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作文力がテストの中心になる時代——増え続ける作文小論文入試 as/553.html
森川林 2009/07/11 08:49 


 これまで、作文のテストは、限られたところでしか行われていませんでした。それは、テスト後の採点に手間がかかるために、多人数のテストには採用しにくかったからです。

 しかし、次第に作文テストが入試に採用されるようになってきました。

 その一つは、公立中高一貫校の入試問題です。公立中高一貫校では、これまでの受験テクニックだけでは解けないような本当の実力を見るということから、作文や考える問題を中心に入試問題を作るようになっています。

 もう一つは、高校入試で広がっている推薦入試の際の作文テストです。高校では、少子化に対応して早めに推薦で入学者を確保するというところが増えています。推薦入試で主流となるテスト形式は、作文と面接です。また一般入試でも、作文の試験を本格的に取り入れる学校が増えているのが最近の特徴です。

 三つ目に、大学入試でも推薦の作文小論文が広がっています。大学は、高校以上に少子化に対応する必要に迫られています。そのため、現在ではほとんどの大学で作文小論文による入試を行っています。

 四つ目に、社会に出るときに受ける入社試験です。ここでも、エントリーシートや作文の試験が頻繁に行われています。さらに、社会に出てからも、文章書くことに自信があると、さまざまな面で有利です。特に責任ある立場になれば、文章で他人にわかりやすく説明する能力が必要になってきます。


 これまでのペーパーテストは、短期間に大人数を一斉にテストする際に使われてきました。しかしこれからは、少人数をじっくり見る形の評価が中止になってきます。そのときのテストの中心は、作文や面接です。

 作文力は、これからますます必要になってきます。

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言葉の森の特徴——毎週の電話指導で力がつく as/552.html
森川林 2009/07/10 09:22 


 思考力や創造力など本当の頭のよさは、作文力に表れてきます。小さいころの勉強の目標は、作文力をつけることを基準にして考えていくことができます。

 しかし、作文は、ただ単に書くだけではなく、どのような方針で書いているかということが大事です。


 言葉の森は、他の教室とは違ういくつかの特徴を持っています。

 第一は、教材がすべてオリジナルであることです。その結果、受験コースなど臨時の課題に対しても、オリジナルな教材を作ってすぐに対応することができます。

 第二は、三十年以上の指導の実績があることです。言葉の森は、今あるいろいろな教室の中では、日本でいちばん長続きしている作文教室だと思います。その長い実績は、常にその当時の最新の技術や指導法を取り入れて新しい作文指導を切り開いてきたことによるものです。

 第三は、小学校一年生から高校三年生まで一貫したカリキュラムで指導していることです。言葉の森の生徒の中には、小学生のころから始めて高校生まで勉強を続けたという生徒が多数います。このように作文指導だけで一貫した指導体系を持っている教室は、ほかにはほとんどありません。

 第四は、作文指導を、読解力や思考力の指導と結びつけて行っていることです。これは、単に文章書く力をつけるだけではなく、本当に実力のある文章を書く力をつけることを目指しているからです。

 第五は、全生徒について担任制をとっていることです。この担任制によって、小学生時代から高校生になるまでずっと同じ先生が指導を続けるというケースも出ています。担任制をとることによって、その生徒の指導と評価を時間的な位置づけの中で行うことができるようになっています。

 第六は、通信指導を毎週の電話指導によって行っていることです。電話指導を、個人的な規模ではなく組織的な規模で行っているところは、ほかにはまずありません。この電話指導によって、通学教室と同じような指導環境を作るとともに、夜遅い時間でも自宅で学べる仕組みを作っています。

 第七は、これらの結果として、生徒の作品の提出率がきわめて高いことです。生徒の多くは、ほとんど毎週休みなく課題を提出しています。都合により休んだ場合も、振替で電話指導を受けることができるので、ほとんどの授業を消化していくことができます。


 作文の指導で大事なことは、その背後にある長期的な指導方針と運営方法です。

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