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記事 68番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/5/17
読む力を育てよう as/68.html
cynthia 2006/05/01 16:32 
 小学校低学年のころは、学力の差はそれほどはっきりしたものではありません。どの子も同じようにのびのびと勉強しています。

 しかし、小学校高学年から、思考力を要求される勉強が増えてくると、学力のある子とない子の差が次第にはっきりしてきます。小学校低中学年の勉強は、時間をかければだれにでもできるようになる勉強です。この時期に、漢字や計算の練習をしていれば確かに成績はよくなります。しかし、ここで目に見える成績を上げることにとらわれるあまり、本を読んだり自分で考えて行動したりする機会を少なくしてしまうと、肝心の考える力が育ちません。

 今、小学校高学年の生徒を見ていて共通して感じるのは、難しい本を読む力のない子が年々多くなっているということです。読む力を育てることは、学校の勉強の成績を上げるよりもずっと大切なことです。逆に、読む力がしっかりついてさえいれば、高学年になって成績を上げることは容易にできます。

 あふれる受験情報に流されず、大人が勉強の本質をしっかりつかんで子供たちを育てていきましょう。

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記事 67番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/5/17
日記を書く子 as/67.html
cynthia 2006/04/28 10:25 
 中学生や高校生の文章を読んでいて、ふと「この子は、日記を書いているんだろうなあ」と思うときがあります。それは、体験実例の書き方に内省的なものが感じられるときです。

 小学生のころの日記は、事実の描写が中心になるので、文字どおり日々の記録にすぎませんが、中学生や高校生になってから書く日記は、事実よりも自分を振り返る内容のものになってきます。日記を書くことに目覚めた子は、だれに言われるわけでもなく、何の得をするわけでもなく、ただ自分自身を確認するためだけに日記を書き続けます。多感な中学生や高校生の時期に、このように日記をつける習慣を持った子は、ものの見方に陰影を持つようになってきます。ものの見方に対する微妙さは、現代の社会ではほとんど評価されていません。現実の社会で評価されているものは、成績や姿形などの外見に出たものです。しかし、たぶん、内面の深みはその人の生き方を何重にも豊かなものにしているはずです。

 今の若い人たちが、昔に比べて日記を書かなくなったように思われるのは、日記を書くという時間の過ごし方があること自体を知らないためだと思います。携帯電話やインターネットで他人との交流をするための言葉は豊富になりました。しかし、そういう言葉とともに、自分自身と対話する言葉も人間には必要なのだと思います。

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記事 66番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/5/17
レベルの高い授業 as/66.html
cynthia 2006/04/27 18:51 
 国語の勉強は、ほかの教科の勉強とは違い、易しいものをいくらたくさんやっても力はつきません。難しい教材をその生徒の力に応じてわかりやすくかみくだいて指導するところに言葉の森の指導の特徴があります。
 生徒の作文のうち、よく書けたものは、本人の希望に基づいて朝日小学生新聞や毎日小学生新聞に送っています。これは子供たちの作文に発表の機会を与えるためのもので、決して入選を目的としたものではありません。しかし、それにもかかわらず、多くの生徒がこの作品欄に入選しています。
 中学生の作文は、あまり発表の機会がありませんが、現在、言葉の森で勉強している中学生の一部は、すでに大学受験小論文にも対応できる力をつけています。

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記事 65番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/5/17
学習塾よりも国語の力がつく as/65.html
cynthia 2006/04/27 10:44 
 言葉の森の勉強の目的は、作文を書くことを通して、個性・知性・感性を育てることです。したがって、私たちは、ただ点数を上げるためだけの勉強はしません。

 しかし、それにもかかわらず、中学受験をした小学6年生の多くの生徒が、ほかの塾の勉強よりも言葉の森の勉強で国語の力がついたと言っています。

 言葉の森の勉強は、点数を上げる勉強ではなく考える力をつける勉強です。このため、小学生時代から始めて、中学入学後も、高校入学後も、さらには大学に入学したあとも、言葉の森の学習に魅力を感じて継続している生徒が多いのです。

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記事 64番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/5/17
言葉の森とほかの作文教室との違い as/64.html
cynthia 2006/04/27 10:43 
 中学受験や高校受験でも、文章力が評価される機会が増えてきました。それに伴い、学習塾などでも作文指導を行なうところが増えています。

 言葉の森とほかの作文教室との違いは、その内容にあります。言葉の森の教材はすべてオリジナルで、小学生から高校生まで継続して勉強することを前提にして作られています。この長期間にわたる学習ができるかどうかが作文教室を評価するいちばん大きなポイントです。

 言葉の森の受講生の保護者の中には、自身が学習塾を経営していたり、全国的にもトップクラスに入る塾や予備校の国語の教材製作部門を担当している方もいらっしゃいます。このことは、私たちの作文指導が他には見られない優れた内容のものであることを示しています。

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手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

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●本当の国語力は作文でつく
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●国語の勉強法
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●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

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●中学受験国語対策
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●言葉の森の作文で全教科の学力も
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●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
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●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

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●作文の通信教育の教材比較 その2

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