ゲストさん ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 4708番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/4/26
小学生の勉強法としておすすめの本――習慣をつけること、親が関わること、読書を基本とすること as/4708.html
森川林 2023/04/20 13:23 


 小学生の勉強法で大事なことは、家庭学習の習慣をつけることです。
 そのためには、親が勉強の内容と方法について関わることが必要です。

 よく、塾に行かせて、その塾から出された宿題をやらせているだけの勉強をしている人がいますが、これでは実力はつきません。
 親の目の届かないところで子供は勉強をしているらしいという安心感があるだけです。

 また、学校の宿題を家庭学習の中心にしている家庭もあると思います。
 順序としては、家庭で決めた学習が第一で、学校の宿題や塾の宿題は第二、第三です。
 なぜかというと、学校の宿題などを学習の中心にしていると、たくさんやるときと少ししかやらないときのムラが出てくるからです。
 宿題がない日は勉強しないということになれば、学習の習慣はつきません。

 まず、家庭の方針として毎日何をするかを決めておくことが大事です。
 宿題の中で、あまり意味のないものは、親が代わりにやってあげるくらいでいいのです。

 小学校低中学年のうちは、習慣をつけることが第一ですから、勉強の量は少なめにして、子供がすぐに取り組んで、すぐに終えられるぐらいにしておくことが大事です。
 親は、つい長時間勉強をさせようと思いがちですが、本人にまだ勉強の自覚ができる前に長時間の勉強をさせると、集中力のない勉強の仕方になります。
 勉強の自覚ができるのは、小学6年生の受験直前のときか、中学3年生になってからです。

 小学生のときに勉強をさせられすぎた子は、中学生や高校生になると勉強に飽きてしまうことがあります。
 逆に、小学生のときに、たっぷり自分の好きなことをして、読書もして育った子は、いざ勉強が必要な時期になると、猛烈に勉強するようになります。
 そして、すぐに、先に進んでいた子を追い越してしまうのです。

 勉強の開始時刻を決めておくと、習慣はつきやすくなります。
 開始時刻は、朝ごはん前、学校から帰ってすぐ、夕ごはん前などがいいと思います。

 平日の勉強時間の目安です。
小1~3年……30~45分
小4~6年……60~90分
中1~3年……90~120分

 土日やテスト前や受験前は、もっと長くなりますが、平日の基本ができていることが大事です。
 ただし、子供がくたびれているようなときは、読書○ページだけにして、それを勉強をした扱いにするといいと思います。


 小学生の勉強法を知るのにおすすめの本がありましたので紹介します。
 中学生の勉強法を書いている人と同じ著者です。

「小学生のうちに身につけたい! 「勉強」のキホン」
https://www.amazon.co.jp/dp/4866671092/

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
小学校低学年(79) 勉強の仕方(119) 

記事 4707番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/4/26
中学生の勉強法としておすすめの本――勉強の仕方を知るだけで、能率が何倍にも上がる as/4707.html
森川林 2023/04/19 07:22 


●動画:https://youtu.be/vJq1CP2Lvu8

 言葉の森の講師は、勉強ができる人が多いです。
 だから、悪く言えば、勉強ができない人の気持ちがわかりません。

 私も、そうでした。
「勉強は、自分でやればいいのだから、人に教わる必要はない」
という考えでした。

 作文と創造発表とプログラミングに関しては、人の働きかけが必要なので、教わるか誰かと一緒にやるのがいいのです。
 しかし、学校の普通の勉強である国語、算数数学、英語などは、いい参考書か問題集を1册用意して、それを完璧に学習すればそれで済むと思っていました。

 しかし、子供たちの勉強の仕方を見ると、いろいろ無駄があることがわかりました。
 よくあるのは、できる問題を何度も繰り返し解くような勉強の仕方です。
 逆に、できない問題もできるまでやろうとせず、わかったつもりにして済ませてしまう人もいます。

 また、小学校低中学年までは、勉強よりも読書の方がずっと大切なのに、そのことを逆に考えている人も多いことです。

 読書力さえつけておけば、勉強は必要になったときにやれば、すぐできるようになります。
 しかし、読書力がない生徒は、学年が上がり、中学生や高校生になると、勉強が伸び悩むようになります。

 たまに、読書をしなくてもいい大学に行けたという人がいますが、そういう人は社会人になってから実力が伸びません。
 読書は、今すぐの試験には間に合わないように見えますが、その人の思考力や教養のもとになるものです。
 だから、その差は、年齢が上がるほど大きくなります。


 さて、中学生の勉強法を知るのにおすすめの本がありましたので紹介します。
 わかりやすく実戦的に書かれているので、生徒用と保護者用と2册買って、時々親子で読み直しながら勉強を進めていくといいと思います。

「学年順位アップ率96.6%! [くにたて式]中学勉強法」
https://www.amazon.co.jp/dp/4804763511/

 同じ作者の本で、次のものもあります。

「成績アップ率96.6%! [くにたて式]中間・期末テスト勉強法」
https://www.amazon.co.jp/dp/4804763899/

「第一志望合格率90.4% 〔くにたて式〕高校入試勉強法」
https://www.amazon.co.jp/dp/4804763716/

「小学生のうちに身につけたい! 「勉強」のキホン」
https://www.amazon.co.jp/dp/4866671092/

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
中学生の勉强(21) 

記事 4706番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/4/26
低学年の作文で、「とても楽しかったです。また○○したいです」という感想を、より豊かな感想にするには as/4706.html
森川林 2023/04/18 15:42 


●動画:https://youtu.be/zAZWqm9j2_U

 低学年の作文のよくある結び方は、「とても楽しかったです。また○○したいです」です。
 ここをもうひとひねりすることで、作文全体の印象が上がります。

 感想を書く力は、語彙力です。
 語彙力をつけるには、インプットとアウトプットが大切です。

 インプットは、お母さんやお父さんが普段の生活の中で、豊かな語彙で話すことです。
 お母さん自身が、子供と話すときに、「楽しかったね。またしたいね」で終わらないような、もうひとことを追加していくことです。

 アウトプットは、作文の中で、感想を工夫することです。
 これは、小学3年生から勉強する「自分らしい感想」という項目です。

 文章の感想にもうひとことをつけ加えるためのキーワードは、「どうして」「たぶん」「もし……だったら」などです。

 作文の全体の印象は、結びの数行で決まります。
 結びの感想を豊かにすることで、作文全体の印象点が20パーセントぐらい上がります。

 低学年での感想を書く力は、高学年での意見を書く力と同じです。
 意見文や入試小論文も、結びの5行が全体の印象を左右します。

 語彙力は、生活習慣の中で身につけるものですから、時間がかかります。
 努力して心がけてから結果が出るまでに、半年ぐらいかかるのが普通です。

 「ことわざ辞典」のような「感想を書くための辞典」があったとしても、そういう知識で身につくものではありません。
 対話と読書によって、感想と意見を書くための語彙力をつけていきましょう。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
作文の書き方(108) 小学校低学年(79) 

記事 4705番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/4/26
勉強の基本は家庭学習――教室はその家庭学習の成果を発表したり対話をしたり交流したりする場 as/4705.html
森川林 2023/04/16 15:35 


●動画:https://youtu.be/D4lhtGZWTkA

 これまでの教育は、学校で先生に教えてもらうという形がほとんどでした。
 先生から出された宿題を家庭でやって学校に持っていくという形です。
 学校では、ちゃんと宿題をやったかどうかをチェックして、時々テストをするというやり方が普通でした。

 つまり、学校が中心で、生徒は学校で学んだことを家庭で補助的に学習するという形だったのです。

 しかし、このやり方は、先生に教えてもらうという点で無駄がありました。
 小中学生から高校生までの勉強は、答えがある勉強ですから、教科書や詳しい参考書があり、確認するための問題集があれば自分一人でできるものなのです。

 先生の授業を聞いて教わるという形にすると、自分がすでに知っていることまで聞かなければなりません。
 また、出される宿題も、普通の生徒を対象にしているため、できる問題もできない問題もランダムに出されるようになっていました。

 できる問題を何度も勉強するというのは、極めて無駄のあるやり方です。
 勉強は、できないことをできるようになるためにするものですから、できないことをするのが大事であって、できることをするというのは勉強ではなく単なる作業です。

 ところが、昔は、学校に行かなければ教えてもらえなかったようなことが、今は、誰でも家庭でインターネットや出版物によって自由に勉強できるような時代になりました。

 学校は、それぞれの生徒が自宅で勉強したことを持ち寄って、発表したり対話したり質問したりする場になったのです。
 これが反転学習です。

 しかし、こういう学習法を確立している学校は、まだほとんどありません。
 言葉の森のオンラインクラスは、この反転学習を実行している数少ない教育機関です。

 反転学習のような勉強で何が身につくかというと、まず1つは自分の興味関心や得意不得意に応じて勉強ができるということです。
 もう一つは生徒どうしの対話の中で発言力やコミュニケーション力が育つことです。

 言葉の森のオンラインクラスでは、実際に勉強する時間のほかに、生徒どうしが読書紹介をしたり発表したりする時間があります。
 この発表する時間によって、相手とのコミュニケーションをとるという能力がついてきます。

 これは、これからの学習でも、また社会生活でも重要になってくるものです。
 対話の能力や発表の能力を伸ばす学習は、机上の勉強ではできません。
 相手がいる中で発言をしたり質問したりすることが大事なのです。

 オンラインクラスでは、勉強の中で発言や発表や対話をするということを重視しています。

 「りせまむ」に、コミュニケーションに関する記事が載っていたので、それを紹介します。
 やはり多くの人が、子供の能力として学力とともにコミュニケーション力を評価していることがわかります。

 しかし、私は、コミュニケーション力以上に大事なものは、創造力だと思っています。

保護者が子供に求めるのは「コミュ力」大人の社会にも共通
https://resemom.jp/article/2023/04/13/71770.html

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
オンライン教育(0) 家庭学習(92) 

記事 4704番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/4/26
マスクをはずして登校しよう――人間は自分の力で免疫を作って生きてきた as/4704.html
森川林 2023/04/16 15:24 


●動画:https://youtu.be/7nQ2jy_zdRw

 マスクには、害があると言われています。
 特に、幼児や低学年の子供は、マスクによって呼吸がしにくくなります。
 酸素は、脳の栄養にとって重要なものですから、子供は特にマスクをせずに呼吸する生活をするべきです。

 また、マスクは、子供の人間認識を歪める可能性があります。
 人間の顔では、口の表情も重要な要素です。
 幼児期から、マスクをした顔ばかり見ている子供は、人間の表情を読み取りにくくなると思います。

 よく言われていることですが、心理学の実験で次のようなものがあります。

「子ネコを出生直後から数ヶ月縦縞模様だけしか見えない環境で飼育すると、横縞に反応する細胞がほとんど無くなります。このような環境で育てたネコは縦棒を見せるとじゃれついてきますが、横棒を見せてもじゃれついてきません。」
http://web2.chubu-gu.ac.jp/web_labo/mikami/brain/21-2/index-21-2.html#anchor

 人間の幼児に関しても、こういうことが起こっている可能性があります。


 しかし、私がマスク着用に反対して、いつでもほとんどノーマスクを実行していたのには、強制に反対する気持ち以外に、次のことがありました。

 それは、ワクチンを打たせるための下準備としてマスクをつけさせるという意図を感じたからです。

 ワクチンは、今になって問題があることが次々と明らかになってきましたが、当初からワクチンの問題を指摘していた人は数多くいました。

 少なくとも、私の知っているブログやSNSやYouTubeや著者のほとんどは、ワクチンに反対していました。
 だから、私は、自分と同じように多くの人がワクチンの問題を知っていると思っていました。

 ワクチンやマスクと同じ時期に広がった消毒には、また別の問題がありました。
 それは、有用な微生物も殺菌してしまうことです。

 人間は縄文時代から、何万年も、ワクチンもマスクも消毒もない人生をたくましく生きてきました。
 それは、自然の治癒力と微生物との共生があったからです。
 消毒は、人間の助けになる微生物との共生を断ち切ることになります。
 せいぜい、外から帰ってきたら、手を洗うぐらいでいいのです。

 私も、一度コロナにかかりました。
 しかし、これは風邪と同じだと思ったので、そのまま放置していたら1週間ほどで治りました。
 コロナについては、これで免疫ができておしまいです。
 人類は、このように自分の力で免疫を作って生きてきたのです。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
コロナ対応(0) 
コメント1~10件
森リンベストの 森川林
じすけ君、ありがとう。 統合失調症のような、また似たような 4/21
森リンベストの じすけ
こわばんは 今日は元気一杯、体験発表をさせて頂きます。 4/20
国語読解問題の 森川林
 あるとき、高3の元生徒から、「国語の成績が悪いのでどうした 3/28
今日は読書3冊 森川林
苫米地さんの「日本転生」は必読書。 3/25
共感力とは何か 森川林
言葉の森のライバルというのはない。 森林プロジェクトで 3/23
3月保護者懇談 森川林
 いろいろ盛りだくさんの内容ですが、いちばんのポイントは、中 3/22
中学生、高校生 森川林
 意見文の書き方で、もうひとつあった。  それは、複数の意 3/14
【合格速報】栃 森川林
 おめでとう!  受験勉強中も、硬い説明文の本をばりばり読 3/13
受験作文と入試 森川林
将来の作文入試は、デジタル入力になり、AIで自動採点するよう 3/13
大学入試が終わ 森川林
大学生になっていちばん大事なことは学問に志すこと。 18歳 3/12
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
近所のローソン 森川林
毎日新聞を見たけど、記事はまだ載っていまでした。 4/25
毎日新聞に言葉 森川林
 しばらく前に、毎日新聞の人が取材に来ました。  そのとき 4/24
テスト送信 森川林
https://www.mori7.com/za2024d0 4/24
4月保護者懇談 森川林
シラン ●今後の「森からゆうびん」の学習デ 4/22
マスクにしても 森川林
マスクにしても、ワクチンにしても、消毒にしても、 自分たち 4/21
イエスも釈迦も 森川林
イエスも釈迦も、理想の社会を築きたいと思っていた。 しかし 4/21
日本復活の道筋 森川林
 工業製品を経済発展の原動力をした資本主義は終わりつつある。 4/17
メモ 森川林
https://www.mori7.com/za2024a0 4/16
単なる作業 森川林
勝海舟は、辞書を買うお金がなかったので、ある人から夜中だけ辞 4/8
勉強は、人に教 森川林
勉強は、人に教えてもらうのではなく、 自分で学べばよい。 4/7

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習