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ドラえもんの2012年現在の「ひみつ道具」(facebook記事より) as/1601.html
いとう 2012/09/07 04:09 



 私事ながら、先月ようやくスマートフォンを入手致しました。

 自称情報通の友人に勧められるまま、最新・高性能(らしい)機種を購入したのですが、食い入るように画面を見つめる日々が続いています。

 楽しいからではなく、難しいからです。(笑)

 新時代の利器とはいえ、使いこなすためには人間側にも並々ならぬ努力が必要なようです。


 ところで、ガラリと話題は変わって、今週の月曜日、2012年9月3日。

 ある国民的スターが「生誕100年“前”」を迎えました。

 なんのこっちゃとお思いでしょうが、そのスターというのは誰あろう、あの「ドラえもん」なのです。


 ドラえもんは22世紀の未来からやってきたネコ(タヌキではありません)型ロボット。

 彼が誕生したのが2112年9月3日、すなわち本年2012年は、「生誕100年“前”」となるわけです。


 生誕“何周年”の歴史を持つ名作は数多いですが、過去を顧みるのではなく「未来に向かって」お祝いされる作品、キャラクターというのは他にはないと思われます。

 夢と可能性に満ちた作風そのままの、『ドラえもん』ならではのニュースだと言えましょう。


「言葉の森」の教室にもドラえもんの学習漫画シリーズが多くあり、子供たちの人気を集めています。

 また、川崎にある『藤子・F・不二雄ミュージアム』を訪れられたこともある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 私も、藤子ミュージアムの開館前、別の場所で催された特別展を見に行ったことがあります。

 そしてそこで思わず、「ドラえもんのひみつ道具図鑑」のような本を買ってしまいました。(笑)


 その場のノリと懐かしさでなんとなく手にとったその本でしたが、パラパラと拾い読みした限りでも、これがビックリ。

 面白おかしく、奇想天外で、しかも理にかなっており、かつどこか親しみを感じさせる……まさしく「こんなこといいな、できたらいいな」を考えに考え抜いて形にしたであろう、夢の道具のオンパレードでした。


 藤子・F・不二雄先生が自らの作品(作風)を、SF=「Science Fiction(サイエンス・フィクション)」ではなく、「すこし・ふしぎ」と評していらしたのは有名な話。

 しかし、少しどころか「すばらしく・ファンタスティック」と言うべき“発明品”の数々、そのアイデアの豊かさには、もはや圧倒されるばかりです。

 子供の頃はただ無邪気に楽しんでいたものでしたが、大人になり、科学的理屈やお話の作り方が多少分かった今となっては、藤子・F先生の頭の中は一体どうなっているのかと畏敬の念を新たにするしかありません。


 いかにもマンガ的、荒唐無稽でありながら、ドラえもん本人(?)同様「いつかこの世に生まれ落ちるかもしれない」という説得力と期待感を持ってあらゆる道具が描かれているのは、本当にすごいことだと思います。


 そんな『ドラえもん』をモチーフに、2012年現在の「ひみつ道具」、最先端にして未来へと繋がる技術を紹介している企画が、こちら。


「みらいサーチ」

http://www.yomiuri.co.jp/net/newproducts/mobile/20120903-OYT8T00779.htm


 ここでスマートフォンが登場します。(笑)

 私が試した時に表示された道具は「おすそわけガム」、それに対応する実在の技術は「タグキャンディー」という代物でした。

 市販のキャンディー(棒に刺さったアレです)をてのひら大の機械にセットすることで、振動や音響の効果により様々な食感を味わえるようになる、という発明。

 たとえば、コーラ味のキャンディーを振動させ、口の中で炭酸の弾ける感じを再現。いちご味のキャンディーに果肉や種の“つぶつぶ感”をプラス……など、誰もが空想するけれど誰も実現したことはなく、極めて無駄なようでいてできたらちょっぴり素敵な、“リアルひみつ道具”です。


 他にもこのような技術が何点も取り上げられており、音声検索するたびに違う結果に出会える模様。

 皆様もぜひ、のび太くんになったつもりで、お持ちのスマートフォンに「ドラえも~ん」と呼びかけてみてはいかがでしょうか。


 もっとも、「携帯端末に音声入力して検索をかけ、動画を見る」という行為自体が、すでに驚くべき“未来的(SF的)光景”であるとも言えます。

“デジタルネイティブ”などと呼ばれもしますが、今も昔も変わらず、無邪気な好奇心を持つ子供たちにとっても、それは新鮮な驚きになるはず。

 お父さん、お母さん自身がさながら「ひみつ道具を取り出すドラえもん」となって、お子様たちの興味を惹くニュースを教えてあげるといいかもしれません。


 そんな些細なきっかけから、100年後、ドラえもんを生み出す未来の科学者が育ってゆくかもしれないのですから。


(いとう)


↓この記事のために購入した本。以前のものは友人に譲ってしまったので……。↓



 私事ながら、先月ようやくスマートフォンを入手致しました。

 自称情報通の友人に勧められるまま、最新・高性能(らしい)機種を購入したのですが、食い入るように画面を見つめる日々が続いています。

 楽しいからではなく、難しいからです。(笑)

 新時代の利器とはいえ、使いこなすためには人間側にも並々ならぬ努力が必要なようです。


 ところで、ガラリと話題は変わって、今週の月曜日、2012年9月3日。

 ある国民的スターが「生誕100年“前”」を迎えました。

 なんのこっちゃとお思いでしょうが、そのスターというのは誰あろう、あの「ドラえもん」なのです。


 ドラえもんは22世紀の未来からやってきたネコ(タヌキではありません)型ロボット。

 彼が誕生したのが2112年9月3日、すなわち本年2012年は、「生誕100年“前”」となるわけです。


 生誕“何周年”の歴史を持つ名作は数多いですが、過去を顧みるのではなく「未来に向かって」お祝いされる作品、キャラクターというのは他にはないと思われます。

 夢と可能性に満ちた作風そのままの、『ドラえもん』ならではのニュースだと言えましょう。


「言葉の森」の教室にもドラえもんの学習漫画シリーズが多くあり、子供たちの人気を集めています。

 また、川崎にある『藤子・F・不二雄ミュージアム』を訪れられたこともある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 私も、藤子ミュージアムの開館前、別の場所で催された特別展を見に行ったことがあります。

 そしてそこで思わず、「ドラえもんのひみつ道具図鑑」のような本を買ってしまいました。(笑)


 その場のノリと懐かしさでなんとなく手にとったその本でしたが、パラパラと拾い読みした限りでも、これがビックリ。

 面白おかしく、奇想天外で、しかも理にかなっており、かつどこか親しみを感じさせる……まさしく「こんなこといいな、できたらいいな」を考えに考え抜いて形にしたであろう、夢の道具のオンパレードでした。


 藤子・F・不二雄先生が自らの作品(作風)を、SF=「Science Fiction(サイエンス・フィクション)」ではなく、「すこし・ふしぎ」と評していらしたのは有名な話。

 しかし、少しどころか「すばらしく・ファンタスティック」と言うべき“発明品”の数々、そのアイデアの豊かさには、もはや圧倒されるばかりです。

 子供の頃はただ無邪気に楽しんでいたものでしたが、大人になり、科学的理屈やお話の作り方が多少分かった今となっては、藤子・F先生の頭の中は一体どうなっているのかと畏敬の念を新たにするしかありません。


 いかにもマンガ的、荒唐無稽でありながら、ドラえもん本人(?)同様「いつかこの世に生まれ落ちるかもしれない」という説得力と期待感を持ってあらゆる道具が描かれているのは、本当にすごいことだと思います。


 そんな『ドラえもん』をモチーフに、2012年現在の「ひみつ道具」、最先端にして未来へと繋がる技術を紹介している企画が、こちら。


「みらいサーチ」

http://www.yomiuri.co.jp/net/newproducts/mobile/20120903-OYT8T00779.htm


 ここでスマートフォンが登場します。(笑)

 私が試した時に表示された道具は「おすそわけガム」、それに対応する実在の技術は「タグキャンディー」という代物でした。

 市販のキャンディー(棒に刺さったアレです)をてのひら大の機械にセットすることで、振動や音響の効果により様々な食感を味わえるようになる、という発明。

 たとえば、コーラ味のキャンディーを振動させ、口の中で炭酸の弾ける感じを再現。いちご味のキャンディーに果肉や種の“つぶつぶ感”をプラス……など、誰もが空想するけれど誰も実現したことはなく、極めて無駄なようでいてできたらちょっぴり素敵な、“リアルひみつ道具”です。


 他にもこのような技術が何点も取り上げられており、音声検索するたびに違う結果に出会える模様。

 皆様もぜひ、のび太くんになったつもりで、お持ちのスマートフォンに「ドラえも~ん」と呼びかけてみてはいかがでしょうか。


 もっとも、「携帯端末に音声入力して検索をかけ、動画を見る」という行為自体が、すでに驚くべき“未来的(SF的)光景”であるとも言えます。

“デジタルネイティブ”などと呼ばれもしますが、今も昔も変わらず、無邪気な好奇心を持つ子供たちにとっても、それは新鮮な驚きになるはず。

 お父さん、お母さん自身がさながら「ひみつ道具を取り出すドラえもん」となって、お子様たちの興味を惹くニュースを教えてあげるといいかもしれません。


 そんな些細なきっかけから、100年後、ドラえもんを生み出す未来の科学者が育ってゆくかもしれないのですから。


(いとう)


↓この記事のために購入した本。以前のものは友人に譲ってしまったので……。↓


 創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
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●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
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●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
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