(△こんな岩の隙間に、めげずに)
私が小学生のとき、塾に行く子などはほとんど誰もいませんでした。
みんな、遊びが楽しくて、学校が終わってまで勉強しに行くというのは、よほどできない子か、ごくまれに中学を受験するらしい子だけだったのです。
だから、感じとしては塾に行くような子は百パーセントいないという雰囲気でした。
しかし、今は多くの子が塾に通っています。
中学生で塾に行かないというのは、かなり珍しいと思います。
そして、子供自身も高学年になると、友達も行っているからという理由で自然に塾に行きたくなるのです。
なぜそういう大きな変化があったかというと、私が先日気がついたのは、遊びが面白くなくなったからです。
小学生のころは、本来遊びに熱中する時期です。
朝から晩まで遊びっぱなしでも飽きないのが、この時期の子供たちです。
しかし、今の遊びは、家で暇つぶしにゲームをやるような惰性的な遊びになっているのです。
勉強自体は、決して悪いことではありません。
しかし、勉強の面白さがわかるのは、一般的に高校生になったあたりからです。
小中学生の時期に勉強が面白いということは、まずありません。
もし、この時期に勉強が面白いとしたら、それはその子のほかの生活がよほどつまらないのです。
そして、小さいころから塾通いしている今の子供たちが、小学生のころ遊びっぱなしだった昔の子供たちよりも賢くなっているようには到底思えません。
今の大人たちがすべきことは、もっと短時間で実力のつく勉強の仕方を教えるとともに、子供たちが多様な遊びの楽しさに気がつく環境を作ることです。
小学生のころ、しっかり遊びに熱中できてこそ、高校生、大学生になってから真の学力が身につくのだと思います。
(△こんな岩の隙間に、めげずに)
私が小学生のとき、塾に行く子などはほとんど誰もいませんでした。
みんな、遊びが楽しくて、学校が終わってまで勉強しに行くというのは、よほどできない子か、ごくまれに中学を受験するらしい子だけだったのです。
だから、感じとしては塾に行くような子は百パーセントいないという雰囲気でした。
しかし、今は多くの子が塾に通っています。
中学生で塾に行かないというのは、かなり珍しいと思います。
そして、子供自身も高学年になると、友達も行っているからという理由で自然に塾に行きたくなるのです。
なぜそういう大きな変化があったかというと、私が先日気がついたのは、遊びが面白くなくなったからです。
小学生のころは、本来遊びに熱中する時期です。
朝から晩まで遊びっぱなしでも飽きないのが、この時期の子供たちです。
しかし、今の遊びは、家で暇つぶしにゲームをやるような惰性的な遊びになっているのです。
勉強自体は、決して悪いことではありません。
しかし、勉強の面白さがわかるのは、一般的に高校生になったあたりからです。
小中学生の時期に勉強が面白いということは、まずありません。
もし、この時期に勉強が面白いとしたら、それはその子のほかの生活がよほどつまらないのです。
そして、小さいころから塾通いしている今の子供たちが、小学生のころ遊びっぱなしだった昔の子供たちよりも賢くなっているようには到底思えません。
今の大人たちがすべきことは、もっと短時間で実力のつく勉強の仕方を教えるとともに、子供たちが多様な遊びの楽しさに気がつく環境を作ることです。
小学生のころ、しっかり遊びに熱中できてこそ、高校生、大学生になってから真の学力が身につくのだと思います。
情報や周りの意見に流されてしまう世の中ですが、しっかり自分の子育てを見直し、よく遊び、よく学び、いい大学に入るのではなく、いい人生を歩んでいきたいですね。