記事 3573番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2020/7/5
しばし近況報告――昔の生徒が教室に来てくれました
森川林 2019/02/20 16:31 

 本日、はるばる石川県の金沢から、昔の生徒のちえみちゃんがが新しい教室に訪ねてきてくれました。
 facebookのメッセージで中根に連絡をくれていたそうですが、寺子屋オンラインのデータベースの統合のあとの処理に時間がかかり、この数ヶ月、facebookもメールもたまっていたのです。(ためすぎ)

 しかし、今日のちょうど先ほど、重要なところのテスト送信が済んだので、これからはきちんと返事ができると思います。
 ということを、しばしば言っているような気もしますが。(^^ゞ

 さて、今日、教室に来てくれたのは、昔大学生のときに一度教室に来てくれて以来だから10年ぶりだったそうです。
 確か、初めて言葉の森に来たのは、小学1年生か2年生ぐらいだったと思います。

 生徒コードをひらがなの約60進法でつけていますが、ちえみちゃんの生徒コードは「か○」です。
 うちの上の子が「う○」で、下の子が「か○」で、ふたりとも小1から言葉の森を始めていたので、たぶん小1か小2の始めごろだったと思います。
 そのころは、もちろんまだ小さい子だったのですが、今日の印象は昔と同じでした(笑)。

 ちなみに、生徒コードの60進法とは、最初が「あ」で、「ん」まで行ったら、次は「ああ」になり、「あん」のあとは、「いあ」になるという進み方です。今新しく言葉の森に来る人の生徒コードは、「あいめ○」あたりです。
 こんなことをやっているから時間がかかるんだと言われそうですが。

 さて、ちえみちゃんは、大学院を卒業して博士号を取り(首席で大学院を卒業したそうですが)、今は講師として大学生に教えているそうです。
 ただし、たぶん今の研究者は、上が詰まっているのでいろいろ大変なのだと思います。
 少子化で、大学生の数も減っているので、日本のほかの分野の仕事と同じように、自分の仕事を発展させようと思ったら、新しいことを切り開かなければならなくなっているのだと思います。

 そんなことも含めて9時半から11時半ごろまでたっぷりと話をし、最後は教室の前で記念写真を撮りました。
 そのうち那須合宿所で、昔生徒だった人で同窓会をしようなどと話をしたら結構乗り気でした(笑)。

 これまでは通学の教室とは言っても、みんなそれぞれ作文を書くだけなので、友達どうしの交流というのはあまりありませんでした。
 通信の場合は、更に、先生と生徒とのやりとりだけですから、同窓生と言ってもピンと来ません。
 しかし、今後、寺子屋オンラインなどのZoomの画面で生徒どうしが発表をし合うと、仲のいい友達も生まれてくると思います。

 実際に、昨年合宿所に参加した人の多くが、寺子屋オンラインに参加している生徒でした。
 普段の勉強の中で、お互いにどんなことをやっているかとか、どんな本を読んでいるかということがわかるので、安心して参加できるのだと思います。

 今までは、便利さとかコストとかいう単純な価値を基準にしたグローバリズムの時代でした。だから、amazonなどがさまざまな市場を支配するようになってきたのです。
 しかし、これからはそういう単純な価値以外のもっと人間の個性に根ざしたものが重視されるようになってきます。
 その個性を形成するものは、かけた時間です。

 友達関係でも、便利さとかコストとかいう基準で友達を選ぶ人はいません。その友達と過ごした時間が重要になります。

 これからの教育は、特に個性の教育になってきます。
 現在のオンライン教育と呼ぼれているもののほとんどは、便利さとコストをその教育の優位性として位置づけています。
 しかし、これからは、それらはやがて古いオンライン教育と呼ばれるようになると思います。

 言葉の森のオンライン教育は、便利さとコスト以外の要素をむしろ重視しています。
 それは、友達と過ごす知的な密度の濃い時間を大事にすることです。

 だから、小学校低学年から言葉の森を始めた生徒が、友達と作文を書いたり発表をし合ったりしながら成長し、高校生になっても大学生になっても、更には親になっても(ここ数年、昔生徒だった親の子が言葉の森に来てくれるようになりましたが)、友達のままでいるという状態を目指しているのです。

 久しぶりに教室に来てくれたちえみちゃんと話をしながら、そんなことを考えました。
 そのうち、facebookで同窓会を企画したいと思います。
 参加フォーム/言葉の森企画
国語力がつく読解検定7月
学校、塾、地域の団体受検もできます。 解き方のコツは、「読解・作文力の本」を参考にしてください。 言葉の森
 

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
教室の話題(26) 

コメント欄

森川林 2019年2月20日 17時41分  
 作文教室の先生は、昔の生徒というのはよく覚えているものです。
 これが作文ではなく勉強を教えるだけだったら、あまりそういうことはないのかもしれませんが、作文の場合は、その子がずっと昔に書いた内容も思い出すことがよくあります。
 また、生徒自身も、作文に取り組むときの姿勢は、自分の心をありのままに書くことが多いので、それを認めてもらうことがうれしいのです。
 作文の勉強というと、今は入試で作文があるからという目的もありますが、より本質的な目的は、自分と向き合う時間を持つことで、それが子供のものの見方や考え方を深め、個性的なものにしていくのです。


コメントフォーム
しばし近況報告――昔の生徒が教室に来てくれました 森川林 20190220 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
てとなに (スパム投稿を防ぐために五十音表の「てとなに」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

(za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
新着コメント1~3件
夏のオンライン nane
 言葉の森の少人数オンラインクラスは、未 7/3
夏のオンライン 森川林
 夏のオンラインスクールを開講します。 7/3
エデュナビで「 nane
 私は、言葉の森の設立当初から、教育の目 6/26
……次のコメント

オープン教育 1~3件
オープンの川
鳥の村 1~3件
鳥の村
虹の谷 1~3件
虹の谷
過去の記事

過去の1~30件目を表示
■【合格速報】横浜市立南高校附属中学校 2月20日
■【合格速報】武蔵中学校 2月18日
■不合格なんて気にしない――その学校に人を見る目がなかっただけ 2月18日
■創造力と発表力を育てる新しい学習/オンライン発表学習クラス 2月17日
■新しい作文の勉強法――寺子屋オンライン作文 無料体験学習受付中! 2月17日
■親子の対話でいい子に育つ――小学1年生から始める親子作文のおすすめ 2月16日
■春休み横浜の港南台教室で読書作文キャンプ 2月16日
■国語力がつく「読解検定」3月から 2月15日
■考える力を深める新小5、新小6年の勉強 2月14日
■【合格速報】早稲田大学本庄高等学院 2月13日
■新中学生の勉強の仕方 2月13日
■【合格速報】横浜国大附属鎌倉中学校 2月12日
■【合格速報】東京都立桜修館中等教育学校 2月12日
■言葉の森の「読解・作文力」の本が、書店に並べられています 2月12日
■言葉の森の「読解・作文力」の本が、リセマムで紹介されました 2月12日
■言葉の森の作文学習が新しくなりました――寺子屋オンライン作文 2月12日
■読解力は、読む力と解く力でできている 2月10日
■授業の動画2.3週をアップロード、発表室の画像アップロードもできます 2月10日
■【合格速報】千代田区立九段中等教育学校 2月9日
■子供でも、生徒役より先生役の方が好き 2月9日
■【amazon速報】「参考書>国語」の分野でベストセラー1位に 2月9日
■amazonの在庫がなくなり1~2か月待ちになっていますので、楽天ブックスやご近所の書店へ(その後「在庫あり」に) 2月8日
■【合格速報】栄光学園中学校 2月8日
■読解力をつける作文・感想文の勉強 2月8日
■勉強は本来面白いもの、それを生かすのが自分から発表する機会 2月7日
■さきほど郵送で、「小学生のための読解・作文力がしっかり身につく本」という長いタイトルの本がとどきました 2月6日
■寺子屋オンライン作文クラスの体験学習の流れ【漫画】 2月6日
■【合格速報】東京都立白鴎高等学校附属中学校 2月5日
■【合格速報】滋賀大学教育学部附属中学校 2月5日
■【合格速報】渋谷教育学園渋谷中学校 2月5日
……前の30件
RSS
RSSフィード

カテゴリー
全カテゴリー

QRコード


通学できる作文教室
森林プロジェクトの作文教室

リンク集
現在作成中です。
Zoomサインイン
ソースネクスト
FJNBP-1337-6644-8260-5410




 
小学生、中学生、高校生の作文(2007年4月まで)
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。