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野口悠紀雄さんの記事「頭のいい人とそうでない人の格差がますます広がっていく…ChatGPTによる「勉強革命」がもたらすもの」を読んで考えたこと(その2)――未来の勉強は、ChatGPTとZOOMで as/5024.html
森川林 2024/03/17 12:19 

ホトケノザ



 野口悠紀雄さんが、ChatGPTと勉強法の記事を書いていました。
ChatGPT「超」勉強法
====
頭のいい人とそうでない人の格差がますます広がっていく…ChatGPTによる「勉強革命」がもたらすもの
https://president.jp/articles/-/79393?page=1
――――
好奇心が満たされるのは楽しいことだ。勉強の楽しさは、まさにこの点にある。それまで知らなかったことや疑問に思っていたこと、あるいは、あやふやにしか理解していなかったことが分かるのは、とても楽しい。

ところが、これまでの勉強は、必ずしも好奇心を満たすものではなかった。教科書によって勉強すべき内容が与えられ、それを理解したり覚えたりすることを強制されるからだ。このため勉強が苦痛になる。

多くの子供たちが、学校の勉強を「つまらない」と感じているが、その理由は、学校で教えられていることが、自分の関心事や好奇心に関係のないことだからだ。だから、興味を持てず、勉強はつまらないもので、辛いものになってしまう。

ところが、ChatGPTを用いれば、勉強が本来楽しいものであることが実感できる。
====

 答えのある勉強は、どんなにがんばっても100点しか取れません。
 そして、100点を取る人は、たくさんではないにしても何人もいます。

 100点を取るということで、自分の個性は発揮することはできません。
 個性は、点数を超えたところで発揮するものです。

 これは、勉強の成績に限りません。
 スポーツの勝敗にしても、音楽のコンクールにしても、優勝したらおしまいです。
 そして、1位になるのはたった1人で、のこりの何十人か、何百人かは、その他大勢です(笑)。

 もちろん、その過程で、さまざまな努力があったり、成長があったり、出会いがあったり、感動があったりすることは当然ですが、その結果自体に個性が出ることはありません。
 大事なことは、結果にも個性を出すことです。


 これからは、多様な個性を持つ人が、それぞれに多様な個性を結果として表現する時代になります。
 その身近な例が、YouTubeやクックパッドやSNSやブログや5ちゃんねるのような参加型のメディアです。

 これからの勉強に必要なのは、従来どおりの基礎学力を積み重ねる勉強だけでなく、自分の個性を生かす勉強です。

 しかし、個性を生かすためには、個性を育てる方法と、個性と表現する方法が必要です。

 個性を育てるツールとして活用できるのがChatGPTです。

 個性表表現するツールとして活用できるのがZOOMの動画レコーディング機能です。


 13歳になると、Gmailのメールアドレスが作れます。
 プロバイダとの契約によって、年齢に関係なくメールアドレスを作ることはできますが、将来プロバイダを変える可能性を考えると、Gmailなどのクラウド上に自分のメールアドレスを作っておく方がいいと思います。

 自分のメールアドレスがあると、ChatGPTのアカウントが取得でき、ZOOMのアカウントも取得できます。
 Gmailも、ChatGPTも、ZOOMも、無料です。


 ChatGPTが使える勉強は、主に創造発表クラスと作文クラスとプログラミングクラスの勉強です。
 勉強のアドバイザーとして利用するのであれば、国語クラス、数学クラス、英語クラスなどでも使えます。

 国語、数学、英語などの教科の勉強は、点数という目標が勉強の動機になりますが、創造発表や作文やプログラミングは、発表するのが勉強の重要な要素になります。
 創造的な勉強は、発表し合うことが動機になるのです。

 発表するためのツールとして使えるのが、ZOOMのレコーディング機能です。
 ZOOMで録画した数分の動画を発表室にアップロードすれば、それが客観的な目に見える発表作品となります。
 自分で発表するのですから、あとで削除することも編集することもできます。


 そこで、突然ですが(笑)、4月から、中学生以上の生徒のみなさんは、できるだけGmailとChatGPTとZOOMのアカウントを作るようにしてください。
 もちろん、小学生でも、メールアドレスさえあればChatGPTとZOOMのアカウントは作ることができます。

 ChatGPTは、勉強の内容を深めるために使います。
 ZOOMは、勉強の結果としての作品を発表するために使います。

 それぞれのアカウントの作り方は、ネットで検索すれば出てきます。
 ChatGPTにアカウントを作ったあとは、ネットで検索するよりも、ChatGPTに聞くほうがわかりやすいこともあります。

 4月から新しい創造的な勉強に取り組んでいきましょう。

その1

ホトケノザ



 野口悠紀雄さんが、ChatGPTと勉強法の記事を書いていました。
ChatGPT「超」勉強法
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頭のいい人とそうでない人の格差がますます広がっていく…ChatGPTによる「勉強革命」がもたらすもの
https://president.jp/articles/-/79393?page=1
――――
好奇心が満たされるのは楽しいことだ。勉強の楽しさは、まさにこの点にある。それまで知らなかったことや疑問に思っていたこと、あるいは、あやふやにしか理解していなかったことが分かるのは、とても楽しい。

ところが、これまでの勉強は、必ずしも好奇心を満たすものではなかった。教科書によって勉強すべき内容が与えられ、それを理解したり覚えたりすることを強制されるからだ。このため勉強が苦痛になる。

多くの子供たちが、学校の勉強を「つまらない」と感じているが、その理由は、学校で教えられていることが、自分の関心事や好奇心に関係のないことだからだ。だから、興味を持てず、勉強はつまらないもので、辛いものになってしまう。

ところが、ChatGPTを用いれば、勉強が本来楽しいものであることが実感できる。
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 答えのある勉強は、どんなにがんばっても100点しか取れません。
 そして、100点を取る人は、たくさんではないにしても何人もいます。

 100点を取るということで、自分の個性は発揮することはできません。
 個性は、点数を超えたところで発揮するものです。

 これは、勉強の成績に限りません。
 スポーツの勝敗にしても、音楽のコンクールにしても、優勝したらおしまいです。
 そして、1位になるのはたった1人で、のこりの何十人か、何百人かは、その他大勢です(笑)。

 もちろん、その過程で、さまざまな努力があったり、成長があったり、出会いがあったり、感動があったりすることは当然ですが、その結果自体に個性が出ることはありません。
 大事なことは、結果にも個性を出すことです。


 これからは、多様な個性を持つ人が、それぞれに多様な個性を結果として表現する時代になります。
 その身近な例が、YouTubeやクックパッドやSNSやブログや5ちゃんねるのような参加型のメディアです。

 これからの勉強に必要なのは、従来どおりの基礎学力を積み重ねる勉強だけでなく、自分の個性を生かす勉強です。

 しかし、個性を生かすためには、個性を育てる方法と、個性と表現する方法が必要です。

 個性を育てるツールとして活用できるのがChatGPTです。

 個性表表現するツールとして活用できるのがZOOMの動画レコーディング機能です。


 13歳になると、Gmailのメールアドレスが作れます。
 プロバイダとの契約によって、年齢に関係なくメールアドレスを作ることはできますが、将来プロバイダを変える可能性を考えると、Gmailなどのクラウド上に自分のメールアドレスを作っておく方がいいと思います。

 自分のメールアドレスがあると、ChatGPTのアカウントが取得でき、ZOOMのアカウントも取得できます。
 Gmailも、ChatGPTも、ZOOMも、無料です。


 ChatGPTが使える勉強は、主に創造発表クラスと作文クラスとプログラミングクラスの勉強です。
 勉強のアドバイザーとして利用するのであれば、国語クラス、数学クラス、英語クラスなどでも使えます。

 国語、数学、英語などの教科の勉強は、点数という目標が勉強の動機になりますが、創造発表や作文やプログラミングは、発表するのが勉強の重要な要素になります。
 創造的な勉強は、発表し合うことが動機になるのです。

 発表するためのツールとして使えるのが、ZOOMのレコーディング機能です。
 ZOOMで録画した数分の動画を発表室にアップロードすれば、それが客観的な目に見える発表作品となります。
 自分で発表するのですから、あとで削除することも編集することもできます。


 そこで、突然ですが(笑)、4月から、中学生以上の生徒のみなさんは、できるだけGmailとChatGPTとZOOMのアカウントを作るようにしてください。
 もちろん、小学生でも、メールアドレスさえあればChatGPTとZOOMのアカウントは作ることができます。

 ChatGPTは、勉強の内容を深めるために使います。
 ZOOMは、勉強の結果としての作品を発表するために使います。

 それぞれのアカウントの作り方は、ネットで検索すれば出てきます。
 ChatGPTにアカウントを作ったあとは、ネットで検索するよりも、ChatGPTに聞くほうがわかりやすいこともあります。

 4月から新しい創造的な勉強に取り組んでいきましょう。

その1


 低学年から学力の基礎を作る
幼長、小1、小2、小3の基礎学力をひとつの講座で学ぶ。
読書の習慣、国語算数の勉強、暗唱の学習、創造発表の練習をオンラインで。


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