ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 1201番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/11/8
日本の真の独立国家としての再生を as/1201.html
森川林 2011/03/17 08:36 



 原発は、今後、燃料の再臨界が起こり、更に大規模に核分裂反応を長期間継続させると考えられます。

 大爆発時に北東の強風が吹き荒れていれば、首都圏は汚染で住めなくなると思いますが、そういう偶然はまずないでしょう。しかし、何度かは首都圏では、外出できない事態が生じると思います。

 原発地域の周辺は、これからかなり長期間立入禁止になります。大規模な湖水の中に原発を沈め、原発温泉のような形にすることも将来的には考えられると思います。



 今回の事故を、日本を発展させる機会にすることができます。

 第一は、政治の強力なリーダーシップを作り出すことです。衆議院参議院の二院制をやめ、小選挙区制を中心に、リーダーが強力な権限を持って日本を立て直すことのできる政治を作ることです。これが、多くの人の合意になれば、今回の事故を日本がひとつにまとまる機会にすることができます。

 第二は、新しいエネルギー開発に向けての動きが進展することです。日本の最大の弱点は、エネルギーを外部に依存しなければならないことでした。これ以外の弱点は、政治も、軍事も、農業も、教育も、すべて工夫次第で何とかなるものですが、エネルギー問題だけは国内では解決ができませんでした。それが、やはり日本人全体の合意によって、今後根本的な解決に向かうと考えられます。

 こうして、日本が、政治的にも経済的にも真の独立国家として再生することが、今回の事故の最終的な結末になるようにがんばっていきましょう。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
東日本大震災(15) 

記事 1200番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/11/8
大きく土のうで囲み水没させて湖に沈める as/1200.html
森川林 2011/03/17 06:21 



 福島原発の事故は、全く収まる見通しがありません。これまで、だれも予想しなかった事態が起きているので、これからも予想の範囲を超えたことを起きると考えておくべきでしょう。

 昨日、川を引き込むか、海に引き込むかという案を書きましたが、もうひとつ。時間はかかりますが、周囲に高い土のうをつんで水を注入し、福島原発の周辺を湖の中に沈めるという対策も考えられます。

 しかし、いずれも、事態をこれ以上悪化させないための対処的な方法ですから、問題そのものは今後も長期間続きます。

 専門家は、国民を安心させる情報を出すのではなく、むしろ最悪の場合どういう事態まで進むのかということを伝える必要があります。そして、私たちは、最悪のレベルごとにどういう対応をとるか考えておく必要があります。最後に頼りにするのは自分の判断です。

 この事故を新しい時代の始まりと考えて、日本の未来に、原発事故の被害を上回る大きな青写真を作っていきましょう。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
東日本大震災(15) 
コメント321~330件
コメントは24時間以内に表示
……前のコメント
即自存在、対自 森川林
 中学生のころは、たぶん子供が人生で最も打算的に生きる時期で 12/3
記事 4374番
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習