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記事 3125番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/4/27
ネットを活用した参加型の教育を広げる――平成30年の抱負 as/3125.html
森川林 2018/01/03 08:56 


 私がいつも思っているのは、日本をよりよい国にしたいということです。
 それを、主に作文を中心とした教育の開発と普及を通して行っていきたいと考えています。

 これからの教育は、(1)実力を育てる教育、(2)家庭に根ざした教育、(3)文化を高める教育、(4)創造を生み出す教育になると思います。

 これらはそれぞれ、現代の、(1)勝敗を基準にした教育、{2)教える専門家に任せる教育、(3)点数を目的とした教育、(4)競争に勝つための教育と対比して考えたものです。

 この理想とする教育を進めるための方法として生かしていきたいと思うのは、第一に35年間の作文指導の蓄積、第二にオンラインツールの活用、第三に講師・父母・生徒・HPやFB読者の交流です。

 具体的には、これが今年の目標になりますが、
1,生徒どうしの発表交流の充実、
2,講師・保護者の定期的な懇談会交流の企画、
3,森プロメンバーの研修交流の企画、
4,寺子屋オンライン企画である、思考発表クラブ、自主学習クラス、オンライン作文コース、読書作文キャンプの充実、
などです。

 これらの目標について、言葉の森の長所や独自性を発揮できると思うのは次のようなことです。
 第一に、言葉の森の講師・父母・生徒・読者に人間性の高い人が多いと思うことです。
 第二に、ウェブ会議室を活用した参加型のオンライン教育ができることです。
 第三に、講師間、講師生徒父母間、Facebookグループなどで、生きたつながりができる条件があることです。
 第四に、森林プロジェクト、森リン、作文検定、暗唱検定など、独自の組織やシステムがあることです。

 そこで、平成30年(2018年)の方針をひとことで言うと、「ネットを活用した参加型の創造性教育を広げる」ということになります。

 ネットを活用するので、海外にいる日本の子供たちの教育も、国内と同じようにカバーできます。
 海外の教育に関して最近大きな進歩があったのが、仮想通貨を使った決済ができるようになったことです。

 しかし、仮想通貨はまだ発展途上で、第一世代のビットコイン、第二世代のイーサリアムに続いて、第三世代の通貨がいろいろな形で実験されている途中です。

 言葉の森も、オリジナル仮想通貨でやりとりをすることを考えていましたが、実際にやってみると、まだウォレットの準備を通貨ごとに行わなければならないなど、不便な点が多いことがわかりました。

 だから、しばらくは、ブロックチェーンを使わない仮想通貨システムでやっていく予定です。

 それでは、今年もよろしくお願いいたします。


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森川林 20180103 1 
 年末からいろいろ考え事をしていたら、いつの間にか、もう3日になっていました(笑)。・
 そこで、今日は、今年の抱負を書きました。
 海外の決済に仮想通貨が使えることがわかったので、今年は海外の生徒指導をもっと盛んにする予定です。
 しかし、当面は時差の少ない東南アジアが中心です。
 海外で森林プロジェクトをする人が増えたら、海外の範囲をもっと広げていきたいと思っています。


nane 20180103 1 
 今年のテーマは、オンラインを活用した参加型の創造性教育の開発と普及です。
 2、3年後は、オリジナル仮想通貨でICOを行う予定です。
 おすすめです(笑)。


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那須高原の合宿所の壁の塗替え as/3124.html
森川林 2017/12/30 08:01 


 那須高原の合宿所の壁の塗り替えが終わったというので、28日の夜、工事をしてくれた人との確認に行ってきました。

 横浜より寒いとは思っていましたが、道路が全部凍っているのには驚きました。
 新幹線が那須塩原駅についたのが23時ごろだったので、それから車で約30分、ほとんど車の通っていない道をとぼとぼと走りました。


 横浜では、スタッドレスタイヤなどはまず必要ありませんが、こちらでは必要だろうと思って一応つけておいたのがかなり役に立ちました。
 雪が深いことも考えてチェーンも持っていったのですが、幸いチェーンを使うほどのところはありませんでした。


 合宿所に着いてみると、駐車場も、玄関の前も、雪の吹き溜まりができていて、長靴を持ってこなかったので、靴はすぐびしょ濡れになってしまいました。

 水道は止めているので使えませんでしたが、電気はあるので、ペットボトルの水を飲んで休憩。
 翌朝は、気持ちのいい快晴でした。

 しかし、こういうところによく人が住んでいるなあというのが、正直な感想でした。那須に住んでいる人、すみません。(笑)
 その代わり、夏は涼しくて過ごしやすいところです。

 来年の夏も、読書作文自然キャンプをやる予定ですが、今度は準備がたっぷりできるので、更に充実したものになると思います。
 以上、年末の近況報告でした。


 向かいにあるエスポワールというペンションの横から朝日が。


 これが合宿所の正面。雪かきをしたあとなので、雪の上が汚れていますが、雪かきをする前は真っ白でした。


 ちょっと遠くから。駐車場が雪の吹き溜まりに。


 合宿所から帰る道。こんな道がしばらく続きました。


 景色はきれいです。


 こんなところにも、人が住んでいる(笑)。


 駅に近くなると本通りはもうこんな感じで、だいぶ走りやすくなりました。左右にあるのはアカマツの林。

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森川林 20171230 1 
 那須の合宿所に、とんぼ返りで行ってきました。
 雪が結構積もっているので、冬の合宿もできるようになるかと思いました。
 そうすると、夜の反省会は、雪見で一杯となりそうです。

nane 20171230 1 
 前は、縦のもの上半分が白、下半分が茶色でしたが、どちらも汚れていたので、塗り替えました。
 下半分を緑色にしたのは、ペンキ屋さんが、「緑が余っているから」という理由で(笑)。
 看板が茶色なのは、那須地方は景観保護のために看板は茶色と決まっているようだからです。
 セブンイレブンの看板なども全部茶色でした。
 これは、これでいいことだと思いますが。

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言葉の森のLINE@スタート as/3123.html
森川林 2017/12/26 15:04 


 1月から、言葉の森のLINE@で、有益な情報やお得な情報をお送りします。
 LINEをご利用の方は、言葉の森のLINE@を友達に追加してください。

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 また、森林プロジェクトのLINE@も、1月からスタートします。
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好評につき1月から思考発表クラブの曜日を拡張。(体験学習あり) as/3122.html
森川林 2017/12/26 14:55 


 思考力、発表力がつき、読書のレベルが上がり、勉強の意欲がわくという評価の高い「思考発表クラブ」の曜日と時間を1月から拡張します。

 どんな勉強をするのかご関心のある方は、無料体験学習(2回)にご参加ください。
 月 18:00~18:45(小4~6生対象)
 月 19:00~19:45(小4~6生対象)(新設)
 火 18:00~18:45(小1~3生対象)
 火 19:00~19:45(小4~6生対象)
 水 18:00~18:45(小1~3生対象)
 水 19:00~19:45(小4~6生対象)
 木 18:00~18:45(小1~3生対象)
 金 18:00~18:45(小1~3生対象)(新設)
 金 19:00~19:45(小4~6生対象)(新設)

 なお、1クラスの生徒の人数は3~6名を基準としています。
 そのため、新設のクラスが3名に満たない場合は、開講をお待ちいただくことがあります。
 また、6名を超えた場合は、同じ曜日時間でクラスを二つに分けることがあります。

 授業の内容は、読書の紹介(必須)、作文の構想図書きと発表(必須)、理科実験・工作・社会経験などの自由発表(任意)です。
 無料体験学習は、どなたでも受講できます。
 体験学習のあと、継続される場合の受講料は月額2,160円です。

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TAKEDA 20180101  
6年でお世話になっている者です。4月からの中学生のクラスがないことを残念がっています。 予定はありませんか?


森川林 20180103  
 TAKEDAさん、ありがとうございます。
 確かに、せっかくあれだけ充実しているのですから続けたいとは思うのですが、中学生はいろいろ忙しくなるし、反抗期にもなると思うので(笑)、回数を少なくして、作品を自分でアップロードをする形で、小学5・6年生と合同クラスでやろうかと考えているところです。

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思考力とは何か--算数の思考力と読書の思考力 as/3121.html
森川林 2017/12/26 14:46 


 先日の保護者懇談会で、「思考力とは何か」という質問が出ました。

 今、書店では、子供向けの算数クイズのような思考力を育てる問題の本がいくつか出ています。
 いずれも頭を使って考える面があるので、大人にとっても面白い問題です。
 そういう算数クイズのような本で、思考力を育てるのはどうかという意見があったのです。

 こういう算数・数学の問題で、確かに思考力はつきます。
 しかし、それは算数・数学の狭い分野に限定された思考力です。

 世の中に出て遭遇するさまざまな問題にその思考力が適用できるかというと、そういうことはかなり限られています。

 日本のロケット開発の父とも言われる糸川英夫氏は、その著書の中で、「数学が、考える力をつけるわけではない。それは大学教授会の数学科の先生の発言を聞いていればよくわかる」と皮肉を書いていたことがありました。

 数学の思考力というものは、確かにありますが、それは一般の思考力と混同され過大評価されている面があるのです。

 では、思考力を育てるものは何かと言えば、それは困難な課題への挑戦と、難しい本の読書だと思います。

 なぜかというと、困難な挑戦や読書によって、人間が普通に平面的に考えるところから、一歩進んで立体的に考えることができるようになるからです。
 そういう立体思考は、ほかのところにも応用できます。

 だから、子供の思考力を育てるためには、難しい本を読ませたり、難しいことに挑戦させたりすることです。
 しかし、「させる」という面が強くなると、子供の自主性を育てる面ではかえってマイナスになります。

 いちばんいいのは、説明的な文章の面白さに気づかせることと、小さな挑戦であっても子供が独自にやろうとしたことをいつも評価してあげることです。

 そして、親自身が、子供との対話の中で、知識ではなく思考を使って話をするように心がけることなのです。

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nane 20171228 1 
 子供たちの得意だと考える勉強の第一位は算数でしたが、同時に、子供たちが苦手と考える勉強の第一位も算数でした。
 これはどういうことかというと、算数は考える力が問われる勉強だと思われていると同時に、実は本質は知識の勉強だということなのです。
 ただし、その知識の量と組み合わせ方が多く、他の知識の勉強のようにすぐには成果が出てこないので、頭のよさに左右される勉強だと考えられているということなのです。


森川林 20171228 1 
 よく、「知識よりも思考力」などと言いますが、その思考力という概念は実はかなり曖昧なものです。
 というのは、誰でもいつも何らかの形で思考しているので、思考するということがかえってとらえにくいからです。
 そこで、思考力というものがわかりやすく形として見える気がする、算数のクイズや、慣用句の知識などに人気が出ているのだと思います。
 しかし、現実の生活に適用できる本当の思考力は、読書と対話の中で育つのです。


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