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「19×19までの暗算をどう身につけるか」という記事を読んで as/4589.html
森川林 2022/12/06 08:30 


●動画:https://youtu.be/yVeKWhgfVt0

 受験の算数で計算の問題が単純に出ることはほとんどありませんが、応用問題の一部として計算が必要になる場面はかなりあります。

 特に、公立中高一貫校の入試問題は、理科や社会の問題についても、ややこしい計算をさせる問題が出てきます。
 教科書に準拠した問題を出すという制約があるので、計算力や問題を解くスピードで差をつけようとしているのです。

 将来の入試は、電卓持ち込み可、辞書持ち込み可のようなものになると思います。
 というよりも、今のような入試はやがてなくなると思います。
 しかし、とりあえず、今の小学生は、そういう計算力や漢字力のようなものも強化しておく必要があります。

 計算力を上げる方法のひとつは、百ます計算のように単純な計算練習を毎回時間を測りながら行うことです。
 時間を計測して上達していることがわかると、やる気が出てくるので長く続けられます。
 しかし、毎回の勉強は長くやりすぎないことが大事です。
 「もっとやりたい」と思うところで止めておく方がいいのです。

 もうひとつは、インド式算数のように、基本的な計算は暗記してしまうことです。

 言葉の森の計算表は、11×11から19×19までを九九のように暗唱して覚えてしまう練習の表です。
 例えば、19×19は「いくいく さろい」です。

 幼長から小学2年生のころまでは暗唱力があるので、こういう表もすぐに頭に入れてしまいます。
 九九の記憶のように、いったん頭に入ったものは、いつでも使えるようになります。
 だから、幼長から小2にかけては、暗唱、漢字表、計算表に力をいれていくといいのです。

 暗唱するコツは、いちばん最初はゆっくり正確にやり、慣れてきたら早口でやることです。
 最初に間違った読み方をすると直らなくなります。

 そして、確実に暗唱できるようになるまでは、うろ覚えで思い出そうとしないことです。
 思い出そうとすると、思い出す癖も一緒に暗唱の中に入ってしまうようになります。

 また、できるだけ同じ教材で同じ順番どおりにやることです。教材を変えたり、順序を変えたりすると、暗唱が定着しなくなります。

 総合学力クラスの教材です。

「暗唱文集」
https://www.mori7.com/mine/as5.php

「漢字表」
https://www.mori7.com/mori/kgkannji.php

「計算表」
https://www.mori7.com/mori/kgkeisann.php


 ところで、「DIAMOND Online」に次のような記事がありました。
「受験生は19×19までの暗算をマスターして「心理的優位」を身につけよう」
https://diamond.jp/articles/-/313567

 こういう工夫をして暗算をマスターする方法もありますが、私は、単純なことは単純に頭に入れてしまえばいいと思っています。

 単純なことを頭に入れたあと、考える勉強は作文と親子の対話で行います。
 考える勉強のもとになるものは、読書と、国語の問題文の難読と、算数数学の考える問題と、理科社会の知識と、自分から進んで行う体験です。
 それらの勉強を行う環境で大事なことは、できるだけ友達と一緒に明るく楽しくやることです。

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冬休み中の授業と冬期講習のお知らせ as/4588.html
森川林 2022/12/05 08:36 


■冬休み中の授業について

  1. 言葉の森の授業は、カレンダーのとおりです。
    https://www.mori7.com/mine/mine_koiwa.php
  2. 「休」や「宿題」となっているところは、授業がありません。
    具体的には、12/29 12/30 12/31 1/1 1/2は、授業がありません。
  3. 授業のある日に、欠席される場合は、早めにご連絡ください。
    ホームページの「よく使うリンク」の「1.欠席連絡」のところから連絡ができます。
    https://www.mori7.com/kennsaku/
  4. 年末年始は、講師の都合で休講になる場合があります。
    (1)作文個別の生徒で、講師が休講になり代講の講師が決まらない場合は、前日の19時までに個別れんらく板からご連絡します。
    (2)オンラインクラスの生徒で、講師が休講になる場合は、オンラインクラス一覧表に休講が表示されます。
  5. 講師の休講、又は、生徒の欠席で授業ができなかった分は、振替で授業を受けてください。
    振替のできる日程の範囲は、授業を受けなかった日の前後1か月です。(例えば、1月に授業を受けられなかった場合、12月~2月の範囲で振替ができます。)
    (1)作文個別の生徒は、電話で振替の授業を受けてください。
    (2)オンラインクラスの生徒は、オンラインクラス一覧表で振替のクラスを選択してください。
    (冬期講習のクラスには、振替はできません。ただし休講の分の振替に限り、冬期講習のクラスでも振替ができます。)

■冬期講習について

  1. 冬期講習の期間は、12月24日(土)~1月9日(月)です。
    受講できる講座は、オンラインクラス一覧表の12/24以降に表示されています。
  2. 冬期講習の受講の仕方は、下記の動画を参考にしてください。
    https://youtu.be/2ofU707eQko
  3. 冬期講習は次のように行います。
    ・冬期講習に参加する場合の受講料は、1回1,650円です。
    ・欠席※1 の振替で冬期講習に参加することはできません。
    ・休講※2 の振替で冬期講習に参加することはできます。
    ・欠席の振替は、これまでと同じように、(冬期講習ではなく)通年講習で振替をしてください。
    ・新しい講座に初めて参加する人は、初参加説明会に参加してください。
    ・教材は、今使っているものを使うか、それがない場合は教材注文フォームから注文してください。
    https://www.mori7.com/teraon/jgkyouzai.php
    ※1 欠席=生徒都合により授業を欠席する場合
    ※2 休講=講師都合により授業ができない場合

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