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未来の教育作り――言葉の森の今後の方針 as/3032.html
森川林 2017/09/11 05:51 

 言葉の森は、今後次のような方向で教室を運営していきたいと思っています。

 まず第一は、作文指導を創造教育として発展させていくということです。

 言葉の森が作文教室を始めたころ、作文の入学試験というようなものはありませんでした。

 ところが近年入試に作文や小論文の試験が出るようになってから、塾や予備校でも作文指導を行うようになってきました。

 言葉の森の作文指導は、受験対策にも対応しているので勉強の内容は似ているように見えます。

 しかし、言葉の森の作文の目的は、思考力と創造力と感受性を育てることで、その結果として作文試験の合格もあるという考え方です。

 そのため、言葉の森の作文指導は、単に受験技術の指導で終わらせずに、プレゼン作文発表会や作文検定のような形で作文の勉強そのものが目的となるような方向で進めていきたいと思っています。

 第二に、思考発表クラブで行っているような、子供たちが自分でいろいろなことを考え体験し実験し発表し交流するという勉強の機会を作ることです。

 これからの学力は、受け身で知識を覚えるようなものではなく、自分から進んで物事を考え発表する面を要求されるようになります。

 それを子供の興味や個性に合わせて対応できる学習機会を作っていきたいと思っています。

 第三は、自主学習クラスの運営です。
 子供たちは学校の勉強で間に合わない場合は、学習塾で学校と同じように人に教わるような形の勉強をしています。
 間に合わない場合というのは、学校のレベルより先に進みたい場合と、学校のレベルより前に戻ってやりたい場合です。

 しかし、本来勉強は自分で立てた計画に基づいて自主的に進めた方がずっと能率がよく、しかもやりがいのあるものです。

 ただし、自主的な学習は、全体の見通しが立てにくかったり、チェックしてくれる人がいなかったり、励まし合う友達はいなかったりという理由で、受験直前の熱意のある生徒以外は続けることが難しかった面があります。

 それを、オンラインの指導によって、家庭で自学自習が意欲的に続けられるような仕組みとして作っていきたいと思っています。

 第四は、自然寺子屋合宿の運営です。

 子供たちの勉強内容のほとんどはオンラインの授業や学習で対応できます。
 しかし、自然の中で様々な経験をしたり、友達とリアルな交流をしたりする機会は、実際に自然の中で直接に友達と関わるようなやり方でなければ実現できません。

 そこで、自然の豊かな場所で学校が休みの時期に合宿を行い、勉強と遊びを両立させるような機会を作っていきたいと思っています。

 また、この自然寺子屋合宿は、日本の各地に合宿所を広げるとともに海外の子供たちも参加できるようなワールドワイドな合宿教室として運営していきたいと思っています。

 以上、創造する作文、思考発表クラブ、自主学習クラス、自然寺子屋合宿の四つの方向で、今後の言葉の森の運営をしていく予定です。

 そして、この幅広い企画の担い手になるのが、森林プロジェクトです。

 森林プロジェクトの企画の中心は、作文の指導ですが、教室の運営の中に思考発表クラブや自主学習クラスや自然寺子屋合宿の取り組みも入れられるようにしたいと思っています。

 今の日本の社会は、様々なところで行き詰まっているように見えます。
 それは古い権益に依存している人が多いため、社会全体が停滞しているからです。

 この古くなった社会を直接変えようとするのではなく、未来の社会を担う子どもたちを育てることによって、自然に新しいよりよい日本の社会を作るということに結びつけていきたいと思っています。

 言葉の森は、今後次のような方向で教室を運営していきたいと思っています。

 まず第一は、作文指導を創造教育として発展させていくということです。

 言葉の森が作文教室を始めたころ、作文の入学試験というようなものはありませんでした。

 ところが近年入試に作文や小論文の試験が出るようになってから、塾や予備校でも作文指導を行うようになってきました。

 言葉の森の作文指導は、受験対策にも対応しているので勉強の内容は似ているように見えます。

 しかし、言葉の森の作文の目的は、思考力と創造力と感受性を育てることで、その結果として作文試験の合格もあるという考え方です。

 そのため、言葉の森の作文指導は、単に受験技術の指導で終わらせずに、プレゼン作文発表会や作文検定のような形で作文の勉強そのものが目的となるような方向で進めていきたいと思っています。

 第二に、思考発表クラブで行っているような、子供たちが自分でいろいろなことを考え体験し実験し発表し交流するという勉強の機会を作ることです。

 これからの学力は、受け身で知識を覚えるようなものではなく、自分から進んで物事を考え発表する面を要求されるようになります。

 それを子供の興味や個性に合わせて対応できる学習機会を作っていきたいと思っています。

 第三は、自主学習クラスの運営です。
 子供たちは学校の勉強で間に合わない場合は、学習塾で学校と同じように人に教わるような形の勉強をしています。
 間に合わない場合というのは、学校のレベルより先に進みたい場合と、学校のレベルより前に戻ってやりたい場合です。

 しかし、本来勉強は自分で立てた計画に基づいて自主的に進めた方がずっと能率がよく、しかもやりがいのあるものです。

 ただし、自主的な学習は、全体の見通しが立てにくかったり、チェックしてくれる人がいなかったり、励まし合う友達はいなかったりという理由で、受験直前の熱意のある生徒以外は続けることが難しかった面があります。

 それを、オンラインの指導によって、家庭で自学自習が意欲的に続けられるような仕組みとして作っていきたいと思っています。

 第四は、自然寺子屋合宿の運営です。

 子供たちの勉強内容のほとんどはオンラインの授業や学習で対応できます。
 しかし、自然の中で様々な経験をしたり、友達とリアルな交流をしたりする機会は、実際に自然の中で直接に友達と関わるようなやり方でなければ実現できません。

 そこで、自然の豊かな場所で学校が休みの時期に合宿を行い、勉強と遊びを両立させるような機会を作っていきたいと思っています。

 また、この自然寺子屋合宿は、日本の各地に合宿所を広げるとともに海外の子供たちも参加できるようなワールドワイドな合宿教室として運営していきたいと思っています。

 以上、創造する作文、思考発表クラブ、自主学習クラス、自然寺子屋合宿の四つの方向で、今後の言葉の森の運営をしていく予定です。

 そして、この幅広い企画の担い手になるのが、森林プロジェクトです。

 森林プロジェクトの企画の中心は、作文の指導ですが、教室の運営の中に思考発表クラブや自主学習クラスや自然寺子屋合宿の取り組みも入れられるようにしたいと思っています。

 今の日本の社会は、様々なところで行き詰まっているように見えます。
 それは古い権益に依存している人が多いため、社会全体が停滞しているからです。

 この古くなった社会を直接変えようとするのではなく、未来の社会を担う子どもたちを育てることによって、自然に新しいよりよい日本の社会を作るということに結びつけていきたいと思っています。


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手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

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●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
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●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

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