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記事 4763番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/4/28
学習記録のページに、読書記録の欄を作りました――授業の前に、その日に読んでいる本を記録しておいてください as/4763.html
森川林 2023/06/12 06:16 

ハナショウブ
アヤメとカキツバタとショウブの見分け方

●動画:https://youtu.be/PyLI0F9u8d4

 学習記録のページに、読書記録の欄を作りました。
 書名とその本のおすすめ度と感想が入れられるようになっています。

 みんなの読書記録を学年別にリスト化し、共有できるようにします。
 書名をクリックすると、アマゾンのリンクに飛べるようになっています。



 読書記録を利用して、いい本をたくさん読んでいきましょう。

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読書(95) 生徒父母連絡(78) 

記事 4762番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/4/28
【重要】7月の新学期から作文用紙と封筒用紙の配布を廃止します――手書きの人は作文ノートの利用をおすすめします as/4762.html
森川林 2023/06/12 05:33 

ヤマボウシ

●動画:https://youtu.be/lq7w-SthL3k

 言葉の森では、これまで、学期ごとに作文を書くための作文用紙と郵送のための封筒用紙をお送りしていました。

 これは、作文のやりとりをするのに郵送という手段しかない時代に作ったシステムだったからです。

 しかし、作文の郵送によるやりとりには、難点がいくつかありました。

1.郵送のやりとりに時間がかかる
2.郵送したものが、郵送の過程で紛失してしまうことがある(特に近年増えている)
3.作文用紙は保存しにくいので散逸することが多い
4.振替授業で、他の講師が担当した場合、その生徒のそれまでの作文が読めない(したがって、他の講師や事務局による指導ができない)
5.生徒が作文を提出したかどうかが、翌週になるまでわからない(ウェブへのアップロードならその日のうちにわかる)

 そこで、今後、次のようなやり方を中心にしていきたいと思います。

1.手書きの生徒は、作文ノートを購入していただき、ノートに書いた作文を画像として送信していただく
2.パソコン入力できる生徒は、パソコンで作文を書き、それをウェブから送信していただく
3.郵送のやりとりを希望される方は、市販の作文用紙を購入していただき、それを郵送で送っていただく(封筒も各自でご用意ください)

 作文ノートには、次のようなものがあります。

ジャポニカ学習帳 作文帳 120字
https://www.amazon.co.jp/dp/B00CBNV4VS/
(低学年用)


コクヨ キャンパスノート 作文罫 200字
https://www.amazon.co.jp/dp/B0012ORDXA/
(中高学年用)


 作文の画像送信の仕方は、下記のとおりですが、わかりにくい場合は、いつでもお電話でおたずねください。

1.作文の丘に行き、コード、パスワードなどを入れます。


2.本文は空欄で結構です。
 本文にgoogleフォトなどの共有リンクを貼り付けることもできます。


3.「参照」ボタンをクリックし、パソコンの中にあるJPGファイルをアップロードします。(ファイルが複数枚あるときは、参照を複数回繰り返し、最後にまとめて送信します)


4.自分のパソコンの中からアップロードするJPGファイルを探します(例の場合は4つ)。


5.1つずつ順に「参照」でアップロードします(図は1つ目のファイルがアップロードされる状態)。


6.全部を「参照」でアップロードしたら「送信」ボタンを押します。


7.アップロードが成功すると画面が切り替わります。


8.手書き原稿がアップロードされた状態。



 iPhoneで撮影した画像は、jpgファイルではないことがあるので、その場合は設定を変更してお送りください。

iPhoneで撮影した「.HEIC」形式の画像ファイルをJPG・JPEG形式に変換する方法は、ウェブで検索すると出てきます。


 なお、赤ペン添削とパソコン入力について、時どきご質問をいただくので、言葉の森の方針を説明します。

1.言葉の森は、赤ペン添削をする必要はないと思っています。
 作文で重要なのは、書かれている作文の構成・題材・表現・主題の内容をよくすることです。
 赤ペンは、主に表記のミスについて指摘する際に使われますが、表記のミスは口頭又は文章で説明すれば十分で、子供の読書力の向上に伴って自然に直っていくものです。
 逆に読む力がつかないうちは、赤ペンで何度添削をしても、正しい表記になるのは時間がかかります。

2.作文は漢字を書く練習にはなりません。子供は、自分の使える漢字で書くので、作文で新しい漢字を覚えるようなことはありません。
 漢字は、作文の勉強を兼ねてやるものではなく、漢字の練習として独自にやっていくものです。

3.受験で作文がある場合、パソコンで書いている人は、受験の3か月から半年前に手書きに戻せば、手書きの感覚はすぐに取り戻せます。
 作文で大事なのは、書かれている内容ですから、内容さえしっかり書けていれば、いつでも手書きで書くことはできるようになります。
 パソコン入力の利点は、疲労度が少ないことと、森リン点などの目標を作りやすいことです。

●作文ノートの利用と字数の数え方

 作文ノートには、200字詰め(20マス10行)、120字詰め(15マス8行)、150字詰め(15マス10行)などさまざまな規格があります。
 中には、162字詰め(18マス9行)など、意味不明のものもあります(笑)。

 この作文ノートを使うときに、最初の1ページ目から書くと、最初のページは、片面になってしまいます。
 次のページからは見開きになりますが、最初だけ片面だと、写真を撮るときに体裁が悪くなります。

【5ページの作文を書いた場合】
┏━━━━┓
┃    ┃1ページ目
┃    ┃(文字が横になることが多い)
┗━━━━┛
┏━━┳━━┓
┃  ┃  ┃
┃  ┃  ┃2、3ページ目
┃  ┃  ┃
┃  ┃  ┃
┗━━┻━━┛
┏━━┳━━┓
┃  ┃  ┃
┃  ┃  ┃4、5ページ目
┃  ┃  ┃
┃  ┃  ┃
┗━━┻━━┛
 これを最初からこのようにすると、体裁がよくなります。
┏━━┳━━┓
┃  ┃  ┃
┃  ┃  ┃1、2ページ目
┃  ┃  ┃(前のページは空のこともある)
┃  ┃  ┃
┗━━┻━━┛
┏━━┳━━┓
┃  ┃  ┃
┃  ┃  ┃3、4ページ目
┃  ┃  ┃
┃  ┃  ┃
┗━━┻━━┛
┏━━┳━━┓
┃  ┃  ┃
┃  ┃  ┃5ページ目
┃  ┃  ┃(6ページ目は空になることもある)
┃  ┃  ┃(空ページには絵などをかいてもいい)
┗━━┻━━┛


●作文ノートの字数の数え方

 作文ノートの使い方と字数の数え方は、次のようにします。
 ただし、これは一応の基準ですから、全員がそうしなければいけないというものではありません。
 標準の書き方として参考にしてください。

 1行目に、3マス空けて題名を書きます。
 2行目に、下から1マス空けて名前を書きます。
 名前は、できるだけニックネーム(ペンネーム)にしてください。 3行目から、本文を書き出します。

★字数は、1行目の題名、2行目の名前も、それぞれ1行分の字数として数えます。
 全体の字数を数えやすいことを優先します。

★200字詰め(20×10行)の作文ノートを使っている人以外、つまり、小学校低学年の人は、できれば、作文の末尾に、カッコ書きで字数を書いておいてください。
 いろいろな字数と行数のノートを見ると、先生が字数を数えるときに苦労するからです。
 できる人は、末尾に字数記録ということをお願いします。

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生徒父母連絡(78) 

記事 4761番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/4/28
子育ての下手なお母さんと上手なお母さんの違い as/4761.html
森川林 2023/06/11 04:35 

モミジ

●動画:https://youtu.be/Tt0PZNFxy6o

 サルの世界では、子育ての上手なお母さんに育てられた子供は、リーダーになることが多いということがあるようです。
 サルの世界と同じことが、人間の世界でもあります。

 人間で、子育ての下手な人と上手な人とではどこが違うのでしょうか。

 子育ての下手なお母さんは、事前の準備ができていません。
 そして、子供がうまくできないと叱ります。

 子育ての上手なお母さんは、事前の準備をしています。
 だから、子供はうまくできます。
 お母さんは、褒めるだけです。

 例えば、読書紹介というごく簡単なことでも、子育ての下手なお母さんは、子供に任せっきりです。
 そして、子供の紹介の仕方がもたもたしていたり要領を得なかったりすると、「○○ちゃんのように、もっと上手に紹介しなきゃ」などと言います。
 子供は、がっかりするだけです。

 子育ての上手なお母さんは、「今度の読書紹介、どんなふうにするか、ちょっと言ってみて」と、子供の読書紹介を聞いてみます。
 そして、褒めます。
 特にアドバイスをする必要はありません。
 それだけで、子供は、次第に上手な読書紹介ができるようになります。
 準備にかかる時間は、わずか1、2分です。
 このわずかな準備ができるかどうかが、上手と下手の境目です。

 必ずしも、毎回準備をする必要はありません。
 準備は、時どきでいいのです。

 大事なことは、事前に準備をして、結果は褒める、ということです。
 その反対は、事前に準備をせずに、結果を叱る、ということです。

 このごく単純なことが、できる人とできない人とがいます。
 なぜ、そういう単純なことができないかというと、親である自分自身がそういう育てられ方をしていなかったからです。

 家庭の文化は、遺伝します。
 よくできる子の家庭は、よくできるようになる家庭文化があります。
 決して、いい塾に行っているから、よくできるようになるのではありません。
 また、身体的な遺伝でそうなのでもありません。
 すべて、家庭の文化の中で、よくできる子になるのです。

 だから、大事なことは、文化を変えるという自覚を持つことです。
 それは、親自身の文化を変えることでもあるので、大きな決心が必要です。

 家庭の文化というものは、なかなか根強いものです。
 例えば、玄関を上がるとき脱いだ靴をそろえるとか、席を立つときは座っていた椅子をしまうとか、家の中で歩くときは静かに歩くとかいうことも、理屈だけ言ってすぐにできるようになる子はいません。

 朝起きたら「おはようございます」と言うとか、近所の人に会ったら挨拶をするとか、返事はいつでも「はい」と言うとかいうことも、理屈で教えてすぐにできる子はいません。
 定着するまでに、何か月もかかることが多いのです。

 すべて、親による気長な繰り返しの中で、家庭の文化というものができてきます。

 読書の習慣も同じです。
 「うちの子は本を読まないんです」という相談が時どきありますが、それは、本を読まなくてもいい家庭文化を親が作ってきたからです。
 その自覚が必要なのです。
 子供の問題ではなく、そういう家庭文化の中で育ててきたことに問題があるのです。

 親が自覚をすれば、ものごとはすぐに改善の方向に向かいます。
 しかし、その改善の結果が出るまでに、半年はかかります。
 6か月というのは、体の細胞が入れ替わる期間と言われています。
 体の細胞が入れ替わるぐらいの長い期間同じことを続けていて、初めてそれが習慣になるのです。

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子育て(117) 

記事 4760番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/4/28
犬猿の仲 as/4760.html
ゆめ 2023/06/10 20:19 

トイ・プードル

 昨日からププが泊まりにきています。

 ププは、前はアフロ犬だったのに、妙にこざっぱりして、目がどこにあるかわかるようになっていました。

 でも、私はププとはほとんど顔を合わせていません。世代も性格も違うからです。

 ププはまだ若いので元気いっぱい。いつでも飛び跳ねています。
 トイプードルはジャンプが得意みたいで、私より高く跳ぶことができますが、無駄なジャンプが多すぎます。
 いつでもみんなの顔色を伺っていて、構ってくれそうな人がいるとすぐに跳んでいきます。

 犬に対しても同じです。
 私は、ププとはあまり関わりたくないのですが、同じ犬同士ということで親近感を持たれているようで、私を見つけるとすぐに跳んできます。
 私は逃げ回る羽目になるのですが、あまりにしつこいので、最後は一喝します。

 犬猿の仲という言葉がありますが、ププと私の場合は、嫌縁の仲ということになると思います。
 嫌いだけれど縁がある。そんな関係がププと私なのです。

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息抜き(19) 

記事 4759番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/4/28
中学生の定期テスト期間中は、勉強と読書はいったん休みで可――休んだ授業はあとから振替で取り戻す必要はない――その週のことはその週で終わらせて長続きする勉強を as/4759.html
森川林 2023/06/10 08:34 

ニチニチソウ

●動画:https://youtu.be/FZJ-vuOlsxE

 題名に書いてあるとおりです。
 定期テスト期間中は、勉強と読書はいったん休みでいいです。
 休んだ授業はあとから振替で取り戻す必要はありません。
 その週のことはその週で終わらせて長続きする勉強をすることが大事です。

 中学生の場合、まだ親が勉強をコントロールしていることが多いので、保護者がこのことをよく理解しておく必要があります。
 高校生の場合は、子供が自分で判断するので、特に問題はないと思います。

 中学生、高校生の定期テストでは、作文試験というものはまずありません。
 それは、作文の評価採点が大変だからです。

 定期テストに作文はまず出ないので、定期テストの対策期間である、テストの2週間前からは、作文の授業が負担になることがあります。

 そのときは、作文クラスの授業に出ても、長文を読んで要約だけ書いておしまいということでかまいません。
 考えるだけで終わりということにしてもいいです。
 要約+意見というかたちで書いてもいいです。
 もちろん、テスト前だから休むということにしてもいいのです。
 要するに、自分のテスト前という状況に合わせて、普段の勉強の対応を考えるということです。

 休んだ分は、そのあと、どうするかというと、その週のうちに振替で取り戻す余裕があれば振替をしてください。

 しかし、我が家の場合、休んだ分の振替はしませんでした。
 学校の行事で休むとか、家族の旅行で休むとか、風邪で休むとかいうそれぞれの理由で休むわけですから、ほかの日にその休んだ分の埋め合わせをしようとすれば、どこかでしわ寄せが出てきます。
 そういう無理をすると、結局長く続けることが難しくなります。

 その日のことはその日のうちに終わらせ、その週のことはその週のうちに終わらせるという生活をしていれば、無理なしわ寄せは起こりません。
 そうすれば、長く続けることができます。
 勉強は、長く続けることで力がつくのです。

 以前、数ヶ月前の休んだ分の振替をしたいと電話をしてきた保護者の方がいました。
 そのときは、その振替を受けましたが、私は、その子は、あまり勉強ができるようにならないだろうと思いました。

 親の監視のもとで、自分の望んでいないことを無理にやらされる子が、将来勉強好きになることはありません。
 勉強は、無理にさせれば嫌いになります。

 勉強ができる子は、好きで勉強をしています。
 無理に勉強をさせれば、そのときの成績は誰でも少しは上がります。
 しかし、長期的には成績は下がります。
 勉強好きにさせるには、無理をしないこと、楽しく続けることが大事なのです。

 楽しくということは、実は、かなり大事です。
 数ヶ月前の欠席の振替を子供にさせようとしたお母さんは、たぶん険しい顔をしていたと思います。
 「ずっと前の休んだ分を、今度、振替で受けさせるからね」と怖そうな顔で言われて、楽しく授業を受けられるわけがありません。
 振替をするときも、楽しく言ってあげる必要があります。

 すべては、長続きする勉強のためです。
 勉強は、長く続ければ必ず上達するからです。

 そして、勉強の中心は、あくまでも家庭です。
 学校や塾の授業を受けるのは、家庭学習のきっかけ作りのためです。
 家庭で毎日自分のペースで勉強をしていれば、学校や塾には特に行く必要はないくらいです。

 家庭学習ということについて、少し参考になる記事を見ました。

▽参考記事
「ほぼ塾なし家庭学習9年目のママが「家庭学習の習慣化」で大切にしてきた3つのポイント」
https://withonline.jp/with-class/education/berry-kurashi/Wc23s

> 共働きで、4人の子どもたちを子育て中です。子どもたちは保育園児から小学生、中学生まで。第一子の長男は高校受験に向けて塾に通い始めましたが、最近までは子どもたち全員が塾なし家庭学習のみで勉強を進めてきました。

 私のうちの子は、2人とも、以前にも書きましたが、小学生から高校生まで塾や予備校には行きませんでした。
 行っていたのは、言葉の森の作文だけです。
 家でやっていたのは、ほぼ読書だけです。

 上の子は中3のとき、近所の塾の夏期講習に少しだけ顔を出しましたがすぐにやめました。
 下の子も、中3の最後のころ、一時的に友達に誘われて塾に行きましたが、それもすぐにやめました。

 塾に行かずに何をしていたかというと、上の子は、パソコンでロールプレイングゲームに熱中、下の子は、バスケットボールに熱中です。

 私は、熱中するものと読書と対話があれば、勉強は必要になったときにすぐにできるようになるという考えです。
 ただ、数学だけは苦手にならない程度に一応やっておくことです。

 大学は、二人とも早稲田大に行きました。
 上の子は、実力で行きましたが、下の子はスポーツ推薦で高校に入りその延長で行きました。小論文がうまかったのだと思います。
 私は、国立大の理系の工学部あたりが面白いと思っていましたが、それは実現しませんでした。

 大学に行ってから友達と話してみると、塾に行かずに勉強していたのは、うちの子たちだけだったようです。

> 宿題が多い日は家庭学習の量を調整して、いつもはドリルを2ページしているけれど今日は1ページにしようとすることはあっても、ドリルは必ず毎日進める。子どもや親の機嫌に左右されることなく、毎日少しでも進めることを徹底することが大切です。ちなみにわが家では体調不良のときと旅行・帰省のときは勉強しなくてOKとしていて、このルールも子どもたちに何度も話し、守っています。

 私のうちでは、読書は毎日すると決めていたので、体調不良のときなどは、勉強は休みで読書だけということにしていました。
 旅行に出かけるときは、言葉の森の課題の長文と読みかけの本を持っていくようにしていました。
 課題の長文の音読をして、内容がすっかり頭に入っていると、友達と話をするときにも格好いいことを言えるので得をしたようです(笑)。

> わが家は2LDKの60平米マンションに6人暮らしということもあり、子どもたちの個室がありません。また、上の子たちを含めて、学習机もありません。子どもたちは全員リビングのテーブルで勉強しています。心掛けているのは、「家庭学習で使うグッズは、すべてリビングにまとめておく」こと。勉強しようと思ったときに参考書やドリル、筆記用具などの必要なものが数秒で揃う環境にしています。

 リビングで勉強をするというのは、中3までは大事です。
 高校生になると、自覚して勉強できるので、どこでやってもいいのですが、中学生のころはまだ勉強の自覚がないので、子供部屋でひとりで勉強をすると、遊んでしまいます。

 しかし、多少の遊びに関しては、目くじらを立てるべきではありません。
 大人でも、退屈な仕事をしていてくたびれたら、ちょっと一休みということはあります。

 子供の勉強を、最初から最後までずっと監視してやらせるようにしていると、子供は必ず外見だけの勉強をするようになります。
 つまり、深く考えるようなことはせず、作業的な漢字の書き取りや計算練習をさも一生懸命にやっているように見せる勉強をするようになるのです。
 こういう習慣がつくと、高校生になってからも作業的な勉強をするようになります。
 子供の時間管理は、子供に任せることが大事です。

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手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

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 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

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●帰国子女の日本語学習は作文から
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●200字作文の受験作文対策
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