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新しい文化の創造を日本から(facebook記事より) as/1697.html
森川林 2012/12/30 04:55 



 茶の湯の文化や、俳句の文化は、もともとは何の直接的な必要性もないところから生まれたものです。
 同じようなものに、囲碁、将棋、野球、ゴルフ、紅白歌合戦などがあります。
 現代では、もうこれらは確固とした基盤を持っているから、誰もが認める消費の対象となっていますが、宇宙人の目から見れば、不思議な習慣としか見えないでしょう。

 だから、これからの日本、つまり豊かで、成熟して、教育熱心で、科学と技術の国である日本が目指す道は、既にある完成された消費に埋没することではなく、新しい文化を創造することです。
 その文化の方向を、創造的な教育に向けること、これが日本を発展させる道です。

 旧世界と同じレベルで、他の国々と競争するならば、軍事化を進めたり、グローバル化を進めたり、スクラップ&ビルドを進めたりするしかありません。
 一方、旧世界から背を向けるだけならば、新しい鎖国の穏やかな停滞した国になるしかありません。
 そのどちらとも異なる第三の道が、新しい文化を創造する国作りです。

 IT技術の進歩によって、そういう試みが個人のレベルで行える条件が生まれています。
 やがて、日本の各地で、毎年、そんな創造の文化の祭典が行われるようになる日が来るでしょう。
 世界のどこでもやっていないことをまず日本から始めていきましょう。


 このように考えると、身の回りに面白いものがたくさん見つかります。
 たぶん、今も日本のあちこちでそういうアイデアが生まれているのだと思います。



 今日は、どこも雨模様。空気に湿り気ができてちょうどいい具合です。

 それでは、新しい年の準備をしながら、今日もいい一日をお過ごしください。

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問題はすべて内側にある(facebook記事より) as/1696.html
森川林 2012/12/28 06:37 



 果物が内側から熟してくるように、
 問題も答えもすべて内側からやって来る。


 うまく行かないことがあったら、それは自分の努力が求められているのだと考えましょう。
 そうすれば、問題は解決の方向に向かいます。
 うまく行かないことを他人のせいだと考えるから、問題はますます固定化し、解決の道も外に求めるようになるのです。

 問題も答えも、すべて内側にあります。

 子供が勉強しないとしたら、それは、子供のせいでも、学校のせいでも、社会のせいでもなく、まず親が、自分の工夫の不足のせいだと考えることです。
 そう考えるだけで子供は変化してきます。

 そして、他人のせいだと考えていたときはイライラしていたものが、自分のせいだと考えることによって、心穏やかに前向きになってくるのです。

 これは社会についても言えます。

 今の社会がよくないとしたら、それは政治のせいでも、マスコミのせいでも、アメリカや中国のせいでもなく、まず自分たちの工夫が不足しているのだと考えることです。
 そうすれば、今自分ができる仕事で、どう社会に貢献したらいいかということが明るい展望となってくるはずです。



 朝早く、まだ西の空にまん丸な月が浮かんでいました。
 今日も、きれいな空が広がっています。

 このあと天気は急に崩れそうですが、空気が乾燥していたからちょうどいい具合です。

 それでは、多忙な年末、今日もいい一日をお過ごしください。

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