この連休明けに、言葉の森のホームページをスマートフォン対応にしました。
パソコンの画面で見ると、横幅が900ピクセルぐらいになっているだけで変化はあまりありませんが、スマートフォンで見ると横幅が半分ぐらいのサイズになり、文字も少し大きくなります。また、縦に3列の画面が1列だけになるので、そのままずっと下まで見ていけば全部の画面が見られるようになります。スマートフォンよりも少し画面が大きいタブレット端末の場合は、スマートフォンよりももう少し幅が広くなります。
これからのインターネット利用は、パソコンよりもタブレットやスマートフォンが主流になると思います。
今後、ほかのページもスマートフォン対応で見やすいものにしていく予定です。
しかし、スマートフォン対応の先にあるものは、グーグルグラスのようなウェアラブルコンピュータになると思います。
目の前に広がる景色のような感じのモニター画面になるので、マウスやキーボードなども変わります。たぶん手袋をつけて、バーチャルな画面を手で操作するような形になるのでしょう。
画面のサイズは、理論的には360度ですから、インターネットの世界はますますバーチャルリアリティの世界になっていきます。
こういう世界で大事なことは、知識やお金や物や消費ではなく、自分の手で何かを作り出すことになります。
世の中は、大きく変わるように見えますが、実は科学技術の進歩のあとに、だんだんと人間本来の姿に戻っていっているのだと思います。
(写真はCNETより)
http://japan.cnet.com/news/service/35031656/19/
タブレットPCを使った作文教育の利点について考えてみました。
第一は、図や絵を同時にかけるということです。文章を書く前に、自分がやこれから書こうと思うことを図示できるように考えておくことが大切です。簡単なメモのようなものであっても、事前に全体の構成を考えて書き出すのと、何も考えずに書き出すのでは文章のまとまりに大きな違いが出てくるからです。そのときに、手書きが役に立ちます。
第二に、手書き入力をして、その手書きの文字を文字認識する形で書いていくと、自然に読みやすく丁寧な字を描くようになります。字の丁寧さは、人間が「丁寧に書きなさい」と何度も言ってもなかなか直らないのが普通です。しかし、機械が丁寧に書かれた文字しか正しく認識しないということになれば、子供は自然に丁寧に書くようになります。
第三に、漢字を覚えるようになることです。手書きで書いた文字を変換すると、漢字の候補が出てきます。これまでは書けない漢字があると、人に聞くか辞書で調べるかしかありませんでした。手書き入力した文字を変換するのであれば、手間をかけずに自分の書こうとする漢字を調べることができます。
第四に小学校低学年の生徒でも普通の漢字かな交じり文をテキスト形式で書けるので、森リンのような自動採点ソフトが使えます。文書の評価は人間が行うと、甘くなりすぎたり辛くなりすぎたりしますが、ソフトによる評価は客観的なので、文章力を向上させる励みになります。
第五に、これからの文章はただ文字を書いて埋めるだけではなく、その文章に写真や画像や音声などの様々な表現手段を組み合わせるものになってきます。文章を書く目的のひとつは、他人に感動や情報の中身を伝えることですから、文字以外の様々な表現媒体も併用していく必要があります。
言葉の森では、今後タブレットパソコンと手書き入力を活用した作文の指導法考えていきたいと思っています