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勉強の面白さは発見と創造の面白さ(facebook記事より) as/1409.html
森川林 2012/01/19 07:09 



 言葉の森のfacebook記事を更新しました。

====

 勉強の面白さは、
 テストでいい点を取る面白さではなく、
 新しいことを発見したり、
 創造したりする面白さだ。

 そういういちばんの前提を、まず大人が確認しておくことが大事です。

 勉強とか、テストとかいう言葉を聞くと、多くの子供は、「えー、やだー」などと言いますが(笑)、勉強やテストをそういうものにしているのは、今の社会です。

 テストとは、見方を変えれば、クイズやパズルのようなものです。
 「今日はどんな面白いパズルが出るのかなあ。わくわく」という感じでテストを待つことができればいいのです。

 そして、勉強の本質は、ゲームと似ています。
 「この条件Aとこの条件をBを組み合わせると……、あ、わかった。Cになるんだ!」というような感動が、勉強の面白さです。

 だから、大人が、点数で差をつけることを目的にするのではなく、子供たちに勉強の面白さを伝えることを目的にして勉強を教えれば、勉強嫌いになる子はひとりもいなくなるでしょう。

 差をつけて比較してがんばらせるのではなく、面白さを味わえるようにして自然に熱中できる工夫をするのが本当の教育です。


 そこで、今日のテーマは、勉強。

1、勉強についてひとこと、
 又は、
2、「べん、きょ、う」又は「す、た、でぃ」で五七五、
 又は、
3、何でも自由にどうぞ。


 勉強をつまらないものにしている原因のひとつは、大人が勉強をつまらないが我慢して取り組む苦しい作業のように考えているところにあります。

 そういう考えで自分自身が勉強してきたので、子供にもそういう考えで接してしまうのです。

 まず、大人が、勉強や仕事を楽しい発見や創造だと考えることが必要です。

 もちろん、途中には、時間のかかるだけの面倒な作業もありますが、それは、いい料理を作るために道具を磨いているような時間と考えればいいのです。


 まだ寒い日が続きますが、だんだん春が近づいてくるのがわかるような毎日です。

 道ばたに咲いている水仙のつぼみが、もう開きそうなほどにふくらんできました。


 それでは、今日も、発見と創造のあるいい一日をお過ごしください。


言葉の森のfacebookページ
http://www.facebook.com/kotobanomori

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物の流れとディジタル化の波(facebook記事より) as/1408.html
森川林 2012/01/18 07:42 



 言葉の森のfacebook記事です。

====
 情報のやりとりの時代から、
 物のやりとりの時代へ。
 その新しい流れが、
 ディジタル化の進行とともに起きている。

 例えば、読書は今後、ディジタルブック化が進行していくでしょう。日本の家屋は狭いので、本を買っていると、人の住むスペースがなくなってしまうのです(笑)。

 しかし、その一方で、文章を書く作業は、手書きからキーボードへ、そして今また、部分的に手書きに戻っています。

 手書きの方がしっくり来るのは、考え事をするようなときです。(言葉の森の作文の勉強では、構成図を書くとき)

 これからの学校では、プログラミング技術が必須の教養のようになるでしょう。

 しかし、それと並行して、物作りが新しい形で復活してきます。

 切ったり、折ったり、曲げたり、叩いたりという作業の価値が見直されてくるのです。

 どちらも本物の流れなので、その波の乗り方にその人の個性が現れます。

 この流れにうまく乗れば、合理的でありながら人間的である生活ができます。

 現代は、そういう不思議で混沌とした時代なのだと思います。


 ということで、今日のテーマは、波の不思議。(何だか科学の絵本みたい)

1、波についてひとこと、
 又は、
2、「な、み、のり」又は「ふ、し、ぎ」で五七五、
 又は、
3、何でも自由にどうぞ。


 今日は久しぶりの青空です。

 やはり太陽がさんさんと照っていると、気分も更に明るくなります。

 世界の情勢もまだ混沌としていますが、どういう波が来てもうまく乗れるように、気持ちはいつも明るく持ち続けていきましょう。

 それでは、今日も乗りのいい一日をお過ごしください。

言葉の森のfacebookページ
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●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
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