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寺子屋オンライン案内を新しくしました――面白いからやる勉強を目指して as/3514.html
森川林 2019/01/23 09:53 

 「寺子屋オンライン案内」、「寺オン作文案内」、「発表学習案内」、そして、「親子作文」のページを新しくしました。
 大きな変更があったのは、googleコミュニティを使わずに、生徒掲示板「鳥の村」を使うようにしたたことです。
 これは、googleコミュニティが4月から廃止になることがきまったためです。

 しかし、「鳥の村」のように自前の掲示板を利用すると、動画などの重いファイルはアップロードしにくくなるので、googleフォトなどのクラウドサービスを使って、そのリンクを貼ってもらうようにしました。
 そのちょっとした手直しですが、小さな変更箇所があちこちにあり、直しているうちにほかの直したいところも出てきて、次々に直しているうちにスクリプトエラーになったりそれをまた直したりということを繰り返して、かなり時間がかかってしまいました。

 まだ手直しは途中で、このあと、「自主学習コース」の内容を編集する予定です。
 そのあと、寺オン講師育成講座に関連する仕事でたまっていることをやる予定です。
 いろいろお待ちいただいている方も多いと思いますが、もうしばらくお待ちください。

 さて、寺子屋オンラインの関係のページを直しながら思ったことは、オンラインで少人数で学習する仕組みというのは、これからの時代の教育を考えるうえで、やはり大きな可能性を持っているということです。

 今、アクティブ・ラーニングに取り組むところが増えていますが、アクティブ・ラーニングは、参加する生徒が積極的で創造的でないと、ただの遊びのような集まりになってしまいます。
 また、一緒に行う人数が多すぎると、一人ひとりがただのパソコンを使うだけの授業のようなものになってしまいます。

 これを克服するのが、少人数で必ず全員が発表し感想を述べることができるような形の運営をすることです。
 まだこういうやり方をしているところはほとんどないと思うので、言葉の森も試行錯誤中ですが、大体の見通しがついてきたので、今後よりよい運営をしていけると思っています。

 発表型の学習のどこに可能性があるかというと、個々人がいくらでもレベルの高い個性的な学習ができるというところです。
 これがもし、教わる形の学習であると、それが一斉指導であれ個別指導であれ、低学年のときはその方がずっと能率がよいのですが、高学年になってくるとレベルを高めることが難しくなってくるのです。

 想像してみるとわかりますが、どんな教科の勉強でも、生徒が中学生になっても高校生になっても、みんなが目を輝かすような授業のできる先生というのはごく限られています。
 すると、そういう魅力のある授業でレベルを高めるかわりに、解きにくい難問を解くような方向に進んでしまうのです。
 入試問題を使えば、そういう難問には事欠きませんから、優れた子の多い優れたクラスほど、みんなが同じような難問を解く方向に向かうのです。

 それは、勉強というものの本来の姿ではありません。
 もちろん解きにくい問題を解くというのは、人間の知的好奇心をかきたてますから、それはそれで面白いのですが、それが答えのある与えられた問題であり、結局みんなの行き着く先は同じだというところに限界があります。
 その限界を意識しないで済むように、時間制限と点数があり、その点数を比較してやる気を高めるような仕組みになってしまうのです。

 本来の勉強というのは、面白いからやるというものです。
 その面白い勉強をする土台を作るために、言葉の森では、寺オン作文や発表学習のようなオンラインの発表型の勉強を広げていきたいと思っています。

▽寺子屋オンライン案内
https://www.mori7.net/teraon/
▽寺オン作文クラス案内
https://www.mori7.net/teraon/ts/
▽発表学習クラス案内
https://www.mori7.net/teraon/hg/
▽自主学習コース案内(編集中 2019/1/23現在))
https://www.mori7.net/teraon/jg/

 「寺子屋オンライン案内」、「寺オン作文案内」、「発表学習案内」、そして、「親子作文」のページを新しくしました。
 大きな変更があったのは、googleコミュニティを使わずに、生徒掲示板「鳥の村」を使うようにしたたことです。
 これは、googleコミュニティが4月から廃止になることがきまったためです。

 しかし、「鳥の村」のように自前の掲示板を利用すると、動画などの重いファイルはアップロードしにくくなるので、googleフォトなどのクラウドサービスを使って、そのリンクを貼ってもらうようにしました。
 そのちょっとした手直しですが、小さな変更箇所があちこちにあり、直しているうちにほかの直したいところも出てきて、次々に直しているうちにスクリプトエラーになったりそれをまた直したりということを繰り返して、かなり時間がかかってしまいました。

 まだ手直しは途中で、このあと、「自主学習コース」の内容を編集する予定です。
 そのあと、寺オン講師育成講座に関連する仕事でたまっていることをやる予定です。
 いろいろお待ちいただいている方も多いと思いますが、もうしばらくお待ちください。

 さて、寺子屋オンラインの関係のページを直しながら思ったことは、オンラインで少人数で学習する仕組みというのは、これからの時代の教育を考えるうえで、やはり大きな可能性を持っているということです。

 今、アクティブ・ラーニングに取り組むところが増えていますが、アクティブ・ラーニングは、参加する生徒が積極的で創造的でないと、ただの遊びのような集まりになってしまいます。
 また、一緒に行う人数が多すぎると、一人ひとりがただのパソコンを使うだけの授業のようなものになってしまいます。

 これを克服するのが、少人数で必ず全員が発表し感想を述べることができるような形の運営をすることです。
 まだこういうやり方をしているところはほとんどないと思うので、言葉の森も試行錯誤中ですが、大体の見通しがついてきたので、今後よりよい運営をしていけると思っています。

 発表型の学習のどこに可能性があるかというと、個々人がいくらでもレベルの高い個性的な学習ができるというところです。
 これがもし、教わる形の学習であると、それが一斉指導であれ個別指導であれ、低学年のときはその方がずっと能率がよいのですが、高学年になってくるとレベルを高めることが難しくなってくるのです。

 想像してみるとわかりますが、どんな教科の勉強でも、生徒が中学生になっても高校生になっても、みんなが目を輝かすような授業のできる先生というのはごく限られています。
 すると、そういう魅力のある授業でレベルを高めるかわりに、解きにくい難問を解くような方向に進んでしまうのです。
 入試問題を使えば、そういう難問には事欠きませんから、優れた子の多い優れたクラスほど、みんなが同じような難問を解く方向に向かうのです。

 それは、勉強というものの本来の姿ではありません。
 もちろん解きにくい問題を解くというのは、人間の知的好奇心をかきたてますから、それはそれで面白いのですが、それが答えのある与えられた問題であり、結局みんなの行き着く先は同じだというところに限界があります。
 その限界を意識しないで済むように、時間制限と点数があり、その点数を比較してやる気を高めるような仕組みになってしまうのです。

 本来の勉強というのは、面白いからやるというものです。
 その面白い勉強をする土台を作るために、言葉の森では、寺オン作文や発表学習のようなオンラインの発表型の勉強を広げていきたいと思っています。

▽寺子屋オンライン案内
https://www.mori7.net/teraon/
▽寺オン作文クラス案内
https://www.mori7.net/teraon/ts/
▽発表学習クラス案内
https://www.mori7.net/teraon/hg/
▽自主学習コース案内(編集中 2019/1/23現在))
https://www.mori7.net/teraon/jg/


 国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

コメント欄

森川林 2019年1月23日 10時1分  
 優れた学者には、高校生のころに何かの学問に感動したという経験があるようです。
 それはもちろん学者に限りません。人が何か新しいことに挑戦したいと思うときは、そこに感動があります。
 しかし、感動というのは、人が与えてくれるのを待っているものではありません。
 自分から進んで行動したときに、そこに感動が生まれる機会があるのです。


nane 2019年1月23日 10時30分  
 寺オン作文クラスと発表学習クラスの案内の編集が終わったので、あとは、自主学習コースの編集です。
 自主学習コースの原理は、今アメリカで急速に広がっている(らしい)ブレンディッドラーニングと同じでした。
 このブレンディッドラーニング、別の言葉で言えば「オンオフ学習」あたりになると思いますが、これがこれからの教育の主流になると思います。
 すると、学校でも、大手塾でも、中小塾でも、どこでもブレンディッドラーニングで教育を行うようになります。
 また、学校や塾に行かずに、自宅でブレンディッドラーニングをやるという家庭や家庭の集まりも出てくるでしょう。
 この場合、ネットに広がる世界はどこでも同じですから、リアルな教室が差を出すことは難しくなります。
 どこに行ってもオンラインで同じような充実した勉強ができるとなれば、違いは、ランド&ブラッドになります。
 つまり、気持ちのいい場所で、仲のいい友達と勉強ができるということが、最も重要になってくるのです。


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手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

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●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
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●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

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