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作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信 as/1374.html
森川林 2011/11/01 15:56 


 作文の通信講座で、よく広告を出しているところがあります。朝日小学生新聞などに、月に何度も広告を載せています。顔写真に有名な評論家を使っているので、いかにもいい指導内容のように見えますが、それならなぜそのように頻繁に広告を出しているのかと思うでしょう。

 結局、宣伝でたくさんの生徒を集めても、それらの生徒がすぐやめていくので何度も広告を出しているということです。

 広告をたくさん出しているところは、一見活気があるように見えますが、実は、生徒の定着率がよくないということなのです。

 現に、言葉の森の通学教室は、この何年か宣伝らしい宣伝をしていませんが、生徒はずっと増え続けています。

 通学の教室の場合は、宣伝がなくても地元で実際に通っている人の評判を聞けますが、通信講座の場合は、評判がわからないからつい広告に頼るということがまだ多いのです。

 また、ネットの評判というのも、匿名の場合は宣伝の一環であることが多いのであまりあてになりません。



 このように宣伝に乗せられて勉強を始めてしまう子供たちはかわいそうです。

 一見カラフルで楽しそうな教材で勉強を始めてみても、低学年のうちは遊びのようなことばかりで実力はつきません。言葉の穴埋め問題のようなことをいくらやっても、それはクイズのようなもので、何の実力にもならないのです。

 そして、中高学年になって、実力をつける必要が出てきたときに、それまでが遊びのような教材だったので実力がついていず、続けられなくなってやめるというパターンが多いのだと思います。

 そういう子供たちは、実力がつかなかったばかりか、自分は作文が苦手だという意識を持ってしまいます。

 だから、作文の通信講座は、評論家の顔などにまどわされず、体験学習を実際に受けて内容をよく見きわめる必要があると思います。



 なぜ、こんなことをわざわざ書いたかというと、ここのところ続けてそういう相談があったからです。

「ほかの作文通信講座でやっていたが、結局全然できなくて」

という相談です。

 勉強は、低学年のときほど、最初の始め方が重要なのです。



 ということで、小中学生で作文の通信講座を受ける場合の比較の基準です。


1、体験学習ができるかどうか。

(何でも、実際にやってみなければわかりません)

2、先生からの電話指導など、確実に教えられる手段があるか。

(教材だけで勉強する形だと、穴埋め問題のような単純なことしかできません)

3、書いている途中書けなくなったときに、相談の電話などがすぐにできるか。

(作文は、特に途中で書けなくなるということが多いのです)

4、家庭で毎日取り組む自習のようなものがあるか。

(国語の実力をつけるには毎日の勉強が必要です)

5、中学入試、高校入試、できれば大学入試まで同じ先生で対応できるか。

(低学年の指導であっても、将来の指導に結びついている必要があります)


 教科の勉強は、教え方によってすぐに成績を上げることもできます。しかし、作文は、書き方を直すだけならだれでもできますが、実力をつけるように教えるということはなかなかできません。また、実際に作文力を上達させるには、かなり長い時間がかかります。

 ところが、世間の作文通信講座や、作文教室はそのあたりをあまり深く考えていないと思います。

 言葉の森が、小学校1年生から高校3年生まで作文指導をしていて、中にはずっと続けている子もいるというと、多くの人は驚きます。そして、高校3年生の子供たちは、東大、一橋大、早稲田大、慶応大などに合格しているのです。

【関連ページ】

作文の通信教育の教材比較 その1

作文の通信教育の教材比較 その2

作文の勉強は毎週やることで力がつく

作文教室、比較のための7つの基準


 作文の通信講座で、よく広告を出しているところがあります。朝日小学生新聞などに、月に何度も広告を載せています。顔写真に有名な評論家を使っているので、いかにもいい指導内容のように見えますが、それならなぜそのように頻繁に広告を出しているのかと思うでしょう。

 結局、宣伝でたくさんの生徒を集めても、それらの生徒がすぐやめていくので何度も広告を出しているということです。

 広告をたくさん出しているところは、一見活気があるように見えますが、実は、生徒の定着率がよくないということなのです。

 現に、言葉の森の通学教室は、この何年か宣伝らしい宣伝をしていませんが、生徒はずっと増え続けています。

 通学の教室の場合は、宣伝がなくても地元で実際に通っている人の評判を聞けますが、通信講座の場合は、評判がわからないからつい広告に頼るということがまだ多いのです。

 また、ネットの評判というのも、匿名の場合は宣伝の一環であることが多いのであまりあてになりません。



 このように宣伝に乗せられて勉強を始めてしまう子供たちはかわいそうです。

 一見カラフルで楽しそうな教材で勉強を始めてみても、低学年のうちは遊びのようなことばかりで実力はつきません。言葉の穴埋め問題のようなことをいくらやっても、それはクイズのようなもので、何の実力にもならないのです。

 そして、中高学年になって、実力をつける必要が出てきたときに、それまでが遊びのような教材だったので実力がついていず、続けられなくなってやめるというパターンが多いのだと思います。

 そういう子供たちは、実力がつかなかったばかりか、自分は作文が苦手だという意識を持ってしまいます。

 だから、作文の通信講座は、評論家の顔などにまどわされず、体験学習を実際に受けて内容をよく見きわめる必要があると思います。



 なぜ、こんなことをわざわざ書いたかというと、ここのところ続けてそういう相談があったからです。

「ほかの作文通信講座でやっていたが、結局全然できなくて」

という相談です。

 勉強は、低学年のときほど、最初の始め方が重要なのです。



 ということで、小中学生で作文の通信講座を受ける場合の比較の基準です。


1、体験学習ができるかどうか。

(何でも、実際にやってみなければわかりません)

2、先生からの電話指導など、確実に教えられる手段があるか。

(教材だけで勉強する形だと、穴埋め問題のような単純なことしかできません)

3、書いている途中書けなくなったときに、相談の電話などがすぐにできるか。

(作文は、特に途中で書けなくなるということが多いのです)

4、家庭で毎日取り組む自習のようなものがあるか。

(国語の実力をつけるには毎日の勉強が必要です)

5、中学入試、高校入試、できれば大学入試まで同じ先生で対応できるか。

(低学年の指導であっても、将来の指導に結びついている必要があります)


 教科の勉強は、教え方によってすぐに成績を上げることもできます。しかし、作文は、書き方を直すだけならだれでもできますが、実力をつけるように教えるということはなかなかできません。また、実際に作文力を上達させるには、かなり長い時間がかかります。

 ところが、世間の作文通信講座や、作文教室はそのあたりをあまり深く考えていないと思います。

 言葉の森が、小学校1年生から高校3年生まで作文指導をしていて、中にはずっと続けている子もいるというと、多くの人は驚きます。そして、高校3年生の子供たちは、東大、一橋大、早稲田大、慶応大などに合格しているのです。

【関連ページ】

作文の通信教育の教材比較 その1

作文の通信教育の教材比較 その2

作文の勉強は毎週やることで力がつく

作文教室、比較のための7つの基準


 国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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●子や孫に教えられる作文講師資格
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●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
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