記事 2460番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2020/2/23
外国人と日本語――それぞれの関心に合わせた日本語の本の読書会を計画中
森川林 2015/11/08 10:51 


 外国語を学ぶ動機の中に、読みたい本がその外国語でなければ読めないということがあると思います。

 私(森川林)も、昔、プログラミングの勉強をしようと思ったころ、日本にはいい本がないので、英語の本を取り寄せて読んだことがあります。
 英語を勉強することそのものを目的にしていたのでは、英語の本など読まないのですが、自分で知りたいことがあると自然にそういうことができてしまったのです。

 言葉の森のfacebookグループ「日本語for外国人の島」には、今約340人の参加者がいます。
 参加している外国人の方に共通しているのは、日本のアニメの魅力にひかれて日本の文化に関心を持ったということのようです。

 日本には、アニメ以外にも、欧米にはない独自の豊かな文化があります。この日本の文化を、外国人の日本語学習に生かすことができるのではないかと思ったのです。

 外国人が日本語を学ぶが場合、日本語の文法や単語や短い会話の習得のようなものから入ることが多いと思います。
 しかし、それらのテキストを見てみると、独学でやり続けるには意志力と忍耐力がかなり必要なように思えます。

 日本には、これから両親が外国人だという子供も増えてきます。それらの子供たちに共通している問題があるようです。
 日本語は規則性が高いので、日常会話のレベルでは友達との交流の中ですぐに身につきます。しかし、小5以上になり、勉強の中に概念的な言葉が出てくると、読む力が弱い子は勉強についていけなくなることが多いというのです。

 そこで考えたのが、日本語の本による読書会です。
 日本には、さまざまなジャンルの本が、易しいものから難しいものまで多様にそろっています。外国の本を翻訳したものであれば、そのま英語の原本が対訳として使えます。

 日本語のできる日本人が中心になり、日本語を学ぼうとする外国人や外国人の子供たちを対象に、それぞれの興味とレベルに合わせた日本語の本の読書会を開くのです。
 この読書会には、外国にいる日本人の子供たちや、帰国子女の子供たちも参加できます。

 現在、googleハングアウトやskypeで、距離や国境に関係なく、顔を見ながらリアルタイムで会話が楽しめるクラウドサービスが無料で利用できるようになっています。

 これらのインターネット技術を利用して、今後、「日本語for外国人の島」や「帰国子女の原」のfacebookグループの中で、日本語の本の読書会を開いていきたいと思っています。
 そういうことに関心のある日本人の方は、ぜひご参加ください。
 参加フォーム/言葉の森企画
国語力がつく読解検定2月
学校、塾、地域の団体受検もできます。 解き方のコツは、「読解・作文力の本」を参考にしてください。 言葉の森
 

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
読書(95) facebook(29) 外国人と日本語(4) 

コメント欄

touko 2016年9月10日 1時25分 77 
「好きこそものの上手なれ」
興味のあることを学ぶためなら、ツールである言語の習得もより容易になりますね。


コメントフォーム
外国人と日本語――それぞれの関心に合わせた日本語の本の読書会を計画中 森川林 20151108 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
さしすせ (スパム投稿を防ぐために五十音表の「さしすせ」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

(za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
新着コメント1~3件
3.1週の授業 nane
 せいかつ文化コースの動画には、子供のこ 2/22
3.1週の授業 森川林
 「雑草の枯れ草で納豆を作ろう」というの 2/22
読点の打ち方 匿名
このもんだいすき 2/21
……次のコメント

オープン教育 1~3件
オープンの川
鳥の村 1~3件
鳥の村
虹の谷 1~3件
虹の谷
過去の記事

過去の1~30件目を表示
■森林プロジェクトの話――作文検定と交流会 11月6日
■中学生の勉強は、差のつく数学、大事な国語、読む英語 11月6日
■遊びは創造性を育てる勉強 11月5日
■中学生になる前に、勉強に取り組む姿勢を作る 11月4日
■高校生になったら、易しい本をたくさん読むよりも難しい本に挑戦 11月2日
■子育ての重要な目標は、一に勉強、二に個性を育てること――子供の教育は学校+家庭学習で 10月31日
■中学生の勉強法――教材は1冊主義で 10月29日
■遊びの持つ創造性――プログラミング教育は枠のない遊び 10月28日
■作文と読書の深い関係 10月27日
■中学生以上の生徒に必要な考える勉強 10月26日
■親子三代で楽しめる暗唱長文を作成中 10月24日
■帰国子女の国語力は、学校ではなく家庭で 10月23日
■9月の森リン大賞より(小6の部) 10月21日
■子供たちの個性と創造性を育てるためのオンエア特別講座 10月15日
■低学年からの勉強は作文と国語 10月14日
■小中高一貫指導の作文は言葉の森 10月13日
■創造教育、本質教育、技道(わざみち)文化、家元産業 10月12日
■国語力をつける言葉の森の作文 10月9日
■受験は作文力記述力で差がつく 10月8日
■facebookページで「親子で遊ぼうワンワンワン」グループを紹介 10月8日
■教育は変わる 2 10月7日
■教育は変わる 1 10月6日
■上達が早い電話指導の作文教室 10月5日
■精読とはゆっくり読むことではなく素早く何度も読むこと 10月4日
■作文に生かすことわざの引用と加工 10月3日
■「受験直前まで過去問をやらないように」という塾 10月2日
■中学・高校・大学入試の志望理由書の書き方(再掲) 10月2日
■受験作文小論文コースの解説作成やっと終わる 10月1日
■低学年のうちから自分で勉強する習慣を――そして厳父慈母の実践 10月1日
■学年別作文の特徴と指導のポイント2 9月28日
……前の30件
RSS
RSSフィード

カテゴリー
全カテゴリー

QRコード


通学できる作文教室
森林プロジェクトの作文教室

リンク集
現在作成中です。





 
小学生、中学生、高校生の作文(2007年4月まで)
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。