ゲストさん ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 3214番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/5/22
小3からの理科の勉強、プログラミング――保護者懇談会の話から as/3214.html
森川林 2018/02/27 06:12 

 保護者懇談会で出された質問をいくつか紹介します。

 小学2年生の保護者の方から、理科の勉強をどうしたらいいかという質問がありました。

 理科の勉強は教科書を読んでいればいいので、家で特にやる必要はありません。
 学校の教科に合わせてすべての教科の学習を家庭でやろうとする必要はありません。

 読む力を育てる読書を最優先し、次に、算数を苦手にしないように問題集を一冊仕上げることを家庭学習の目標にしていくといいです。
 読書と算数が勉強の基本で、それ以外は特にやらなくていいのです。

 小学3、4年生のころはまだ時間の余裕があるので、ついいろいろななことをやってしまいがちです。
 しかし、そうすると、学年が上がったときに義務的な勉強の時間が増えて身動きが取れなくなります。

 読書を中心に、自由な時間が確保できる生活にしていくのがいいのです。

 もう一つは、子供がプログラミングをやってみたいと言うがどうするかという質問でした。

 プログラミング教室には、いろいろなレベルのものがあります。
 レゴを組み立てて走らせて楽しむというようなものから、発展的に人工知能の学習まで進めるようなものもあります。

 ただ、プログラミングのようなブームになっているものに子供は関心を示しがちですが、プログラミングの技術は自分でやろうと思ったときに独学でも十分にできます。

 プログラミングの知識や技術を身につけるよりも大事なことは、読む力をつけておくことで、読む力さえあれば必要になったときに何でもできるというふうに考えておくことが大切です。

 しかし、もし子供がプログラミングに興味を持っているとしたら、お母さんも先に勉強してプログラミングの内容を把握しその面白さや難しさを経験しておくことが大切です。

 そして、親子でプログラミングを共通の話題として話ができるようになれば、それがいちばんいいやり方になると思います。

 以上のような話をしました。

 懇談会では話しませんでしたが、理科の好きな子供を育てるには、家庭で理科実験などをしていくといいと思います。
 思考発表クラブ(3月から寺オン思考発表クラスという名称になりますが)では、高学年の子供たちがよく理科実験を発表しています。

 理科実験に関する本はいろいろ出ているので、それをもとに親子で実験をしてみると、大人でも面白い発見があります。
 それをみんなの前で発表するということにすれば、知的な楽しい交流ができると思います。

 保護者懇談会で出された質問をいくつか紹介します。

 小学2年生の保護者の方から、理科の勉強をどうしたらいいかという質問がありました。

 理科の勉強は教科書を読んでいればいいので、家で特にやる必要はありません。
 学校の教科に合わせてすべての教科の学習を家庭でやろうとする必要はありません。

 読む力を育てる読書を最優先し、次に、算数を苦手にしないように問題集を一冊仕上げることを家庭学習の目標にしていくといいです。
 読書と算数が勉強の基本で、それ以外は特にやらなくていいのです。

 小学3、4年生のころはまだ時間の余裕があるので、ついいろいろななことをやってしまいがちです。
 しかし、そうすると、学年が上がったときに義務的な勉強の時間が増えて身動きが取れなくなります。

 読書を中心に、自由な時間が確保できる生活にしていくのがいいのです。

 もう一つは、子供がプログラミングをやってみたいと言うがどうするかという質問でした。

 プログラミング教室には、いろいろなレベルのものがあります。
 レゴを組み立てて走らせて楽しむというようなものから、発展的に人工知能の学習まで進めるようなものもあります。

 ただ、プログラミングのようなブームになっているものに子供は関心を示しがちですが、プログラミングの技術は自分でやろうと思ったときに独学でも十分にできます。

 プログラミングの知識や技術を身につけるよりも大事なことは、読む力をつけておくことで、読む力さえあれば必要になったときに何でもできるというふうに考えておくことが大切です。

 しかし、もし子供がプログラミングに興味を持っているとしたら、お母さんも先に勉強してプログラミングの内容を把握しその面白さや難しさを経験しておくことが大切です。

 そして、親子でプログラミングを共通の話題として話ができるようになれば、それがいちばんいいやり方になると思います。

 以上のような話をしました。

 懇談会では話しませんでしたが、理科の好きな子供を育てるには、家庭で理科実験などをしていくといいと思います。
 思考発表クラブ(3月から寺オン思考発表クラスという名称になりますが)では、高学年の子供たちがよく理科実験を発表しています。

 理科実験に関する本はいろいろ出ているので、それをもとに親子で実験をしてみると、大人でも面白い発見があります。
 それをみんなの前で発表するということにすれば、知的な楽しい交流ができると思います。


 国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

コメント欄

森川林 2018年2月27日 6時17分 1 
 子供はみんな理科が好きです。
 自然の不思議に接することに、知的な喜びがあるのです。
 しかし、教科書で勉強する理科はだんだん面白くなくなります。
 わざとわかりにくいことを覚えさせて、テストをして評価するような勉強になるからです。
 だから、子供を理科好きにするには、家庭で理科のさまざまな実験や観察をしていくといいのです。


nane 2018年2月27日 6時23分 1 
 これまでの思考発表クラブで、オンラインの少人数クラスは結構楽しくできることがわかりました。
 今後は、森林プロジェクトの人で自分の得意分野がある人は、例えば理科実験クラスなどを開設していくと面白いのではないかと思っています。
 自分がやりたいと思っているのは、四コマ漫画クラスと、手乗り文鳥飼育クラスです。
 文鳥クラスでは、みんなで手乗り文鳥を育てて、それを見せ合うということをします。
 そして、たまにリアルで集まって、部屋の中で飛ばして遊ぶとか。


コメントフォーム
小3からの理科の勉強、プログラミング――保護者懇談会の話から 森川林 20180227 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
つてとな (スパム投稿を防ぐために五十音表の「つてとな」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

 (za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
プログラミング教育(5) 
コメント31~40件
……前のコメント
作文力の土台は 森川林
齋藤孝さんは、「齋藤孝先生が選ぶ 高校生からの読書大全」など 2/4
言葉の森は、オ 森川林
今、小123年生対象の基礎学力クラスと、小456年生対象の総 2/4
言葉の森の作文 森川林
私は、人を批判するのは好きではありません。 大事なことは、 2/3
自習室の利用を 森川林
ごめん、ごめん。 うっかりブレークアウトルームの設定を忘れ 1/29
自習室の利用を aeka
ブレークアウトルームが表示されないです^^;確認お願いします 1/28
自習室の利用を 森川林
 自習室は、ほぼ24時間開いています。  ブレークアウトル 1/24
自習室の利用を aeka
自習室はどんどんと進化していきますね!!助かります。ありがと 1/24
塾が忙しくなる 森川林
子供たちの成長の過程で、最後に残る自信は、忙しくても続けたも 1/24
自習室が利用し aeka
ありがとうございます! 1/19
自習室が利用し 森川林
あえかわさん、ありがとうございます。 これから、みんなにも 1/19
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
未来の歴史の教 森川林
未来の歴史の教科書には、 「この時代の子供たちは、みんな、 5/18
言葉の森のYo 森川林
言葉の森のYouTubeチャンネルの登録者数が、1000人を 5/17
通学が普通、通 森川林
通学が普通、通信はおまけ、 オンラインは特殊な例外(笑)と 5/15
ブンブンドリム 森川林
 ブンブンドリムが、「31年の実績」と書いていたので、   5/15
基礎学力、総合 森川林
 勉強は、家庭学習で十分。  しかし、勉強の進捗状況をチェ 5/13
Re: 読解検 森川林
 ご質問ありがとうございます。  こういう質問ができる 5/10
男は、というか 森川林
男は、というか、自分は、あれこれ説明はしない。 聞かれれば 5/10
大事なのは理念 森川林
大事なのは理念だ。 損得や利害ではない。 遠くの星を目指 5/10
読解検定4月中 あうせれ
問3のAが×だと思いました。←「小学校低学年らしい男の子」と 5/8
マスクしない、 森川林
マスクしない、ワクチン打たない、消毒しない。 人類は、何十 5/7

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習