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エントリーシートの書き方 as/1274.html
森川林 2011/05/23 19:24 


 エントリーシートや志望理由書の書き方にはコツがあります。



 小中学生の場合、志望理由書は本人が書くことが原則になっていますが、本人任せでは書けません。親がアドバイスをして親子の合作で書いていく必要があります。



 手書きで書く場合は、最初に、エントリーシートの枠に1行普通に書いてみて、その字数を数えます。そして、手書きで書く字数と行数に合わせて、パソコンの字数行数のセットをし、パソコンで内容を修正しながら書いていきます。パソコンで完成したものを、手書きできれいに清書するという書き方です。



 文章を書くときは、構成をわかりやすく書くのが大事です。志望理由書で自分のアピールできる点を書く場合でも、論点をいくつかに整理して、それぞれの論点について同じ長さぐらいの字数配分で書いていきます。

 ある段落は長すぎ、ある段落は短すぎという書き方にならないように、全体の目配りをしながら書いていきましょう。



 エントリーシートに書く内容は、自分のアピールできる点です。できるだけ具体的な固有名詞や数字を入れて、裏付けのはっきりしたものを書きます。例えば、「本を読むのが好きです」と書くよりも、「毎週2、3冊は必ず読みます」などと書いた方が説得力があります。何かをがんばって続けた場合でも、「○年○ヶ月続けた」と書きます。ほかに、「○人集まった」とか、「○円の業績があった」のように、できるだけ数字がわかるように書いていきます。



 内容は、全体に明るくなるように心がけます。苦しい経験も人間を成長させますが、苦しいことをのりこえたという明るい点を中心に書いていきます。

 また、他人を批判するような内容は、文章の力を弱くします。批判はできるだけ避けて、物事のプラスの面を中心に書いていきましょう。



 エントリーシートでアピールするのは、自分が挑戦したことですが、大学生の場合、4年間をふりかえってみると、人に自慢できるような挑戦は意外と少ないものです。

 アルバイトや部活などはだれでもそれなりにがんばっていますが、だれが書いてもあまり大きな差が出ません。それよりも、むしろ、勉強面でがんばったという話は、意外と好感を持たれます。

 しかし、その勉強も、資格試験をとるためにがんばったという実利的なものよりも、研究や調査で、特に何かの見返りを期待するわけではなくがんばったというようなものの方が印象に残ります。



 アピールできる点があまりない場合は、説明風に書くと字数が埋まりません。その場合は、そのときのエピソードを描写的に書いていくといいでしょう。



 書き終えたあと、自分が書いたものを必ず他人にも読んでもらい、読みにくいところを指摘してもらいます。家族でも友達でもかまいません。他人に読んでもらうことによって、自分では気がつかないことがわかります。

 高校生や大学生になると、自分で書いて読み返してそのまま提出という形になりやすいのですが、提出する前に必ずほかの人に読んでもらいましょう。



 言葉の森の「質問の広場」という掲示板に、いろいろな人が書いた志望理由書と添削例が載っています。そのようなサンプルを参考にすると書きやすいでしょう。


 エントリーシートや志望理由書の書き方にはコツがあります。



 小中学生の場合、志望理由書は本人が書くことが原則になっていますが、本人任せでは書けません。親がアドバイスをして親子の合作で書いていく必要があります。



 手書きで書く場合は、最初に、エントリーシートの枠に1行普通に書いてみて、その字数を数えます。そして、手書きで書く字数と行数に合わせて、パソコンの字数行数のセットをし、パソコンで内容を修正しながら書いていきます。パソコンで完成したものを、手書きできれいに清書するという書き方です。



 文章を書くときは、構成をわかりやすく書くのが大事です。志望理由書で自分のアピールできる点を書く場合でも、論点をいくつかに整理して、それぞれの論点について同じ長さぐらいの字数配分で書いていきます。

 ある段落は長すぎ、ある段落は短すぎという書き方にならないように、全体の目配りをしながら書いていきましょう。



 エントリーシートに書く内容は、自分のアピールできる点です。できるだけ具体的な固有名詞や数字を入れて、裏付けのはっきりしたものを書きます。例えば、「本を読むのが好きです」と書くよりも、「毎週2、3冊は必ず読みます」などと書いた方が説得力があります。何かをがんばって続けた場合でも、「○年○ヶ月続けた」と書きます。ほかに、「○人集まった」とか、「○円の業績があった」のように、できるだけ数字がわかるように書いていきます。



 内容は、全体に明るくなるように心がけます。苦しい経験も人間を成長させますが、苦しいことをのりこえたという明るい点を中心に書いていきます。

 また、他人を批判するような内容は、文章の力を弱くします。批判はできるだけ避けて、物事のプラスの面を中心に書いていきましょう。



 エントリーシートでアピールするのは、自分が挑戦したことですが、大学生の場合、4年間をふりかえってみると、人に自慢できるような挑戦は意外と少ないものです。

 アルバイトや部活などはだれでもそれなりにがんばっていますが、だれが書いてもあまり大きな差が出ません。それよりも、むしろ、勉強面でがんばったという話は、意外と好感を持たれます。

 しかし、その勉強も、資格試験をとるためにがんばったという実利的なものよりも、研究や調査で、特に何かの見返りを期待するわけではなくがんばったというようなものの方が印象に残ります。



 アピールできる点があまりない場合は、説明風に書くと字数が埋まりません。その場合は、そのときのエピソードを描写的に書いていくといいでしょう。



 書き終えたあと、自分が書いたものを必ず他人にも読んでもらい、読みにくいところを指摘してもらいます。家族でも友達でもかまいません。他人に読んでもらうことによって、自分では気がつかないことがわかります。

 高校生や大学生になると、自分で書いて読み返してそのまま提出という形になりやすいのですが、提出する前に必ずほかの人に読んでもらいましょう。



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●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

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●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
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●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
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●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

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