読む力書く力をつける言葉の森の読書作文教育 書を持って街に出よう 作文の勉強が親子バトルにならないようにする方法 森林プロジェクトの作文資格講師講座の料金改定前の受講申し込みは9月20日締め切り 国語力は忘れたころについてくる

記事 3044番  最新の記事 <一つ前の記事 一つ後の記事> 2017/12/15 
「作文が全然書けないんです」という相談
森川林 2017/09/19 07:26 

 「作文が全然書けないんです」という相談を、小学校1、2年生の子のお母さんからよく受けます。

 学校から宿題で出された作文が、全然書けないと言うのです。

 なぜ書けないかというと、いちばんの原因はこれまでに作文を書いたあと、たくさん直されたり注意されたりしたことがあったからです。

 子供はもともと無邪気なものですから、間違っていようが正しくなかろうが何でも自分の力でやりたいと思っています。

 それが作文の場合にそうならないのは、かつて作文を書いたことがあり、それを自分が予想もしていなかったところで、たくさん注意されるようなことがあったからです。

 小学校1、2年生で本をたくさん読んでいる子であれば、比較的正しい作文はかけます。

 しかし、ほとんどの子は、書けば、必ず間違ったところやおかしいところが出てきます。

 では、作文が書けない子に対してどうしたらよいかというと、まず作文が書けないという状態を続けてはいけないのです。

 子供が作文用紙を前にして途方に暮れている様子を、近くにいるお母さんが見ているだけで、そのままにしておけば、作文に対する苦手はその途方に暮れている時間に比例して大きくなっていきます。

 子供が作文が書けないときは、すぐに手助けをしてあげるのです。

 その手助けは、例えば、近くにいるお母さんが口頭で書くことを言ってあげることです。

 そして、言ったとおりに書けたら褒めてあげるというやり方でよいのです。

 何しろ書くという作業をに入ることが大切で、それを自分でやらせるということはそのあとの問題です。

 これは、自分が子供の立場になってみればわかることです。

 何かができないで困っているとき、その状態を続けるのは苦痛です。

 手助けをしてくれる人がいれば、心からうれしく思い、やがて自分の力でできるようになりたいと思います。

 手助けしてくれる人がいるから、自分はこれからもできなくていいやと思うような子はいません(笑)。

 それは、子供は、というよりも人間は、誰でも自分の中に向上心を持っているからです。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
家庭で教える作文(55) 小学校低学年(79) 

コメント欄

森川林 20170919 1 
 勉強を教えるときに大事な姿勢は、子供は成長する存在だということです。
 その成長を促すためには、できないことを叱るのではなく、できたことを褒めることです。
 人間は、褒めて励まされれば、もっとがんばろうと思うものです。
 外に出れば、子供はいろいろな困難に遭遇しています。
 家の中では、そういう困難なしに安心して甘えられる環境を作っておくといいのです。


nane 20170919 1 
 低学年の子のお母さんで、「作文が苦手で……」という相談が多いのは、学校や塾で作文を直す指導ばかりしているからです。
 書かせて直すという指導は、大人の添削の場合はありますが、初めて作文を書くような子については、まず正しい文章を読み慣れることが必要なのです。

コメントフォーム
「作文が全然書けないんです」という相談 森川林 20170919 に対するコメント

▽コメントはここにお書きください。
 ハンドルネーム又はコード:

(za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
メルマガの配信
▼バックナンバー
○一般用 ダイジェスト版
○生徒用 完全版

Facebookページ
言葉の森作文ネットワーク
いいね! 16,511件
新着コメント1~10件
コメントは24時間以内に表示
■■12月4週 nane
 江戸時代の寺子屋では、席書と言って、子 12/14
■■12月4週 森川林
 オンラインで勉強している生徒は、せっか 12/14
来年の夏合宿の nane
 以前、教室で行ったキャンプでは、参加者 12/11
来年の夏合宿の 森川林
 先の話になりますが、今から夏合宿のいろ 12/11
子育ての原点を nane
 仕事も同じ。  売上とか利益とか黒字 12/10
子育ての原点を 森川林
 原点を忘れないというのは、難しいことで 12/10
長所を伸ばすの nane
 欠点をいくら直しても、ほかの人と同じに 12/6
長所を伸ばすの 森川林
 子供は、基本的に褒めているだけでいい子 12/6
【重要】12. nane
 最近は、オンラインの勉強が限りなくリア 12/6
【重要】12. 森川林
 思考発表クラブというのは、作文の構想図 12/6
……次のコメント

オープン教育 1~10件
オープンの川
過去の記事

過去の1~30件目を表示
■読む力書く力をつける言葉の森の読書作文教育 9月18日
■書を持って街に出よう 9月17日
■作文の勉強が親子バトルにならないようにする方法 9月16日
■森林プロジェクトの作文資格講師講座の料金改定前の受講申し込みは9月20日締め切り 9月15日
■国語力は忘れたころについてくる 9月15日
■作文は人に見てもらうことでうまくなる 9月14日
■作文は準備のときに考える――将来の目標は10分1000字作文(構想図の例付き) 9月13日
■作文はできることに力を入れるから楽しく書ける(2) 9月12日
■作文はできることに力を入れるから楽しく書ける(1) 9月12日
■見えるのは結果だが、身につくのは過程 9月11日
■未来の教育作り――言葉の森の今後の方針 9月11日
■1677万色の自然 9月10日
■幼児期からの英語教育より、日本語の土台を作ること 9月10日
■小学1、2年生の作文は、書くことよりも読むことに力を入れる 9月9日
■森林プロジェクト9.9説明会のご案内 9月8日
■低学年の勉強は、能率第二、納得第一で 9月8日
■公立中高一貫校受験という選択(2) 9月8日
■真面目な先生より面白い先生――子供が勉強に熱中するとき 9月7日
■公立中高一貫校受験という選択(1) 9月7日
■勘違いの勉強のさせ方――自分の力でやらせようとする 9月6日
■小学1年生は勉強の仕方を確立する大事な時期――間違いは褒めて直すもの 9月5日
■小学4年生が反抗期の始まり=自立の始まり 9月4日
■分かりやすい映像の授業で思考力が低下する――考える力は文章を読むことによって育つ 9月3日
■小学校低学年の日記の宿題を国語力アップに生かす 9月2日
■中学生になって本を読まなくなるのは、小学校高学年のころの読書のあり方に遠因 9月1日
■森林プロジェクト問い合わせの人にお送りした「読書感想文の書き方」に多数の誤字と文字化け 8月31日
■人口の教育から自然の教育へ 8月31日
■上達にいちばん時間のかかるのが作文(2) 8月30日
■2020年入試改革に対応した学力はどのように評価されるか(2) 8月29日
■2020年入試改革に対応した学力はどのように評価されるか(1) 8月28日
……前の30件
HPの記事検索
ホームページの全記事

 言葉の森新聞

Google+ページ
言葉の森作文オンエア

Twitter
言葉の森@kotomori

RSS
RSSリーダー

代表プロフィール
森川林(本名中根克明)

講師ブログ
言葉の森の講師のブログ

算数の通信教育
できた君の算数クラブ

カテゴリー
全カテゴリー
ICT教育(1)
遊び(6)
新しい産業(23)
暗唱(121)
生き方(41)
息抜き(19)
いじめ(1)
インターネット(25)
英語教育(10)
オープン教育(24)
親子作文コース(9)
オンエア講座(41)
音声入力(10)
音読(22)
オンライン作文(2)
外国人と日本語(4)
科学(5)
学問コース(1)
学力テスト(2)
合宿(14)
家庭学習(92)
家庭で教える作文(55)
漢字(17)
帰国子女(12)
教育技術(5)
教育論文化論(255)
教室の話題(26)
行事と文化(1)
ゲーム的教育(4)
合格情報(27)
高校入試作文小論文(10)
構成図(25)
公立中高一貫校(63)
国語問題(15)
国語力読解力(155)
子育て(117)
言の葉クラブ(2)
言葉の森サイト(41)
言葉の森の特徴(83)
言葉の森のビジョン(51)
子供たちの作文(59)
作文教育(134)
作文検定試験(4)
作文の書き方(108)
算数・数学(22)
自習検定試験(10)
自習表(5)
自然災害(1)
実行課題(9)
質問と意見(39)
受験作文小論文(89)
小学校低学年(79)
森林プロジェクト(50)
政治経済(63)
生徒父母向け記事(61)
生徒父母連絡(78)
全教科指導(2)
センター試験(7)
創造が価値の源泉となる社会(9)
大学入試(14)
対話(45)
他の教室との違い(22)
知のパラダイム(15)
中学生の勉强(21)
中高一貫校(11)
寺子屋オンライン(101)
読書(95)
読書感想文(19)
読書実験クラブ(9)
友達サイト(7)
日本(39)
日本語脳(15)
発達障害(1)
東日本大震災(15)
facebook(29)
facebookの記事(165)
プレゼン作文発表会(20)
プログラミング教育(5)
勉強の仕方(119)
未来の教育(31)
MOOC(2)
無の文化(9)
メディア(8)
森の学校オンライン(2)
森リン(103)
問題集読書(33)
読み物(1)
四行詩(13)
未分類(378)

QRコード






 
小学生、中学生、高校生の作文(2007年4月まで)
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。