評論家の扇谷正造さんは、かつて、受験、就職、結婚が人生の三大イベントであるというようなことを言っていました(表現は少し違うかもしれませんが)。
その一歩が、その後の人生に大きな影響を与えるひとつの分岐点になるというのです。
しかし、私はそれは確かに分岐点のようなものになるが、その後の生き方でいくらでも変わっていく分岐点なのだと思います。
決して、一方の道が上り坂で、一方の道が下り坂というのではないのです。
むしろ大事なのは、どちらの道に行くかということではなく、そのときに自分がどういう基準でその道を選ぼうとしたかという意識の方です。
その基準は、その道が自分が本当に行きたい道かどうかということです。
このときに迷うのは、自分が本当に行きたい道には、大抵の場合、困難が待ち受けているように見えることです。
しかし、そのときに、自分の気持ちに反して、楽に行けそうな道を選んでしまうと、その後、小さな分岐点に出合ったときも、つい楽な道の方に行くようになります。
だから、分岐点に出合ったときに最も大事なのは勇気を持つことです。
勇気さえあれば、そのときには失敗しても、また新しい道を作ることができるからです。
その勇気の支えになるのが、かつて自分は分岐点で自分の本当に目指す道を選ぼうとしたという過去の経験です。
もちろん、安全性の高い道を探すという客観的な判断は大事です。
しかし、最後の決定は、たとえ不確かであっても自分が本当にしたいことに近い道を選ぶということなのです。
評論家の扇谷正造さんは、かつて、受験、就職、結婚が人生の三大イベントであるというようなことを言っていました(表現は少し違うかもしれませんが)。
その一歩が、その後の人生に大きな影響を与えるひとつの分岐点になるというのです。
しかし、私はそれは確かに分岐点のようなものになるが、その後の生き方でいくらでも変わっていく分岐点なのだと思います。
決して、一方の道が上り坂で、一方の道が下り坂というのではないのです。
むしろ大事なのは、どちらの道に行くかということではなく、そのときに自分がどういう基準でその道を選ぼうとしたかという意識の方です。
その基準は、その道が自分が本当に行きたい道かどうかということです。
このときに迷うのは、自分が本当に行きたい道には、大抵の場合、困難が待ち受けているように見えることです。
しかし、そのときに、自分の気持ちに反して、楽に行けそうな道を選んでしまうと、その後、小さな分岐点に出合ったときも、つい楽な道の方に行くようになります。
だから、分岐点に出合ったときに最も大事なのは勇気を持つことです。
勇気さえあれば、そのときには失敗しても、また新しい道を作ることができるからです。
その勇気の支えになるのが、かつて自分は分岐点で自分の本当に目指す道を選ぼうとしたという過去の経験です。
もちろん、安全性の高い道を探すという客観的な判断は大事です。
しかし、最後の決定は、たとえ不確かであっても自分が本当にしたいことに近い道を選ぶということなのです。