作文の特に得意でも特に苦手でもない普通の子の勉強法 作文の勉強は、正しい答えを知る勉強ではなく、自分で考える勉強 テストのための学力ではなく、自分なりに考えるための学力を 「授業と予習の掲示板」ほか更新 国語力とは、多くの言葉を自分の手足のように自由に使える力(facebook記事より)

記事 1512番  最新の記事 <一つ前の記事 一つ後の記事> 2017/10/22 
言葉の森の勉強を始めたばかりのみなさんに
森川林 2012/04/06 18:39 



 作文の勉強は、あらゆる勉強の中でいちばん難しいものだと考えてください。世間には、ドリルをやるような感覚で楽しく書けることを売り物にしている作文教室もあると思いますが、ドリル形式でだれでもできるような勉強では力がつきません。中身のある勉強をするためには、それなりの苦労が必要なのだと考えておいてください。

 長続きさせることがいちばん大事です。作文の勉強が本格的に難しくなるのは小学校5年生からです。小学校1年生から4年生までは、そのための準備という面もあります。勉強は長く続けることが大切です。なかなか進歩しないように見える時期があっても、長く続けた子は必ず力がついてきます。
 長く続けるために大事なことは、無理をしないことです。うまく書けなかった、自習ができなかった、何度か休んでしまった、というようなことがあっても、おおらかな気持ちで見ていくことです。決して、叱ったり注意したりしないように、いつもその子のいいところを見て褒めて励ますようにしていってください。

 困ったときは、すぐに教室に相談の電話をしてください。
 お母さんと子供の二人だけの関係では、うまく行かないときに勉強が行き詰まることがあります。そういうときはすぐに教室にお電話でご相談ください。
・子供が作文を書けないとき
・自習ができないとき
・時間がかかるとき などなど。

 子供の書いた作文は、できるだけ直したり注意したりしないようにしてください。どの子の作文も、大人が見れば、注意するところがたくさんあります。しかし、それは、注意して直せばいいというものではありません。注意するよりも、普段の読書や対話に力を入れて、自然に注意しなくても済むようにしていくというのが基本的な考え方です。

 そして、他人との比較や競争をできるだけしないようにしてください。点数や競争で意欲を持たせると、必ずあとで反動があります。点数や競争や賞罰でがんばらせると、そういうものがなければがんばれない子になってしまいます。意欲は、競争によってではなく、両親の温かい関心によって生まれるものだと考えていってください。

 自習も無理をしないようにしてください。音読、暗唱、読書、問題集読書など、すべてが生活の一部としてできるようになれば申し分ありませんが、そうはならない子の方が大多数です。自習ができなくても、それで勉強が進まないわけではありません。それぞれの家庭の実情に応じて無理なく続けられるものだけを続けていってください。しかし、最低限、毎日の読書は続けていくといいと思います。低中学年では、特に、読書は勉強よりも優先して行うようにしていってください。その方が、あとで必ず実力がついてきます。


同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
生徒父母向け記事(61) 勉強の仕方(119) 

コメント欄

コメントフォーム
言葉の森の勉強を始めたばかりのみなさんに 森川林 20120406 に対するコメント

▽コメントはここにお書きください。
 ハンドルネーム又はコード:

(za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
メルマガの配信
▼バックナンバー
○一般用 ダイジェスト版
○生徒用 完全版

Facebookページ
言葉の森作文ネットワーク
いいね! 16,301件
新着コメント1~10件
コメントは24時間以内に表示
プレゼン作文発 森川林
 これまでのプレゼン作文発表会は、あらか 10/20
雨の日は明るい nane
 自分の子供が小さかったとき、「もしこの 10/20
雨の日は明るい 森川林
 いつも明るい気持ちでいるのが難しいとい 10/20
受験作文コース nane
 受験作文コースで練習した生徒は、合格し 10/19
受験作文コース 森川林
 入試に作文試験があり、それがかなり得点 10/19
小1オンライン nane
 子育てには、やりすぎの問題と、やらなさ 10/18
小1オンライン 森川林
 勉強の仕方のコツを知っていると知らない 10/18
小1オンライン nane
 私は、いつも同じことを言っていますが、 10/17
小1オンライン 森川林
 今回は、小1の生徒を中心にしていました 10/17
学力向上の秘訣 nane
 知っていることと、できることは、かなり 10/16
……次のコメント

オープン教育 1~10件
オープンの川
過去の記事

過去の1~30件目を表示
■作文の特に得意でも特に苦手でもない普通の子の勉強法 4月5日
■作文の勉強は、正しい答えを知る勉強ではなく、自分で考える勉強 4月4日
■テストのための学力ではなく、自分なりに考えるための学力を 4月3日
■「授業と予習の掲示板」ほか更新 4月2日
■国語力とは、多くの言葉を自分の手足のように自由に使える力(facebook記事より) 3月30日
■子供を創造姓のある子に育てるには親が創造的な生活の後ろ姿を(facebook記事より) 3月29日
■勉強の意欲は、点数や賞品ではなく笑顔から(facebook記事より) 3月28日
■ないものを求めるよりも、あるものを生かして使う(facebook記事より) 3月27日
■作文の中にユーモアを入れる練習 3月26日
■言葉が現実を動かす日本語の仕組み(facebook記事より) 3月25日
■常に進歩する人間には、常に新しいフロンティアが必要(facebook記事より) 3月24日
■要約の仕方にもコツがある(その1) 3月23日
■言葉の持つ不自由さが笑いと創造を生み出す(facebook記事より) 3月23日
■作文をパソコンで入力する方法。将来は短い方がいい文章に 3月22日
■日本のことをもっとよく言おう(facebook記事より) 3月22日
■森林プロジェクトでの作文の勉強の進め方 6 「日本から生まれる未来の創造文化産業」 3月21日
■創造力を持つ植物、まだ創造力をうまく使えない人間(facebook記事より) 3月21日
■勉強は試行錯誤の中で足腰を鍛えるためのもの(facebook記事より) 3月20日
■小学生の日記や作文の宿題の取り組み方(facebook記事より) 3月19日
■創造力=(知識+経験)×創造性÷2(facebook記事より) 3月18日
■新学年は、家庭学習を新しく始めるチャンス 3月17日
■正直と思いやりの日本文化(facebook記事より) 3月17日
■mori7.netのサーバー直りました 3月16日
■現在、netサーバーが停止中 3月16日
■国語の苦手な子が国語力をつけるには易しい読書、国語の得意な子が国語力を伸ばすには難しい読書(facebook記事より) 3月15日
■森林プロジェクトでの作文の勉強の進め方 5 「子供たちの音読長文を作る『オープン長文』運動」 3月14日
■国語力をつける方法は簡単と言えば簡単(facebook記事より) 3月14日
■森林プロジェクトでの作文の勉強の進め方 4 「新しいスタイルの作文発表会で、子供の成長を中心にした社会に」 3月13日
■学校に子供を合わせるのではなく、子供に学校を合わせよう。(facebook記事より) 3月13日
■森林プロジェクトでの作文の勉強の進め方 3 「子供たちが作文を書いているとき、書いたあと」 3月12日
……前の30件
HPの記事検索
ホームページの全記事

 言葉の森新聞

Google+ページ
言葉の森作文オンエア

Twitter
言葉の森@kotomori

RSS
RSSリーダー

代表プロフィール
森川林(本名中根克明)

講師ブログ
言葉の森の講師のブログ

算数の通信教育
できた君の算数クラブ

カテゴリー
全カテゴリー
ICT教育(1)
遊び(6)
新しい産業(23)
暗唱(121)
生き方(41)
息抜き(19)
いじめ(1)
インターネット(25)
英語教育(10)
オープン教育(24)
親子作文コース(9)
オンエア講座(41)
オンエア作文(2)
音声入力(10)
音読(22)
外国人と日本語(4)
科学(5)
学問コース(1)
学力テスト(2)
合宿(14)
家庭学習(92)
家庭で教える作文(55)
漢字(17)
帰国子女(12)
教育技術(5)
教育論文化論(255)
教室の話題(26)
行事と文化(1)
ゲーム的教育(4)
合格情報(27)
高校入試作文小論文(10)
構成図(25)
公立中高一貫校(63)
国語問題(15)
国語力読解力(155)
子育て(117)
言の葉クラブ(2)
言葉の森サイト(41)
言葉の森の特徴(83)
言葉の森のビジョン(51)
子供たちの作文(59)
作文教育(134)
作文検定試験(4)
作文の書き方(108)
算数・数学(22)
自習検定試験(10)
自習表(5)
自然災害(1)
実行課題(9)
質問と意見(39)
受験作文小論文(89)
小学校低学年(79)
森林プロジェクト(50)
政治経済(63)
生徒父母向け記事(61)
生徒父母連絡(78)
全教科指導(2)
センター試験(7)
創造が価値の源泉となる社会(9)
大学入試(14)
対話(45)
他の教室との違い(22)
知のパラダイム(15)
中学生の勉强(21)
中高一貫校(11)
寺子屋オンエア(101)
読書(95)
読書感想文(19)
読書実験クラブ(9)
友達サイト(7)
日本(39)
日本語脳(15)
発達障害(1)
東日本大震災(15)
facebook(29)
facebookの記事(165)
プレゼン作文発表会(20)
プログラミング教育(5)
勉強の仕方(119)
未来の教育(31)
MOOC(2)
無の文化(9)
メディア(8)
森の学校オンエア(2)
森リン(103)
問題集読書(33)
読み物(1)
四行詩(13)
未分類(378)

QRコード






 
小学生、中学生、高校生の作文(2007年4月まで)
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。