記事 3781番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2020/6/4
問題集読書と読解検定と自主学習クラスで国語力を高める
森川林 2019/07/08 05:46 


 塾に行っても国語の成績がなかなか上がらないという人が多いと思います。
 それは当然です。
 塾の国語の授業で国語力が上がることは、たぶんほとんどありません。
 学校でもそうですが、国語の授業の多くは、国語の文章を味わうためのもので、国語の点数を上げるためのものにはなっていないからです。

 塾で国語の点数をあげるために行われていることの代表は、国語の問題集を解く勉強です。
 ところが、国語の問題集をいくら磨いても国語の成績は上がりません。
 その証拠にはならないかもしれませんが、国語の得意な子は、国語の問題集を解くような勉強をまずしていないからです。

 では、どうしたら国語の成績を上げることができるのでしょうか。
 その方法は、たった二つです。

■読む力をつける

 一つは、問題集読書で難しい文章を繰り返して読む練習を続けることです。

 要約をしたり穴埋め問題を解いたりするのではなく、ただ読むだけです。
 なぜ、ただ読むだけがよいかというと、要約をしたり穴埋め問題を解いたりする勉強の何倍も早く、しかも簡単に勉強ができるからです。
 なぜ、簡単に勉強ができるのが大事かというと、その勉強を繰り返し行うことができるからです。

 文章の要約や書き写しを5回繰り返して行うことはまずできません。
 ところが、文章を繰り返して読むだけであれば、5回以上の繰り返しは簡単にできます。
 これが、言葉の森の提案している問題集読書です。

 要約であれば、要約の正解のようなものか、要約をチェックする人が必要になります。
 穴埋め問題集であれば、その問題集がなければ勉強が続けられませんが、そういう問題集はもともと数が限られています。
 問題集読書は、1冊の市販の問題集を買ってくれば、だれでもすぐに始められます。そして、そういう問題集はいくらでも手に入ります。

 ところが、この問題集読書を家庭だけでやろうとすると、長続きさせることができません。
 ただ読むだけの勉強というのは張り合いがないので、やがて飽きてやらなくなってしまうことがほとんどだからです。

 同じようなやりやすそうに見えるが続かない勉強に「1分間速音読」とか「10分間作文」というものがあると思います。
 たいていの勉強は、半年続けて初めて成果がわかります。
 半年続かないものは、何をやっても大した効果は望めません。
 この「1分間速音読」や「10分間作文」の練習を長く続けられる子はまずいません。
 これは、それらの教材を批判しているわけではありません。
 教材そのものは、それなりに工夫されています。
 しかし、実際に子供が続けられるかというと、想像すればわかるように、半年以上続けられる子はまずいないのです。

 長く続けられないということは、途中でやめてしまうことなので、結局途中でやめたという結果しか残りません。
 それは、新しく音読や作文を始めるときのマイナスの出発点にさえなるのです。
 ですから、続けられる展望のないものは、最初からやらないほうがずっといいのです。

 では、問題集読書や音読や暗唱を半年以上続けられる方法はあるのでしょうか。
 その答えが、自主学習クラスの勉強です。

 毎週、先生が見ている中で、友達と一緒に音読や問題集読書をやるのであれば、それは容易に続けることができます。

 言葉の森の教材は、小学1年生から中学3年生まで、分野によっては高校3年生まで継続できるように作られています。
 だから、先の展望を持って勉強を開始することができます。

■解く力をつける

 国語の成績を上げるもう一つのコツは、読む力をつけるだけでなく、解く力をつけることです。
 これは、特に、読む力はあるが国語の成績が思うように伸びないという子にとっての勉強です。

 この解く勉強の中心が読解検定試験です。
 読解検定試験でできなかった問題の理由を考えると、読解問題を解く解き方のコツが分かってきます。

 この読解検定の解説も、今度自主学習クラスで行うようにしました。
 問題集読書と読解検定と自主学習クラスをセットにして行うことによって、国語力は向上していきます。

 読解検定試験の解き方のコツは、宣伝のようになりますが、「小学生のための読解・作文力がしっかり身につく本」を読めば、どなたでもわかるようになっています。
 ただし、内容が難しいので、子供さんだけでなく、必ずお父さんやお母さんも読んでいただく必要があります。
 その上で、できなかった問題の理由を分析することが、読解力を高めるコツになります。


 塾に行っても国語の成績がなかなか上がらないという人が多いと思います。
 それは当然です。
 塾の国語の授業で国語力が上がることは、たぶんほとんどありません。
 学校でもそうですが、国語の授業の多くは、国語の文章を味わうためのもので、国語の点数を上げるためのものにはなっていないからです。

 塾で国語の点数をあげるために行われていることの代表は、国語の問題集を解く勉強です。
 ところが、国語の問題集をいくら磨いても国語の成績は上がりません。
 その証拠にはならないかもしれませんが、国語の得意な子は、国語の問題集を解くような勉強をまずしていないからです。

 では、どうしたら国語の成績を上げることができるのでしょうか。
 その方法は、たった二つです。

■読む力をつける

 一つは、問題集読書で難しい文章を繰り返して読む練習を続けることです。

 要約をしたり穴埋め問題を解いたりするのではなく、ただ読むだけです。
 なぜ、ただ読むだけがよいかというと、要約をしたり穴埋め問題を解いたりする勉強の何倍も早く、しかも簡単に勉強ができるからです。
 なぜ、簡単に勉強ができるのが大事かというと、その勉強を繰り返し行うことができるからです。

 文章の要約や書き写しを5回繰り返して行うことはまずできません。
 ところが、文章を繰り返して読むだけであれば、5回以上の繰り返しは簡単にできます。
 これが、言葉の森の提案している問題集読書です。

 要約であれば、要約の正解のようなものか、要約をチェックする人が必要になります。
 穴埋め問題集であれば、その問題集がなければ勉強が続けられませんが、そういう問題集はもともと数が限られています。
 問題集読書は、1冊の市販の問題集を買ってくれば、だれでもすぐに始められます。そして、そういう問題集はいくらでも手に入ります。

 ところが、この問題集読書を家庭だけでやろうとすると、長続きさせることができません。
 ただ読むだけの勉強というのは張り合いがないので、やがて飽きてやらなくなってしまうことがほとんどだからです。

 同じようなやりやすそうに見えるが続かない勉強に「1分間速音読」とか「10分間作文」というものがあると思います。
 たいていの勉強は、半年続けて初めて成果がわかります。
 半年続かないものは、何をやっても大した効果は望めません。
 この「1分間速音読」や「10分間作文」の練習を長く続けられる子はまずいません。
 これは、それらの教材を批判しているわけではありません。
 教材そのものは、それなりに工夫されています。
 しかし、実際に子供が続けられるかというと、想像すればわかるように、半年以上続けられる子はまずいないのです。

 長く続けられないということは、途中でやめてしまうことなので、結局途中でやめたという結果しか残りません。
 それは、新しく音読や作文を始めるときのマイナスの出発点にさえなるのです。
 ですから、続けられる展望のないものは、最初からやらないほうがずっといいのです。

 では、問題集読書や音読や暗唱を半年以上続けられる方法はあるのでしょうか。
 その答えが、自主学習クラスの勉強です。

 毎週、先生が見ている中で、友達と一緒に音読や問題集読書をやるのであれば、それは容易に続けることができます。

 言葉の森の教材は、小学1年生から中学3年生まで、分野によっては高校3年生まで継続できるように作られています。
 だから、先の展望を持って勉強を開始することができます。

■解く力をつける

 国語の成績を上げるもう一つのコツは、読む力をつけるだけでなく、解く力をつけることです。
 これは、特に、読む力はあるが国語の成績が思うように伸びないという子にとっての勉強です。

 この解く勉強の中心が読解検定試験です。
 読解検定試験でできなかった問題の理由を考えると、読解問題を解く解き方のコツが分かってきます。

 この読解検定の解説も、今度自主学習クラスで行うようにしました。
 問題集読書と読解検定と自主学習クラスをセットにして行うことによって、国語力は向上していきます。

 読解検定試験の解き方のコツは、宣伝のようになりますが、「小学生のための読解・作文力がしっかり身につく本」を読めば、どなたでもわかるようになっています。
 ただし、内容が難しいので、子供さんだけでなく、必ずお父さんやお母さんも読んでいただく必要があります。
 その上で、できなかった問題の理由を分析することが、読解力を高めるコツになります。
個別指導の対話型オンライン授業
おすすめ→ 個別指導の対話型授業「朝のオンラインスクール」
新型コロナウイルスによる学校の休校対応で、朝9時から午後3時まで個別指導の対話型オンライン授業。小1~中1の国語、算数数学、英語、理科、社会、読書、暗唱、図工、記述のうちから自由選択、1時間550円。
 

コメント欄

森川林 2019年7月8日 6時1分  
 算数・数学の成績は、夏休みの1か月集中して取り組めば驚くほど上がります。
 国語の成績は、読む力に関しては、1か月では上がりません。半年はかかります。
 しかし、解く力に関しては、教えてすぐに上がります。
 だからこそ、小学校低中学年のうちは、成績を上げることよりも、自由に遊んだり読書をしたりすることに力を入れていくといいのです。


nane 2019年7月8日 6時2分  
 理屈でいうと、読解力は、読力(どくりょく)と解力(かいりょく)の組み合わせです。(いずれも造語)
 作文力は、作力(構成力、題材力)と文力(表現力、主題力)の組み合わせです。(同じく造語)
 だから、勉強をするときは、こういう区別を知っておくことが大事なのです。


コメントフォーム
問題集読書と読解検定と自主学習クラスで国語力を高める 森川林 20190708 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
やゆよら (スパム投稿を防ぐために五十音表の「やゆよら」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

(za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
新着コメント1~3件
オンライン教育 森川林
 まえ先生、ありがとうございます。ああい 6/3
オンライン教育 まえ
朝オン、子供たちの力に驚かされることばか 6/2
言葉の森が考え 森川林
 コスモス先生、ありがとうございます。 6/1
……次のコメント

オープン教育 1~3件
オープンの川
鳥の村 1~3件
鳥の村
虹の谷 1~3件
虹の谷
過去の記事

過去の31~60件目を表示
……先の30件
■本日3.29の朝日新聞1面下に「小学校最後の3年間」の本。発売即重版! 現在「家庭教育」部門第4位 3月29日
■4月からの森オンラインスクールは日中のクラスも開始――朝オン、春オンのクラスを統合 3月29日
■作文だけ×の評価になった子の話 3月28日
■【重要】3月末の春合宿は中止です 3月27日
■【合格速報】鎌倉学園高校 3月27日
■【合格速報】順天高校 3月26日
■算数・数学を得意にする勉強法――昨日の保護者懇談会から 3月26日
■読書は学校の勉強よりも大事で、熱中することが読書の条件 3月24日
■「朝からオンライン」25日終了、「春期講習オンライン」26日開始、講師募集説明会 3月23日
■新型コロナウイルスとこれからの教育 3月23日
■4月の読解検定は無料――東洋経済オンラインで読解力の本紹介 3月22日
■【合格速報】大正大学文学部人文科学科 3月19日
■【合格速報】滋賀県立膳所高等学校 3月18日
■【合格速報】千葉県立東葛飾高等学校 3月18日
■本日3月16日(月)から「朝オン」の授業見学あり 3月16日
■言葉の森のオンライン学習と、他の通信教育やオンライン教育との違い(1) 3月13日
■「朝からオンラインスクール」ボランティア講師無料研修第2弾――3月14日(土)11:15~ 3月12日
■「朝からオンラインスクール」ボランティア講師募集――3月12日無料講師研修 3月11日
■遠くを見る子育て 3月10日
■【合格速報】立正大学文学部哲学科 3月16日
■言葉の森のオンラインスクールに参加しよう――昼食会場(無料)もスタート 3月9日
■3.3週のヒントをアップロードしました 3月9日
■「小学校最後の3年間で本当に教えたいこと、させておきたいこと」3月6日発売! 3月8日
■1日3時間の勉強で990円。オンラインスクールの昼食の時間は参加無料 3月7日
■言葉の森のオンラインスクールが目指すもの 3月6日
■【重要】オンラインスクールの受講を一コマ単位にします 3月5日
■休校対策のオンラインスクールは、少人数クラスで楽しく盛り上がる 3月3日
■【至急】コロナウイルスによる休校対策のオンラインスクール参加受け付けを開始 3月2日
■【至急】「オンラインスクール朝から」は3月3日(火)からスタート 3月2日
■学校休校対策用のオンラインページができました(申し込みフォームは現在作成中) 3月1日
……前の30件
RSS
RSSフィード

カテゴリー
全カテゴリー

QRコード


通学できる作文教室
森林プロジェクトの作文教室

リンク集
現在作成中です。
Zoomサインイン
ソースネクスト
FJNBP-1337-6644-8260-5410




 
小学生、中学生、高校生の作文(2007年4月まで)
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。