ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 5187番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/11/6
【連絡】サーバーの障害、直りつつあります as/5187.html
森川林 2024/10/07 09:31 

 これまで、サーバー障害のため、ホームページの表示が遅れていて大変ご迷惑をおかけしました。

 主な原因は、オンライクラス一覧表のクラス数が増えたために、ある時期から急にパフォーマンスが低下したことと、ちょうど同じ時期に外部からの大量のアクセス攻撃があったことです。

 現在、遅いクエリーを発行しているページをひとつずつ見つけて修正しています。
 また、外部からの攻撃については、新しいブロックサービスを入れる予定です。

 とりあえず、現在は、勉強に差し支えない程度には動くと思います。

 また、もし大幅に遅くなるようなことがあっても、データベースを一時的に再起動するなどして対応します。

 ホームページ表示遅延のために、授業に参加できなかった方は、誠に申し訳ありませんが、他のクラスに振替で参加してくださるようお願いいたします。

 振替で参加できるクラスがない場合は、ご連絡ください。

 よろしくお願いいたします。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
生徒父母連絡(78) 

記事 5186番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/11/6
学校は、勉強するところというよりも、友達と交流するところ。しかし、休み時間に交流するのではなく、勉強の中で交流するのが未来の学校 as/5186.html
森川林 2024/09/30 08:08 


 学校の重要な役割は、知的な交流の場というところにあります。

 しかし、今は、知的な学習と遊びの交流が分かれています。
 それは、知的と思われている学習が、実は、先生と教科書から与えられた知識を吸収するだけの学習になっているからです。
 これは、学習というよりも作業に近い学習です。

 作業的な学習は確かに必要です。
 しかし、それは家庭でやっていれば十分なのです。

 せっかく友達と一緒の教室で勉強しているのに、一人ひとりが孤立した状態で、先生の話を聞くだけというのはもったいない話です。

 しかし、今の30人から40人をひとまとめにした学級では、そういう授業しかできません。

 30人では、人数が多すぎます。
 しかし、マンツーマンでは、交流の機会がありません。

 これからの教育は、4、5人の気の合った仲間と勉強するような仕組みになります。

 しかし、勉強の中で知的な交流が行われるためには、勉強自体が、吸収する勉強ではなく発表する勉強である必要があります。

 知識を吸収する記憶中心の勉強では、個性は出てきません。
 自分で考えたり作ったりしたものを発表する勉強の中で、その子の個性が出てきます。

 知的な交流の前提になるのは、知的で創造的で発表的な学習なのです。

 こういう学習が可能になる条件が、ここに来て急速に整ってきました。
 それが、AI利用の学習です。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
未来の教育(31) 言葉の森のビジョン(51) 

記事 5185番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/11/6
高校3年生の作文課題は、予測問題の主題。今の問題よりも、その問題が解決したあとに来る問題を考える。――教育の分野での予測問題の主題は何か as/5185.html
森川林 2024/09/29 05:07 


 高校生の作文課題の項目は、高1が「当為の主題」、高2が「社会問題の主題」で、高3が「予測問題の主題」です。

 高1の主題の「当為」というのは、「~べきである」ということで、その「どうすべきか」という主題に合わせて、複数の方法を書きます。

 方法のひとつは、人間的な方法です。
 方法のもうひとつは、社会的な方法です。

 高校生の多くは、「自分たちの心構え」のような人間的な方法だけで書こうとします。
 しかし、それでは方法の幅が狭くなります。

 だから、もうひとつの方法は、社会的な方法を考えていくのです。

 しかし、高校生が考える社会的な方法の範囲は限られています。
 まだ、社会生活を送っていないので、観念的な方法になりやすいからです。

 高校生が、最も身近に感じる社会的な分野は「教育」です。
 だから、社会的な方法は、教育における方法ということで考えてみるといいのです。


 高2の課題の意見は、「社会問題の主題」です。
 これは、問題自体が見つけやすいと思います。

 その社会問題に合わせて、複数の原因を考えます。
 複数の原因のひとつは、時間的歴史的な原因です。
 複数の原因のもうひとつは、空間的社会的な原因です。

 社会問題の問題は多様ですが、原因は多様ではありません。
 異なる問題でも、同じような原因ということが多いのです。

 しかし、原因の裏付けとなる実例は多様です。
 だから、作文の個性は、問題や原因の中にではなく、その裏付けとなる実例の中で出していくのです。


 さて、高3の課題の主題は、「予測問題の主題」です。
 これは、現在の社会問題の先にあるものを予測するという考え方ですから、想像力が必要です。

 社会問題というものは、いずれは解決します。
 それは、多くの人が感じている問題なので、いずれ解決せざるを得ないのです。

 しかし、その解決の先に、主に解決の行き過ぎによる新しい問題が登場します。
 その新しい社会問題を予測し、それに対して対策を考えるのが予測問題の主題です。

 しかし、対策は具体的なものである必要はありません。
 問題自体が予測に基づいたものなので、対策も具体的なものではなく、対策の方向を考えるということでいいのです。

 対策の方向は、大きく4つ考えられます。
 それは、自主、民主、公開、発明です。

 問題の対策は、第一に、上からの統制ではなく自主的なものとして行う必要があります。
 対策の第二は、それが民主的に納得できるかたちで行われる必要があります。
 対策の第三は、誰もがそこに参加できる公開された場で行われる必要があります。
 そして、第四は、新しい画期的な対策は、しばしば発明によって行われる必要があるということです。

 これまでの人類の大きな社会問題は、狭い「心構えの方法」や、もう少し広い「政治や経済の方法」で解決されようとしてきました。
 しかし、根本的な解決は、「科学的な方法」で行われることがあるのです。


 話は変わって、今、世の中ではAI技術が、さまざまな分野で影響を与え、これまでのシステムの変更を迫っています。

 社会問題として考えられるのは、そのAIの進展に追いついていけない古い体制が残っていることです。

 しかし、それは多くの人が感じている問題なので、いずれ解決されるでしょう。
 解決できない体制は、滅びていきます。

 本当の問題は、その社会問題が解決されたあとにくる予測問題です。

 教育の分野で言えば、教室で先生が生徒に一斉に授業をするという現在の古い仕組みは、AIの進展によって大きく変わります。

 最初は、AIの活用は能率のよい学校教育を生み出します。
 しかし、やがて、教育は学校から家庭に移っていきます。
 家庭での教育の方が、学校での教育よりも更に能率がいいからです。

 新しい問題は、教育が家庭に移ったあとに生まれます。
 そのときの対策を今から考えておく必要があるのです。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
作文の書き方(108) 未来の教育(31) 
コメント121~130件
……前のコメント
齋藤孝さんの( 森川林
 日本では、思いつきの作文指導が多すぎます。  作文教育に 11/28
記事 4864番
日記を書かせる 森川林
 日記指導なんてさせるものではないというのが私の持論です。 11/27
記事 4863番
齋藤孝さんの( 森川林
勉強は、面白くなければなりません。作文も、そうです。 しか 11/26
記事 4862番
これから世の中 もは
 もうすでに、世の中の方向は大きく変わりました。  だから 11/26
記事 4861番
齋藤孝さんの( 森川林
穴埋め式の作文指導をすると、作文力のある子は、面倒に思って嫌 11/25
記事 4860番
齋藤孝さんの( 森川林
ブンブンどりむは、結局、作文教育について何の理念も思い入れも 11/24
記事 4859番
齋藤孝さんの( 森川林
勘違いした作文教育を受けて、作文を書くことが嫌いになりそのま 11/24
記事 4859番
小学1年生から 森川林
小学1年生でいちばんのおすすめの習い事は作文です。 私のう 11/18
記事 4853番
プリペイドカー 森川林
AI翻訳の時代には、和製英語が生きてくる。 このことに気づ 11/15
記事 4847番
「読書をする子 森川林
低学年のよくできる子は、特に勉強しすぎないことが大事です。 11/14
記事 4846番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
画像送信テスト 森川林
回回回 11/2
森川林日記
Thunder 森川林
https://www.thunderbird.net/ja 10/29
森川林日記
この忙しいとき 森川林
この忙しいときに、というかいつも忙しいけど、今は特にというと 10/28
森川林日記
もう二度とGm 森川林
 Gmailが突然、大量のPOP3は受信できないようにした。 10/28
森川林日記
2025年10 森川林
△ミズヒキグサ ●紙ベースの勉強が基本。デジタルの 10/22
森の掲示板
3I/Atla 森川林
それは、いい結果になるだろう。 10/2
森川林日記
SDGsとかL 森川林
SDGsとかLGBTQとかいう新しい言葉を使う人は、考えの浅 9/27
森川林日記
千葉県立千葉中 森川林
受験生に点数の差をつけるためだけのテスト。 横浜市立南 9/25
森川林日記
2025年9月 森川林
●家庭学習の習慣を  小学生のうちから家庭学習 9/22
森の掲示板
OCRのオシロ 森川林
今からOCRのオシロンの作り直し。 これまでgoogl 9/20
森川林日記

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習