ゲストさん ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 1969番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/5/19
未来の教育1「親子プログラミング教室の構想」 as/1969.html
森川林 2013/11/03 20:06 


 今回の話は、少し長くなる予定です。

 最初に、スクラッチやラズベリーパイに見られるプログラミング教育の新しい流れについて書きます。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20131029/514542/
 そのあと、プログラミング教育のキラーアプリケーションがラピオなどのロボット作りにあることを書きます。
https://www.makuake.com/project/rapiro/
 そして、キラーアプリケーションの重要な要素である「美」をロボット作りと結びつける3Dプリンタについて書きます。

 そのあと、プログラミング教育は、家庭の自習として行えるものだということを書きます。
 そして、その家庭の自習というのが、最近、大学の先端的な教育として試行されている反転授業と同じものであることを書きます。
http://www.huffingtonpost.jp/2013/09/26/flipped-class_n_3993388.html

 次に、IT技術が創造的であった時代は、もう終わりつつあるということを書きます。
 その終わりつつある姿が、facebookやgoogle+やブログやyoutubeです。

 そして、新しい創造性のフロントは、日本語にあることを書きます。
 その創造性を育てる日本語をハイパー日本語と呼びます。
 ハイパー日本語をオープン長文運動と組み合わせていく展望について書きます。

 更に、将来の創造性のもうひとつの分野として心身教育を取り上げます。
 心身教育を客観的なものにするための学習方法と評価方法について書きます。


 では、最初に、プログラミング教育について。


 スクラッチというプログラミング言語によって、子供たちがプログラミングを楽しむことが、より容易にできるようになりました。
 ビジュアルな操作で、小学生でも、基本的なプログラミングの考え方を身につけることができるようになっています。

 では、なぜ子供のころからプログラミングを学ぶ必要があるのでしょうか。

 それは、第一に、プログラミングが面白い遊びだからです。出来合いのゲームをするのにも面白さはありますが、自分で何かを作り出すというのはまた別の面白さです。それはちょうどいい歌を聴くことと、カラオケで自分で歌うことの違いのように異なる種類の面白さです。
 そして、受け身のゲームよりも、自作のプログラミングの方が進歩や向上があるという点で、より永続的な面白さになるのです。

 プログラミング教育が必要な第二の理由は、プログラミングが、近い将来、国語、数学、英語に匹敵する主要教科になる時代が来ると思われるからです。
 そのころには、英語は、自動翻訳ソフトの機能が向上することによって、勉強として学ぶものではなくなっている可能性があります。すると、将来の主要教科は、国語、数学、プログラミングの3教科になるかもしれません。プログラミングの学習には、それぐらいの幅の広さと体系性があるのです。

 プログラミング教育が必要な第三の理由は、これがいちばん重要なことですが、プログラミングは、勉強にも、仕事にも、あらゆる生活に役に立つ便利な技術だからです。
 例えば、それは、こういうことです。
 旅行に行くときに、大きな駅に着くだけなら、電車で済みます。よくある一般的な仕事なら、出来合いのソフトで間に合うのです。例えば、ワードで文書を作り、エクセルで表計算をするというようなことです。
 しかし、その大きな駅から少し離れた場所に行くには、バスやタクシーを利用しなければなりません。それは、ワードやエクセルの機能を引き出し、又は組み合わせて、より便利な使い方ができるようになるというようなことです。
 しかし、その人だけしか行かないような場所を手探りしながら進みたいときは、もうバスやタクシーは使えません。自分で自動車やオートバイを運転して試行錯誤をしながら進まなければなりません。
 仕事をしていると、必ず自分だけにしかニーズがないような課題にぶつかります。そのときに、プログラミング技術が役に立ちます。プログラミングの技術があれば、「こういうソフト、ないかなあ……。なさそうだから、自分で作ろう」ということもできるのです。


 今回の話は、少し長くなる予定です。

 最初に、スクラッチやラズベリーパイに見られるプログラミング教育の新しい流れについて書きます。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20131029/514542/
 そのあと、プログラミング教育のキラーアプリケーションがラピオなどのロボット作りにあることを書きます。
https://www.makuake.com/project/rapiro/
 そして、キラーアプリケーションの重要な要素である「美」をロボット作りと結びつける3Dプリンタについて書きます。

 そのあと、プログラミング教育は、家庭の自習として行えるものだということを書きます。
 そして、その家庭の自習というのが、最近、大学の先端的な教育として試行されている反転授業と同じものであることを書きます。
http://www.huffingtonpost.jp/2013/09/26/flipped-class_n_3993388.html

 次に、IT技術が創造的であった時代は、もう終わりつつあるということを書きます。
 その終わりつつある姿が、facebookやgoogle+やブログやyoutubeです。

 そして、新しい創造性のフロントは、日本語にあることを書きます。
 その創造性を育てる日本語をハイパー日本語と呼びます。
 ハイパー日本語をオープン長文運動と組み合わせていく展望について書きます。

 更に、将来の創造性のもうひとつの分野として心身教育を取り上げます。
 心身教育を客観的なものにするための学習方法と評価方法について書きます。


 では、最初に、プログラミング教育について。


 スクラッチというプログラミング言語によって、子供たちがプログラミングを楽しむことが、より容易にできるようになりました。
 ビジュアルな操作で、小学生でも、基本的なプログラミングの考え方を身につけることができるようになっています。

 では、なぜ子供のころからプログラミングを学ぶ必要があるのでしょうか。

 それは、第一に、プログラミングが面白い遊びだからです。出来合いのゲームをするのにも面白さはありますが、自分で何かを作り出すというのはまた別の面白さです。それはちょうどいい歌を聴くことと、カラオケで自分で歌うことの違いのように異なる種類の面白さです。
 そして、受け身のゲームよりも、自作のプログラミングの方が進歩や向上があるという点で、より永続的な面白さになるのです。

 プログラミング教育が必要な第二の理由は、プログラミングが、近い将来、国語、数学、英語に匹敵する主要教科になる時代が来ると思われるからです。
 そのころには、英語は、自動翻訳ソフトの機能が向上することによって、勉強として学ぶものではなくなっている可能性があります。すると、将来の主要教科は、国語、数学、プログラミングの3教科になるかもしれません。プログラミングの学習には、それぐらいの幅の広さと体系性があるのです。

 プログラミング教育が必要な第三の理由は、これがいちばん重要なことですが、プログラミングは、勉強にも、仕事にも、あらゆる生活に役に立つ便利な技術だからです。
 例えば、それは、こういうことです。
 旅行に行くときに、大きな駅に着くだけなら、電車で済みます。よくある一般的な仕事なら、出来合いのソフトで間に合うのです。例えば、ワードで文書を作り、エクセルで表計算をするというようなことです。
 しかし、その大きな駅から少し離れた場所に行くには、バスやタクシーを利用しなければなりません。それは、ワードやエクセルの機能を引き出し、又は組み合わせて、より便利な使い方ができるようになるというようなことです。
 しかし、その人だけしか行かないような場所を手探りしながら進みたいときは、もうバスやタクシーは使えません。自分で自動車やオートバイを運転して試行錯誤をしながら進まなければなりません。
 仕事をしていると、必ず自分だけにしかニーズがないような課題にぶつかります。そのときに、プログラミング技術が役に立ちます。プログラミングの技術があれば、「こういうソフト、ないかなあ……。なさそうだから、自分で作ろう」ということもできるのです。


 低学年から学力の基礎を作る
幼長、小1、小2、小3の基礎学力をひとつの講座で学ぶ。
読書の習慣、国語算数の勉強、暗唱の学習、創造発表の練習をオンラインで。


コメント欄

森川林 2013年11月13日 1時55分  
 同じようなことが書いてあった。
「コードは、あらゆる分野の「夢」を
実現するための方法」
http://diamond.jp/articles/-/44392" target="_blank">http://diamond.jp/articles/-/44392

コメントフォーム
未来の教育1「親子プログラミング教室の構想」 森川林 20131103 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
ふへほま (スパム投稿を防ぐために五十音表の「ふへほま」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

 (za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
プログラミング教育(5) 未来の教育(31) 
コメント1~10件
優しい母が減っ 森川林
 娘さんの友達から怖がられているというお母さん、コメントあり 5/8
優しい母が減っ 娘の友達
娘は中3。私は自称甘い母親です。世の中の厳しい先輩ママたちか 5/7
学習グラフのペ 森川林
言葉の森の今後の方針は、デジタルなデータをアナログで送信する 5/6
森リンベストの 森川林
じすけ君、ありがとう。 統合失調症のような、また似たような 4/21
森リンベストの じすけ
こわばんは 今日は元気一杯、体験発表をさせて頂きます。 4/20
国語読解問題の 森川林
 あるとき、高3の元生徒から、「国語の成績が悪いのでどうした 3/28
今日は読書3冊 森川林
苫米地さんの「日本転生」は必読書。 3/25
共感力とは何か 森川林
言葉の森のライバルというのはない。 森林プロジェクトで 3/23
3月保護者懇談 森川林
 いろいろ盛りだくさんの内容ですが、いちばんのポイントは、中 3/22
中学生、高校生 森川林
 意見文の書き方で、もうひとつあった。  それは、複数の意 3/14
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
未来の歴史の教 森川林
未来の歴史の教科書には、 「この時代の子供たちは、みんな、 5/18
言葉の森のYo 森川林
言葉の森のYouTubeチャンネルの登録者数が、1000人を 5/17
通学が普通、通 森川林
通学が普通、通信はおまけ、 オンラインは特殊な例外(笑)と 5/15
ブンブンドリム 森川林
 ブンブンドリムが、「31年の実績」と書いていたので、   5/15
基礎学力、総合 森川林
 勉強は、家庭学習で十分。  しかし、勉強の進捗状況をチェ 5/13
Re: 読解検 森川林
 ご質問ありがとうございます。  こういう質問ができる 5/10
男は、というか 森川林
男は、というか、自分は、あれこれ説明はしない。 聞かれれば 5/10
大事なのは理念 森川林
大事なのは理念だ。 損得や利害ではない。 遠くの星を目指 5/10
読解検定4月中 あうせれ
問3のAが×だと思いました。←「小学校低学年らしい男の子」と 5/8
マスクしない、 森川林
マスクしない、ワクチン打たない、消毒しない。 人類は、何十 5/7

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習