小学4年生から小5年生になるときの精神年齢の差はかなり大きなものです。
小学4年生のころは、小学生としての作文がほぼ完成する時期にあたります。
それまでに作文がよく書けるようになっている子は、毎回何の苦もなく作文を仕上げます。
そして、それが内容的にも表現的にもそれなりに優れているというものを毎回書けるようになっています。
そういう作文の勉強の仕方をみていると、保護者の立場からは、もう作文を書くことが完璧にできるから、これ以上勉強する必要はないと思ってしまうことも多いのです。
ところが、小学5年生になると、子供の精神年齢の上で物事を構造的に捉えそれをより抽象的に考える力がついてきます。
そこで、小学4年生までの生活作文のレベルから、考える作文や構成を意識する作文を書く段階に入っていくのです。
そして、この小4から小5に切り替わる時期が、子供たちにとってかなり大きな努力を必要とする時期になります。
それまで身近な話題で自由に書いていた子が、小学5年生からは抽象的な課題でより本質的なことを書くことを要求されるようになります。
例えば、友達のことを書いていた作文が、友情について書く作文になるというような変化です。
この時期には、小4までとは別の意味で保護者との対話が必要になってきます。
実際の年齢の差はわずか1年のように見えても、物事を考える力においては、この1年でかなり大きな変化があるのです。
しかし、こういうことがわかって作文指導をしているところは、学校や塾も含めてほとんどないと思います。
小学4年生から小5年生になるときの精神年齢の差はかなり大きなものです。
小学4年生のころは、小学生としての作文がほぼ完成する時期にあたります。
それまでに作文がよく書けるようになっている子は、毎回何の苦もなく作文を仕上げます。
そして、それが内容的にも表現的にもそれなりに優れているというものを毎回書けるようになっています。
そういう作文の勉強の仕方をみていると、保護者の立場からは、もう作文を書くことが完璧にできるから、これ以上勉強する必要はないと思ってしまうことも多いのです。
ところが、小学5年生になると、子供の精神年齢の上で物事を構造的に捉えそれをより抽象的に考える力がついてきます。
そこで、小学4年生までの生活作文のレベルから、考える作文や構成を意識する作文を書く段階に入っていくのです。
そして、この小4から小5に切り替わる時期が、子供たちにとってかなり大きな努力を必要とする時期になります。
それまで身近な話題で自由に書いていた子が、小学5年生からは抽象的な課題でより本質的なことを書くことを要求されるようになります。
例えば、友達のことを書いていた作文が、友情について書く作文になるというような変化です。
この時期には、小4までとは別の意味で保護者との対話が必要になってきます。
実際の年齢の差はわずか1年のように見えても、物事を考える力においては、この1年でかなり大きな変化があるのです。
しかし、こういうことがわかって作文指導をしているところは、学校や塾も含めてほとんどないと思います。