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小学1、2年生は学校での勉強より家庭の文化 as/3713.html
森川林 2019/05/12 03:51 

 小学1年生の段階では、学校で習う勉強もかなり易しいものですから、勉強面で大きな差があるようには見えません。
 そして、少し熱心に取り組めば、成績もすぐに上げることができるような気がします。

 しかし実は、成績に表れないところで、小学1,2年生の子供の実力はすでにかなり大きく開いているのです。
 だから、小学1,2年生の勉強は、教科の勉強として行う以前に家庭の文化として行なっていく必要があります。

 この文化の差が、かなり大きいのです。
 例えば、食事中にテレビを見ながらご飯を食べている家庭と、食事中にさまざまな話題を楽しみながら食べている家庭とでは、子供の読解力や表現力は大きく違ってきます。
 それは、国語の問題集を何時間か行ったぐらいで逆転できるものではありません。

 読書についても、本の好きな子は毎日必ず本を読んでいます。
 しかし、小学生の中には、たまにしか本を読まないという子もかなりいます。
 表面にはあまり表れてこないこの読書量の差が文化の差なのです。

 言葉の森の寺子屋オンライン学習は、単に勉強を教えるだけでなく、この家庭の文化を豊かにする方向でも取り組んでいきたいと思っています。

 受験勉強は、学年が上がり必要になってから行うものではなく、ある意味で小学1年生から勉強ではない家庭の文化の面で始まっていると言えるのです。


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コメント欄

森川林 2019年5月12日 3時57分  
 小学校低学年の家庭における教育文化とは、楽しい読み聞かせ、又は楽しい読書と、楽しい対話です。
 つまり、楽しく日本語を豊かにしていくことが、その子の情緒を育て、学力を育てていくのです。

nane 2019年5月12日 4時4分  
 子供と楽しくお喋りしながら、子供の日本語を豊かにしていくためには、親は単に知識だけで話をしないことです。
 大人の知っている知識を子供に教えるような対話では、子供は楽しさを感じません。
 それは、学校で授業を聞いているようなものだからです。
 そうではなく、親の体験談と、そのときに思ったことをアドリブで話すのです。
 子供の語彙を豊富にするのは、そういう生きた会話なのです。

YYYY 2019年5月12日 23時36分  
うちの子はとても漫画本に最近はまっています。
この記事での読書に漫画本を読むことは含まれないと思いますが、
漫画本では補えない読書の効果について教えてください。
よろしくお願いします。

森川林 2019年5月13日 3時50分  
 YYYYさん、こんにちは。
 読書好きの子は、漫画も好きです。
 だから、漫画自体が良いのでも悪いのでもありません。
 大事なのは、漫画以外の、つまり字のスペースが絵のスペースよりも多い本を読んでいるかどうかです。
 読書とは、絵の助けを借りずに文章だけで内容をイメージ化し読み取る力をつけることができるものだからです。

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