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寺子屋オンラインは、単なるオンライン学習ではなくオンラインの少人数クラスの学習です
森川林 2018/02/11 07:19 


 オンライン学習が、さまざまなところで行われていますが、それらのオンラインの形態は大きく二つに分けられます。

 一つは、一斉指導型のオンライン学習で、一人の先生が大勢の子供をオンラインで教える形の学習です。
 その発展した形態が、あらかじめ作られているビデオ教材でいつでもどこでも無料に近い低価格で提供されるMOOCなどのオンライン学習です。
 このビデオ授業が優れている点は、生徒の個別の進度に対応できることです。

 この大規模な教材提供型のオンライン学習は、コストが低いという利点があります。
 しかし、勉強をする動機づけに弱いので、生徒が飽きずに続けることが難しいという弱点があります。

 この打開策として、アメリカなどでは、教室に通ってオンラインで学ぶ形の教育が行われているようでが、教室に通う形だと、場所と時間の制約がないネット教育の利点がなくなります。

 もう一つは、一対一のマンツーマン型のオンライン学習です。
 一対一の学習の場合は、対応する先生がいるので、勉強の動機づけは高くなります・。

 しかし、それと同時にコストも高くなります。
 言わばオンラインの家庭教師を頼むようなものですから、ネットを使ったオンラインの利点があまり生かされているとは言えません。
 ただ、場所の制約がなくなるという利点はあります。


 言葉の森の行っているオンライン学習の思考発表クラブは、これらの二つのオンライン学習とは異なっています。
 それは、先生と生徒が、少人数のクラスの中で学習するという点を特徴としています。
 このオンラインクラス学習は、生徒の動機づけの高さとコストの低廉化を両立させます。

 このようなオンラインクラス学習が、これまでほとんど行われてこなかったのは、担当の講師が急に休むような場合に対応することが難しかったからです。

 だから、少人数クラスのオンライン学習が行えるのは、小回りの利く比較的規模の小さい個人塾のようなところだけだったと思います。

 ほとんどのオンライン学習は、大規模なビデオ学習のようなものか、又は一対一のマンツーマン指導によるものかになってしまうのです。

 しかし、言葉の森は、これからこの少人数クラス型のオンライン学習に力を入れていこうと思っています。
 言葉の森がオンラインクラス学習に力を入れるのは、人間の成長にとって他の人との直接的な交流が欠かせないと思うからです。
 その交流とは、先生と生徒だけの単調になりがちな交流ではなく、他の生徒や家族との多様な対応できる交流です。

 子供たちは、ロボットが知識を吸収するような仕方で学ぶのではなく、人と人との触れ合いの中で生きた知識を学びます。
 そこに学び方の個性があり、その個性が、学ぶこと以上に大事になってきます。

 このオンライン少人数クラスは、現在の思考発表クラブだけでなく、今後は作文指導の分野と、自主学習の分野でも行っていく予定です。

コメント欄

森川林 20180211 1 
 このオンラインの少人数クラスによる作文指導と自主学習指導は、かなりユニークなものになります。
 それは、単にオンラインという形になるだけでなく、新しい勉強観のようなものが必要になるからです。
 しかし、いちばんの違いは、やはり勉強が面白いものになることだと思います。


nane 20180211  
 オンライン少人数クラスの作文指導は、生徒は手書きの作文をアップロードするだけですから今とそれほど変わりませんが、講師は結構変わります。
 その作文に、ペンタブレットで印をつけ、口頭で講評を伝える形が中心になるからです。
 これで、講師の負担はかなり軽くなります。
 講師には、森林プロジェクトのメンバーの協力を得たいと思っています。

るうく 20180215  
かねてから思考クラブにも興味がありましたが、在米で時差のため参加が困難な状況です。 

東海岸は13-14時間の時差なので、日本時間の土日朝7時―11時か土日夜9時などで枠を作ることが可能であればぜひお願いしたいです(六年生の息子)。海外からの希望者は少ないでしょうか?

森川林 20180215  
 るうくさん、ありがとうございます。
 思考発表クラブは面白いので、海外の方も参加できるようにしたいと思っています。
 そこで、今考えているのは、海外の人で森林プロジェクトの講師資格を受講した人を講師としてお願いすることです。
 今後、その募集を行っていく予定です。

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