作文が好きで得意なのに、模試の点数が悪かったというケース オンラインの少人数クラスで次々に暗唱をする子供たち 9月4週に発表交流会と保護者懇談会 小1親子作文をはじめとする寺子屋オンライン作文クラスと森林プロジェクトの講師 日曜朝の「親子作文」体験学習の1回目の授業の説明動画

記事 3412番  最新の記事 <一つ前の記事 一つ後の記事> 2018/12/14 
毎回の作文が日に日に上達する作文クラス――時間よりも意欲に比例する作文力
森川林 2018/09/22 11:50 

 作文は、他の教科の勉強と違って、○や×がつくような正解がありません。
 だから、よく書けたとか、面白いものが書けたとか、頑張って書けたとか、そういう評価が中心になります。

 確かに、言葉の森の作文指導の場合は、項目ができたかどうかで生徒が自分で○×をつけられることと、森リン点で点数が出るという違いはあります。
 しかし、基本は○×がつく性質のものでなく、内容がよく書けたかどうかというところが作文の評価の中心になります。

 すると、作文がよく書けるようになるためには、材料を準備してくるとか、意欲的に書くとかいう、作文以前の心構えのようなものが大事になってきます。

 作文を初めて書くときは、誰でも頑張って書くので上達もしやすくなります。
 しかし、評価に具体的な○×がつかないために、だんだんと書くことに慣れてマンネリ化してくることがあります。
 だから、本人の意欲をいかに持続させるかということが、作文指導で重要なことになってくるのです。

 言葉の森のこれまでの指導は、担任の先生が毎週の電話で個別に話をする中で、子供たちの意欲を持続させるという指導法が中心でした。

 しかし、寺子屋オンラインで複数の生徒が作文を発表し合う形で勉強していると、子供たちの作文を書く際の意欲が更に持続するようになってきました。
 その結果、作文が苦手だった子もどんどん上手になり、作文がもともと好きだった子は更に高度な作文に挑戦するということが起きてきました。

 これからの勉強は、作文に限らずどの分野でも、先生にただ教わるだけのものではなく、子供どうしが互いに発表し感想述べ合うようなものになってくると思います。

 今はまだ参加者が限られているので、複数の学年が混在していますが、今後は寺子屋オンライン作文クラスに参加する生徒を増やし、学年別に分けた指導にもっと時間がとれるようにする予定です。
 ただし、異なる学年の生徒の作文を読むことも参考になるので、それは毎月の発表交流会でカバーしていきたいと思います。


●言葉の森 受講案内 ●森林プロジェクト 講師育成講座

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
寺子屋オンライン(101) 作文教育(134) 

コメント欄

森川林 2018年9月22日 12時39分  
 少人数クラスのいいところは、参加者全員に、発表と質問と感想を述べる機会があることです。
 すると、普段、学校などでは発言しない子も、自然と発言するようになります。
 また、みんなの読書紹介の司会なども、ほとんどの子が持ち回りでできるようになります。

 聞くだけの勉強であれば、居眠りしながらでも受けることができますが、自分が司会をしたり、また司会でなくてもいつでも自分が何か言わなければならなかったりする勉強だと、自然に集中するようになります。
 同じ時間の勉強でも、受け身の勉強と参加的な勉強では、密度が何倍も違うのです。

 そして、更によいことは、自分が発言したり、ほかの人が発言するのを聞いたりしているうちに、コミュニケーション力がついてくることです。

 コミュニケーションは慣れですから、コミュニケーションの本をいくら読んでも身につきません。
 実際に、必要に迫られてコミュニケーションをとる中で、自然に身についてくるものです。

 寺子屋オンラインのクラスは、当初、学力、発表力、創造力をつけることを目的として始めましたが、それらに加えてコミュニケーション力がつくという意外な副産物があるいことがわかってきました。

 特に感心するのは、教えたわけではないのに、どの子も、ほかの人の発表のよいところを中心に質問や感想を言うことです。


nane 2018年9月22日 12時48分  
 読書も作文も苦手な子の場合、上達にはかなり時間がかかります。
 先生が、「毎日、本を読むんだよ」と言っても、「はい」と返事だけするものの、実際には家で読んだ気配がないという子もときどきいます。
 これまでのマンツーマン指導では、そういう子に本を読ませることはかなり難しいことでした。
 しかし、寺子屋オンエアの少人数クラスになると、毎回の「読んでいる本の紹介」があるので、どの子も必ず本を読んでくるようになります
 そして、だんだん本の内容も、レベルが上がってきます。
 小中学生の場合、勉強を進める上で友達の力というのは、かなり大きいということがわかりました。


コメントフォーム
毎回の作文が日に日に上達する作文クラス――時間よりも意欲に比例する作文力 森川林 20180922 に対するコメント

▽コメントはここにお書きください。
となにぬ (スパム投稿を防ぐために五十音表の「となにぬ」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

(za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
メルマガの配信
▼バックナンバー
○一般用 ダイジェスト版
○生徒用 完全版

Facebookページ
言葉の森作文ネットワーク
いいね! 17,226件
新着コメント1~3件
アマチュアの時 nane
 どんな専門家も、最初は素人です。生まれ 12/13
アマチュアの時 森川林
 これからはアマチュアの時代だなどと言う 12/13
受験作文の直前 nane
 作文力をつけるのは時間がかかりますが、 12/11
……次のコメント

オープン教育 1~10件
オープンの川
過去の記事

過去の1~30件目を表示
■作文が好きで得意なのに、模試の点数が悪かったというケース 9月21日
■オンラインの少人数クラスで次々に暗唱をする子供たち 9月20日
■9月4週に発表交流会と保護者懇談会 9月18日
■小1親子作文をはじめとする寺子屋オンライン作文クラスと森林プロジェクトの講師 9月17日
■日曜朝の「親子作文」体験学習の1回目の授業の説明動画 9月14日
■森リンの作文評価の基準は語彙の多様性とバランス 9月14日
■国語のテストはなぜ100点が取りにくいか。それは答えが間違っていることがあるから 9月13日
■7月の森リン大賞、小6、中2,高2の作文――森リン点の高い子は学力も高い 9月12日
■暗唱力のある子は何でもできるようになる 9月11日
■緻密に読む読解力、緻密に書く記述力・作文力 9月10日
■親子作文は、楽しい実験や工作が出発点 9月8日
■受験作文コースの受け付け開始、9月4週に保護者懇談会、9月17日は休み宿題、9月6日は言葉の森のホームページ記念日 9月7日
■日曜日朝の「親子作文」体験学習9月のご案内 9月6日
■自主的な勉強で能率のよい学習を進め、これからの時代に合った独学力、先取り力を育てる――自主学習コース 9月5日
■勉強や実践の成果の創造的な発表を通して、これからの学力に必要となる思考力、創造力、発表力を育てる――発表学習コース 9月4日
■これからの学力の要となる作文力を、友達との交流の中で個性て創造的に育てる――寺子屋オンライン作文 9月3日
■要素還元主義的な要約から全体論的な要約へ 8月31日
■レッドオーシャンで頑張るよりも新しいブルーオーシャンを見つけよう 8月31日
■幼児年長、小学1年生からの親子作文で日本語力を育てる 8月30日
■昼の間に夜がある 8月29日
■親子の対話は真面目さよりも楽しさを優先させて 8月28日
■近年の受験作文の傾向と対策 8月27日
■すべてをよかったことだと思うこと 8月24日
■読解力には段階がある(4)――論理的読解力の先にあるもの 8月23日
■読解力には段階がある(3) 8月19日
■読解力には段階がある(2) 8月18日
■読解力には段階がある――逐語的読解力、共感的読解力、論理的読解力、そして……(1) 8月17日
■言葉の森が森林プロジェクトで目指すもの――寺子屋オンラインの作文教育による教育改革で日本をよりよい国に 8月15日
■幼児や低学年の学習は、ドリルを解くようなものよりも、親子の対話を中心に――親子作文の意義と方法 8月14日
■森林プロジェクトの寺子屋オンライン講師育成講座(10/3更新) 8月12日
……前の30件
HPの記事検索
ホームページの全記事

 言葉の森新聞

Google+ページ
言葉の森作文オンエア

Twitter
言葉の森@kotomori

RSS
RSSリーダー

代表プロフィール
森川林(本名中根克明)

講師ブログ
言葉の森の講師のブログ

算数の通信教育
できた君の算数クラブ

カテゴリー
全カテゴリー
ICT教育(1)
遊び(6)
新しい産業(23)
暗唱(121)
生き方(41)
息抜き(19)
いじめ(1)
インターネット(25)
英語教育(10)
オープン教育(24)
親子作文コース(9)
オンエア講座(41)
音声入力(10)
音読(22)
オンライン作文(2)
外国人と日本語(4)
科学(5)
学問コース(1)
学力テスト(2)
合宿(14)
家庭学習(92)
家庭で教える作文(55)
漢字(17)
帰国子女(12)
教育技術(5)
教育論文化論(255)
教室の話題(26)
行事と文化(1)
ゲーム的教育(4)
合格情報(27)
高校入試作文小論文(10)
構成図(25)
公立中高一貫校(63)
国語問題(15)
国語力読解力(155)
子育て(117)
言の葉クラブ(2)
言葉の森サイト(41)
言葉の森の特徴(83)
言葉の森のビジョン(51)
子供たちの作文(59)
作文教育(134)
作文検定試験(4)
作文の書き方(108)
算数・数学(22)
自習検定試験(10)
自習表(5)
自然災害(1)
実行課題(9)
質問と意見(39)
受験作文小論文(89)
小学校低学年(79)
森林プロジェクト(50)
政治経済(63)
生徒父母向け記事(61)
生徒父母連絡(78)
全教科指導(2)
センター試験(7)
創造力(9)
大学入試(14)
対話(45)
他の教室との違い(22)
知のパラダイム(15)
中学生の勉强(21)
中高一貫校(11)
寺子屋オンライン(101)
読書(95)
読書感想文(19)
読書実験クラブ(9)
友達サイト(7)
日本(39)
日本語脳(15)
発達障害(1)
発表交流会(20)
東日本大震災(15)
facebook(29)
facebookの記事(165)
プログラミング教育(5)
勉強の仕方(119)
未来の教育(31)
MOOC(2)
無の文化(9)
メディア(8)
森の学校オンライン(2)
森リン(103)
問題集読書(33)
読み物(1)
四行詩(13)
未分類(378)

QRコード






 
小学生、中学生、高校生の作文(2007年4月まで)
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

Donate with IndieSquare