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親が言わなければ始められない作文通信教育ではなく、子供が参加すればすぐに自主的に始められる対話式オンライン教育の作文教室。毎週の読書紹介で読書の習慣がつく。作文の勉強は、高校生まで続けられることが大事 as/4992.html
森川林 2024/02/24 12:31 

紅梅

 進研ゼミの会員数が低下しているようです。
====
進研ゼミの“会員離れ”が止まらない…「難関校を目指す塾」と明暗が分かれた理由
https://nikkan-spa.jp/1979262/
====

 この記事では、「難関校を目指す塾」と明暗が分かれたと書かれていますが、私は、紙ベースの通信教育が、家庭では対応しきれなくなったからだと思います。

 通信教育では、子供が自分で勉強を始めなければなりません。
 漢字の書き取りや算数の計算練習のような勉強であれば、親に言われればすぐに始めることができます。
 小学校低学年のころの国語や算数や英語は、作業的な勉強なので、開始するときにそれほどのエネルギーを必要としません。
 しかし、学年が上がるにつれて、考える要素が出てくるので、すぐに始めることがなかなかできなくなります。


 作文の勉強は、それ以上に始めることが難しい勉強です。
 始めるときの精神的エネルギーがかなり必要なのです。
 夏休みの読書感想文の宿題が、最後まで残ってしまうことが多いのはそのためです。

 小学1、2年生のころは、紙ベースの作文の通信教育でも、親の言うことを素直に聞いて作文を書き始めることができるかもしれません。
 しかし、小学3、4年生になると、親に言われてすぐに始めるということがなかなかできなくなります。


 だから、作文の勉強は、通信教育でやるのではなく、ほかの生徒と一緒にやるのがいいのです。
 それができるのが、オンライン少人数クラスの作文です。

 言葉の森のオンラインクラスでは、みんなで一斉に作文を書き始め、書いている途中で、先生が一人ひとりの個別指導を行います。
 だから、未提出ということがありません。

 そして、授業の前に一人ひとりの読書紹介があります。
 毎週の読書紹介によって、どの子も、本をよく読むようになります。

 読書記録のページを見るときに、学年のところをクリックすると、自分と同学年の生徒がどういう本を読んでいるかがわかります。
 小学校高学年以上の生徒は、この読書記録を参考に、読む本のレベルを上げていくことができます。


 言葉の森の作文の勉強は、幼稚園年長から始めることができます。
 まだ字を書けない子であっても、親子作文というかたちで親子合作の作文を書いていくのです。
 この親子作文を始めた子は、なぜかみんな作文が好きになります。


 作文の勉強で大事なことは、小1や小2から始めた作文を高3まで続ける展望で勉強をしていくことです。

 作文教室を選ぶときの基準のひとつは、学年が上がり、中学生や高校生になったときも、その教室で作文の勉強を続けていけるかどうかです。

 小学校低中学年で終わる作文の勉強ではなく、その先の展望のある勉強を行っていく必要があるのです。


 今日2月24日に、ぶんぶんドリムが、朝日小学生新聞に全面広告を載せていました。


 大事なのは、外見ではなく中身です。
 子供の作文力を育てるために、何が必要かということを、体験学習を通して判断していってくださるといいと思います。

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森川林 2024/02/22 16:57 
●勉強力の基準は、読書力、暗唱力、創造発表力

 学校の勉強は、時間をかけてやれば誰でもできます。
 成績は点数がつくので目につきやすいですが、本当に大事な学力は目につきにくいものです。

 そのひとつが読書力です。
 本を読むことに熱中して、話しかけても気がつかないというような子は、学年が上がるにつれて学力が伸びます。

 もうひとつは暗唱力です。
 低学年の生徒で、暗唱の練習を家庭でできる子は、ほかの勉強も全部できるようになります。
 暗唱が毎日続けられるかどうかは、家庭学習の基準です。
(でも、無理をしないでください。)

 中根の担当しているクラスで、時どき面白い試みをします。
 例えば、国語の問題集のひとつを選んでその内容を短歌で表そうとか、算数数学のオリジナルな問題を作ってみようとか、Google翻訳で自由に英作文を作ってみようとかいう課題です。
 そのときに、嬉しそうな顔をして喜んで取り組む子は、創造力のある子です。
 今後は、このように勉強に創造的に取り組む姿勢が必要になります。
 大学入試の50%以上が総合選抜入試になる時代で、東北大学は新年度から100%総合選抜にするようになりました。
 勉強の幅を広げて楽しめるような工夫をしていってください。

●漢字、計算、英語

 漢字の書き取りは、いずれなくなります。(遠い先の話ですが)
 計算の練習も、基本さえわかっていればいいとなります。
 英語も、AIテクノロジーによって、英語力のあることの優位性はなくなります。
 しかし、いずれもそれは先の話で、しばらくは入試で、漢字も計算も英語も必要です。
 特に、真面目に勉強しているかどうかは、漢字力と計算力と英語力に表れるので、評価の中心になりやすいところがあります。
 しかし、将来のことを考えて、漢字、計算、英語以外の思考力、創造力を伸ばす勉強に力を入れるようにしてください。
 思考力のためのいちばんの勉強方法は、難しい説明文の本を読むことです。
 ただし、小学生の場合は、難しい本をよむことよりも、楽しい本をたくさん読むことの方が大事です。

●作文を通して親子の対話を深める

 小学1、2年生は、自由な題名の作文です。
 作文の題材作りにお母さんやお父さんが参加すると、作文の内容が深まります。
 子供に自由に書かせるだけでなく、作文に書けそうな企画を家庭でしていくといいです。
 この親子の交流の中で、子供の語彙力と思考力が伸びます。

 小学3~6年生は、題名課題と感想文課題です。
 ここで、子供が、両親に似た例を取材することが多くなりますから、お父さんお母さんは、子供の取材に答えられるような面白い体験談を用意しておいてください。
 これは、思考力語彙力を育てるだけでなく、子供の人生観を育てる勉強になります。
 作文の勉強のいちばん価値のあることが、この親子の対話ができることです。

 中学生高校生は、定期テストなどがあると作文をじっくり書けないときもあります。
 そういうときでも、構成メモで考えることだけはしておくといいです。
 場合によっては、メモをもとにChatGPTの助けを借りて書くような場合もあると思います。
 ただし、勉強は自分の成長のためにするものであって、人に見せるためにするものではないということを、親子で時どき確認しておくといいと思います。

●今後、言葉の森はコミュニケーションを盛んにする方向で運営していきます

 現在、個別れんらく、発表室連絡、個人面談など、保護者と講師がコミュニケーションを取る機会がありますが、今後これらをもっと活性化していく予定です。

 また、ウェブの情報だけでなく、アナログのA4葉書を言葉の森から定期的に送るようにします。

 生徒の成績のデータをウェブで探すのが難しいと思いますので、そのA4葉書にその生徒のデータをQRコードで見られるようにしていく予定です。

●自習室をもっと活用してください

 自宅で勉強するきっかけをつかみにくい場合は、自習室に入って勉強するというようにしてください。
 時間は短くていいので、例えば、自習室に入って10分間読書をするというようなことでもいいです。
 いつでも参加できますので、自由に利用してください。

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