ログイン ログアウト 登録
 2025年8月保護者懇談会資料 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 5362番  最新の記事 <前の記事  2025/8/22
2025年8月保護者懇談会資料  as/5362.html
森川林 2025/08/22 07:18 


■1.夏期講習と夏期振替
 8月は夏期休業の期間があったため、午前中に夏期振替の時間を設定しました。
 また、(振替はできない)夏期講習の時間も設けました。
 今回の取り組みは小規模でしたが、希望があれば来年からはもっと本格的に取り組む予定です。

■2.2泊3日のサマーキャンプ
 8月のお盆の時期に2泊3日のサマーキャンプを行いました。
 あとで生徒限定の動画をアップします。
 参加者は、のべ約40名でしたあ。
 日程と集合場所の関係で、高学年・中学生の生徒の参加と、保護者同伴の参加が多かったです。
 那須の合宿所の近くにある那珂川は、安全な川遊びができるところで、浮き輪で川下りをするなど楽しく遊びました。
 勉強は、作文感想文はみんなしっかり書きました。
 勉強は、あまり進まなかったと思います。
 暗唱は、最初のところはみんなできました。コツが分かったのでこれから家庭で続けていくといいと思います。
 6年ぶりの合宿再開だったので、炊飯ができなかったりパソコンが使えなかったりといろいろトラブルがありました。
 しかし、現地で運転をしてくれる人や掃除をしてくれる人がいたので、次回からはもっと本格的にできると思います。
 オンラインクラスでも、生徒どうしの交流はありますが、実際にリアルで交流するとより親しくなる機会ができると思います。

■3.10月から作文検定を本格募集
 主に、外部生中心に、作文検定を10月から募集します。
 言葉の森の生徒も受検できます。
 当初、言葉の森の生徒の作文指導と同じように小6以上は1200字2時間と指定していましたが、初めての受検者にとっては基準が高いと思われたので、600字1時間としました。

■4.推薦図書検定を計画中
 小学生はよく本を読んでいますが、中学生・高校生は、読む本が軽い物語文の本が多い傾向があったので、推薦図書を決め、その図書の選択問題・要約・感想文を書くかたちの推薦図書検定を行う予定です。
 すでに、AIを利用した検定システムは特許申請しています。
 推薦図書の一覧についても原案はできていますが、今後多くの方の要望を取り入れていく予定です。

■5.勉強のデータの可視化
 勉強のデータは可視化・グラフ化する必要があります。
 以前、「森からゆうびん」で、作文や読解検定や自習の表やグラフを作成し送っていましたが、サーバー移転によりプログラムのあちこちが使えなくなっていたため、しばらくデータの可視化ができていませんでした。
 今後、作り直す予定ですので、しばらくお待ちください。

■6.小学校低学年は、字の多いしっかりした本を読む
 小学校低学年の生徒の読んでいる本を見ていると、以外に絵本のようなものが多いです。
 絵本は、中身はいいのですが、文章を読む量が少なくなります。
 「講談社青い鳥文庫」などは、全部の漢字にふりがながついています。
 子供は、ひらがなで文字さえ読めれば、普通の本でもどんどん読みます。
 低学年の生徒は、できるだけ本格的な本を読むようにしてください。

■6.2.小3までは日本語中心に
 小学3年生までに大事なのは日本語です。
 小3までに、日本語が母語として形成されるからです。
「日本人の脳: 脳の働きと東西の文化」角田忠信著
 幼児期から英語の勉強をするのは、遊び程度にやるのはいいのですが、本格的に英語の勉強をすると、日本語も英語もどちらも中途半端になる可能性があります。
 英語を勉強するのは、日本語が確立した小学4年生以降がいいと思います。

■7.小学校中学年は、親のコントロールを少なくし自主性を生かす
 小学校低学年のころから親がしっかり面倒を見てきた子は、読書力も学力も発表力もあります。
 しかし、子供が親の言うことを素直に聞くのは小学2年生のころまでです。
 小学4年生になると、子供は自立して自分の考えで行動するようになります。
 こういう年齢の変化を考えて、親は子供が小学3年生になるころから、コントロールを少なくし子供の自主性を生かすようにしていくといいです。

■8.小学校高学年は、親子の対話が充実する時期
 小学校高学年からの作文は、中学入試問題レベルの説明文の感想文が中心になります。
 作文を書く前の準備として、親が子供に似た例を話してあげると、子供の語彙力・思考力が伸びます。
 子供は中学生になると、親子の対話をしなくなりますから、小学5・6年生の間に、たっぷり対話をしてください。

■9.中学生は、勉強の中身を親が知っておく必要がある
 中学生になると、勉強面は本人にまかせてしまいがちです。
 しかし、親が子供の勉強の中身を理解しておく必要があります。
 定期テストなどのあとは、ただ点数を見るだけでなく、一緒に問題を解いてみると、子供がどういう勉強をしているかわかります。
 これは、中学1年生のころからやることが必要です。

■10.高校生は勉強だけでなく人生の話を
 高校生になると、大学入試の話が中心になります。
 しかし、これからは世の中が大きく変わります。
 どこの大学に入れるかということだけでなく、どういう人生がいい人生か、これからの社会はどうなるかというようなことを反す機会を作るといいと思います。

■11.YouTubeからAIになる可能性がある
 今は、YouTubeへの依存症が問題になっていると思います。
 今後は、AIへの依存症が生まれることが考えられます。
 AIは、聞きたいことの答えを的確に教えてくれます。
 しかし、大事なことは答えを聞くことではなく、自分なりの創造をすることです。
 子供には、いつも創造を考えて勉強するように伝えていくといいと思います。


 低学年から学力の基礎を作る
幼長、小1、小2、小3の基礎学力をひとつの講座で学ぶ。
読書の習慣、国語算数の勉強、暗唱の学習、創造発表の練習をオンラインで。


同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
懇談会・個人面談(0) 

コメント欄

コメントフォーム
2025年8月保護者懇談会資料  森川林 20250822 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
ふへほま (スパム投稿を防ぐために五十音表の「ふへほま」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

 (za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
懇談会・個人面談(0) 
コメント1~10件
「この世」と「 匿名
温かいコメントをありがとうございます。 ゆめもあの世で読ん 8/21
記事 5359番
「この世」と「 かささぎ
ゆめちゃん 亡くなられたのですね。 ゆめ日記好きでした。お 8/18
記事 5359番
昔テレビで一億 森川林
最近の研究では、ゲームは頭をよくするということが言われていま 7/17
記事 2968番
昔テレビで一億 匿名
最新の医学研究でYouTubeを筆頭としたスマホコンテンツが 7/10
記事 2968番
掛け声だけでな 森川林
 あおさん、ありがとう。  読書会、確かにいいですね。 6/12
記事 5344番
掛け声だけでな あお
読書会っていいと思います。私は2年ほど前から地域の読書会に入 6/10
記事 5344番
【合格速報】東 ののはな
東北大学へのご入学、おめでとうございます。 晴れ晴れとした 4/10
記事 5324番
【合格速報】東 とうこ
Yちゃん、ご入学おめでとうございます! 嬉しいご報告を、あ 4/10
記事 5324番
【合格速報】兵 匿名
すごい 3/26
記事 5281番
新しい教育のビ 森川林
 この勉強の目的は、どこかいい大学に入るようなことではありま 3/17
記事 5309番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
無題 はむすけ
高1の7月の読解検定で質問です。 問5と問6が全然わかりま 8/22
国語読解掲示板
2025年8月 森川林
■1.夏期講習と夏期振替  8月は夏期休業の期間が 8/22
森の掲示板
Re: 読解検 森川林
 よく読んでいるね。 「やせがまんをはったときの正三の目に 8/21
国語読解掲示板
Re: 読解検 森川林
 国語の問題は、数学のような厳密な正解というものはありません 8/12
国語読解掲示板
Re: 読解検 みきひさ
問題文にある「うれしい」と本文にある「愉快、得意な気持ち」は 8/11
国語読解掲示板
読解検定小4 みきひさ
本文7行目に「はじめ自分と同じ年くらい」と書いてあるので、は 8/11
国語読解掲示板
Re: 読解検 森川林
 易しい読解問題は、同じ内容が同じ言葉で書いてあります。 8/11
国語読解掲示板
読解検定小4 みきひさ
問題3ーBに「正三は、自分より強そうな相手にはっきりと意見が 8/11
国語読解掲示板
日本保守党 森川林
日本保守党、 反対勢力の悪口は言ってもいいけど、 少しで 8/6
森川林日記
四行詩:枠組み 森川林
 教育には枠組みが必要だ。  しかし、これまでの教育では、 8/6
森川林日記

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習