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記事 2054番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/5/1
勉強を教えテストをするのではなく、勉強の仕方を教えることが大事 as/2054.html
森川林 2014/01/23 07:41 



 facebook記事より。

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 学校というのは、勉強の仕方を教える場でなければなりません。
 今、学校の多くは、勉強の中身を教え、それをテストする場になっています。

 だから、子供たちは勉強の仕方がわからなくて塾に行くのです。

 中学生というのは「小学生+α」であって、決して、「中学生になったから自分で考えてやりなさい」というわけにはいかないのです。
 だから、いちばんいいのは、家庭で勉強の仕方の基本を教えてあげることでず。


▽関連facebookグループ「中学生の勉強室」
https://www.facebook.com/groups/tyuubenn/

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勉強の仕方(119) 

記事 2053番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/5/1
勉強面の注意は抑え、躾面の注意は繰り返す as/2053.html
森川林 2014/01/23 07:38 



 facebook記事より。

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 子供の作文について、「どう注意したら、もっとよくなるでしょうか」と聞くお母さんがいます。
 すると、先生の中にも、「もっとこういうところを注意したらいいのではないですか」と答える人がいます。

 これは、ある点では普通の会話で、何も問題はないのですが、実は、大きく見ると、つい注意したくなるお母さんの癖というものがあります。

 子供の作文でも、音読でも、読書の仕方でも、大人が見れば注意したくなることはたくさんあります。
 しかし、そこで注意したくなる癖をそのまま出してしまうと、子供は次第に作文を見せなくなったり、音読をしなくなったり、読書をしなくなったりします。

 特に、子供が小学2年生のころまでは、親の言うことを素直に聞くので、親もあまり考えずに注意してしまうことがあります。
 子供が素直なうちこそ、お母さんは、注意はせずにできるだけいいところを見てあげる必要があります。

 しかし、躾については、逆に例外なく注意することが大切です。
 例えば、玄関の靴をそろえるなどということは、毎日のように言わなければ習慣になりません。
 一度でも例外を見逃がすと、習慣はすぐに崩れます。

 つまり、勉強などの能力に関することは注意せずに褒めて励まし、躾などの態度に関することは例外なく注意するという使い分けが必要なのです。


▽関連記事
「子供の勉強をコントロールしすぎて親子喧嘩に」
https://www.mori7.com/index.php?e=1566

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記事 2052番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/5/1
パズルのようなテストの勉強ではなく、もっと本質的な勉強を as/2052.html
森川林 2014/01/21 05:58 


 中学生の数学の問題を作っていて、そういえば、昔自分もこんなことをしていたなあと思いました。
 そして、因数分解のいろいろなパターンを見て、これは、結局クイズを解くような面白さはあったが、それが何かの役に立つことはなかったなあと思いました。

 2次方程式で実際に仕事に役立ったのは、解の公式です。芸のないやり方だと思う人も多いと思いますが、これなら、どんな二次関数にもあてはまります。
 そう考えると、因数分解できれいに解ける問題は、結局人為的に解けるように作られたパズルでしかなかったのだと思いました。

 今、小学校高学年や中学生、高校生で行われている勉強のほとんどは、大事なことだから教えられているのではなく、テストに出そうだから教えられている勉強です。
 そのテストは、学力を見るためのテストではなく、生徒を選抜する目的で差をつけるためのテストです。
 だから、因数分解のいろいろなパターンを組み合わせ、その解き方のコツを知らないと、短時間では解けないような問題が出されるのです。

 しかし、そういう時代は、これから急速に過去のものになります。
 それは、主にアメリカから広がっているIT教育革命が、すぐに日本にも届くようになるからです。
 この教育革命の本質のひとつは、入学試験がなくなることです。誰でもネットから自由に教材をダウンロードでき、どの先生のどの授業も自由に受けられるので、わざわざ人数制限の入学試験を行う必要がなくなるのです。

 これまでの入学試験では、試験に合格するための勉強で疲れ果てているような子が合格しました。難関校ほどそうです。だから今、大学の最難関校と言われている東大でも、低思考力の人が増えているのです。
 つまり、読書や遊びの自由な時間という厚みがなく、受験勉強だけしてきた薄い学力の子が合格するという面が生まれてきています。
 すると、そういう生徒は、大学に入ってももう学問をする余力も意欲もありません。高校までの受験勉強と同じような発想で、大学での勉強も与えられたものをただ上手にこなすだけという勉強の仕方になってしまいます。そういう人たちにとって、大学は、就職予備校のようなものになっていますが、もちろん就職しても民間で活躍できるだけの活力はありません。

 IT教育革命でスタートする大学は、これまでの大学とは正反対です。誰でも無試験で教材も授業も自由に利用でき、それをもとに自分で考えたものを持ち寄り互いに切磋琢磨する場が大学になります。
 基礎学力のない人は、そういう交流にはもちろん入れませんが、それと同時に受験勉強しかできない人も、そのような交流にはついていけなくなります。

 そのときに、因数分解のいろいろなパターンを知っているというのは、受験勉強には役立っても、大学での自由なディスカッションには役立たないということがわかります。
 2次方程式は解の公式で解けるという理解さえあれば、その公式すら覚えていなくても十分に話が深まるのです。あるいは、未知数はその数と同じだけの等号があれば解けるという理解であってもかまいません。必要なときにその情報を探せればいいのです。

 もちろん、世の中には、因数分解のいろいろなパターンの知識が必要だという仕事もあるのかもしれません。
 しかし、今の中高生の勉強は、あまりにも、真に必要なことよりただ差のつくことに向けられています。それでは、成績はよくても、社会で活躍することはできません。

 したがって、ここから、これからの子育ての重点がわかってきます。
 それは、第一に、全教科の基礎学力をしっかりつけておくことです。第二に、高校生までは勉強ばかりしないことです。そして、第三に、大学生になったらしっかり勉強することです。
 これは、子供の努力だけでできることではありません。そういう社会の仕組みを大人が作っていく必要があるのです。

解の公式

  -b±√b2-4ac
x = ――――――
    2a

 しかし、では、因数分解は意味がないのかというとそうではありません。
 それは、大きく見れば、論理の美しさという感動を子供たちに伝えるための教育として意味があるのです。(つづく)

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算数・数学(22) 

記事 2051番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/5/1
言語と映像が融合した図解を伴う作文力 as/2051.html
森川林 2014/01/20 04:13 



 言語の弱点は、ビジュアルに、つまり平面図的に表現できないことです。言語の特徴は、時系列的に、長く論じる又は深く論じるという方向を持つことです。

 一方、映像は平面的です。映像が長さや深さを持つためには、映像が時間の経過の中で複数配置されていることが必要です。そのような形で、映像が時系列的に言語化されたものが図解です。

 わかりやすい文章は、構造を持っています。その構造の表現の仕方のひとつが、「第一に」「第二に」「第三に」という書き方です。また、文章をわかりやすい形で段落に分けるというのも、構造化するひとつの方法です。

 作文の意義は、考えを深め、それをわかりやすく伝えることにあります。
 これからの作文力は、文章に構造を持たせるとともに、その構造を図と絵で表せるような力になってくると思います。

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作文教育(134) 

記事 2050番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/5/1
作文力は対話のある通信教育で as/2050.html
森川林 2014/01/19 14:55 


作文が得意な子は、家庭で教えて嫌いになるよりも実績のある専科指導で

 幼児のころから絵本が好きで自分で文章のようなものを書く子がいます。すると、お母さんはそれを見て、もっと上手に作文を書けるようにしたいと思い、文章の書き方を教え始めることがあります。

 しかし、最初のうちお母さんに教えられて喜んで書いていた子も、途中からだんだん作文を書くことをしぶるようになることがあります。それは、お母さんがつい熱心に教えすぎてしまうからです。

 素直な子は、それでもしばらくは黙ってお母さんの言うとおりについてきます。しかし、そういう勉強は長続きしません。作文が得意な子ほど、教えすぎない教え方が大事なのです。

 言葉の森では、小学生から作文の勉強を始めて、高校生まで続けている子がたくさんいます。それは、教えすぎない独自のコツが指導の中にあるからです。


作文の苦手な子でも、言葉の森の事前指導法なら書くことに自信がつく

 小学生の間に、作文を書くのが苦手で嫌いになる子がいます。それは、多くの場合、低学年のときせっかく書いた作文を赤ペンでびっしり直されてがっかりするようなことがあったからです。

 そういう子は、言葉の森の勉強を始めるときも、最初は緊張して先生の電話の説明を聞きます。しかし、何をどう書けばいいかというわかりやすい説明を聞くと、すぐに楽に書けるようになります。

 子供の作文は、書いたあと、できるだけ注意しないことが大切です。作文は作文の上で直しても上手にはなりません。読む力をつけることが書く力をつけることにつながります。

 苦手な子は、注意して直されることによってますます苦手になります。言葉の森の事前指導があれば、褒めることで作文を書く力がついてくるのです。


月1回や隔週1回の密度の薄い勉強ではなく、毎週の電話がある作文指導

 今の子供たちは、1週間の間に多くの習い事をしていることがあります。そこに、新たに作文の勉強も始めようとなると、月に1、2回の勉強の方が負担がなくてやりやすいのではないかと思いがちです。

 ところが、子供の学校生活は1週間のサイクルで動いています。だから、月に1回や2回の勉強だとかえって生活習慣になりにくくなります。

 生活習慣にならないと、作文の勉強の開始を毎回お母さんが言わなければなりません。言われてやる勉強は更に心理的な負担が大きくなってきます。

 子供の作文力をつけるなら、最初から本格的に取り組み、毎週の勉強開始も電話指導を合図に始められるようなものにしていく必要があるのです。


ほかの塾や通信の作文講座では続けられなくても、言葉の森なら毎週書ける

 学習塾で作文講座を行うところも増えています。授業で作文の書き方などを教えてもらうと、最初は新鮮な気持ちで勉強できますが、個別のアドバイスがないことが多いので次第に飽きてきます。

 また、上手に書けた生徒の作文をプリントして渡すところもよくありますが、その後の指導がないことが多いため、選ばれなかった子がただ自信をなくすだけになることもあるのです。

 言葉の森の作文指導は、それぞれの子に具体的な書き方を指示し、その指示に応じてその子の書いた作文を評価します。だから、直すことよりも褒めることが勉強の中心になります。

 子供にとっては、勉強の努力する方向がわかり、努力したことが報われる作文指導なので、だれでも意欲的に取り組めるようになるのです。

作文力は対話のある通信教育で

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