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記事 1981番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/5/21
子供のころの自由な遊びの時間が楽しく生きる力を育てる as/1981.html
森川林 2013/11/14 06:35 



 facebook記事より。

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 これからの世の中で大事なことは、自分の好きなことをすることです。
 しかし、自分が何を好きかわからない人も多いと思います。

 それは、好きなことの条件に、人から評価されることが結びついているからです。
 好きなことは、他人から見て無意味に見えることでいいのです。
 その無意味な楽しさを味わう練習が、子供時代の自由な遊びです。

 これまでの世の中で人から評価されることが重要だったのは、評価されてお金を稼がなければ生活ができなかったからです。
 しかし、自然の中で暮らすウサギやリスやスズメたちは、お金がなくても毎日当然のように生きています。

 たぶん未来の人間の社会も、お金がなくても楽しく生きていけるほど豊かな社会になるでしょう。
 そのときに必要なのは、楽しく生きる中身です。

 子供のころ、無意味なことに熱中する時間が、その楽しさを育てている時間なのです。


 大人になった今、昔役に立つと思ってやっていたことがあまり役に立たず、役に立てることなど考えずにやっていたことが大きく役に立っていると気がつくことがよくあります。
 役に立つかどうか以前に、楽しいかどうかを基準にした生き方が、自然にかなった生き方なのかもしれません。

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読書、遊び、行事、長文のオープン教材作成ページ as/1980.html
森川林 2013/11/13 10:27 


 facebook記事より。

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 人間は、身近な人との関わりの中で成長します。
 身近な人とは、親子であり、兄弟であり、友達です。
 机に向かってする勉強よりも、人間と触れ合うことで理解力、思考力、表現力が育ちます。

 そこで考えたのが、遊びのページと行事のページ。
 ここで紹介された遊びや行事をヒントに、低学年の子が作文を書きます。(もちろん書くのは自由です。)
 すると、作文という勉強をきっかけにして、楽しい経験が共有できるようになります。

 この交流が、学年が上がっても続けていけば、高学年の感想文課題の似た例も、親子の対話の中ですぐに見つかるようになります。
 やる気なく続けるプリント学習よりも、この身近な人との言葉による交流が、子供たちの学力を育てていくのです。

 (中根)

関連facebookグループ

「読書の好きな子になる庭」
https://www.facebook.com/groups/dokusho/

「親子で遊ぼうワンワンワン」
https://www.facebook.com/groups/wanwanwan/

「行事と季節の家庭学習」
https://www.facebook.com/groups/gyouji/

「言葉の森オープン長文」
https://www.facebook.com/groups/okaot/

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 オープン教育のページにも、掲示板があります。

オープン読書
https://www.mori7.net/ope/index.php?b=2&k=3
オープン遊び
https://www.mori7.net/ope/index.php?b=3&k=4
日本の行事と文化
https://www.mori7.net/ope/index.php?b=3&k=31
オープン長文
https://www.mori7.net/ope/index.php?b=1&k=1

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オープン教育(24) 

記事 1979番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/5/21
精読とは繰り返し読むこと、そのために傍線を引くこと as/1979.html
森川林 2013/11/12 08:38 


 facebook記事より。

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 速読とは、速く読むことです。しかし、精読とはゆっくり読むことではなく、繰り返し読むことです。
 そのためには、読むときに文章に傍線を引いておくことです。

 傍線を引く箇所は大事なところというのではなく、自分なりによくわかったところ、面白いと思ったところです。
 そして、その傍線を引いた箇所を何度か斜め読みしていると、文章の全体がつかめてきます。
 これが、「読書百遍意自ずから通ず」です。

 しかし、子供たちは、傍線を引くということをなかなかしません。
 学校や塾でやった国語の問題を見せてもらうと、ほとんどの子が問題用紙がきれいなままです。

 教科書には落書きをせずきれいに使うことと言われているからかもしれません。
 しかし、教科書でも、参考書でも、問題文でも、どんどん書き込みをして、自分の読んだあとを残しておく方がいいのです。

 読書の場合も、面白いと思ったところに傍線を引いておけば、あとで読み返すときに、その傍線の箇所だけ読むと全体を思い出せます。
 これまでは紙の本が中心だったので、傍線を引くと、他の人が読むときに邪魔になるということがありました。
 しかし、これからは、本もデジタル化していくので、ラインマーカーを引いたり書き込みをしたりして、自分なりの読み方をすることがもっと容易になってくると思います。

▽関連記事
「国語の成績を上げるために――読解問題の解き方、記述の仕方」
https://www.mori7.com/index.php?e=1795

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 ある教育サイトに、お母さんからの質問として、「飛ばし読みをしている様子で、肝心の質問の答えを読み取り損ねている」という相談がありました。
 それに対する回答として、「文章の読み方には、『速読』と『精読』の2つがあり、問いに関連した問題文の部分を読むときはゆっくり『精読』で」ということが書かれていました。

 それも、確かにいいと思います。
 しかし、根本的には読む力をつけて、速読でも文章を読み取れるようにすることが大事です。


 3色ボールペンで色分けをして傍線を引くということをしている人もいるそうです。
 そんなことをしていると、「今日は緑がなかったから、傍線を引くことができなかった」となりかねません。
 勉強でも何でも、できるだけ制約がないようにやっていくのがいいのです。


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記事 1978番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/5/21
子供は家庭の中で周囲の人を模倣して成長する as/1978.html
森川林 2013/11/11 09:39 



 facebook記事より。

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 子供は、周囲の人を見て、その人の動作や表情を真似ながら成長します。
 お母さんが楽しく本を読んでいる姿を見ていると、子供も本に興味を持つようになります。
 テレビがいつもつけっぱなしだと、音声の出てくるテレビを人間のように感じて成長します。

 学校での勉強よりも、この家庭での模倣が子供の学力の土台を形成します。

 もう子供が成長してしまった家庭でも、遅すぎることはありません。
 今からでも、家族でできるだけ話をするといいのです。
 その話も、結論の出ている意見や知識ではなく、それぞれの体験をもとにした話です。

 そうすると、やがて子供が家庭を持つようになったときにも、同じようにその対話を続けるようになるでしょう。
 小さい子供にとっては、話を聞くことが読書以上に思考力を育てていきます。

 勉強の基礎は、学校でも塾でも通信教材でもなく、日常の家庭生活の中にあるのです。

▽参考記事
「決まったことをきちんとさせ、そして褒めること」
https://www.mori7.com/index.php?e=1794

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森川林 20131112  
今日の船井幸雄さんのページに、ちょうど同じテーマの記事がありました。
http://www.funaiyukio.com/funa_ima/index.asp?dno=201311002" target="_blank">http://www.funaiyukio.com/funa_ima/index.asp?dno=201311002

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新しい時代の勉強は、幸福、向上、創造、貢献のために as/1977.html
森川林 2013/11/10 05:36 



 facebook記事より。

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 昔、パソコンが一家に1台の時代になる、と言ったら、話半分にしか聞いてもらえませんでした。
 まして、1人に1台の時代になるというのは、口では言っても、自分自身がそれはかなり先のことだろうと思っていました。
 しかし、今では、1人でパソコンを複数台持っている人もいます。

 少し前までは、人間はみんな家族のようなものというと、笑い話のようにしか聞いてもらえませんでした。
 しかし、今では、多くの人が多かれ少なかれそういう意識を持っています。

 家族だったら、競争したり、相手よりも優位に立ったり、他人を支配したりする必要はありません。
 自分と他人の区別はあっても、その区別が優劣の差になる度合いはほとんどなくなります。

 そういう時代意識が、今加速しているように思います。

 新しい時代の勉強は、他人に勝つために行うのではありません。
 今はまだ、受験やら何やらで勝ち負けのゲームが残っているので、そのゲームに参加せざるを得ませんが、やがてそういうゲーム自体がなくなります。

 そのときに残る勉強は、純粋に自分自身の向上のために行う勉強で、その向上と並行して、幸福や貢献や創造があるという関係になっていきます。
 今はまだ雲をつかむような話ですが、予想よりもずっと早くそういう時代が来ると思います。



 今日は、静かな雨の日曜日。
 こういう日は、家の中で家族でできる楽しい遊びを工夫してみましょう。

facebookグループ「親子で遊ぼうワンワンワン」
https://www.facebook.com/groups/wanwanwan/

 面白い遊びがあったら投稿してください。

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