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やり続ける力でいつの間にか山頂に着く as/3291.html
森川林 2018/04/27 09:55 

 ウサギとカメの話ですが、日本人はこの倦(う)まず弛(たゆ)まず努力するという姿勢を文化的に身につけているようです。
 「転石苔を生ぜず」という言葉は、日本と欧米では正反対の意味でとらえられています。

 ところが、今の社会は、情報も豊富でさまざまなツールやソフトも豊富なので、子供たちがつい目移りして次から次へといろいろなことに手をつけるという状態になってきました。

 勉強の基本は1冊の参考書を5回読むことですが、多くの子は、それよりも5冊の参考書を1回だけ読むことを好みます。
 時には、読みかけのものを更に何冊も読むということもあります。

 子供がまだ親の言うことを聞く小学校低学年のころから、この1冊を5回という勉強の姿勢を習慣にしておくと、あとでその姿勢が必ず役に立ってきます。

 この継続には、一緒に勉強を続ける友達というのも大事です。
 言葉の森が、作文のオンライン少人数クラスを始めたのは、退屈になりがちな勉強を友達どうしの交流で活性化していこうと考えたからです。

▽関連記事
「長く続けられる習い事で「GRIT(やりぬく力)」を育てる」
https://www.mori7.com/index.php?e=2825
====
 「やり抜く力 GRIT(グリット)」という本に、成果をもたらすものは、才能ではなく、「やりぬく力」だと書かれています。
 これは、実証的な調査研究なので、説得力があります。

 日本には、「石の上にも三年」という言葉があります。
 結果が見えないようなものについても、やり続けていると、そこから自ずから開けてくるものがあるということです。
 こういう人生観は、その人の生活すべてにわたっていると思います。

 これまで見てきた子供たちについても、やりぬく力のある子は、そのときは特に優れているように見えなくても、長い年月の間に必ず力をつけ、最初から才能があるように見えた子を追い越していきます。

 このように考えると、子供に何か習い事をさせるときも、長く続けられるものを選ぶことがいいのだと思います。
 小1から始めて高3まで続けられるようなものがあれば、それを中心にして子育てをしていくのです。
 ただし、それは子供が好きなものであることが前提になります。
====


 対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

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コメント欄

森川林 2018年4月27日 9時59分  
 世の中には、画期的ないい方法というものは滅多にあるものではありません。
 勉強でも、仕事でも、長く続けることがいちばんいい方法です。
 そして、その時間をかけたものが、その人の個性になっていくのです。


nane 2018年4月27日 10時4分  
 情報機器が発達した便利な世の中では、時間をかけずに済ませることのできるものが増えてきました。
 しかし、だからこそ何に時間をかけるかということが大事になってきます。
 子供の勉強も、能率よく全部やろうとするのではなく、大事なものに絞って時間をかけていく方が結局は本当の実力がつくのです。

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