ゲストさん ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 782番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/4/29
小学生の勉強のさせ方のポイント as/782.html
森川林 2010/02/16 04:50 



 これは、小学生とは書いていますが、中学生にも高校生にも共通する勉強のコツです。特に、第二の話で書く「短期間でできるようにさせる」というのは、あらゆる勉強の仕方に共通します。


 保護者のみなさんからいろいろ相談を受けることがあります。その中で、特に気がついた問題が二つあります。

 第一は、低学年のときの勉強のやらせすぎです。第二は、できるようにさせてから褒めるという勉強の仕方をしている人が少ないことです。


 まず第一の勉強のやらせすぎから説明していきます。

 低学年は、親や先生の言うことをよく聞きます。また、適応力があるので、やらせようと思えばどんなことでもやっていきます。

 そのため、親はつい必要以上に勉強をさせようとしてしまいます。また、うまくできないと注意してしまいます。

 勉強をたくさんさせすぎると、子供の熱中力がなくなってきます。何をするときでも、ほどほどにやるという姿勢が生まれてくるのです。

 小学校低学年のころに遊びに熱中した子は、いざというときに馬力がかかります。低学年のころは、苦しい勉強はしたくないのが普通です。自分の好きなことをして自由に遊んでいたい年齢です。この時期に親の言うことを聞いて、言われたとおりに勉強をしている子の中には、将来の熱中する力を犠牲にしている子も多いのです。


 勉強をしていてうまくできないときに注意するのも、子供にとってはマイナスです。低学年のころのほとんどの注意は、そのときにしなくても、年齢が上がれば自然に直るものです。

 例えば、作文の例で言うと、低学年のころによくまちがえる「わとはの区別、おとをの区別」です。本を読む量がまだ少なくて、言葉のほとんどを耳から聞いている時期に作文を書かせれば、「わ」と「は」の区別はできないのが当然です。だから、それを急いで直す必要はありません。直すよりも、本を読んで言葉を目から読む経験を増やしていくというのが最初にすることです。

 注意して直すことによるプラスよりも、注意して勉強は苦しいものだという意識を持たせてしまうマイナスの方が大きいのです。


 では、どういう勉強をさせたらいいのでしょうか。

 低学年のころの勉強は、習慣をつけるということが目的です。決まった時間に決まったことをすることが大事です。しかし、それで成績を上げることを目指すのではありません。

 百ます計算や漢字の書き取りも、勉強をすること自体は何も問題がありません。毎日の習慣となるような形で勉強すればいいのです。しかし、それを他人と競争したり比較したりして、もっと完璧にできるようにさせようとすると、やらせすぎのマイナスが出てくるのです。

 また、家庭学習の習慣とする勉強は、問題集を解くようなものよりも、本を読むようなものの方がずっと効果があります。問題集を解くという勉強スタイルは、一見勉強をしているような感じがしますが、結局できることをくりかえす作業にすぎません。問題を解くという勉強に意味があるのは、できない問題をできるようにさせるという過程があるときだけです。


 次に第二の「できるようにさせてから褒める」という勉強の仕方の説明をします。

 勉強でもスポーツでも、できないことをできるようにさせて初めて意味があります。できるようにさせて、そして褒める、というのが理想の勉強の姿です。ところが、できないという状態を続けたまま、注意をしたり褒めたりという事後の工夫に力を入れている人が多いのです。

 「できる」というのは、勉強のいちばんの核心です。「注意する」「褒める」というのは、その外側のおまけの部分です。

 問題集を解くような勉強では、できるできないがはっきりしないことが多いので、この問題はそれほど表面に出てきません。だから、問題を解くような作業的な勉強は、あまり意味がないのだとも言えます。

 暗唱の勉強は、できるできないがはっきりしています。暗唱の勉強で、「できない」という状態を続けたまま、あとから褒めたり注意したりしてもそれらはすべて空回りになります。「できる」ようにさせてから、初めて褒めることも注意することも生きてきます。

 そのためには、一時期、無理矢理にではあっても、できる水準までさせてしまうことが大事です。そのときのコツは、できるだけ短期間に形だけでもできるようにさせて、子供に自信を持たせることです。

 暗唱の場合は、80%や90%できる状態で満足するのではなく、100%できるところまでやらせて、そのあとにたっぷり褒めていくことです。時間で言えば、10分かかることがせいぜい15分か20分に延長するぐらいですから、無理にやらせるとはいっても大したことではありません。それよりも、100%できるようにさせることで子供が自信を持つということが大きいのです。

 中学生や高校生の勉強でも同じです。

 苦手な教科があった場合、その勉強を毎日少しずつ取り組んでもできるようにはなりません。夏休みなどに朝から晩まで何週間も集中して取り組み、何が何でも得意にしてしまうところまで持っていくということが大事です。



 これは、小学生とは書いていますが、中学生にも高校生にも共通する勉強のコツです。特に、第二の話で書く「短期間でできるようにさせる」というのは、あらゆる勉強の仕方に共通します。


 保護者のみなさんからいろいろ相談を受けることがあります。その中で、特に気がついた問題が二つあります。

 第一は、低学年のときの勉強のやらせすぎです。第二は、できるようにさせてから褒めるという勉強の仕方をしている人が少ないことです。


 まず第一の勉強のやらせすぎから説明していきます。

 低学年は、親や先生の言うことをよく聞きます。また、適応力があるので、やらせようと思えばどんなことでもやっていきます。

 そのため、親はつい必要以上に勉強をさせようとしてしまいます。また、うまくできないと注意してしまいます。

 勉強をたくさんさせすぎると、子供の熱中力がなくなってきます。何をするときでも、ほどほどにやるという姿勢が生まれてくるのです。

 小学校低学年のころに遊びに熱中した子は、いざというときに馬力がかかります。低学年のころは、苦しい勉強はしたくないのが普通です。自分の好きなことをして自由に遊んでいたい年齢です。この時期に親の言うことを聞いて、言われたとおりに勉強をしている子の中には、将来の熱中する力を犠牲にしている子も多いのです。


 勉強をしていてうまくできないときに注意するのも、子供にとってはマイナスです。低学年のころのほとんどの注意は、そのときにしなくても、年齢が上がれば自然に直るものです。

 例えば、作文の例で言うと、低学年のころによくまちがえる「わとはの区別、おとをの区別」です。本を読む量がまだ少なくて、言葉のほとんどを耳から聞いている時期に作文を書かせれば、「わ」と「は」の区別はできないのが当然です。だから、それを急いで直す必要はありません。直すよりも、本を読んで言葉を目から読む経験を増やしていくというのが最初にすることです。

 注意して直すことによるプラスよりも、注意して勉強は苦しいものだという意識を持たせてしまうマイナスの方が大きいのです。


 では、どういう勉強をさせたらいいのでしょうか。

 低学年のころの勉強は、習慣をつけるということが目的です。決まった時間に決まったことをすることが大事です。しかし、それで成績を上げることを目指すのではありません。

 百ます計算や漢字の書き取りも、勉強をすること自体は何も問題がありません。毎日の習慣となるような形で勉強すればいいのです。しかし、それを他人と競争したり比較したりして、もっと完璧にできるようにさせようとすると、やらせすぎのマイナスが出てくるのです。

 また、家庭学習の習慣とする勉強は、問題集を解くようなものよりも、本を読むようなものの方がずっと効果があります。問題集を解くという勉強スタイルは、一見勉強をしているような感じがしますが、結局できることをくりかえす作業にすぎません。問題を解くという勉強に意味があるのは、できない問題をできるようにさせるという過程があるときだけです。


 次に第二の「できるようにさせてから褒める」という勉強の仕方の説明をします。

 勉強でもスポーツでも、できないことをできるようにさせて初めて意味があります。できるようにさせて、そして褒める、というのが理想の勉強の姿です。ところが、できないという状態を続けたまま、注意をしたり褒めたりという事後の工夫に力を入れている人が多いのです。

 「できる」というのは、勉強のいちばんの核心です。「注意する」「褒める」というのは、その外側のおまけの部分です。

 問題集を解くような勉強では、できるできないがはっきりしないことが多いので、この問題はそれほど表面に出てきません。だから、問題を解くような作業的な勉強は、あまり意味がないのだとも言えます。

 暗唱の勉強は、できるできないがはっきりしています。暗唱の勉強で、「できない」という状態を続けたまま、あとから褒めたり注意したりしてもそれらはすべて空回りになります。「できる」ようにさせてから、初めて褒めることも注意することも生きてきます。

 そのためには、一時期、無理矢理にではあっても、できる水準までさせてしまうことが大事です。そのときのコツは、できるだけ短期間に形だけでもできるようにさせて、子供に自信を持たせることです。

 暗唱の場合は、80%や90%できる状態で満足するのではなく、100%できるところまでやらせて、そのあとにたっぷり褒めていくことです。時間で言えば、10分かかることがせいぜい15分か20分に延長するぐらいですから、無理にやらせるとはいっても大したことではありません。それよりも、100%できるようにさせることで子供が自信を持つということが大きいのです。

 中学生や高校生の勉強でも同じです。

 苦手な教科があった場合、その勉強を毎日少しずつ取り組んでもできるようにはなりません。夏休みなどに朝から晩まで何週間も集中して取り組み、何が何でも得意にしてしまうところまで持っていくということが大事です。


 国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

コメント欄

kamama 2015年1月2日 23時7分  
現在小1男子の母です。コメントとというより質問になりますが、お願いします。
3人兄弟の長男についてですが、幼児期より座って勉強する事が習慣になればと思い、幼児教室に通ったり自宅でも幼稚園に行く前にプリント学習の時間を取ったりしていました。次第に私も熱が入ってしまい、出来ない事を怒ったり追及したりできるまで練習させたりと、今となればやり過ぎたと思う事が気づきつつもやめれなくなっていました。
もちろん座って勉強だけでなく、外遊びをしたり、色々一緒に出かけたりもよくしていました。
しかし、小学校(公立)にあがってからも、幼児期にしていた事が全く無意味だと思い知らされる様に、息子は波にのればスラスラできるのですが、集中力に欠け、行動も遅く、学校でノートをとるのも遅れて、休み時間にやりなさいと言われた事も忘れて遊んでしまい、家に持って帰ってきたりします。その事に関しては、友達と話していて出来なかったというのはよくないけれど、自分なりのペースでついていけなかった分に関しては仕方ない。でも後でやる所までは、休み時間等を使ってきっちりやろうと本人に話しています。本人も納得し、今日はできたよ等、報告してくれて出来たときには褒める様にしているのですが、ひと度調子が狂うと漢字プリント7問程度を書き写すのに1時間以上かかります。(ほぼやり始めるの時間がかかります。)ただ、自分の好きな絵を描いたり、何かを作ったりにはすごく集中します。本も、面倒くさがりなので自分ではあまり読まないのですが、読んでもらうのは好きで内容もものすごく理解しています。ただ、本人も怒られ慣れているのか、何度注意されても行動は遅く、自分でも人より行動が遅いと思っていて、自分に自信も持っていません。
やる事を早く終わらせたら自由時間がたくさんあるという事を理解しつつも結局グズグズダラダラして時間がかかり、最終的に怒られるという流れです。
幼児期に長時間座らせて、意味のないやり方で勉強させていた事が今の集中力や学習意欲低下などに影響しているんだなと後悔している日々です。
やはり学習意欲や集中力を今から上げるのはもう難しいでしょうか?習慣改善や何かアドバイスをいただけたら有り難いです。
因みにお稽古は通信教材、習字、そろばん、英語、ピアノ、スイミングです。お稽古はどれも宿題は少なく、宿題やろっかと声をかけるとやり、どれもやめたくないと言っています。

森川林 2015年1月3日 4時15分  
 気がついたときから新しいスタートをすればいいのですから、そんなに心配することはないです。
 集中力がないのは、本人がいやになるほど長い時間やらせていたり、早めに終わると追加の勉強をさせていりしたからです。これからは、分量をこれまでよりもずっと少なくして(そのかわり毎日欠かさずやるようにして)、本人が自分でやって自分でおしまいにする形にするといいです。

 学校で言われたことがすぐにできないのは、家庭で何度も注意されてやっとやるという形に慣れているからです。これは怖いお父さんでもいないとすぐには直らないですから、これからは気長に、言われたことはすぐにやるのがいいということを理屈で言ってあげることです。学年が上がるにつれてだんだん自覚してきます。

 小学校時代は、勉強よりも読書を優先する時期ですから、時間のかかる習い事はやめて、そのかわり読書と対話と遊びの時間を増やすといいと思います。
 英語、ピアノ、習字はしなくてもいいと思います。英語は特に必要ないです。

 通信教材は、基本的な算数だけに絞るといいと思います。「できた君の算数」がいいと思いますが、これまでのを続けるなら量を少なくすることと、間違えたところを繰り返すやり直す仕組みを作っておくといいです。(小1や小2ではそういうところはまだほんとんどありませんが、学年が上がると出てくるので)

 あとは、楽しい生活を送ることが大事ですから、お母さんができるだけがんばって明るくやっていくことです。

コメントフォーム
小学生の勉強のさせ方のポイント 森川林 20100216 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
りるれろ (スパム投稿を防ぐために五十音表の「りるれろ」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

 (za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
子育て(117) 勉強の仕方(119) 
コメント11~20件
……前のコメント
【合格速報】東 森川林
 T君、いつも椅子に腹ばいになってずっと本を読んでいたものね 3/11
1月の森リン大 森川林
 小1から高3までの作文が並ぶと、学年に応じて、みんなの考え 3/11
未来の子育て、 森川林
 「今は、勉強が大事なのだから、自分のしたいことは大学に入っ 3/8
未来の子育て、 森川林
 かつて、三井三池炭鉱は、日本のエネルギー産業の花形で、安定 3/7
未来の子育て、 森川林
幼児期や小学校低学年のころは、何でも吸収できます。 しかし 3/6
未来の子育て、 森川林
 今の日本の受験勉強は、清朝末期の中国の科挙に似てきています 3/5
朝の10分間読 森川林
 読書は、読む力と理解する力です。  草野球とプロ野球では 3/4
低学年の作文の 森川林
低学年の作文でいちばん大事なことは、題材選びです。 その題 3/3
作文における書 森川林
 作文で大事なのは中身です。  しかし、中身はなかなか進歩 3/2
これからの新し 森川林
 今はまだ、勉強のゴールは、大学入試になっています。  大 3/1
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
テスト送信 森川林
創造発表クラスの体験学習――AI時代には、知識の学力よりも 4/29
近所のローソン 森川林
毎日新聞を見たけど、記事はまだ載っていまでした。 4/25
毎日新聞に言葉 森川林
 しばらく前に、毎日新聞の人が取材に来ました。  そのとき 4/24
テスト送信 森川林
https://www.mori7.com/za2024d0 4/24
4月保護者懇談 森川林
シラン ●今後の「森からゆうびん」の学習デ 4/22
マスクにしても 森川林
マスクにしても、ワクチンにしても、消毒にしても、 自分たち 4/21
イエスも釈迦も 森川林
イエスも釈迦も、理想の社会を築きたいと思っていた。 しかし 4/21
日本復活の道筋 森川林
 工業製品を経済発展の原動力をした資本主義は終わりつつある。 4/17
メモ 森川林
https://www.mori7.com/za2024a0 4/16
単なる作業 森川林
勝海舟は、辞書を買うお金がなかったので、ある人から夜中だけ辞 4/8

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習