある分野を受け持つ講師は、やはりその分野が好きな大人でしょう。例えば、理科実験の好きな大人が理科実験の講座を行い、ロボットプログラミングの好きな大人がロボットプログラミングの講座を行います。
 すると、何度もその講座を企画しているうちに、その人はやがてその分野の講座のプロのようになっていきます。すると、やがて子供向けだけではなく、より高度な大人向けの講座も開きたくなるでしょう。このように子供向けの教育講座の中には、大人向けの文化講座に発展していくものも出てくるのです。

 従来の教育や文化の分野は、既に大きな枠が完成されています。
 受験のための教育にしても、お茶やお花の文化にしても、野球やサッカーのスポーツにしても、和洋中の料理にしても、どれも長い歴史の中で完成度の高いものになっているので、需要よりも供給が上回るようになっています。
 買いたい人より売りたい人の方が多い産業分野が日本中に広がっているということが、今のデフレの根本的な要因です。

 ところが、教える人と教わる人が、自分の好みをもとにして始めた教育文化講座の多くは未完成で、これからいろいろな試行錯誤を経て発展していくものです。そこに、経済の乗数効果が働きます。
 メジャーとは言えない狭い好みの分野で教えたい人と教わりたい人が出会えるというのが、ロングテールを持つインターネットの長所です。

 インターネットの黎明期には、さまざまなベンチャー企業が生まれました。そのベンチャー企業を担った人の多くは、財産も地位もなく夢だけがある若者でした。
 その文化の小さな爆発が、これからまだ誰もそんな世界があるとは知らないさまざまな未知の分野で起こってくるのです。
 そういう未来の創造文化産業のきっかけとしても、オンエア特別講座を企画していきたいと思っています。

(写真は、近所の公園に咲いていたハナミズキの実)

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森川林 20151015  
オンエア特別講座は、勉強の企画でもあるのですが、たぶん楽しい遊びの雰囲気があると思います。
 そこで、遊びのfacebookグループなどで、この企画を練っていきたいと思っています。
 たぶん、退屈な勉強をいやいややるよりも、こういう遊びに熱中した方が、子供たちの頭はずっとよくなると思います。


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低学年からの勉強は作文と国語 as/2443.html
森川林 2015/10/14 19:59 


●毎週の作文で読む力と書く力がつく

 小学校低学年のころは、何でもたやすく吸収できます。しかし、この時期に知識的なことを吸収しすぎると、考える力の成長がかえって遅れてしまいます。
 低学年のころにやってはいけない勉強の第一は、長時間勉強させることです。長時間勉強すると、時間が来るまで机に向かっていればよいという姿勢になるので、集中力がなくなります。
 やってはいけない勉強の第二は、英語教育のやりすぎです。小学3年生までは日本語脳が形成される時期なので、この時期に外国語の勉強をさせると、日本語の力が正しく形成されなくなります。特に避けたいのがCDなどの音声を繰り返し聞くことです。
 やってはいけない勉強の第三は、算数の難問に取り組ませることです。低学年のころの難問は、本当の難問ではなく、文章が読み取りにくかったり条件が複雑だったりするだけの難問ですから、考える力がつかないばかりか、かえって勉強が嫌いになることもあります。
 では、やった方がいい勉強は何かというと、それは、日本語の読書と音読と親子の対話をもとにした作文です。毎日の読書・音読・対話と、毎週の作文の組み合わせで、日本語力と思考力の基礎を作っておくのです。

●毎週の電話でたのしく続ける通信教育

 小学校低学年のころは、勉強の土台ができる時期です。この時期にすべての学力の基礎となる読む力と書く力をつけておくことが大事です。そのためには、毎日読む習慣を作ること、毎週書く楽しさを味わう時間を作ることです。
 読む習慣をつけるためには、第一に読み聞かせを続けることです。幼児のころに行っていた読み聞かせは、子供が喜ぶ限り、小学校に上がっても続けておくことです。第二は、お母さんお父さんが日常の生活の中で楽しく本を読む姿勢を見せることです。第三は、読書の時間と競合することになるテレビやゲームの時間を、禁止するのではなくコントロールすることです。
 書く楽しさを味わうためには、第一に毎週作文を書く時間を作ることです。第二は、書かれた作文は直すのではなくいつもいいところを見て褒めることです。第三に、作文の題材作りを助けるために家庭の中で簡単な行事や遊びを企画することです。
 低学年のころに書く楽しさを味わった子は、学年が上がり作文の課題が難しくなっても、書く習慣をずっと継続することができます。

●小1から始められる親子作文コース

 幼児から小学2年生ごろにかけては、まだ書くことに慣れてはいないので、ひとりで作文の勉強を始めるには無理があることがあります。作文を書いても、表記のミスが多かったり、わずか1、2行しか書けなかったりする場合です。
 しかし、作文の勉強はできるだけ早く始めた方が習慣になります。幼児がひとりでもできる国語のプリントのような簡単な学習をするのではなく、作文を書くという難しい勉強に直接取り組んだ方がいいのです。そこで、言葉の森が企画したものが親子作文コースです。
 親子作文コースでは、先生からの電話のあと、子供と親(主にお母さん)でその日に書くことを話し合います。話をしながら、親が構成図を書いていきます。10分から15分で構成図を書き終えたら、子供はその作文の絵をかき、親はその作文の文章を書きます。そこに、他の家族(お父さんやその子の兄弟)が、関連する写真や絵を貼ったり、コメントを書いたりします。このようにして、家族全体の企画として、毎週子供の作文を書くのです。
 子供は、親の行動を見て育つので、親が作文を書いている姿を見せれば、自分でもいつか作文を書きたいと思うようになります。そして、親の書いた作文を見ているうちに、自然の表記の仕方も覚えます。
 また、親は、子供用の作文を書くことで、子供に教える作文指導のコツを身につけます。それが将来、森林プロジェクトなどの作文講師資格を取るときに役に立ちます。
 このようにして、作文がまだ書けない子でも、作文を書く準備としての勉強が楽しくできるのです。

●子供時代の作文は将来の宝物

 子供時代の作文は、子供のころでなければ書けません。小中高と作文の勉強を続けていくと、自分の成長のあとが記録として残ります。それは、単なる勉強の記録ではなく、親子の触れ合いも含めたその子の人生の記録です。子供の成長の記録をビデオや写真で残しておくように、内面の成長の記録は、作文として残っていくのです。
 また、今の子は、手紙を書く機会がほとんどありません。作文を書いていると、その作文の中身をそのまま田舎のおじいちゃんやおばあちゃんへの手紙として書いていくことができます。作文を書くことが現実のコミュニケーションとして役立つことを知れば、子供は更に意欲的に作文に取り組むようになります。
 また、子供の作文の題材選びや、感想文の似た例の相談などを家族ですると、親子の知的な対話の習慣ができます。この親子の対話が、子供の語彙力や思考力や人間関係力を育てていきます。
 このような作文の勉強を楽しく続けるために最も大事なことが、直したり注意したりせず、いつもいいところだけを見て明るく褒めてあげることです。そして、作文は褒めるだけにして、その一方で読書と音読の読む力をつける勉強を気長に続けていくのです。

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森川林 20151014  
 作文は、小学1年生になったばかりではまだと難しいところがあるかもしれませんが、夏が過ぎて秋になり、今ごろの時期になると、どの子も大体普通に書けるようになります。
 しかし、おかしいところがあってもすぐに直さないということが大事です。
 作文嫌いになる原因は、大人が直しすぎることにあるからです。

森川林 20151014  
 低学年の子は、「親の後ろ姿を見て育つ」というやり方で勉強を教える必要があります。
 子供の自主性を育てるためには、なるべく直接教えないように教えるのがいいのです。

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小中高一貫指導の作文は言葉の森 as/2442.html
森川林 2015/10/13 16:26 


●小1~高3、一環指導の独自教材

 小学校で教える作文は、小学校の時代に通用する作文です。必ずしも中学で通用する作文ではありません。中学校で教える作文は、中学校の時代に通用する作文です。必ずしも高校で通用する作文ではありません。
 作文教室はm,小1から高3まで一貫した指導のできることが重要な基準となります。小学校で書く作文も、中学、高校への展望を持って指導する必要があるからです。
 言葉の森の作文指導は、小学校で作文コンクールに入選する子もいます。高校で感想文コンクールに入選する子もいます。中学受験の作文で合格する生徒も、高校入試の作文で合格する生徒も、大学入試の小論文で合格する生徒もいます。
 また、作文が苦手で来る生徒も、作文が好きで得意だから来る生徒もいます。それらの多様な生徒すべてに対応できるのは、小中高の一貫した独自教材によって指導しているからです。

●先生との触れ合いがある電話通信

 言葉の森の作文指導の特徴は、毎週担当の先生からの電話指導があることです。
 毎週の電話指導があると、先生は生徒のことがよくわかり、生徒も先生を信頼できるようになります。この先生と生徒の相互の信頼関係の中で作文指導を進めていくので、何年間も同じ先生で作文の勉強を続ける生徒が多いのです。中には、小学生から始めて高校生になっても同じ先生という生徒もいます。
 先生と生徒のの触れ合いのある指導が、ほかにはない言葉の森の作文指導の特徴なのです。
 言葉の森の作文の課題は、どの学年も、学年相当よりも難しいものになっています。そのため、言葉の森の教材に載っている解説だけでは書けない生徒も出てきます。電話指導があると、話のやりとりの中で、その生徒の理解度がわかるので、先生は生徒に応じてより詳しく説明したり、より高度な説明をしたりすることができます。
 同じ教材でありながら、生徒によって指導の重点を変えることができるのも、電話による担任制の指導をしているからなのです。

●豊富なほかにはないオプション教材

 言葉の森は、作文専科の教室として、日本で最も長い歴史を持っている教室の一つです。長年の作文指導の中で、作文教室を補完するさまざまなオプション教材を開発してきました。
 読解マラソン長文は、小1から高3までのそれぞれの学年に対応した説明文の長文です。この長文とセットになっている読解問題は、選択式の問題を解くコツをつかむのに最適です。
 暗唱長文集は、小1から高3まで毎月900字の長文を暗唱するための教材で、言葉の森の暗唱方法を使えば、誰でも確実に暗唱ができるようになります。
 作文検定は、言葉の森が開発した語彙力評価ソフト森リンを組み込んだ、小1から高3までを対象にした検定試験です。
 寺子屋オンエアは、全教科の学力を家庭学習の中でつけるための、インターネットを利用した自学自習システムです。
 このほかに、自習検定、学力テスト、プレゼン作文発表会、夏合宿、幼児作文コース、受験作文小論文コースなど、多様なオプション教材が用意されています。

●親子二世代生徒もいる長年の伝統

 言葉の森には、親子二世代の生徒もいます。その親子を同じ先生が教えていることもあります。生徒も先生も、長いつながりがあるのが言葉の森の特徴の一つです。
 作文指導の骨格は、創立以来一貫していますが、時代に変化に応じて運営の仕方はさまざまに変わりました。特に、インターネットの分野では、IT環境の変化に合わせて、勉強の仕方は激変しました。
 しかし、その中で仕事をしている講師のほとんどは、その変化に対応して長年仕事を続けています。
 時どき、いった退会していた高校生の生徒から、「また言葉の森を始めたいのですが、小学生のときの○○先生いますか」という問い合わせがあることがあります。
 小学生のとき言葉の森を受講していて、中学生になり部活などで続けられなくなった生徒が、高校生になって再び再開するというケースです。多くの場合、曜日時間の都合が合えば、また同じ先生に教わることができます。
 言葉の森は、作文の勉強を通して、生徒と先生のつながりや保護者と先生のつながりが長く続く文化があるのです。


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森川林 20151014  
 作文指導で、小中学生だけ教えているところや、高校生だけ教えているところはあると思いますが、小1から高3まで同じ体系で教えているところはないと思います。
 なぜそういうことができるかというと、教材が全部オリジナルだからなのです。
 だから、作文検定などもできるのです。(作文検定のページは今工事中ですが)

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手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

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 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
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●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
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●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
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